【2026年最新検証】レイズ対ブルワーズ第4戦は12回!サヨナラ勝ちの全貌
2026年のワールドシリーズでも、延長戦のルールが実際の試合展開を大きく左右した。
注目されたのは、タンパベイ・レイズ対ミルウォーキー・ブルワーズの第4戦だ。ブルワーズがシリーズ3連勝で優勝に王手をかけた状況で、レイズは本拠地での敗戦が許されない一戦に臨んだ。
試合は9回を終えても同点のまま。10回、11回と進み、最終的には12回裏のサヨナラ勝ちで決着した。
12回表にブルワーズが勝ち越し
試合は5回以降、2-2の均衡が続いていた。
延長12回表、ブルワーズの新人遊撃手クーパー・プラットがソロ本塁打を放ち、スコアを3-2とする。
レイズにとっては、あと3アウトを取られればシリーズ敗退が決まる危機的状況だった。
しかし、12回裏に試合が動く。
レイズは守備の送球エラーでジュニア・カミネロが出塁。リアム・ヒックスの安打などでチャンスを広げ、ジョニー・デラクルーズの適時打で3-3の同点に追いついた。
さらにチャンドラー・シンプソンの安打で満塁とする。
ベン・ウィリアムソンが劇的なサヨナラ打
満塁の場面で代打として登場したのがベン・ウィリアムソンだった。
ウィリアムソンはシェーン・ドローランの初球を打ち、打球は一塁手の頭上を越えて右翼方向へ転がる。
三塁走者が生還し、レイズが4-3でサヨナラ勝ちを収めた。
この試合の主な記録は次のとおりだ。
- 対戦:タンパベイ・レイズ対ミルウォーキー・ブルワーズ
- 試合:2026年ワールドシリーズ第4戦
- 日付:2026年10月27日(現地時間)
- 最終スコア:レイズ4-3ブルワーズ
- 延長回数:12回
- 試合時間:4時間20分
- 決勝打:ベン・ウィリアムソンのサヨナラ安打
MLB公式の試合レポートによると、この勝利は3連敗で追い込まれたレイズにとって、シリーズを第5戦へつなぐ貴重な1勝だった。
第4戦の後、2026年のワールドシリーズはどうなった?
レイズは第4戦で意地を見せたものの、逆転優勝には届かなかった。
10月28日の第5戦ではブルワーズが4-1で勝利。シリーズを4勝1敗で制し、球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成した。
つまり、2026年のレイズ対ブルワーズ第4戦は、18回の歴代最長記録を更新した試合ではない。しかし、12回まで続いた延長戦で、敗退の危機にあったチームがサヨナラ勝ちを収めたという点で、印象的な試合となった。
【試合時間を徹底分析】ワールドシリーズの延長戦は何時間かかる?
延長戦を観戦するとき、回数と同じくらい気になるのが試合時間だ。
ワールドシリーズには延長回数の上限がないだけでなく、試合全体に一律の終了時間も設定されていない。
そのため、12回で終わる試合もあれば、18回まで進んで7時間以上かかる試合もある。
歴史的な延長戦の時間を比較
ここまで紹介した3試合を比較すると、次のようになる。
- 2018年:18回・7時間20分
- 2025年:18回・6時間39分
- 2026年:12回・4時間20分
特に2026年の第4戦は、12回まで進んだにもかかわらず、2018年の記録より3時間短かった。
もちろん、これは延長回数だけで試合時間が決まるわけではないことを示している。
投手交代、打者の粘り、走者を置いた場面での投球間隔、守備時間、リプレー検証など、複数の要因が積み重なって試合時間が変わる。
延長戦が長くなる3つの理由
1. 投手交代が増える
延長戦では先発投手がすでに降板していることが多く、救援投手の継投が続く。
投手交代には準備時間が必要であり、長い試合では両軍のブルペン運用が複雑になる。
2018年の第3戦では両チーム合わせて18人の投手が登板した。これは長時間化を象徴する数字だ。
2. 得点機会が増えて攻守の入れ替わりが続く
ワールドシリーズでは自動走者がいないため、得点するには通常の攻撃で走者を進めなければならない。
チャンスを作っても得点できず、次のイニングでも同じ状況が続くと、試合は長引いていく。
3. 1球ごとの駆け引きが増える
延長戦では1点の重みが非常に大きい。
投手は慎重にコースを突き、打者はファウルで粘りながら甘い球を待つ。監督も継投や代打のタイミングを慎重に判断する。
こうした積み重ねが試合時間を延ばす要因になる。
観戦前に知っておきたい時間の目安
| 試合の状況 | 観戦時の考え方 |
|---|---|
| 9回終了で同点 | 10回以降も続く可能性がある |
| 10~11回 | まだ序盤の延長戦 |
| 12回以降 | 長時間化を想定したい |
| 18回 | 歴史的な長丁場に相当する展開 |
これは所要時間を保証する目安ではない。実際には10回で短時間に終わることもあれば、18回でも攻守の展開によって時間が変わる。
なお、ポストシーズンでもピッチタイマーは適用される。投球間隔を管理する制度はあるが、試合そのものを一定時間で打ち切る制度ではない。
【プロの結論】ワールドシリーズの延長戦で本当に注目すべきポイント
ワールドシリーズの延長戦を理解するために、覚えておきたいポイントは3つある。
1. 18回は限界ではなく、過去の到達記録
18回という数字が独り歩きしているが、MLBの規則に18回という上限はない。
2018年と2025年に18回の試合が生まれたことは事実だが、19回、20回へ進む可能性もルール上は残されている。
2. 二塁走者がいないからこそ投手力が重要になる
レギュラーシーズンの延長戦では自動走者が得点機会を作る。
しかし、ワールドシリーズでは無死走者なしから攻撃が始まる。先頭打者を出塁させる能力、送りバントや進塁打を防ぐ守備、そして得点圏での投球精度が勝敗を左右する。
観戦する際は、単純な打率や本塁打だけでなく、先頭打者の出塁と投手の制球にも注目したい。
3. サヨナラ勝ちが必ずしも本塁打とは限らない
2018年と2025年は本塁打で決着したが、2026年のレイズ対ブルワーズ第4戦では安打によってサヨナラ勝ちが成立した。
本塁打だけでなく、内野安打、外野への単打、犠牲フライなどでも勝利は決まる。
特に延長戦では、守備側のわずかなミスが決勝点につながることもある。
ワールドシリーズの延長戦の醍醐味は、勝敗を決める方法が最後まで限定されないことにある。 18回の本塁打も、12回のサヨナラ安打も、同じルールの中から生まれた劇的な結末だ。
【ワールドシリーズ延長に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ワールドシリーズの延長戦は何回までありますか?
A1:延長回数に上限はありません。9回終了時点で同点なら10回に進み、勝敗が決まるまで11回、12回、18回と続きます。
Q2:ワールドシリーズの延長10回は無死二塁から始まりますか?
A2:いいえ。ワールドシリーズを含むMLBポストシーズンでは、自動走者ルールを採用していません。延長10回も11回も12回も、走者なし、無死から始まります。
Q3:ワールドシリーズの歴代最長延長記録は何回ですか?
A3:最多イニングは18回です。2018年のドジャース対レッドソックス第3戦と、2025年のドジャース対ブルージェイズ第3戦が並んでいます。
Q4:ワールドシリーズで最も長かった試合は何時間ですか?
A4:2018年のドジャース対レッドソックス第3戦で、7時間20分です。18回裏にマックス・マンシーのサヨナラ本塁打で決着しました。
Q5:2026年のレイズ対ブルワーズ第4戦は何回まで続きましたか?
A5:12回まで続きました。ベン・ウィリアムソンのサヨナラ安打でレイズが4-3で勝利し、試合時間は4時間20分でした。その後、ブルワーズが第5戦を制してシリーズ優勝を決めています。
Q6:延長戦に入ったら試合時間は決まっていますか?
A6:決まっていません。延長回数にも試合時間にも一律の上限はなく、勝敗が決まるまで試合が続きます。
まとめ:ワールドシリーズ延長は無制限、18回の先にもドラマがある
ワールドシリーズの延長戦は、何回までという上限がない。9回で決着しなければ10回に進み、11回、12回、さらに先のイニングでも同点なら試合は続く。
また、レギュラーシーズンとの大きな違いは、延長戦自動走者ルールが適用されないことだ。ポストシーズンでは各延長イニングが走者なし、無死から始まり、通常の攻撃と守備によって勝敗を決める。
歴代記録では2018年のドジャース対レッドソックス第3戦が7時間20分で試合時間の最長記録を保持し、2025年にも同じ18回の激闘が繰り広げられた。さらに2026年のレイズ対ブルワーズ第4戦では12回裏のサヨナラ安打が生まれ、延長戦ならではの緊張感を改めて示した。
観戦するときに覚えておきたいのは、18回が限界ではないこと、ポストシーズンでは二塁走者が自動的に置かれないこと、そして試合時間は予測できないことの3点だ。
延長戦に突入した瞬間から、投手の継投、打順の巡り、代打の選択、そして一つの守備プレーが試合の結末を左右する。ワールドシリーズの延長戦は、野球の戦術と選手の集中力が最後まで試される舞台なのである。 (出典: ワールド シリーズ 延長(Yahoo!ニュース))