野茂英雄の始球式はいつ?2025年WS第3戦、山本由伸との一投とトルネードの真相を徹底解説
2025年10月、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地であるドジャースタジアムに、日本人メジャーリーガーの先駆者・野茂英雄氏が帰ってきた。登場したのは、ドジャース対トロント・ブルージェイズによるワールドシリーズ第3戦の試合前セレモニー。背番号16のドジャースユニホームを着た野茂氏が始球式を務め、捕手役には現役エースの山本由伸投手が立った。
大きな注目を集めたのは、かつて世界を驚かせたトルネード投法を披露するのかという点だった。しかし、実際の投球はおなじみの豪快なフォームとは異なるオーバースロー。懐かしいドジャースのユニホーム、山本由伸との新旧エースの共演、そしてデーブ・ロバーツ監督のコメントには、日本野球とメジャーリーグをつないだ30年の歴史が凝縮されていた。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 始球式の日程:2025年10月27日(米国時間)、ワールドシリーズ第3戦のドジャース対ブルージェイズ戦。
- 注目の共演:背番号16のドジャースユニホームを着た野茂英雄氏が登場し、山本由伸投手が捕手役を担当。
- トルネード投法:2025年の始球式では披露せず、オーバースローで投球。変更した理由について本人から具体的な説明は公表されていない。
【2025年最新】野茂英雄の始球式はいつ?ワールドシリーズ第3戦の全容
野茂英雄氏が始球式を務めたのは、2025年10月27日(現地時間)に開催されたワールドシリーズ第3戦だ。日本時間では10月28日にあたる。
対戦カードはロサンゼルス・ドジャース対トロント・ブルージェイズ。シリーズは最初の2試合を終えて1勝1敗となっており、ドジャースの本拠地ドジャースタジアムに舞台を移した重要な一戦だった。
MLBとドジャースが公表した試合前のセレモニー情報でも、野茂氏は第3戦のセレモニアル・ファーストピッチを担当する人物として紹介されていた。第4戦では同じくドジャースのレジェンドOBであるオーレル・ハーシュハイザーが始球式を務める予定となっており、球団の歴史を彩った投手たちが連日登場する演出だった。
1995年のメジャーデビューから30年という節目
今回の登場が特別だった理由の一つは、野茂氏がドジャースでメジャーデビューを果たした1995年から、ちょうど30年の節目にあたっていたことだ。
野茂氏は1995年、近鉄バファローズからロサンゼルス・ドジャースへ移籍。日本のプロ野球で実績を残した投手がメジャーリーグに挑戦する道を切り開いた。
当時は日本人選手がメジャーで成功できるのかという疑問もあった。しかし、野茂氏は独特の投球フォームと圧倒的な奪三振能力でその評価を覆す。新人王を獲得し、日米の野球界に大きな影響を与えた。
2025年の始球式は、単に往年の名選手を招いたイベントではない。日本人選手のメジャー挑戦が珍しかった時代から、大谷翔平や山本由伸らがワールドシリーズで戦う時代まで、その変化を象徴するセレモニーでもあった。
【当日の見どころ】背番号16の野茂英雄と捕手・山本由伸の共演
2025年の始球式でまず目を引いたのは、野茂氏が着用していた背番号16のドジャースユニホームだった。
かつてドジャースの先発投手として活躍した野茂氏にとって、背番号16はメジャーリーグ挑戦の原点を象徴する番号でもある。ドジャースの公式選手情報でも、野茂氏は背番号16の投手として記録されている。
捕手役を務めたのは山本由伸
今回の始球式でもう一つ注目されたのが、捕手役を務めた山本由伸投手だ。
山本投手はドジャースの主力投手として活躍する日本人選手。日本球界で実績を積み、メジャーリーグに挑戦したという意味では、野茂氏から続く日本人投手の系譜につながる存在だ。
野茂氏が投じたボールを山本投手が受けるという構図は、世代を超えた日本人投手の共演として大きな意味を持った。
報道によると、野茂氏はマウンドの少し手前に立ち、山本投手に向けて投球。ボールはノーバウンドで届き、ストライクとなった。投球後には山本投手と握手を交わし、球場からは大きな拍手と歓声が送られた。
デーブ・ロバーツ監督も野茂氏を称賛
試合前には、野茂氏と現役時代にチームメートだったデーブ・ロバーツ監督もコメントを残している。
日刊スポーツの報道によると、ロバーツ監督は野茂氏について次のように語った。
「すばらしい働き者で戦士。彼は日本を両肩に背負っていた。すばらしいチームメートで愛されていた」
ロバーツ監督は、野茂氏のチームメートであり友人だったことを幸運に思うとも述べている。
このコメントで印象的なのは、野茂氏の投手としての能力だけでなく、日本からの期待を背負いながらメジャーで戦っていた姿勢を評価している点だ。
ロバーツ監督自身が現役時代の野茂氏を知る人物であることも、今回の再会に特別な意味を与えている。
【投球フォームを検証】野茂英雄はなぜ2025年にトルネード投法を披露しなかった?
野茂英雄氏の始球式をめぐって、特に検索された疑問が「トルネード投法を披露したのか」という点だ。
答えは、2025年のワールドシリーズ第3戦では、トルネード投法を披露していないというものだ。
2025年はオーバースローでの投球
当日の映像と報道では、野茂氏はトルネード投法特有の大きな身体のひねりを使わず、オーバースローでボールを投げている。
現役時代の野茂氏は、投球動作の前に両腕を高く上げ、身体を大きくひねってからホーム方向へ踏み出す独特のフォームを採用していた。この動きが「トルネード投法」と呼ばれ、世界中の野球ファンに知られるようになった。
一方、2025年の始球式ではマウンドの手前から山本投手に向かって投げており、現役時代の特徴的な動作とは異なる投球だった。
トルネード投法を披露しなかった理由は公表されている?
ここで注意したいのは、投法を変えた理由についてだ。
当日の報道では、トルネード投法を披露しなかった事実は伝えられているものの、野茂氏本人がその理由を詳しく説明した発言は報じられていない。
したがって、年齢や身体への負担、投球時の安全性、山本投手への配慮などを理由として断定することはできない。
また、始球式は公式戦の登板とは異なるセレモニーである。現役時代の投球を完全に再現することだけが目的ではなく、短い投球で観客や選手に敬意を示す役割もある。
今回の映像で確認できるのは、トルネード投法ではなかったこと、オーバースローでしっかりボールを届けたこと、そして山本投手と笑顔で交流したことだ。
過去の始球式ではトルネード投法を披露した例もあるため、2025年の投球との違いは、野茂氏の始球式を振り返るうえで興味深いポイントとなっている。
【過去の始球式も比較】2013年・2017年・2025年の野茂英雄
野茂氏の始球式は2025年だけではない。MLB公式記録をたどると、2013年と2017年にもドジャースタジアムで始球式に関わる姿が確認できる。
特に2013年の始球式は、2025年との投球フォームの違いを理解するうえで重要だ。
| 年月日 | 試合・イベント | 始球式の内容 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 2013年8月10日 | ドジャース対タンパベイ・レイズ | エリック・キャロスに向けて投球 | トルネード投法を披露 |
| 2017年3月21日 | WBC準決勝・日本対アメリカ | 日本代表を代表して始球式 | トミー・ラソーダも参加 |
| 2025年10月27日 | ワールドシリーズ第3戦・ドジャース対ブルージェイズ | 山本由伸が捕手役 | 背番号16で登場、オーバースロー |
2013年:エリック・キャロスを相手にトルネード投法
2013年8月10日、野茂氏はドジャースタジアムで行われたドジャース対タンパベイ・レイズ戦の試合前セレモニーに登場した。
この日は野茂氏のボブルヘッド人形が配布されるイベントも開催され、球団から功績をたたえられた。
始球式の捕手役を務めたのは、元チームメートのエリック・キャロス。MLB公式の当時の報道によると、野茂氏はこの場面でトレードマークだったトルネード投法を披露している。
つまり、野茂氏が始球式でトルネード投法を見せたこと自体は、2025年が初めてではない。2013年には現役時代を思わせるフォームで観客を沸かせていた。
2017年:WBC準決勝の日本対アメリカ戦
2017年3月21日には、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝ラウンドでも始球式を務めた。
舞台はドジャースタジアム。日本代表を代表して野茂氏が登場し、アメリカ代表を代表するトミー・ラソーダ氏とともにセレモニーに参加した。
試合は日本対アメリカの準決勝。国際大会の重要な一戦で、日本野球の象徴的な存在である野茂氏が登場したことは、大会の演出としても印象深いものだった。
MLB公式の記事と動画でも、野茂氏とラソーダ氏が試合前に始球式を行ったことが記録されている。
2025年:山本由伸との新旧エース共演
そして2025年は、ワールドシリーズという最高峰の舞台での始球式だった。
2013年はエリック・キャロス、2017年はトミー・ラソーダとともに登場し、2025年は山本由伸が捕手役を担当した。
過去の始球式と比較すると、野茂氏の投球そのものだけでなく、共演者の顔ぶれにも時代の変化が表れている。
【野茂英雄の経歴】トルネード投法と背番号16が残した歴史
野茂氏の始球式がこれほど注目される背景には、現役時代に築いた実績がある。
野茂英雄氏は1968年8月31日生まれ、大阪府出身の元プロ野球投手。近鉄バファローズで活躍した後、1995年にドジャースと契約し、メジャーリーグへ挑戦した。
1995年の新人王獲得が大きな転換点
メジャー1年目の1995年、野茂氏は28試合に先発し、13勝6敗、防御率2.54、236奪三振という成績を残した。
236奪三振はリーグ最多で、ナショナルリーグの新人王にも選出された。日本生まれの選手がメジャーリーグで大きな成功を収めたことで、野茂氏の挑戦は日米の野球界に大きなインパクトを与えた。
メジャー通算123勝と2度のノーヒットノーラン
野茂氏はドジャースだけでなく、複数のMLB球団でプレーした。MLB公式の通算成績では、323試合に登板し、123勝109敗、1918奪三振を記録している。
さらに、メジャーリーグでは2度のノーヒットノーランを達成。1996年にはドジャースの投手としてコロラド州のクアーズ・フィールドで快挙を成し遂げ、2001年にはボストン・レッドソックスでも達成した。
異なるリーグでノーヒットノーランを記録したことも、野茂氏のキャリアを語るうえで欠かせない実績だ。
トルネード投法はなぜ伝説になったのか
野茂氏の代名詞であるトルネード投法は、単に見た目が特徴的なフォームというだけではない。
身体を大きくひねり、独特のタイミングで打者に向かって投げ込む動作は、打者にとってボールの出どころを見極めにくいという特徴を持っていた。
当時のMLBでも珍しいフォームであり、野茂氏が奪三振を量産する姿とともに広く知られるようになった。
その独自性は、単なる話題性に終わらなかった。1995年の新人王獲得や、その後のメジャーでの活躍によって、トルネード投法は実績に裏付けられた野茂氏の象徴となった。
【2026年最新】野茂英雄の現在とドジャースとの関係
2026年現在、野茂氏は現役を引退しているが、野球界との関係は続いている。
サンディエゴ・パドレスの公式フロントオフィス名簿では、野茂氏はSpecial Assistant, Baseball Operations(野球運営部門特別補佐)として掲載されている。
現役時代の経験を生かし、球団の野球運営に関わる立場にあることが、現在の公式情報から確認できる。
なぜドジャースの始球式に招待されたのか
2025年のワールドシリーズで野茂氏が選ばれた背景には、ドジャースOBとしての功績がある。
MLBの公式発表では、野茂氏は元オールスター選手、新人王受賞者、そして2度のノーヒットノーラン達成者として紹介された。
さらに、1995年にドジャースでメジャーデビューを果たした日本人投手という歴史的な存在でもある。
大谷翔平や山本由伸らが所属する現在のドジャースと、野茂氏が挑戦を始めた1990年代のドジャース。その両者を結ぶ人物として、ワールドシリーズ第3戦の始球式に登場したことには大きな意味がある。
2026年から振り返る野茂英雄の価値
野茂氏の功績は、個人の勝利数やタイトルだけでは測れない。
1995年当時、日本人選手がメジャーリーグに挑戦することは、現在ほど一般的ではなかった。野茂氏はその状況で自ら道を切り開き、結果を残した。
その後、日本人選手が次々とメジャーに挑戦し、現在ではワールドシリーズの舞台でも日本人選手の活躍が見られるようになった。
2025年の始球式で山本由伸が捕手役を務めた場面は、こうした歴史のつながりを視覚的に示したものだった。
【プロの結論】野茂英雄の始球式で本当に注目すべき3つのポイント
今回の始球式を振り返る際、注目すべきなのはトルネード投法を披露したかどうかだけではない。
1. 背番号16が象徴するドジャースでの功績
背番号16のユニホームは、野茂氏がメジャーリーグに挑戦し、新人王を獲得した時代を思い起こさせるものだった。
2025年の登場は、過去の栄光を懐かしむだけでなく、球団の歴史を支えた選手への敬意を示す機会でもあった。
2. 山本由伸との共演が示した世代交代
野茂氏が投げ、山本投手が受ける。その短い場面には、日本人投手がメジャーリーグで築いてきた歴史が表れていた。
野茂氏が挑戦者だった時代と、山本投手がワールドシリーズで主力として活躍する時代。その違いを比較することで、30年間の変化がより鮮明になる。
3. トルネード投法の有無と本人の実際の発言を区別する
2025年の投球映像では、トルネード投法を披露しなかったことが確認できる。一方、その理由について本人が明確に説明した記録は、当日の主要報道には見当たらない。
そのため、動画を見る際は、実際の投球フォームと、ネット上で語られる理由を分けて考えることが大切だ。
過去の2013年の始球式ではトルネード投法を披露していたという事実も、比較するうえで重要になる。
野茂氏の始球式の価値は、投球フォームの再現だけではなく、野茂氏自身が切り開いた歴史と、現在の日本人選手の活躍を同じ球場でつなげたことにある。
野茂英雄の始球式に関するよくある質問(FAQ)
Q1:野茂英雄の2025年の始球式はいつ行われましたか?
A1:2025年10月27日(米国時間)です。日本時間では10月28日で、ドジャース対ブルージェイズのワールドシリーズ第3戦前にドジャースタジアムで行われました。
Q2:野茂英雄の始球式で捕手を務めたのは誰ですか?
A2:ドジャースの山本由伸投手です。野茂氏が背番号16のユニホーム姿で登場し、山本投手に向かって投球しました。
Q3:2025年の始球式でトルネード投法を披露しましたか?
A3:披露していません。オーバースローで投球しました。本人がフォームを変更した理由について、具体的な公式説明は公表されていません。
Q4:野茂英雄は2013年や2017年にも始球式をしていますか?
A4:はい。2013年8月10日にはドジャース対レイズ戦でエリック・キャロスを相手に始球式を行い、トルネード投法を披露しました。2017年3月21日にはWBC準決勝の日本対アメリカ戦でも始球式に参加しています。
Q5:デーブ・ロバーツ監督は野茂英雄について何とコメントしましたか?
A5:野茂氏を「すばらしい働き者で戦士」と評価し、「彼は日本を両肩に背負っていた」と語りました。現役時代のチームメートとしての思いも明かしています。
Q6:野茂英雄は2026年現在、何をしていますか?
A6:現役は2008年に引退しています。2026年現在、サンディエゴ・パドレスの公式スタッフ名簿には、野球運営部門特別補佐として掲載されています。
Q7:野茂英雄の2025年の始球式動画は見られますか?
A7:はい。MLB公式動画として、2025年10月27日のワールドシリーズ第3戦前に野茂氏が始球式を行った映像が公開されています。山本由伸投手が捕手を務めた場面や、野茂氏の投球フォームを確認できます。
まとめ:野茂英雄の始球式は日本人メジャーリーガーの歴史をつなぐ一投だった
野茂英雄氏が2025年に始球式を務めたのは、10月27日のワールドシリーズ第3戦、ドジャース対ブルージェイズ戦だった。背番号16のドジャースユニホームで登場し、捕手役の山本由伸投手に向かってボールを投じた。
トルネード投法は披露されなかったものの、ノーバウンドの投球と球場からの大歓声は、野茂氏が今もドジャースファンに愛されていることを印象づけた。
2013年にはトルネード投法を披露し、2017年にはWBCの舞台で日本を代表して始球式に参加。そして2025年には、山本由伸という次世代の日本人メジャーリーガーと共演した。
野茂英雄氏が切り開いた道は、現在の日本人メジャーリーガーたちへと続いている。2025年の始球式は、その30年の歴史を象徴する特別な一投だった。
2026年以降も、野茂氏の功績はドジャースの歴史、そして日本人選手がメジャーリーグで活躍する時代を振り返るうえで欠かせない存在であり続ける。
主な根拠資料・照合先
- MLB公式:2025年ワールドシリーズ第3戦の始球式予定と出演者情報。
- 日刊スポーツ:野茂氏の登場日、山本由伸の捕手役、デーブ・ロバーツ監督のコメント。
- Full-Count:2025年の投球フォーム、トルネード投法との違い、通算成績。
- MLB公式:2013年のドジャース始球式とトルネード投法。
- MLB公式:2017年WBC準決勝の始球式。
- MLB公式:2026年パドレスのフロントオフィス名簿。
- MLB公式:野茂氏の背番号16と通算成績。 (出典: 野茂 始球 式(Yahoo!ニュース))