第102回箱根駅伝復路メンバー2026全20校一覧!当日変更と注目選手を徹底解説
2026年1月3日に開催された第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)。復路は6区から10区までの5区間、合計109.6kmで争われ、青山学院大学が3年連続9回目の総合優勝を達成した。大会では國學院大學、駒澤大学、中央大学、早稲田大学などの有力校が、それぞれ戦略的な選手変更を実施。復路の当日変更は44件に上った。
この記事では、関東学生陸上競技連盟が公表した第102回大会の復路走者一覧と復路選手変更一覧をもとに、全20出場校の6区・7区・8区・9区・10区の最終メンバーを整理する。吉居駿恭、佐藤圭汰、山川拓馬、石川浩輝ら注目選手の実際の走りや、区間エントリーから当日変更に至った各大学の起用戦略も振り返る。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 復路メンバー:第102回大会の全20校について、当日変更後の6~10区の走者を一覧化。
- 当日変更:復路では44件の選手変更があり、駒澤大は佐藤圭汰・山川拓馬らを投入した。
- 注目選手:青学大の石川浩輝、中央大の吉居駿恭、駒澤大の佐藤圭汰などの実績を検証。
【2026年最新版】第102回箱根駅伝の復路メンバー全20校一覧
まず確認したいのは、区間エントリー発表時点の名前ではなく、2026年1月3日の当日変更を反映した最終的な走者一覧だ。
関東学生陸上競技連盟が公表した「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路走者一覧」には、各大学の6区から10区までの走者と学年が掲載されている。以下は、その公式資料に基づく最終メンバーだ。
表中の「※」は、復路当日に補欠選手との交代で出走した選手を示す。関東学生連合はオープン参加のため、20大学とは分けて掲載している。
| 大学名 | 6区 | 7区 | 8区 | 9区 | 10区 |
|---|---|---|---|---|---|
| 青山学院大学 | 石川浩輝 | 佐藤愛斗 | 塩出翔太 | 佐藤有一 | 折田壮太 |
| 早稲田大学 | 山﨑一吹 | 間瀬田純平※ | 堀野正太※ | 小平敦之※ | 瀬間元輔 |
| 中央大学 | 並川颯太 | 七枝直 | 佐藤大介 | 吉居駿恭※ | 吉中祐太※ |
| 國學院大學 | 後村光星 | 高山豪起※ | 飯國新太 | 野田顕臣 | 尾熊迅斗※ |
| 城西大学 | 大沼良太郎 | 山中達貴※ | 小田伊織 | 中島巨翔※ | 岩田真之 |
| 順天堂大学 | 谷本昂士郎 | 玉目陸※ | 永原颯磨※ | 石岡大侑 | 山本悠※ |
| 駒澤大学 | 伊藤蒼唯 | 谷中晴※ | 山川拓馬※ | 菅谷希弥 | 佐藤圭汰※ |
| 創価大学 | 小池莉希 | 石丸惇那 | 衣川勇太 | 榎木凜太朗 | 齊藤大空 |
| 日本大学 | 山口聡太※ | 天野啓太※ | 山口月暉 | 中澤星音※ | 大仲竜平 |
| 東海大学 | 水野夢大 | 鈴木天智 | ロホマン シュモン | 中野純平※ | 竹割真※ |
| 中央学院大学 | 小松裕大朗 | 三角洸太※ | 黒谷優 | 山中航太※ | 成川翔太 |
| 山梨学院大学 | 南葉聖琥 | 大杉亮太朗※ | 松岡一星※ | 和田瑛登※ | 田原匠真 |
| 東京農業大学 | 梅原悠良 | 内田温規※ | 菅原匠人 | 菅野優空 | 井坂光※ |
| 神奈川大学 | 大岩蓮 | 滝本朗史※ | 遠藤優裕※ | 花井創 | 志食隆希 |
| 東洋大学 | 内堀勇 | 濱中尊※ | 網本佳悟※ | 久保田琉月 | 薄根大河 |
| 日本体育大学 | 山上勇希 | 二村昇太朗※ | 𠮷田黎大 | 佐藤大和※ | 夏見虹郎※ |
| 帝京大学 | 廣田陸※ | 柴戸遼太※ | 松井一 | 尾崎仁哉 | 鎗田大輝 |
| 大東文化大学 | 戸田優真※ | 中澤真大 | 照井海翔※ | 入濵輝大※ | 赤星龍舞※ |
| 東京国際大学 | 中山拓真 | 大村良紀※ | 前田寛明※ | 川内琉生 | 久保茉潤 |
| 立教大学 | 野口颯汰 | 小倉史也 | 山下翔吾※ | 永井駿※ | 鈴木愛音 |
| 関東学生連合(参考) | 山中寿世夢 | 秋吉拓真 | 横尾皓 | 染谷雄輝 | 佐野颯人 |
この一覧からも、大学ごとに当日変更の規模が異なることが分かる。青山学院大学や創価大学のように復路の基本配置を維持したチームがある一方、駒澤大学、早稲田大学、順天堂大学などは複数区間で選手を入れ替えた。
特に注目されたのは、駒澤大学が7区・8区・10区に補欠登録選手を投入したこと、中央大学が9区に吉居駿恭を起用したこと、國學院大學が7区に高山豪起を配置したことだ。
【復路当日変更を検証】区間エントリーから44件の交代が発生
箱根駅伝の区間エントリーは、大会前に発表される各大学の出走予定表だ。しかし、この段階で記載された選手が必ずその区間を走るとは限らない。
第102回大会では、復路当日の選手変更が合計44件発生した。これは20大学の復路100人分の出走枠ではなく、20大学それぞれの5区間、合計100枠のうち44枠に当日変更が入ったという意味ではない。正しくは、20大学の5区間分である100枠に対して44件となる。
※復路の対象は20大学×5区間=100枠。関東学生連合は別枠である。
当日変更にはどのようなルールがあるのか
第102回大会の競技上の取り扱いでは、選手変更は当日のスタート1時間10分前までに届け出る仕組みだった。復路は午前8時スタートのため、変更の締め切りは午前6時50分となる。
変更は往路・復路を通じて合計6人以内、1日最大4人まで。正選手と補欠選手の交代が基本であり、正選手同士を別の区間に移動させることは認められていない。
有力大学の主な変更内容
駒澤大学:7区を植阪嶺児から谷中晴、8区を坂口雄哉から山川拓馬、10区を新谷倖生から佐藤圭汰に変更。主力選手を終盤に配置する布陣となった。
中央大学:9区を白川陽大から吉居駿恭、10区を濵口大和から吉中祐太に変更。駅伝主将の吉居を長距離区間に起用した。
國學院大學:7区に鼻野木悠翔に代わって高山豪起、10区に吉田蔵之介に代わって尾熊迅斗を投入した。
早稲田大学:7区に間瀬田純平、8区に堀野正太、9区に小平敦之を起用。復路の中盤から終盤にかけて3人を変更した。
当日変更は単純に控え選手を補充するだけの制度ではない。選手のコンディション、区間適性、チームの順位、残りの距離を総合的に考慮した監督の戦略が反映される。
【注目選手4人】石川浩輝・吉居駿恭・山川拓馬・佐藤圭汰の走り
第102回大会の復路では、事前から注目された選手だけでなく、当日変更によって出走機会を得た選手も大きな存在感を示した。
青山学院大学・石川浩輝|1年生で6区を担当
石川浩輝は青山学院大学の1年生として6区に出走。箱根町から小田原までの20.8kmを57分15秒で走り、区間3位に入った。
6区は箱根の山を下る特殊な区間で、スピードだけでなく下りへの対応力や身体への負担を考慮した走りが求められる。1年生ながら区間上位の成績を残したことは、青学大の選手層の厚さを示す結果となった。
青学大はその後も7区の佐藤愛斗、8区の塩出翔太、9区の佐藤有一、10区の折田壮太へと安定してタスキをつなぎ、総合優勝を手にした。
中央大学・吉居駿恭|当日変更で9区に登場
中央大学の吉居駿恭は、当初9区にエントリーされていた白川陽大に代わって出走した。4年生で駅伝主将を務めた吉居は、戸塚から鶴見までの23.1kmを担当した。
結果は1時間8分47秒で区間8位。区間賞には届かなかったものの、中央大学の終盤を担う重要な役割を果たした。
中央大学は往路3位から総合5位でフィニッシュ。早稲田大学とはわずか2秒差の接戦となった。
駒澤大学・山川拓馬|主将として8区を担当
山川拓馬は駒澤大学の4年生で、主将として第102回大会に臨んだ。区間エントリー段階では補欠だったが、当日変更によって8区に起用された。
平塚から戸塚までの21.4kmを1時間4分34秒で走り、区間4位を記録。8区は海岸沿いの区間から戸塚へ向かう長い距離で、終盤の粘りも求められる。
過去には4区や5区も経験しており、複数の区間を走った経験がある選手だ。第102回大会では8区という新たな役割を担い、チームの復路3位に貢献した。
駒澤大学・佐藤圭汰|10区で区間新記録
今大会の復路で特に大きな話題となったのが、佐藤圭汰の10区起用だった。
佐藤は当初の10区エントリーには入らず補欠登録だったが、当日変更によってアンカーに抜てきされた。鶴見から大手町までの23.0kmを1時間7分31秒で走り、区間賞を獲得。従来の区間記録を更新する走りを見せた。
佐藤は第101回大会では7区の区間賞を獲得しており、今回は10区でも結果を残した。複数の区間で高い実力を発揮できる選手であることを、あらためて示した大会だった。
【6区~10区の結果】青学・國學院・駒澤の戦いを振り返る
復路の最終メンバーを確認するうえでは、実際の区間順位とタイムも重要だ。第102回大会の各区間賞は次の5人が獲得した。
- 6区:創価大学・小池莉希(3年)/56分48秒
- 7区:國學院大學・高山豪起(4年)/1時間0分54秒
- 8区:青山学院大学・塩出翔太(4年)/1時間3分45秒
- 9区:青山学院大学・佐藤有一(4年)/1時間7分38秒
- 10区:駒澤大学・佐藤圭汰(4年)/1時間7分31秒
青山学院大学は復路でも安定した走り
青山学院大学は復路5時間19分26秒を記録し、復路優勝も獲得した。総合タイムは10時間37分34秒で大会新記録。往路・復路・総合のすべてで大会記録を更新する結果となった。
特に8区の塩出翔太は1時間3分45秒で区間賞を獲得。9区の佐藤有一も1時間7分38秒で区間賞を獲得し、終盤のリードを守った。
10区の折田壮太も1時間7分59秒で区間2位と好走。最後まで安定したタスキリレーを続けたことが、3連覇を支える大きな要因となった。
國學院大學は7区の高山豪起が区間賞
國學院大學は往路4位から復路で順位を上げ、総合2位でフィニッシュした。総合タイムは10時間40分7秒で、大学史上最高順位を更新した。
7区の高山豪起は当日変更で出走し、1時間0分54秒の区間賞を獲得。8区の飯國新太も区間2位と好走した。復路は5時間20分5秒で、復路記録も更新している。
当日変更で起用した選手が区間賞を獲得した点は、國學院大學の選手層と起用判断を象徴する結果だった。
駒澤大学は10区の佐藤圭汰が区間新
駒澤大学は総合6位、復路3位で大会を終えた。往路7位から復路では順位を上げ、復路タイムは5時間21分50秒だった。
7区の谷中晴は区間9位、8区の山川拓馬は区間4位。10区の佐藤圭汰が区間新記録で締めくくった。
佐藤の圧巻の走りは大会終盤の見どころとなったが、駅伝は10区だけで決まる競技ではない。駒澤大学が総合6位となった背景には、往路からのタイム差や各区間の積み重ねがあった。
【プロの結論】復路メンバーを見るときに押さえたい5つのポイント
箱根駅伝の復路メンバーを調べる読者が混同しやすいのが、区間エントリーと当日変更後の最終メンバーの違いだ。2026年の第102回大会から、正しい情報の見方を整理したい。
1. 区間エントリーは最終確定メンバーではない
大会前に公表される区間エントリーは、各大学が予定している配置だ。当日の選手変更が反映されると、実際に走る選手が変わる。
したがって、復路メンバーを確認する場合は、12月末の区間エントリーだけで判断せず、1月3日に発表された復路走者一覧を基準にする必要がある。
2. 当日変更は必ずしも戦力ダウンではない
補欠選手との交代があったからといって、必ずしもチームに問題が発生したわけではない。
第102回大会では、駒澤大学の佐藤圭汰が当日変更で10区に入り、区間新記録を樹立した。國學院大學の高山豪起も7区で区間賞を獲得している。
交代の有無だけで評価するのではなく、投入された選手の実績や区間適性まで見ることが大切だ。
3. 6区と10区では求められる能力が異なる
6区は20.8kmの山下りで、下り坂への適応や身体への負担をコントロールする能力が問われる。一方、10区は23.0kmの長距離で、最後まで安定したペースを維持する力が重要だ。
そのため、各大学が単純に最も速い選手を順番に並べているわけではない。区間ごとの特性に合わせた配置が、復路の戦略を左右する。
4. 区間賞と総合順位は別の評価軸
佐藤圭汰は10区の区間賞を獲得したが、駒澤大学の総合順位は6位だった。一方、青山学院大学はすべての区間で区間賞を獲得したわけではないものの、総合優勝を達成している。
個人の区間成績とチーム全体の成績を分けて考えることが、箱根駅伝を正しく理解するポイントとなる。
5. 関東学生連合は通常の大学順位とは異なる
関東学生連合は、予選会を通過した大学の通常の出場校とは異なる編成のチームだ。大会では参考記録として扱われ、20大学の総合順位には含まれない。
復路メンバーを一覧で比較するときは、関東学生連合を21校目の通常出場校として数えないようにしたい。
【箱根駅伝復路メンバー2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の第102回箱根駅伝で6区を走った選手は誰ですか?
A1:青山学院大学は石川浩輝、駒澤大学は伊藤蒼唯、中央大学は並川颯太、國學院大學は後村光星が出走しました。区間賞は創価大学の小池莉希で、記録は56分48秒でした。
Q2:2026年の箱根駅伝復路で当日変更された選手は何人ですか?
A2:関東学生陸上競技連盟の復路選手変更一覧では、当日の変更は合計44件と公表されています。駒澤大学では谷中晴、山川拓馬、佐藤圭汰らが補欠から起用されました。
Q3:吉居駿恭は何区を走りましたか?
A3:中央大学の吉居駿恭は9区を走りました。当日変更による起用で、23.1kmを1時間8分47秒で走り、区間8位でした。
Q4:佐藤圭汰は何区で区間賞を獲得しましたか?
A4:駒澤大学の佐藤圭汰は10区を担当しました。1時間7分31秒を記録し、区間賞と区間新記録を獲得しています。
Q5:青山学院大学の復路メンバーで注目された選手は誰ですか?
A5:6区の石川浩輝、8区の塩出翔太、9区の佐藤有一、10区の折田壮太などです。石川は区間3位、塩出と佐藤有一は区間賞を獲得し、チームの復路優勝に貢献しました。
まとめ:第102回箱根駅伝の復路メンバーは当日変更後の公式一覧で確認
2026年の第102回箱根駅伝では、青山学院大学が3年連続9回目の総合優勝を達成した。復路は5時間19分26秒の大会新記録で、往路・復路・総合のすべてで記録を塗り替える歴史的な大会となった。
復路メンバーでは、青学大の石川浩輝、中央大の吉居駿恭、駒澤大の山川拓馬と佐藤圭汰、國學院大の高山豪起など、それぞれの大学の戦略を象徴する選手が活躍した。
特に注目したいのは、当日変更によって補欠選手が重要区間に起用され、そのまま区間賞や区間上位の成績を残したケースだ。区間エントリーだけでは見えてこない各大学の選手層や監督の判断が、復路の結果に大きく反映されている。
箱根駅伝の復路メンバーを調べる際は、事前の区間エントリー、当日変更一覧、最終的な復路走者一覧、そして実際の区間記録を照らし合わせることが重要だ。2026年の第102回大会は、その違いと駅伝の戦略性を理解するうえでも印象深い大会となった。
主な参照資料: 関東学生陸上競技連盟の復路走者一覧・復路選手変更一覧、箱根駅伝公式サイトの第102回大会記録・各区間記録、日本テレビの大会公式記録。