将棋王座戦速報2026|第74期は広瀬章人が3勝2敗で奪取!全5局の結果と第75期を徹底解説
2026年11月2日現在、将棋界の注目を集めた第74期王座戦五番勝負は、10月27日の最終第5局で決着した。伊藤匠王座に挑戦した広瀬章人九段が121手で勝利し、シリーズ成績を3勝2敗として、自身初の王座獲得を果たした。伊藤王座は2勝3敗で防衛に失敗。2025年に藤井聡太九段から王座を奪取した伊藤にとって、初めての王座失冠となった。
最終局の舞台は山梨県甲府市の常磐ホテル。対局は20時46分に終局し、8年ぶりのタイトル獲得を目指してきた広瀬九段が、最後の一局で大きな結果を残した。ここでは、日本将棋連盟の公式棋戦記録と王座戦中継Blogを中心に、全5局の勝敗、対局日程、最終局の内容、両棋士の実績、そして第75期王座戦の最新状況を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 第74期王座戦の結果: 広瀬章人九段が伊藤匠王座を3勝2敗で破り、自身初の王座を獲得。
- 最終第5局: 2026年10月27日、常磐ホテルで広瀬九段が121手で勝利。終局は20時46分。
- 両者の最終成績: 広瀬章人九段が3勝2敗、伊藤匠前王座が2勝3敗。
- 広瀬九段のタイトル歴: 2018年の竜王以来、8年ぶりのタイトル獲得で通算3期目。
- 次期の動向: 日本将棋連盟の棋戦一覧では、第75期王座戦は一次予選に進んでいる。
【速報】第74期王座戦の結末!広瀬章人九段が伊藤匠王座からタイトル奪取
2026年10月27日に行われた第74期王座戦五番勝負第5局は、挑戦者の広瀬章人九段が伊藤匠王座を破った。
日本将棋連盟の公式発表によると、対局は広瀬九段が先手、伊藤王座が後手。121手で広瀬九段が勝利し、シリーズを3勝2敗で制した。
今回の勝利で広瀬九段は、初めて王座のタイトルを獲得。2018年の第31期竜王戦以来、8年ぶりとなるタイトル獲得を実現した。
第5局の対局結果と注目ポイント
最終局の基本情報は次のとおり。
- 対局日:2026年10月27日(火)
- 対局場:常磐ホテル(山梨県甲府市)
- 先手:広瀬章人九段
- 後手:伊藤匠王座
- 手数:121手
- 終局時刻:20時46分
- 持ち時間:各5時間
- 結果:広瀬九段の勝利
振り駒ではと金が3枚出て、広瀬九段が先手番を獲得。午前9時に対局が始まり、戦型は相掛かりとなった。
王座戦中継Blogの対局記録によると、両者は持ち時間をそれぞれ5時間使い切る熱戦を展開。最終盤では広瀬九段が勝ち筋をつかみ、121手で勝利を確定させた。
注目したいのは、単に最終局を制したことだけではない。伊藤王座が過去のタイトル戦で最終局に強さを発揮してきたこともあり、広瀬九段にとっては厳しい挑戦だった。
それでも広瀬九段は最終局まで勝負を持ち込み、最後の一局を取り切った。
広瀬新王座が語ったタイトル獲得の喜び
終局後、広瀬新王座は自身の将棋を振り返り、次のようにコメントしている。
ひとつ結果を出せてよかったと思います。
王座戦中継Blogに掲載された対局後のインタビューでは、序盤から反省点が多かったことにも触れている。
タイトル獲得という結果だけに満足するのではなく、内容を振り返り、今後の棋戦でも活躍できるよう一局ごとのパフォーマンスを高めたいという姿勢を示した。
一方、伊藤前王座はシリーズを通して内容のよくない将棋も多かったと振り返り、さらなる実力向上への意欲を語った。
両者のコメントからは、タイトルを獲得した棋士と失った棋士、それぞれの立場で次の戦いを見据える姿勢がうかがえる。
【全5局の勝敗速報】伊藤匠王座と広瀬章人九段の対局結果・日程一覧
第74期王座戦は9月2日に開幕し、10月27日の最終局まで約2か月にわたって争われた。
シリーズの流れを振り返ると、広瀬九段が第1局を先勝した後、伊藤王座が第2局と第3局を連勝。一時は伊藤王座が2勝1敗とリードした。
しかし、広瀬九段が第4局で追いつき、最終第5局も制したことで逆転奪取が実現した。
第74期王座戦・全5局の対局結果
| 対局 | 日程・対局場 | 勝者 | 手数 | シリーズ状況 |
|---|---|---|---|---|
| 第1局 | 9月2日・元湯陣屋(神奈川) | 広瀬九段 | 99手 | 広瀬1勝 |
| 第2局 | 9月15日・名古屋マリオットアソシアホテル(愛知) | 伊藤王座 | 115手 | 1勝1敗 |
| 第3局 | 10月2日・いこいの湯宿 いろは(北海道) | 伊藤王座 | 100手 | 伊藤2勝1敗 |
| 第4局 | 10月14日・ホテルオークラ神戸(兵庫) | 広瀬九段 | 94手 | 2勝2敗 |
| 第5局 | 10月27日・常磐ホテル(山梨) | 広瀬九段 | 121手 | 広瀬3勝2敗・奪取 |
※勝敗・日程・対局場は日本将棋連盟の第74期王座戦公式記録に基づく。
第1局:広瀬九段が99手で先勝
9月2日に神奈川県秦野市の元湯陣屋で行われた第1局は、広瀬九段が99手で勝利した。
戦型は相掛かり。広瀬九段は序盤から研究を踏まえた積極的な指し回しを見せ、終盤まで優位を維持した。
王座戦中継Blogの終局後の記録では、広瀬九段自身も序盤の構想や中盤以降の判断について振り返っている。
挑戦者が初戦を制したことで、シリーズは広瀬九段にとって理想的なスタートとなった。
第2局:伊藤王座が115手で反撃
9月15日の第2局は愛知県名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで開催。
伊藤王座が115手で勝利し、対戦成績を1勝1敗に戻した。
第1局を落とした伊藤王座にとって、ここでの勝利はシリーズを立て直す意味を持つ一局だった。
第3局:伊藤王座が連勝してリード
10月2日の第3局は北海道虻田郡ニセコ町の「ニセコ温泉郷 いこいの湯宿 いろは」で行われた。
伊藤王座が100手で勝利し、シリーズ成績を2勝1敗とした。
第1局を落とした後に2連勝。防衛に向けて一歩前進し、広瀬九段は後がない状況に追い込まれた。
第4局:広瀬九段が94手で勝ち、最終決戦へ
10月14日の第4局は兵庫県神戸市のホテルオークラ神戸で開催された。
広瀬九段が94手で勝利。対戦成績を2勝2敗に戻し、勝負は最終第5局へ持ち越された。
この一局によって、シリーズは再び振り出しに戻った。
第5局:広瀬九段が121手で勝利し、王座獲得
10月27日、山梨県甲府市の常磐ホテルで行われた最終局。
広瀬九段が先手番から相掛かりの戦いを展開し、終盤の攻防を制して121手で勝利した。
結果は広瀬九段の3勝2敗。自身初の王座獲得となった。
第1局と第4局、第5局を広瀬九段が制し、第2局と第3局を伊藤王座が取るという、両者の力が拮抗したシリーズだった。
【両棋士の関係と実績】広瀬章人新王座と伊藤匠前王座の経歴
今回の王座戦を理解するには、両棋士のこれまでのタイトル歴にも注目したい。
広瀬章人九段は、過去に王位と竜王を獲得した実績を持つトップ棋士。一方の伊藤匠前王座は、2024年の叡王獲得を皮切りにタイトル戦で存在感を高め、2025年には王座も獲得していた。
広瀬章人九段:8年ぶりにタイトル戦の頂点へ
広瀬章人新王座は1987年1月18日生まれ、北海道札幌市出身。日本将棋連盟の棋士データベースでは九段として登録されている。
これまでの主なタイトル獲得歴は以下のとおり。
- 2010年度:第51期王位
- 2018年度:第31期竜王
- 2026年度:第74期王座
今回の王座獲得で通算タイトル獲得数は3期となった。
特に2018年の竜王戦では、羽生善治竜王との七番勝負を制してタイトルを獲得した実績がある。
その後、2026年の王座戦で再びタイトルを獲得。8年という時間を経て、将棋界のタイトル保持者に返り咲いた。
伊藤匠前王座:藤井聡太九段から奪取した王座を失冠
伊藤匠前王座は、2025年の第73期王座戦で藤井聡太九段を破り、王座を獲得した棋士だ。
2024年には藤井九段から叡王も奪取しており、若手棋士の中でもタイトル戦での実績を積み重ねてきた。
第74期王座戦では初防衛を目指したが、広瀬九段との五番勝負で2勝3敗となり、王座を失った。
ただし、今回の敗退によってタイトル戦での実力が否定されるわけではない。王座を失った一方で、叡王のタイトルを保持しており、今後もタイトル戦の中心的な存在として注目される。
近年の王座戦タイトル保持者の変遷
日本将棋連盟の公式記録をもとに、直近の王座獲得者を整理すると次のようになる。
- 第71期(2023年):藤井聡太
- 第72期(2024年):藤井聡太
- 第73期(2025年):伊藤匠
- 第74期(2026年):広瀬章人
藤井聡太九段が2期連続で保持した後、伊藤匠前王座が奪取。さらに翌年、広瀬新王座が獲得するという流れだ。
今回の結果は、若手棋士がタイトルを獲得する時代の中で、実績ある棋士が再びタイトルを手にしたという意味でも注目される。
【棋譜中継の見方】将棋王座戦の速報・ライブ配信はどこで確認できる?
王座戦の対局をリアルタイムで追いかける場合、勝敗だけでなく、棋譜や解説を確認できる公式・公認の中継サービスが役立つ。
第74期王座戦では、日本将棋連盟の王座戦中継サイトをはじめ、ABEMA、日本将棋連盟ライブ中継などで対局の模様が配信・紹介された。
公式棋譜中継サイト
日本将棋連盟の王座戦中継サイトでは、対局当日の棋譜や局面解説、対局室の様子などが掲載される。
単に勝敗を確認するだけでなく、対局の進行を追いながら一手ごとの意味を理解できる点が特徴だ。
今回の第5局でも、午前の対局開始から終局まで、戦型や局面の変化、控室の検討などが王座戦中継Blogに記録された。
ABEMA
ABEMAでは、王座戦五番勝負の生中継が行われた。
プロ棋士による解説や聞き手の進行を通じて、将棋に詳しくない視聴者でも対局を楽しみやすい。
特にタイトル戦では、形勢の変化や終盤の攻防を解説付きで確認できることが魅力だ。
日本将棋連盟ライブ中継
日本将棋連盟ライブ中継も、棋譜を追いかけたい読者にとって便利なサービスとなっている。
棋譜を中心に対局の流れを把握したい場合は、動画配信と併用する方法もある。
なお、第74期五番勝負はすでに終了しているため、現在はリアルタイム速報ではなく、公式記録や中継アーカイブを確認する形となる。
【第75期王座戦の最新情報】2027年に向けた挑戦者争いはどうなる?
第74期の決着を受け、次に注目されるのが第75期王座戦だ。
2026年11月2日時点の日本将棋連盟の棋戦一覧では、第75期王座戦は一次予選の段階にある。
第74期で王座を獲得した広瀬章人新王座は、次期に防衛戦を迎える立場となる。
一方、伊藤匠前王座をはじめとする棋士たちは、次期王座への挑戦権を目指すことになる。
王座戦の挑戦者はどのように決まる?
王座戦は、一次予選、二次予選、挑戦者決定トーナメントを経て挑戦者を決める棋戦だ。
日本将棋連盟の棋戦概要によると、基本的な仕組みは次のとおり。
1. 一次予選を実施する。
2. 一次予選通過者などが二次予選に進む。
3. 二次予選通過者とシード棋士による16人の挑戦者決定トーナメントを行う。
4. トーナメント優勝者が王座への挑戦権を獲得する。
5. 王座と挑戦者が五番勝負を戦い、先に3勝した棋士がタイトルを獲得する。
この仕組みでは、タイトル保持者だけでなく、予選を勝ち抜いて挑戦者決定トーナメントに進む棋士にも注目が集まる。
第75期で注目したい3つのポイント
1. 広瀬新王座の初防衛
初めて獲得した王座を守れるかどうかが最大の注目点だ。
第74期ではフルセットの戦いを制した広瀬九段。次期は追われる立場となり、挑戦者を迎えることになる。
2. 伊藤匠前王座の再挑戦
今回の敗退を経て、伊藤前王座がどのように立て直すかも見逃せない。
第73期で藤井聡太九段から王座を奪った実績があるだけに、再び挑戦者決定戦線に加わる可能性に期待が集まる。
3. 新たな挑戦者候補の台頭
王座戦の挑戦者決定トーナメントには、実績ある棋士だけでなく、予選を勝ち上がった棋士も参加する。
第75期では、誰が挑戦者として広瀬王座の前に立つのかが、シリーズ全体の大きな見どころになる。
なお、具体的な五番勝負の日程や挑戦者は、今後の公式発表とトーナメントの進行によって決まる。
【プロの結論】第74期王座戦が示したタイトル戦の面白さ
第74期王座戦の最大の見どころは、シリーズの途中で主導権が入れ替わったことにある。
広瀬九段が第1局を制した後、伊藤王座が2連勝。数字の上では伊藤王座が優位に立ったものの、広瀬九段は第4局で追いつき、最終局で勝ち切った。
将棋のタイトル戦では、一局ごとの勝敗だけでなく、シリーズ全体の流れを読むことが欠かせない。
今回の五番勝負から読み取れるポイントは3つある。
第一に、先行することと勝ち切ることは別である。
伊藤王座は第3局終了時点で2勝1敗とリードしていた。しかし、五番勝負は先に3勝しなければタイトルを獲得できない。第4局、第5局の連勝を許したことで、防衛には届かなかった。
第二に、タイトル戦では最終局のプレッシャーを乗り越える力が問われる。
最終第5局では、両者が持ち時間を5時間使い切るまで戦った。広瀬九段は長時間の読み合いを経て勝利し、初の王座獲得を実現した。
第三に、タイトル獲得後の継続的な活躍も重要になる。
広瀬新王座は、今回の勝利を新たな出発点と位置付けている。タイトルを獲得することと、その後も高いパフォーマンスを維持することは別の課題だ。
また、伊藤前王座にとっても今回の失冠は次のタイトル戦に向けた重要な経験となる。
第75期では、広瀬王座の防衛戦だけでなく、伊藤前王座の巻き返しや新たな挑戦者の登場にも注目したい。
【将棋王座戦速報】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の第74期王座戦は誰が優勝しましたか?
A1:広瀬章人九段です。2026年10月27日の第5局で伊藤匠王座に121手で勝利し、シリーズ成績3勝2敗で自身初の王座を獲得しました。
Q2:伊藤匠王座と広瀬章人九段の最終成績は?
A2:広瀬章人九段が3勝2敗、伊藤匠前王座が2勝3敗です。広瀬九段は第1局、第4局、第5局に勝利し、伊藤王座は第2局、第3局を制しました。
Q3:第75期王座戦はいつから始まりますか?
A3:2026年11月2日時点で、日本将棋連盟の棋戦一覧では第75期は一次予選の段階です。五番勝負の日程や挑戦者は、予選と挑戦者決定トーナメントの進行に伴って明らかになります。
Q4:王座戦の棋譜や過去の対局結果はどこで確認できますか?
A4:日本将棋連盟の王座戦公式棋戦ページや王座戦中継サイトで確認できます。第74期の棋譜中継Blogには、各局の対局経過や終局結果も掲載されています。
まとめ:広瀬章人新王座の誕生と第75期王座戦に注目
2026年の第74期王座戦五番勝負は、広瀬章人九段が伊藤匠王座を3勝2敗で破り、初の王座を獲得する結果となった。
10月27日の第5局では、広瀬九段が121手で勝利。2018年の竜王獲得以来、8年ぶりとなるタイトル獲得を果たした。
一方、伊藤前王座は2勝3敗で防衛に失敗したものの、叡王のタイトルを保持しており、今後の活躍にも期待が集まる。
次に注目されるのは第75期王座戦だ。広瀬新王座の初防衛、伊藤前王座の再挑戦、そして新たな挑戦者候補の台頭が見どころとなる。
今後の速報を確認する際は、日本将棋連盟の公式棋戦ページを基準に、対局日程、勝敗、棋譜中継、挑戦者決定トーナメントの進行を追っていきたい。
主な参照資料: 日本将棋連盟・第74期王座戦公式記録、棋士データベース、王座戦中継Blog、ABEMA TIMESの対局結果報道。
(出典: 将棋 王座 戦 速報(Yahoo!ニュース))