7月ドラマ2026全作品一覧!放送日・キャスト・視聴率ランキングを徹底比較
2026年の夏ドラマは、堺雅人主演の『VIVANT』続編、反町隆史が鬼塚英吉を再び演じる『GTO』、趣里主演の『大空港~GATE24~』など、話題性の高い作品がそろった。医療ドラマ、リーガルサスペンス、恋愛ドラマ、警察ドラマまでジャンルも幅広く、放送枠だけでは作品の魅力を判断しにくいシーズンとなった。
7月期のドラマを選ぶうえで注目したいのは、放送開始日やキャストだけではない。ビデオリサーチが2026年10月21日に公開した夏ドラマの視聴率データでは、リアルタイム視聴とタイムシフト視聴で作品の見られ方に違いが表れている。10月29日時点では、放送を終えた作品の評価を振り返るとともに、2クール放送の『VIVANT』のように秋以降も続く作品の動向にも目を向けたい。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 放送曜日別の一覧:2026年7月期の主要な地上波・BS・WOWOW作品を、放送開始日・時間・主演キャストとともに整理。
- 注目作の比較:『VIVANT』『GTO』『豊臣兄弟!』『大空港~GATE24~』のあらすじ、出演者、見どころを解説。
- 視聴率の読み方:平均視聴率、リアルタイム視聴率、タイムシフト視聴率を区別し、人気ランキングを多角的に比較。
【2026年7月期ドラマ一覧】放送曜日別に作品・開始日・主演キャストをチェック
2026年夏ドラマの一覧を確認すると、ゴールデンタイムの大型作品だけでなく、深夜帯の恋愛ドラマや地域局制作の作品、BS・WOWOWのオリジナルドラマまで、多様な選択肢がある。以下はオリコンニュースの夏ドラマ一覧などを基に整理した放送曜日別のガイドだ。放送時間は番組編成上の表記を基本とし、24時以降は深夜枠として記載している。地域によって放送時間が異なる場合がある。
月曜日のドラマ
『ブラックトリック~裁きを操る弁護人~』:7月20日スタート、フジテレビ系・21時。主演はGACKT。嘘を武器に依頼人を救い、法廷で真実を暴くリーガルエンターテインメント。
『GTO』:7月20日スタート、関西テレビ・フジテレビ系・22時。主演は反町隆史。伝説の教師・鬼塚英吉が再び教育現場に立つ。
『夫を殺したはずなのに』:7月6日スタート、テレビ東京系・23時6分。主演は内田理央。タイトルが示す謎を軸に展開するサスペンス。
『もう1度夫婦になりますか?~カモフラージュ夫婦~』:7月6日スタート、日本テレビ系・深夜0時24分。主演は森迫永依、前田公輝。不倫サスペンスと夫婦の関係を描く。
『35歳、今さら恋とかありえない』:7月6日スタート、TOKYO MX・深夜1時5分。主演は石黒英雄、入来茉里。大人の恋愛をテーマにした作品。
『陽キャ集団にいる芹沢は、俺の前だと様子がおかしい』:8月10日スタート、読売テレビ・深夜1時29分。主演は小泉光咲、四坂亮翔。学校生活を舞台にした青春系作品。
火曜日のドラマ
『クロスロード ~救命救急の約束~』:7月7日スタート、テレビ朝日系・21時。主演は今田美桜。救命医、救急隊員、警察官らが直面する現場の葛藤と成長を描く医療ドラマ。
『さよならノワール』:7月7日スタート、フジテレビ系・21時。主演は小池栄子。火曜夜のサスペンス枠として注目された作品。
『君の好きは無敵』:7月14日スタート、TBS系・22時。主演は松本若菜。キャラクタービジネス業界を舞台に、「好き」を形にする人々を描くラブコメディー。
『コントラスト』:6月30日スタート、フジテレビ関東ローカル・FOD、深夜0時45分。主演は井内悠陽、阿久根温世。対照的な青年2人の恋愛を描く青春ストーリー。
『スピナーベイト』:6月30日スタート、フジテレビ系・深夜1時30分。主演は加藤清史郎。少年たちの関係性と日常の違和感を軸にした青春クライムサスペンス。
『幸せになりたいマサムネくん』:7月8日スタート、MBS・TBS系の深夜枠。放送時間は局によって異なる。
水曜日のドラマ
『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~Season2』:7月22日スタート、テレビ朝日系・21時。主演は大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒。捜査支援部門を中心に事件解決へ挑む警察ドラマ。
『Tokyo middle 30』:7月22日スタート、フジテレビ系・22時。主演は仲里依紗。30代の生き方や人間関係を題材にした作品。
『ファーストクライ 母子救命救急班』:7月8日スタート、日本テレビ系・22時。主演は比嘉愛未。母子救命救急の現場を舞台にした医療ドラマ。
『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』:7月1日スタート、カンテレ・フジテレビ系・23時。主演は横山裕。連続殺人犯をめぐるサスペンス。
『ドライな同期の溺愛癖』:7月8日スタート、BSテレ東・深夜0時。主演はゆいかれん、藤林泰也。
『おちたらおわり』:7月1日スタート、中京テレビ・日本テレビ系・深夜0時24分。主演は宇垣美里。
『君は夏のなか』:7月1日スタート、テレビ東京系・深夜0時30分。主演は奥智哉、杢代和人。夏を背景にした青年たちの物語。
『ヤンキー激戦区の四天王がアイドルグループに転生したら?』:6月10日スタート、日本テレビ系・深夜1時9分。≠MEのメンバーらが出演する、転生とアイドルを組み合わせた作品。
木曜日のドラマ
『大空港~GATE24~』:7月23日スタート、テレビ朝日系・21時。主演は趣里。空港の税関を舞台に、物品に残された手掛かりから真実を探る。
『ラストノート』:7月9日スタート、フジテレビ系・22時。主演は内田有紀、寺西拓人。
『親愛なる夫へ~完璧な妻の嘘~』:7月3日スタート、読売テレビ・日本テレビ系・23時59分。主演は田中麗奈、古川雄大。
『夫に不倫をお願いされました』:7月9日スタート、テレビ大阪・深夜0時。主演は中村ゆりか、佐野玲於。
『一緒にごはんをたべるだけ』:7月2日スタート、テレビ東京系・深夜0時。主演は早見あかり、伊藤健太郎。
『夫婦と16歳~狂気の隣人~』:7月2日スタート、テレビ東京系・深夜0時30分。主演はかたせ梨乃、豆原一成。
『普通の恋愛』:7月2日スタート、CBCテレビ・深夜0時58分。主演は古川雄輝、長野凌大。
『未婚詐欺 私の知らない彼の顔』:7月16日スタート、MBS・深夜0時59分。主演は北乃きい、藤原樹。
『エミリとマリア』:6月18日スタート、MBS・深夜0時59分。主演は松本まりか、高橋メアリージュン。
『今から、親友やめようか。』:6月25日スタート、MBS・深夜1時29分。主演は岡本夏美、沢村玲。
金曜日のドラマ
『リーガルビート -逆転の法廷-』:7月24日スタート、テレビ東京系・21時。主演は鈴鹿央士。法廷を舞台にしたリーガルドラマ。
『Tシャツが乾くまで』:7月10日スタート、TBS系・22時。主演は蒼井優。日常の中にある人間関係や生活を描くドラマ。
『しもべの王子様』:7月3日スタート、TOKYO MX・23時。主演は小川史記、瀬戸利樹。
『名探偵のままでいて』:7月17日スタート、テレビ朝日系・23時15分。主演は吉川愛。
『ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-』:7月3日スタート、テレビ東京系・深夜0時12分。伊藤潤二作品を題材にしたホラー。
『わたしの相殺日記』:6月5日スタート、テレビ東京系・深夜0時52分。主演はあの。
『晩酌の流儀5 ~夏編~』:7月3日スタート、テレビ東京系・深夜0時52分。主演は栗山千明。日々の晩酌を楽しむための食事と暮らしを描くシリーズ。
『席替えしたら、どうやら後ろの男が俺のこと好きらしい』:8月7日スタート、BSフジ・深夜1時。主演は小西詠斗、元之介。
土曜日のドラマ
『告白-25年目の秘密-』:7月11日スタート、日本テレビ系・21時。主演は松村北斗。25年という時間を経て浮かび上がる秘密を描くミステリー。
『夏色の雲が恋と嵐をまきおこす』:7月11日スタート、テレビ朝日系・23時。主演は深田竜生。
『ミッドナイト屋台2~ル・モンドゥ~』:7月4日スタート、東海テレビ・フジテレビ系・23時40分。主演は神山智洋。屋台を舞台に人々の悩みや交流を描くシリーズ第2弾。
『Your Sky ハレのち恋』:8月1日スタート、TOKYO MX・深夜1時30分。主演は福田歩汰、相原一心。
日曜日のドラマ
『豊臣兄弟!』:2026年1月4日スタート、NHK総合・20時。主演は仲野太賀。豊臣秀長を主人公に、兄・秀吉と天下統一を目指す過程を描く大河ドラマ。
『VIVANT』:7月26日スタート、TBS系・21時。主演は堺雅人。2023年放送作の続編で、乃木憂助の冒険が前作のラストから続く。
『ALIUS -特定事象捜査ファイル-』:7月19日スタート、WOWOW・22時。主演は佐々木蔵之介。
『連続ドラマW コンサルタント―死を執筆する男―』:6月7日スタート、WOWOW・22時。主演は伊藤健太郎。
『マイ・フィクション』:7月5日スタート、ABCテレビ・テレビ朝日系・22時15分。主演は玉森裕太。
『一次元の挿し木』:7月5日スタート、読売テレビ・日本テレビ系・22時30分。主演は山田涼介。
『キスは捜査のあとで』:7月26日スタート、ABCテレビ・関西ローカル。初回は深夜0時35分、第2話以降は深夜0時10分。主演は渡部秀、齋藤璃佑。
曜日をまたいで放送される作品・継続作
『ミッドナイトタクシー』:6月1日スタート、NHK総合ほか・月曜~木曜22時45分。主演は古川琴音。
『風、薫る』:3月30日スタート、NHK総合ほか・平日朝8時。主演は見上愛、上坂樹里。7月期をまたいで放送された連続テレビ小説。
『リラの花咲くけものみち2』:8月22日スタート、NHK総合ほか。主演は山田杏奈。
『税金で買った本』:2026年夏スタート、NHK総合ほか。主演は奥平大兼。
『団地のふたり』:7月期のNHKドラマ10枠で放送された作品。放送回・出演情報はNHKの番組案内で確認したい。
『恋をするなら二度目が上等 season2』:9月スタートの続編作品。放送局ごとの深夜枠情報を確認したい。
この一覧には、6月に始まった作品や8月以降に始まった作品、前クールからの継続作も含まれる。「7月期」は必ずしも7月1日に初回放送を迎えた作品だけを意味しない。放送枠や編成上の区分が媒体によって異なるため、視聴・録画の際には各局の番組表も確認しておきたい。
【夏ドラマ2026最新情報】VIVANT・GTO・大空港のキャストとあらすじ
『VIVANT』続編:前作のラストから始まる乃木憂助の新たな冒険
2026年夏ドラマの中心的な話題となったのが、堺雅人主演の『VIVANT』続編だ。TBSの公式番組情報によると、物語は2023年版のラストシーン直後から始まり、主人公・乃木憂助の冒険が再び動き出す。前作で描かれた別班、テント、家族をめぐる謎を引き継ぎ、世界規模の事件へと展開する構成だ。初回は7月26日、日曜21時に放送された。
主要キャストは堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李ら。前作から続く人物関係を理解しているかどうかで、細かな伏線や登場人物の行動の見え方が変わる。初見の視聴者には人物相関を押さえてから見る方法が向いている一方、前作を見ていた視聴者には、過去の選択が新章でどのような意味を持つのかを追う楽しみがある。
なお、10月29日時点でも放送は続いており、TBSの公式番組ページでは11月1日に第23話が予定されている。7月期の視聴率集計は9月末までのデータが中心となるため、秋以降の放送回を含むシリーズ全体の成績とは分けて考える必要がある。
『GTO』2026年版:反町隆史が再び鬼塚英吉を演じる
『GTO』は7月20日、関西テレビ・フジテレビ系の月曜22時枠でスタートした。主演は反町隆史。生見愛瑠、工藤阿須加、高橋メアリージュン、市川知宏、夙川アトム、近藤芳正、宇梶剛士らが出演し、松嶋菜々子も冬月あずさ役で参加した。1998年の連続ドラマを知る視聴者にとっては、鬼塚と冬月の再登場が大きな見どころとなる。
物語では、臨時職員として働いていた学校との契約を打ち切られ、その後の再就職にも苦戦していた鬼塚が、かつての教え子の助言をきっかけに新たな学校の面接へ向かう。採用担当者として現れたのは元教え子の宮澤龍之介。鬼塚が再び教師として生徒と向き合うまでの経緯が、新シリーズの出発点となった。懐かしさだけでなく、現在の学校や若者が抱える問題にどう切り込むかが評価のポイントだ。
『大空港~GATE24~』:空港の「モノ」から真実を見抜く
7月23日にテレビ朝日系の木曜21時枠で始まった『大空港~GATE24~』は、趣里が新任の税関職員・森万智を演じるヒューマンドラマだ。万智は人の気持ちを読み取ることは苦手だが、物品に残されたわずかな違和感を見逃さない。空港という国境の最前線で、持ち込まれた品物から隠された事情を読み解き、日本の安全を守るために調査を続ける。
共演は眞栄田郷敦、板垣李光人、齊藤京子、奥貫薫、秋元才加ら。万智の現場主義と、法や規則を重視する入国審査官・早見圭一郎との対立が、物語を動かす重要な軸となった。犯罪捜査の派手さだけではなく、空港で働く職員たちの判断、組織内の役割分担、見過ごされがちな物品の背景に焦点を当てた点が特徴だ。
『豊臣兄弟!』:7月スタートではないが、夏ドラマの比較対象
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』は、2026年1月4日に放送を開始した作品で、7月期の新作ドラマではない。ただし、夏クールの視聴率ランキングにも含まれ、夏ドラマの人気を比較する際に欠かせない存在となった。仲野太賀が豊臣秀長を演じ、兄・秀吉とともに天下統一へ向かう道のりを描く。池松壮亮が秀吉役を務める。
歴史上の出来事を知っていても、兄弟の判断や人間関係、政権内部の駆け引きをドラマとして追うことで、物語への没入感は変わってくる。毎週の放送を積み重ねる大河ドラマは、初回の話題性が強い連続ドラマとは異なり、長期的な視聴習慣と人物描写が支持を左右する。そのため、夏クールのランキングに登場する数字も、7月に始まった作品と同じ条件の新作比較ではない点に注意したい。
【作品の関係性を比較】キャスト・物語・視聴率の見どころ
注目作を比較すると、同じ夏ドラマでも視聴者に求められている体験が異なることがわかる。『VIVANT』は国際的な謎と大規模な物語、『GTO』は学校を舞台にした人間ドラマ、『大空港~GATE24~』は空港の現場で起きる事件と職業倫理、『豊臣兄弟!』は歴史上の人物の長期的な成長を描く。作品の違いを、キャストと物語の関係から整理した。
| 作品 | 主要キャスト | 物語の中心 | 放送・視聴データの見どころ |
|---|---|---|---|
| VIVANT | 堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李 | 乃木憂助と別班をめぐる国際的な謎、前作から続く物語 | 7月26日スタート。夏クールのリアルタイム・タイムシフト双方で首位級の数字を記録。 |
| GTO | 反町隆史、生見愛瑠、工藤阿須加、松嶋菜々子 | 鬼塚英吉が教師として再出発し、生徒と向き合う | 7月20日スタート。懐かしさと新しい学校ドラマとしての評価を比較したい。 |
| 大空港~GATE24~ | 趣里、眞栄田郷敦、板垣李光人、齊藤京子 | 空港の税関職員が物品から真実を読み解く | 7月23日スタート。リアルタイム視聴率で夏クール上位に入った。 |
| 豊臣兄弟! | 仲野太賀、池松壮亮 | 豊臣秀長と秀吉が天下統一へ進む歴史ドラマ | 1月スタートの大河ドラマ。7月期の新作ではないが、夏クールの比較対象となる。 |
| Tシャツが乾くまで | 蒼井優、中島歩、夏帆、松山ケンイチ | 日常の中の人間関係を描くTBSの金曜ドラマ | 7月10日スタート。タイムシフト視聴でも上位に入り、放送後に見る層の存在がうかがえる。 |
| クロスロード ~救命救急の約束~ | 今田美桜、磯村勇斗、寛一郎、小雪 | 救命救急の現場に立つ医療関係者の葛藤と成長 | 7月7日スタート。医療ジャンルの作品として、リアルタイム視聴の順位にも注目。 |
視聴率の数字を比較する場合は、放送開始時刻や放送時間、集計対象、測定指標がそろっているかを確認する必要がある。たとえば、同じ「視聴率」でも、放送中に見た人の割合と、録画などで後から見た人の割合では意味が異なる。作品の評価を一つの数値にまとめず、物語のタイプや視聴スタイルも併せて見ることが、ランキングを読み解くうえで役立つ。
【2026年夏ドラマ視聴率ランキング】リアルタイム・タイムシフトを比較
ビデオリサーチが公表した2026年夏ドラマの集計対象期間は、6月29日から9月27日まで。関東地区で19時~24時台に放送された15分以上のレギュラードラマが対象となっている。以下では、放送中の視聴と放送後の視聴を分けて確認する。なお、各ランキングは放送回が異なる場合があり、数値をそのまま足し合わせてシリーズ全体の評価とすることはできない。
リアルタイム視聴率ランキング
ビデオリサーチの夏ドラマ集計で、リアルタイム視聴率の上位に入ったのは次の作品だ。ここで示す数値は、それぞれ掲載された放送回の世帯視聴率と個人全体視聴率である。
1位:『VIVANT』。7月26日放送回は世帯18.8%、個人全体12.1%。
2位:『豊臣兄弟!』。7月5日放送回は世帯11.3%、個人全体6.8%。
3位:『大空港~GATE24~』。7月23日放送回は世帯10.7%、個人全体6.2%。
そのほかの上位作品:『Tシャツが乾くまで』『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~Season2』『クロスロード ~救命救急の約束~』『ファーストクライ 母子救命救急班』『GTO』などもランキングに入った。
この結果では『VIVANT』が大きく先行し、『豊臣兄弟!』と『大空港~GATE24~』が続く形となった。ただし、『豊臣兄弟!』は年初から放送している大河ドラマであり、7月に初回を迎えた新作とは視聴者の蓄積や放送期間が異なる。単純な新作ランキングとして比較するよりも、各作品が夏クールの視聴習慣にどの程度入り込んだかを見るのが適切だ。
タイムシフト視聴率ランキング
タイムシフト視聴率は、放送と同時ではなく、録画などを利用して別の時間に視聴した人の割合を示す指標だ。ビデオリサーチの夏ドラマ集計では、『VIVANT』が8月30日放送回で世帯11.7%、個人全体7.7%となり、タイムシフト視聴でも首位となった。続いて『Tシャツが乾くまで』の最終回、『豊臣兄弟!』などが上位に入った。
リアルタイム視聴率が高い作品は、放送時間に合わせて視聴する層を集めている。一方、タイムシフト視聴率が高い作品は、放送時間に縛られず後から見たいという需要も強い可能性がある。もっとも、タイムシフト視聴率は配信サービスでの視聴すべてを表す数値ではない。録画視聴と動画配信の利用状況は分けて考える必要がある。
平均視聴率ランキングと1話ごとの数字は別物
ドラマ視聴率速報サイトの平均視聴率ランキングでは、2026年7月期について『VIVANT』が16.3%、『豊臣兄弟!』が10.4%、『大空港~GATE24~』が9.8%とされている。続いて『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~Season2』が7.7%、『Tシャツが乾くまで』が7.6%、『クロスロード ~救命救急の約束~』が6.3%という順になっている。
この平均ランキングは、ビデオリサーチが公表する特定回のリアルタイム・タイムシフト視聴率とは集計の考え方が異なる。媒体ごとに「平均視聴率」「総合視聴率」「個人視聴率」「世帯視聴率」の区別を確認してから比較したい。異なる指標の順位を一つのランキングとして混ぜると、作品の人気を誤って解釈するおそれがある。
【2026年夏ドラマの評判・人気ランキング】数字だけでは見えない評価
視聴率とは別に、視聴者満足度やレビューも作品の評価を測る材料となる。オリコンニュースの夏ドラマ特集では、クール全体の満足度ランキングで『Tシャツが乾くまで』『豊臣兄弟!』『告白-25年目の秘密-』が上位に挙がっている。視聴率ランキングで首位となる作品と、満足度ランキングで上位に入る作品が必ずしも一致しない点は興味深い。
この違いは、作品を評価する基準が一つではないことを示している。大規模な謎解きや映像表現が魅力の作品は、放送時間に合わせて視聴する動機が強くなりやすい。一方、日常を丁寧に描く作品や、人物の変化を追う作品は、見終えた後の感想や共感が評価につながることもある。ジャンルによって視聴者の期待が違うため、単一の順位だけで優劣を決めるのは早計だ。
『GTO』のような過去の人気作を引き継ぐ作品では、旧作を知る視聴者の期待と、初めて触れる世代の受け止め方が重なる。『VIVANT』のような続編は、前作からの伏線や人物関係が継続視聴を促す。『大空港~GATE24~』のように特定の職業現場を描く作品は、題材の新鮮さや一話ごとの事件解決が魅力になる。ランキングを読む際は、作品が何を売りにしているのかを先に押さえておきたい。
【7月ドラマ2026おすすめ作品比較】好みに合わせた選び方
大きな謎と考察を楽しみたい人
最初に候補に入れたいのは『VIVANT』だ。国際的な事件、複数の組織、登場人物の正体をめぐる謎など、物語全体にまたがる要素を追う楽しさがある。前作を視聴済みなら、過去の出来事を振り返ってから続編に入ると、人物の選択や伏線を理解しやすい。1話ごとに完結する物語よりも、長い展開を追いかける作品を好む人に向いている。
熱い人間ドラマや学校を舞台にした物語が見たい人
『GTO』は、教師と生徒の関係を軸に、問題に直面した人々と鬼塚がどのように向き合うかを楽しむ作品だ。1998年版を知る人はキャストの再集結や過去とのつながりに注目できる。旧作を知らない人でも、新たな学校と生徒たちの問題を中心に物語を追えるかどうかが、視聴を続ける判断材料となる。
職業ドラマや一話ごとの謎解きが好きな人
『大空港~GATE24~』は、税関や入国審査という普段は詳しく知る機会の少ない現場を扱う。物品の由来や持ち込まれた背景を手掛かりに真相へ迫る構成は、事件の謎だけでなく職業上の判断にも興味がある人に合う。国境管理や空港業務を題材にしたドラマを見たい人にとって、独自性のある選択肢となった。
医療現場の葛藤を描く作品が見たい人
『クロスロード ~救命救急の約束~』や『ファーストクライ 母子救命救急班』は、医療現場での判断や、患者と家族、医療従事者の関係に焦点を当てる。緊迫した現場の展開を好む人には向いている一方、医療テーマの重い描写が苦手な人は、番組のあらすじや注意書きを事前に確認すると選びやすい。
作品を選ぶときに確認したい3つのポイント
物語のタイプ:長編の謎解き、学園ドラマ、職業ドラマ、医療ドラマ、恋愛ドラマなど、自分が見続けやすいジャンルを決める。
視聴できる時間:ゴールデンタイムの放送だけでなく、深夜枠や地域限定放送、BS・WOWOWの作品も含めて確認する。
評価指標の違い:視聴率、タイムシフト視聴率、満足度、レビューはそれぞれ測っているものが異なる。数字だけでなく、あらすじやキャスト、作品のテーマも比較する。
【7月ドラマ2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年7月期で視聴率が最も高かったドラマは?
A1:ドラマ視聴率速報サイトの平均視聴率ランキングでは、『VIVANT』が16.3%で1位となっている。ビデオリサーチのリアルタイム視聴率でも、7月26日放送回は世帯18.8%、個人全体12.1%を記録した。平均値と特定回の数値は別の指標として確認したい。
Q2:『VIVANT』2026年版の放送開始日はいつ?
A2:2026年7月26日にTBS系の日曜劇場枠でスタートした。主演は堺雅人で、前作のラストシーン直後から続く物語となっている。10月29日時点では放送が続いており、TBSの番組ページでは11月1日に第23話が予定されている。
Q3:『GTO』2026年版のキャストは?
A3:反町隆史が鬼塚英吉役で主演を務め、生見愛瑠、工藤阿須加、高橋メアリージュン、市川知宏、夙川アトム、近藤芳正、宇梶剛士らが出演した。松嶋菜々子も冬月あずさ役で参加している。初回放送日は7月20日、関西テレビ・フジテレビ系の月曜22時枠。
Q4:『大空港~GATE24~』はどんなドラマ?
A4:趣里演じる新任税関職員・森万智が、物品に残された手掛かりから真実を見抜き、空港の安全を守ろうとする物語だ。眞栄田郷敦、板垣李光人、齊藤京子らが共演し、7月23日にテレビ朝日系の木曜21時枠でスタートした。
Q5:『豊臣兄弟!』は7月に始まったドラマ?
A5:いいえ。2026年1月4日に放送を開始したNHK大河ドラマだ。夏クールの視聴率集計期間にも放送されていたため、7月期ドラマのランキングに含まれることがある。7月に初回を迎えた新作とは区別して比較するのが適切だ。
Q6:リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率の違いは?
A6:リアルタイム視聴率は放送と同時に視聴した人の割合、タイムシフト視聴率は放送後に録画などで視聴した人の割合を示す。動画配信サービスの視聴状況すべてを表す数値ではないため、ランキングを見る際は指標の定義を確認したい。
まとめ:2026年夏ドラマは視聴率と作品の個性を分けて評価する
2026年7月期は、『VIVANT』の大規模なサスペンス、『GTO』の学園ドラマ、『大空港~GATE24~』の職業ドラマ、『クロスロード ~救命救急の約束~』の医療ドラマなど、幅広いジャンルが並んだシーズンだった。視聴率の面では『VIVANT』が強い存在感を示し、『豊臣兄弟!』や『大空港~GATE24~』も上位に入った。一方、満足度ランキングでは別の作品が上位に挙がり、数字だけでは説明できない評価の違いも見られた。
7月ドラマ2026を振り返る際には、放送曜日・時間・キャスト・あらすじを押さえたうえで、自分が求める物語のタイプを基準に作品を比較したい。リアルタイム視聴率は放送時の注目度、タイムシフト視聴率は後から見る需要、満足度ランキングは視聴後の評価を知る手掛かりとなる。それぞれの意味を分けて見ることで、ランキングに左右されすぎず、自分に合ったドラマを見つけやすくなる。 (出典: 7月 ドラマ 2026(Yahoo!ニュース))