【2026年最新】アルバジ戦は判定勝ち、ケイプ戦は3R TKO負け
2026年の堀口恭司は、UFC復帰後の勢いを証明する勝利と、トップコンテンダーとの実力差が問われる敗北の両方を経験した。
2月7日:アミル・アルバジにユナニマス判定勝ち
対戦相手:
結果: 3-0のユナニマス判定
大会: UFC Fight Night: Bautista vs Oliveira
開催地: 米国ラスベガス
2026年2月7日、堀口はランキング上位経験者のアミル・アルバジと対戦。3ラウンドを戦い抜き、判定3-0で勝利した。
公式ジャッジの採点は次のとおり。
- 30-27
- 30-27
- 29-28
UFC公式の試合レポートによると、堀口は素早い踏み込みと連続打撃でアルバジを攻略。第2ラウンドには相手をぐらつかせ、ダメージを与えた。第3ラウンドでも攻勢を維持し、3人のジャッジ全員から支持を得た。
この勝利は、単に判定で勝ったというだけではない。UFC復帰後、ランキング経験者を相手に連勝を重ねたことが、フライ級上位争いにおける評価につながった。
6月20日:マネル・ケイプに3R TKO負け
対戦相手:
結果: 3R 2分42秒 TKO
大会: UFC Fight Night: Kape vs Horiguchi(UFC Vegas 119)
開催地: 米国ラスベガス
2026年6月20日、堀口はマネル・ケイプとの再戦に臨んだ。
ケイプはUFCフライ級でも上位に位置する強豪。両者には2017年のRIZINでの対戦歴があり、約8年半ぶりの再戦としても注目を集めた。
試合は序盤から堀口が持ち味を発揮。UFC公式レポートでは、前半2ラウンドで堀口が打撃とタイミングのよいテイクダウンを組み合わせ、先行していたと説明されている。
しかし、第3ラウンドに展開が変わった。
ケイプの右ストレートを受けた堀口が大きく体勢を崩し、ケイプが追撃。レフェリーが試合を止め、3ラウンド2分42秒のTKO決着となった。
堀口にとっては痛恨の敗戦だったが、前半の競争力まで否定される内容ではない。トップクラスの相手に優勢な時間を作りながら、一度の決定的な攻防で試合を失ったことが、この一戦の特徴だ。
【試合結果一覧】UFCとRIZINでたどる堀口恭司の主要戦歴
堀口のキャリアを理解するには、UFCだけでなくRIZIN時代も振り返る必要がある。
特に2017年のマネル・ケイプ戦、2020年の朝倉海戦、2024年のセルジオ・ペティス戦は、キャリアを語るうえで外せない試合だ。
堀口恭司の主要試合と関係者一覧
この年表は、UFC公式選手プロフィールとRIZIN公式選手データに掲載された試合履歴を中心に整理したものだ。
ケイプとの対戦成績は1勝1敗
堀口とケイプの関係で興味深いのは、2026年の敗戦が初対戦ではないことだ。
2017年12月31日、RIZINのバンタム級トーナメントで両者は対戦。堀口が第3ラウンドに肩固めでケイプを下している。
当時のケイプは将来性を評価される選手であり、堀口は経験と総合力を見せつけた。
ところが2026年のUFC再戦では立場が逆転。ケイプが打撃によるTKO勝利を収め、両者の直接対決は1勝1敗となった。
約8年半の間に、両者の所属団体や経験、戦い方は大きく変化した。2017年の結果だけで2026年の優劣を予測できなかったことも、MMAの難しさを示している。
【プロ通算戦績】UFC復帰とRIZIN歴代戦績をどう見るか
UFC公式プロフィールの表示戦績
2026年11月2日時点
UFC公式選手プロフィールでは、堀口のプロ通算戦績は36勝6敗0分と表示されている。
同プロフィールによると、KO・TKO勝利が15回、一本勝ちが6回。打撃だけでなく、寝技でも試合を終わらせられる総合力が特徴だ。
UFCでのキャリア
堀口は2013年10月にUFCデビュー。初期のUFC参戦では7勝1敗という成績を残した。
大きな転換点は2015年4月25日のUFC 186だった。
当時のフライ級王者デメトリアス・ジョンソンに挑戦し、5ラウンド4分59秒に腕ひしぎ十字固めで敗れた。試合終了まで残りわずかというところでの一本負けは、堀口のキャリアを語る際に必ず取り上げられる一戦である。
その後、UFCを離れ、RIZINやBellatorなどで実績を積み上げた。
2025年11月にはUFCに復帰し、タギル・ウランベコフにリアネイキッドチョークで勝利。2026年2月にはアルバジ戦にも勝ち、復帰後の連勝を記録した。
ただし、6月のケイプ戦で敗れたため、2度目のUFC参戦後の成績は2勝1敗となっている。
RIZINでの歴代戦績
RIZIN公式選手プロフィールに掲載された戦績は、17試合15勝1敗。ノーコンテストとなった神龍誠戦も記録されている。
主な実績は次のとおり。
- 初代RIZINバンタム級王者
- 第4代RIZINバンタム級王者
- 初代RIZINフライ級王者
- Bellatorバンタム級王者
RIZIN時代にはマネル・ケイプ、朝倉海、セルジオ・ペティス、ダリオン・コールドウェルなど、国内外の実力者と対戦してきた。
特に朝倉海との対戦は印象的だ。2019年8月の初戦ではKO負けを喫したものの、2020年12月の再戦では1ラウンドTKO勝ち。敗北を次の試合で結果に変えた。
また、2023年7月の神龍誠戦はアイポークによるノーコンテストとなり、同年12月の再戦ではリアネイキッドチョークで勝利している。
RIZIN公式データでは、これらの試合が個別に記録されている。
【ケイプ戦の敗因】2Rまでの流れを覆した3Rの一撃
堀口恭司のケイプ戦を振り返る際、単純に「打撃で負けた」と片付けるのは正確ではない。
注目すべきなのは、前半の試合運びと第3ラウンドの決着までに明確な変化があったことだ。
1. 前半は堀口が試合を組み立てていた
UFC公式レポートによれば、堀口は前半2ラウンドで打撃とレスリングを組み合わせ、ケイプに対して先行する展開を作った。
特に重要なのは、打撃だけに頼らなかった点だ。
ケイプは強烈なパンチを持つ選手だが、堀口は組み技も交えながら試合のリズムを作っていた。
これによってケイプが得意とする打撃の距離だけで試合を進めないようにしていたと考えられる。
2. 第3ラウンドでケイプの右が決定打になった
試合を決定づけたのはケイプの右ストレートだった。
UFCの試合レポートでは、堀口がケイプに再びダメージを与えたように見えた場面や、蹴りをチェックした際にケイプの脚にダメージがあったように見えた場面にも触れている。
それでもケイプは攻撃を止めず、右の一撃で堀口をぐらつかせた。
その後の追撃によってレフェリーストップとなった。
つまり、前半の試合運びと最終的な勝敗は必ずしも一致しなかった。3ラウンドを通して安定して優位に立つことと、相手の決定打を防ぐことは別の課題だった。
3. ケイプ戦から見える今後の課題
今回の敗戦から考えられるポイントは、大きく3つある。
- 被弾後のリカバリー: 強打を受けた直後に相手の追撃をどう防ぐか。
- 終盤の距離管理: 試合後半に相手の得意な打撃距離へ入りすぎないこと。
- 攻撃から防御への切り替え: 自分が攻勢に出た直後のカウンターへの備え。
もちろん、これらは試合映像と公式レポートから読み取れる技術的な検討ポイントであり、陣営が公表した敗因そのものではない。
重要なのは、ケイプ戦で堀口が前半に見せた攻防の質を維持しながら、決定的な被弾を減らせるかという点だ。
【次戦情報】アルマバエフ戦は11月21日のUFCカタール
次戦の相手は、カザフスタン出身の
UFC公式選手プロフィールとイベント情報に、堀口との対戦カードが掲載されている。
UFC Fight Night: Prochazka vs Stirling
アスー・アルマバエフ
UFCフライ級7位
堀口恭司
UFCフライ級5位
開催日: 2026年11月21日(土)ドーハ現地時間
開催地: ABHA Arena、カタール・ドーハ
日本時間: 11月22日(日)未明の開催時間帯
大会メインイベント: ジリ・プロハースカ対ナバホ・スターリング
11月21日と22日、どちらが正しい?
ここは日本のファンにとって間違えやすいポイントだ。
UFC公式の開催日表記は、ドーハ現地時間の11月21日(土)。
一方、日本はドーハより6時間進んでいる。UFC公式イベントページのメインカード開始時刻は米東部時間13時であり、これを日本時間に換算すると11月22日午前3時となる。
したがって、次戦を日本向けに紹介する際の「11月22日予定」という表記にも時差による根拠がある。
現地開催日と日本での視聴日を区別しておくと、試合日を間違えずに済む。
アルマバエフはどんな選手なのか
アルマバエフはUFCフライ級の上位ランカーで、公式プロフィールでは24勝3敗。
注目したいのは、11回の一本勝ちを記録していることだ。
堀口は打撃と組み技を高い水準で組み合わせる選手だが、アルマバエフも寝技で勝負を決められるタイプである。
そのため、今回の試合では打撃の距離管理だけでなく、組み合いになった場面での対応も重要になる。
ケイプ戦で打撃の決定力を見せつけられた堀口にとって、異なるタイプの上位選手との対戦は、総合力を再び示す機会となる。
【UFC王座挑戦の最新動向】ランキング5位から再びタイトル戦線へ
堀口が目指す大きな目標の一つは、UFCフライ級王座への再挑戦だ。
2015年にはデメトリアス・ジョンソンとのタイトルマッチを経験しているが、今回は当時とは違うキャリア段階での挑戦となる。
2026年11月時点のUFCフライ級ランキング
UFC公式ランキングでは、堀口は5位に位置している。
| 順位 | 選手 |
|---|---|
| 王者 | ジョシュア・ヴァン |
| 1位 | アレクサンドル・パントージャ |
| 2位 | マネル・ケイプ |
| 3位 | ブランドン・ロイバル |
| 4位 | 平良達郎 |
| 5位 | 堀口恭司 |
| 6位 | ローン・カバナー |
| 7位 | アスー・アルマバエフ |
このランキングから分かるのは、堀口が依然としてタイトル戦線に関わる位置にいるということだ。
ただし、5位という順位だけで次のタイトル挑戦が決まるわけではない。
上位にはパントージャやケイプ、ロイバル、平良など、実績と実力を持つ選手が並んでいる。
アルマバエフ戦に勝利した場合
アルマバエフ戦は、ランキング上位に食い込むための重要な試合になる。
勝利すれば、ケイプ戦の敗北から立ち直り、上位選手との再戦やタイトル戦線への接近をアピールできる。
一方で、敗れた場合にはランキング維持や今後の対戦相手の選定に影響する可能性がある。
いずれにしても、アルマバエフ戦は単なる復帰戦ではない。UFCフライ級のトップ戦線に残れるかを判断する材料になる。
堀口恭司のタイトル挑戦を評価する3つの基準
今後の展開を見るうえでは、次の3点に注目したい。
1. 上位ランカーへの勝利
ランキング5位からさらに上を目指すには、アルマバエフのような上位選手に勝つことが重要になる。
2. 5ラウンドを戦える総合力
タイトルマッチでは通常の3ラウンド戦とは異なるスタミナ配分や戦術変更が求められる。長い時間、攻守のバランスを維持できるかが問われる。
3. 決定的な被弾を減らすこと
ケイプ戦のように一発で試合が動く展開を避け、試合全体をコントロールできるかが重要だ。
UFC王座挑戦が正式に決まったわけではないが、アルマバエフ戦はその可能性を探るうえで大きな意味を持つ。
【堀口恭司の試合結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:堀口恭司の2026年最新試合結果は?
A1:2026年6月20日のマネル・ケイプ戦で3ラウンド2分42秒、TKO負けを喫した。それ以前の2月7日のアミル・アルバジ戦ではユナニマス判定勝ちを収めている。
Q2:堀口恭司のプロ通算戦績は?
A2:UFC公式選手プロフィールでは36勝6敗0分。RIZIN公式プロフィールではRIZINで17試合15勝1敗と記録されており、ノーコンテストも1試合ある。
Q3:堀口恭司とマネル・ケイプの対戦成績は?
A3:2026年6月の再戦終了時点で1勝1敗。2017年のRIZINでは堀口が肩固めで勝利し、2026年のUFCではケイプがTKO勝利した。
Q4:堀口恭司の次戦はいつ?
A4:アスー・アルマバエフとの試合が2026年11月21日のUFCファイトナイト・カタールで予定されている。ドーハ現地時間は21日、日本時間では22日未明の開催となる。
Q5:堀口恭司はUFCフライ級ランキング何位?
A5:2026年11月2日時点のUFC公式ランキングでは5位。アルマバエフ戦は7位の選手との対戦となる。
Q6:堀口恭司はUFC王座を獲得したことがある?
A6:UFC王座の獲得歴はない。2015年4月のUFC 186でデメトリアス・ジョンソンのフライ級王座に挑戦したが、5ラウンドに腕ひしぎ十字固めで敗れた。一方、RIZINでは複数の王座を獲得している。
まとめ:堀口恭司の次戦はキャリアを左右する重要な一戦
2026年の堀口恭司は、アミル・アルバジへの判定勝ちでUFCフライ級上位の実力を示した一方、マネル・ケイプとの再戦では3ラウンドTKO負けを経験した。
現在のUFC公式プロフィールでは36勝6敗、フライ級ランキング5位。RIZIN時代に築いた15勝という実績も含め、国内外で長くトップレベルを維持してきた選手であることに変わりはない。
次戦のアスー・アルマバエフ戦は、ケイプ戦の敗北から再浮上するための重要な機会だ。
特に注目したいのは、次の3点。
- ケイプ戦で露呈した被弾後の対応を改善できるか。
- アルマバエフの組み技に対して主導権を握れるか。
- 勝利によってUFCフライ級の上位争いに再び加われるか。
堀口のキャリアには、デメトリアス・ジョンソンへの挑戦、RIZINでの王座獲得、朝倉海への雪辱、そしてUFC復帰という大きな転換点があった。
2026年11月のアルマバエフ戦は、その長いキャリアにおける新たな分岐点となる。再びUFC王座に挑戦する姿を見られるかどうか、今後の戦いに注目したい。 (出典: 堀口 恭司 試合 結果(Yahoo!ニュース))