【2026年最新】青森テレビの現社長は今井正樹氏!就任の経緯と人物像
青森テレビの現社長を務める今井正樹氏は、2025年10月20日に代表取締役社長へ就任しました。
就任前の役職は取締役営業局長です。2025年10月20日のTBS NEWS DIGなどの報道では、就任当時49歳と紹介されています。
つまり、今井氏は外部から招かれた新社長ではなく、社内の取締役から昇格する形で経営トップに就いた人物です。前社長をめぐる問題で社内が混乱するなか、社員が安心して働ける職場環境の整備を優先課題として掲げました。
就任時、今井氏は社員の働く環境について、安心・安全な職場をつくりたいという趣旨の考えを報道陣に説明しています。
なお、2026年6月18日現在の公式会社案内には、今井氏の詳細な学歴や過去の職歴をまとめたプロフィールは掲載されていません。確認できる役職と就任経緯を中心に理解するのが適切です。
今井正樹氏のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 今井正樹 |
| 会社 | 株式会社青森テレビ |
| 現在の役職 | 代表取締役社長 |
| 就任日 | 2025年10月20日 |
| 就任前の役職 | 取締役営業局長 |
| 就任当時の年齢 | 49歳 |
| 主な課題 | 組織改革、コンプライアンス強化、職場環境の改善 |
今井氏の経営手腕を判断する際には、社長就任そのものよりも、就任後にどのような組織改革を実行してきたかが重要です。特に、経営陣に対するチェック機能と、社員が不利益を恐れず問題を相談できる仕組みが注目点になります。
人事交代だけで企業風土が変わるわけではありません。新体制が制度を実際に運用し、社員や取引先からの信頼を取り戻せるかが問われています。
【辞任理由を解説】前社長・小山内悟氏に何があったのか
前社長の小山内悟氏が辞任した直接の理由は、社員に対する言動の一部がパワーハラスメントおよび不適切な言動・指導に該当すると、青森テレビの調査チームによって認定されたことです。
問題が表面化したのは2025年6月でした。小山内氏による不適切な発言や行為を告発する文書が明らかになり、会社は外部弁護士をトップとする調査チームを設置しました。
その後、事実関係の調査が進められ、2025年10月20日に会社が正式な調査結果を公表。小山内氏は同日付で代表取締役社長職を辞任しました。
調査で認定されたパワハラと不適切な言動
青森テレビが2025年10月20日に公表した「弊社社長に関する文書の調査結果について」によると、調査対象は告発文書に記載された19項目と、調査中に浮上した1項目を合わせた計20項目でした。
そのうち、3項目がパワーハラスメント、別の3項目が不適切な言動として認定されています。
パワーハラスメントとして認定された3項目
1. 取引先との業務の進め方をめぐり、社員を一方的に疑う発言をし、机をたたく行為。
2. システム導入をめぐり、意に添わなかった社員に対する恫喝行為。
3. 「小学生でも分かるでしょう」「馬鹿野郎」などの侮辱的な発言。
不適切な言動として認定された3項目
1. 社員の出身校について言及した発言。
2. 酒席で他社の社長を呼び捨てにしたり、他社をおとしめたりするような発言。
3. 採用試験で面接を受けた学生に対する圧迫的な質問。
特に注目されるのは、問題が社員への直接的な言動だけにとどまらなかった点です。取引先との関係や採用活動にも関係する内容が調査結果に含まれています。
企業の経営トップには、業務上の指示や評価を行う権限があります。しかし、その権限を背景に相手を威圧したり、人格を傷つけたりする言動は、組織の健全な運営を損なう問題になります。
退職者・休職者への影響は?
調査報告書では、2020年度から2023年度までの人員動向についても触れられています。
この期間に中途退職した社員・嘱託社員21人のうち、社長の言動が関係すると回答した退職者は1人でした。また、休職した社員6人のうち、社長の言動が関係すると考えられる休職者は1人とされています。
この数字は、調査チームが確認した回答や状況に基づくものです。21人全員が社長の言動を理由に退職したという意味ではありません。
このように、調査結果は問題行為の認定と人員への影響を分けて公表しています。会社が組織の問題を検証するうえで、どの事実を認定し、どの範囲まで影響を確認したのかを読み分ける必要があります。
なお、小山内氏は調査結果について謝罪し、結果を厳粛に受け止めるとの趣旨を説明しました。一方、共同通信の報道では、認定事実の一部について承服できない部分があるとも述べています。
辞任の理由は、個人的な事情や健康上の理由ではなく、会社が公表した調査結果と、それに伴う経営責任にあります。
出典:青森テレビの2025年10月20日付調査結果、TBS NEWS DIG、共同通信の報道。
【時系列で検証】青森テレビの社長交代はいつ?2025年の重要な出来事
今回の社長交代を理解するには、2025年6月の告発文書の表面化から10月の調査結果公表までの流れを押さえる必要があります。
特に重要なのは、週刊誌報道が出た段階と、会社自身が調査結果を公表した段階を区別することです。疑惑の報道と、会社による事実認定は同じものではありません。
青森テレビの社長交代に関する年表
この年表から分かるのは、2025年10月20日が青森テレビにとって大きな転換点だったことです。調査結果の公表、前社長の辞任、後任の就任が同日に行われました。
また、2026年に入ってからも人権方針の策定やガバナンス情報の公表が続いています。社長交代を一度限りの人事として終わらせず、制度面の改善につなげようとする動きが確認できます。
【再発防止策の現在】青森テレビは何を変えたのか
青森テレビは2025年10月20日の調査結果公表と同時に、再発防止に向けた4つの取り組みを明らかにしました。
単純に社長を交代させるだけでは、経営トップと社員の間にある権力関係や、問題を相談しにくい企業風土が改善されるとは限りません。そのため、会社は組織運営と通報制度の両面から対策を打ち出しました。
2025年に発表された4つの再発防止策
1.ガバナンス強化と組織改革・人事刷新
経営の監督機能を強化し、コンプライアンスを徹底するための組織改革と人事刷新を進める方針です。経営トップの判断が社内で過度に優先されない仕組みづくりが課題となります。
2.外部委託による通報窓口の設置
従来の社内相談・通報窓口に加えて、外部に委託する通報窓口を新設する方針を示しました。
社内の上司や経営陣に直接相談しにくい社員にとって、会社の内部だけで完結しない相談経路を確保することには意味があります。
3.ハラスメント防止規定の見直し
社内規定を見直し、どのような言動が問題となるのか、相談や対応をどのように進めるのかを明確にする取り組みです。
4.経営層・管理職へのコンプライアンス対策強化
一般社員だけでなく、経営層や管理職を対象としたハラスメント防止・コンプライアンス対策を強化する方針です。
今回の問題で問われたのは、経営トップ自身の言動でした。そのため、管理職や役員も含めて教育と管理の対象にすることは、再発防止の観点から重要です。
2026年の取り組みはどう進んでいる?
2026年8月19日付の青森テレビの「民間放送ガバナンス指針」に基づく公表事項では、再発防止策に関連する具体的な制度や運用状況が確認できます。
特に注目したいのは、次の取り組みです。
- ATVホットラインの設置: 外部の専門機関に委託した通報窓口を設置し、ハラスメント全般や公益通報に対応。
- コンプライアンス室の設置: 担当役員を室長とする独立組織を設け、心理的安全性の高い企業風土づくりを推進。
- 定期的な研修: 管理職や社員を対象に、人権やハラスメントについての研修を実施。
- 人権方針の策定: 2026年2月に青森テレビ人権方針を策定。
- 取締役会による確認: 人権方針やコンプライアンス推進体制について取締役会で確認。
2026年の人権方針では、役員・従業員だけでなく、事業活動に関わる関係者の人権にも配慮する考え方が示されています。差別やハラスメントを認めない姿勢や、安心して働ける職場づくりも明文化されました。
これらは会社が公表した制度上の取り組みです。制度の設置と、実際にハラスメントが防止されていることは別の問題です。通報への対応状況や社員が安心して相談できる環境が定着しているかは、引き続き注目されます。
出典:青森テレビ「弊社社長に関する文書の調査結果について」(2025年10月20日)、同社「民間放送ガバナンス指針」に基づく公表事項(2026年8月19日)。
【会社概要と沿革】青森テレビはどんな放送局?JNN系列での位置づけ
青森テレビは、青森県を放送対象地域とする民間テレビ放送局です。正式名称は株式会社青森テレビで、ATVの略称でも知られています。
1968年に設立され、翌1969年12月1日に開局しました。青森県の地域情報やニュース、文化、スポーツなどを伝える放送局として事業を続けています。
青森テレビの会社概要
| 項目 | 公式情報 |
|---|---|
| 正式名称 | 株式会社青森テレビ |
| 略称 | ATV |
| 設立 | 1968年12月23日 |
| 開局 | 1969年12月1日 |
| 事業内容 | 青森県を対象とする民間放送事業 |
| テレビ系列 | JNN系列・TBSテレビ系列 |
| 資本金 | 3億円 |
| 本社所在地 | 青森県青森市松森一丁目4番8号 |
| 子会社 | 株式会社エイティーブイ・ビジョン |
上記は2026年6月18日現在の公式会社案内に掲載された情報です。
1968年設立から続く青森テレビの歴史
青森テレビの歴史を理解するうえで、設立年と開局年を混同しないことがポイントです。
- 1968年12月23日: 株式会社青森テレビを設立。
- 1969年12月1日: テレビ放送を開始。
- 1970年: 自社制作レギュラー番組「おはようホームミラー」がスタート。
- 1976年: 報道番組「ATVニュースワイド」の放送が始まる。
- 1985年: 新社屋が完成し、本社を移転。
- 2015年: 夕方の情報番組「わっち!!」がスタート。
長年にわたって地域密着型の報道や情報番組を制作してきたことが、青森テレビの特徴です。特に夕方の地域情報番組は、地元の生活情報やニュースを伝える重要な役割を担っています。
JNN系列とは?TBSテレビとの関係
青森テレビは、JNN(Japan News Network)に加盟するテレビ局です。TBSテレビをキーステーションとする全国ネットワークに属し、系列局としてニュースや番組編成などで連携しています。
JNNは全国の民間放送局によるネットワークで、青森テレビはその地域局として青森県のニュースや情報を発信しています。
ここで注意したいのは、JNN系列に加盟していることと、TBSテレビの支社であることは意味が異なるという点です。青森テレビは独立した法人である株式会社青森テレビとして会社案内や役員構成を公表しています。
さらに、2026年8月19日付のガバナンス公表資料では、2026年3月31日現在の主要株主としてTBSホールディングスが掲載され、保有株式は38,000株、持株比率は6.3%とされています。
つまり、青森テレビはTBS系列のネットワークに属し、資本面でもTBSホールディングスとの関係がありますが、両者の法人としての位置づけは区別して理解する必要があります。
出典:青森テレビ公式会社案内、同社ガバナンス公表資料。
【2026年の経営体制と評判】青森テレビの役員一覧と信頼回復の課題
青森テレビの経営体制を確認するには、社長だけでなく取締役、監査役、執行役員の構成も見る必要があります。
2026年6月18日現在の公式会社案内には、今井正樹氏を代表取締役社長とする役員一覧が掲載されています。
青森テレビの役員一覧
代表取締役社長
- 今井正樹
取締役
- 松本朝成
- 佐々朝美
- 今市憲一郎
取締役相談役(非常勤)
- 中村孝之
取締役(非常勤)
- 塩越隆雄
- 和泉晃
- 泉山元
監査役
- 片谷喬次
- 川嶋勝美
執行役員
- 鎌田裕一
- 佐藤正健
この役員一覧からは、今井社長を中心に、社内取締役や非常勤取締役、監査役、執行役員によって経営・監督体制が構成されていることが分かります。
なお、役員名簿は公式会社案内の掲載時点に基づくものです。各役員の個別の担当業務や、社内での具体的な権限分担までを示すものではありません。
経営体制を判断する3つのポイント
1.経営トップへの監督機能
今回の問題では、代表取締役社長の言動が調査対象となりました。そのため、社長個人の資質だけでなく、問題が発生したときに取締役会や監査役が適切に機能するかが重要です。
2026年8月の公表資料によると、2025年度には取締役会が複数回開催され、2025年10月20日の会合では調査結果の報告と前社長の代表取締役辞任が確認されています。
2.外部通報制度の実効性
ATVホットラインのような外部窓口が設置されても、社員が安心して利用できなければ制度の意味は十分に発揮されません。
通報者の保護、相談内容の適切な調査、再発防止への反映など、制度の実際の運用が評価のポイントになります。
3.地域メディアとしての信頼
青森テレビは、青森県民にニュースや生活情報を届ける地域メディアです。地域社会からの信頼は、番組の質や報道姿勢だけでなく、社内の人権意識や企業統治とも関係します。
視聴者に正確な情報を届ける放送局だからこそ、自社の組織運営にも透明性が求められます。
経営状況を示す財務データにも注目
2026年8月19日付のガバナンス公表資料には、2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日)の財務情報も掲載されています。
| 財務項目 | 2025年度 |
|---|---|
| 売上高 | 約32億3,600万円 |
| 営業損失 | 約1億9,830万円 |
| 経常損失 | 約1億6,708万円 |
| 当期純損失 | 約2億9,445万円 |
これらの数字から、同年度は最終損失を計上したことが分かります。ただし、財務上の損失と2025年のパワハラ問題を直接結び付ける根拠はありません。
放送業界全体では、テレビ広告市場の変化や動画配信サービスとの競争、地域人口の変動など、経営上の課題が存在します。青森テレビにとっても、地域密着型の番組制作とデジタル展開を両立しながら、安定した経営基盤を確保することが課題となります。
青森テレビの評判を判断する際は、番組や地域報道への評価と、社内の労働環境・ガバナンスへの評価を分けて考えることが大切です。社長交代や制度整備は確認できる事実ですが、企業風土が完全に改善したかどうかは、今後の継続的な取り組みを見て判断する必要があります。
【青森テレビの社長に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年現在、青森テレビの社長は誰ですか?
A1:今井正樹氏です。2025年10月20日に就任し、2026年6月18日現在の公式会社案内でも代表取締役社長として掲載されています。
Q2:青森テレビの前社長・小山内悟氏はなぜ辞任したのですか?
A2:外部弁護士をトップとする調査チームが、社員への言動の一部をパワーハラスメントや不適切な言動・指導と認定したためです。小山内氏は2025年10月20日付で代表取締役社長職を辞任しました。
Q3:青森テレビのパワハラ調査では何が認定されましたか?
A3:計20項目を調査し、パワーハラスメント3項目、不適切な言動3項目が認定されました。社員を一方的に疑う発言や机をたたく行為、恫喝、侮辱的な発言、採用面接での圧迫的な質問などが含まれています。
Q4:青森テレビの社長交代はいつ行われましたか?
A4:2025年10月20日です。同日付で小山内悟氏が辞任し、取締役営業局長だった今井正樹氏が新社長に就任しました。
Q5:青森テレビはTBSの系列局ですか?
A5:はい。青森テレビはJNN系列に加盟しており、TBSテレビをキーステーションとするネットワークに属しています。
Q6:青森テレビは再発防止策を実施していますか?
A6:会社は組織改革、外部委託による通報窓口の設置、ハラスメント防止規定の見直し、経営層・管理職への研修強化を公表しました。2026年の公表資料では、ATVホットラインやコンプライアンス室、定期研修などの取り組みも確認できます。
Q7:青森テレビはいつ設立・開局しましたか?
A7:1968年12月23日に設立され、1969年12月1日に開局しました。青森県を放送対象地域とする民間テレビ局です。
まとめ:青森テレビの今後は今井正樹社長の組織改革が焦点
青森テレビの現在の社長は、2025年10月20日に就任した今井正樹氏です。前社長の小山内悟氏は、社員へのパワーハラスメントや不適切な言動が調査で認定されたことを受け、同日付で代表取締役社長職を辞任しました。
今回の問題は、単なる社長交代ではありません。経営トップの言動、社員の働く環境、取締役会による監督、コンプライアンス体制など、放送局の組織運営そのものが問われた出来事でした。
2026年には人権方針が策定され、外部通報窓口のATVホットラインやコンプライアンス室、社員・管理職向け研修などの取り組みも公表されています。
今後、青森テレビの経営体制を評価するうえで注目したいのは、次の3点です。
1. 今井正樹社長のもとで、実効性のあるガバナンス改革が継続されるか。
2. 社員が安心して相談できる職場環境が実現するか。
3. 地域に密着した報道機関として、視聴者や地域社会からの信頼を回復できるか。
1968年の設立、1969年の開局以来、青森県の地域メディアとして歩んできた青森テレビ。JNN系列局としての放送活動を続けながら、経営の透明性と職場環境の改善をどこまで実現できるかが、今井体制の評価を左右することになります。
主な参照資料:青森テレビ公式会社案内(2026年6月18日現在)、青森テレビ「弊社社長に関する文書の調査結果について」(2025年10月20日)、同社「民間放送ガバナンス指針」に基づく公表事項(2026年8月19日)、TBS NEWS DIG、共同通信、陸奥新報。 (出典: 青森 テレビ 社長(Yahoo!ニュース))