【2026年11月最新】絆會の現在は?指定暴力団としての立場と構成員数
2026年11月1日時点で、絆會は指定暴力団として公的資料に掲載されています。組織が解散して指定が取り消されたという状況ではありません。
特に注目したいのが、構成員数と本部所在地です。
絆會の構成員数は約50人
静岡県警察が2026年6月4日に更新した暴力団情勢の資料では、絆會について次の情報が掲載されています。
- 団体名:絆會
- 主たる事務所:大阪府寝屋川市
- 代表する者:金禎紀
- 勢力範囲:1道1府9県
- 構成員数:約50人
大阪府警察の指定暴力団一覧表でも、構成員数は約50人とされています。同資料の数値は2025年末時点のものです。
ここで注意したいのは、約50人という数字が暴力団の正式な構成員数であり、準構成員や周辺関係者をすべて含めた人数ではないことです。
警察庁の2025年版犯罪白書では、2024年末時点の絆會の構成員数は約60人でした。2026年に参照できる新しい警察資料では約50人となっており、組織規模が縮小していることがうかがえます。
全国的な暴力団情勢の中での位置
絆會の規模を理解するには、全国の暴力団情勢との比較も参考になります。
警察関係資料によれば、2025年末時点の全国の暴力団構成員は約9,400人、準構成員等は約8,200人です。
その中で約50人という絆會の構成員数は、全国規模では小さい部類に入ります。
ただし、構成員数が少ないことと、組織としての活動が完全に停止していることは別問題です。
【織田絆誠の現在】経歴・本名・会長としての立場を整理
人物情報・公的資料と報道に基づく整理
織田絆誠(おだ・よしのり)
織田絆誠氏は、旧・任侠山口組の結成に関わり、その後の絆會の代表として知られる人物です。
報道では、本名を金禎紀(きん・よしのり)と表記する場合もあります。2024年の逮捕報道では、金禎紀容疑者の通称が織田絆誠と報じられました。
織田絆誠氏の経歴と主な転換点
織田氏の経歴で大きな転換点となったのは、2017年の任侠山口組結成です。
2015年に発生した山口組の分裂によって神戸山口組が結成され、その後、神戸山口組内部の対立を背景として、織田氏らが新たな組織を立ち上げました。
2017年9月12日には、神戸市長田区で織田氏が乗っていた車列が襲撃され、警護役の楠本勇浩さんが射殺される事件が発生しました。
この事件は、山口組分裂をめぐる対立の深刻さを象徴する出来事として報じられています。
さらに2026年6月23日、兵庫県警はこの事件で指名手配されていた菱川龍己容疑者を逮捕しました。事件から約9年を経た大きな進展です。
2024年の逮捕報道とその後
2024年7月9日、大阪府警は織田絆誠氏と池田組の池田孝志氏を、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕したと報じられました。
報道によると、不動産を担保にした金銭の貸し借りをめぐる虚偽の登記が問題となった事件です。
ここで重要なのは、逮捕されたという事実と、有罪判決が確定したという事実を混同しないことです。逮捕報道だけから、その後の刑事手続きの結果を断定することはできません。
2026年現在も織田絆誠は会長なのか
この疑問については、公的な代表者情報が手掛かりになります。
大阪府警察と静岡県警察の公開資料では、絆會の代表する者として金禎紀が掲載されています。
また、2024年の報道では金禎紀氏と織田絆誠氏が同一人物として扱われています。
したがって、公的資料上の代表者と、報道で織田絆誠と呼ばれてきた人物は一致しています。
一方、2026年11月時点の本人の日常生活や具体的な活動状況、組織運営への実際の関与の程度については、公表資料だけでは判断できません。
【任侠山口組から絆會へ】結成から現在までの重要な出来事
絆會の成り立ちを理解するには、2015年から続く山口組の分裂を押さえる必要があります。
もともと絆會は、六代目山口組から直接分裂した組織ではありません。神戸山口組からさらに分裂する形で誕生しました。
絆會の歴史と関係組織の変遷
警察庁・兵庫県公安委員会の公表資料、報道を基に整理
任侠山口組が結成された背景
2017年4月、神戸山口組の一部勢力が離脱し、任侠山口組を結成しました。
この動きの背景には、山口組分裂後の組織運営や内部対立があります。
2015年に六代目山口組から神戸山口組が分裂し、その後、神戸山口組内部でも意見の相違や組織運営をめぐる対立が表面化しました。
その結果、新たな分裂が起き、任侠山口組が誕生したのです。
当初は山口組の再統合を目標の一つとして掲げていたものの、2020年の改称時には、その目標の実現が難しい状況になっていたことが報じられています。
2020年に絆會へ名称変更した理由
2020年2月17日、兵庫県公安委員会は任侠山口組から絆會への名称変更を官報で公示しました。
神戸新聞の報道によれば、名称変更に伴い、指定暴力団としての指定期間や代表者などが変更されたわけではありません。
つまり、名称変更によって組織が解散したり、別の独立した組織が新設されたりしたわけではありません。
この点は、現在の絆會を理解するうえで欠かせないポイントです。
【絆會の組織図と本部移転】金禎紀を代表とする現在の組織構造
絆會の組織構造については、公開されている情報と、非公開の情報を分けて見る必要があります。
国家公安委員会は2024年2月の指定確認資料で、絆會について、代表者の統制下に複数の階層が存在する組織であると確認しています。
つまり、単に名前だけが残っている集団ではなく、暴力団対策法上の指定要件に該当する階層的な組織として扱われています。
公的資料から確認できる組織構造
現在の組織情報を整理すると、次のようになります。
| 項目 | 確認できる内容 |
|---|---|
| 団体名 | 絆會 |
| 代表する者 | 金禎紀 |
| 報道上の人物名 | 織田絆誠 |
| 主たる事務所 | 大阪府寝屋川市 |
| 勢力範囲 | 1道1府9県 |
| 構成員数 | 約50人 |
ただし、これを完全な組織図と考えるのは正確ではありません。
警察の公開資料で確認できるのは、代表者や主たる事務所、構成員数などの基本情報です。全幹部の最新の役職や傘下組織の全構成員を網羅した公式組織図が公表されているわけではありません。
絆會の本部はなぜ移転したのか
絆會の本部所在地は、結成以降、複数回変更されています。
- 当初:兵庫県尼崎市
- 2023年7月:大阪市中央区
- 2025年7月:大阪府寝屋川市
2023年には、兵庫県公安委員会が本部所在地を尼崎市から大阪市中央区に変更したと発表しました。
さらに2025年7月、国家公安委員会は主たる事務所が寝屋川市に変更されたことを確認しました。
本部所在地の変遷には、旧事務所の使用制限や建物の売却などが関係しています。2025年には寝屋川市が警戒区域に追加されたことも報じられました。
ここで押さえたいのは、本部移転は組織の解散や名称変更とは異なる手続きだということです。
所在地が変わっても、指定暴力団としての法的な位置付けが自動的に消えるわけではありません。
【六代目山口組との関係】2026年9月の特定抗争指定解除で何が変わった?
2026年の絆會をめぐる最も重要なニュースの一つが、六代目山口組との特定抗争指定の解除です。
この指定は、対立組織の活動を厳しく制限するための制度です。警戒区域内では、事務所の新設や使用、対立組織の構成員への接近、おおむね5人以上での集まりなどが禁止されます。
解除までの経緯
2024年6月、六代目山口組と絆會は、対立抗争の激化を受けて特定抗争指定暴力団等に指定されました。
その後、指定は3か月ごとに延長されてきました。
しかし2026年9月3日、関係する8府県の公安委員会は指定を延長しないことを決定しました。
兵庫県警の説明として報じられた判断材料は、主に次の2点です。
1. 両組織間で抗争事件が約3年5か月間発生していなかったこと。
2. 幹部らへの聞き取りなどから、相互に危害を加える意思がないと判断されたこと。
そして、指定期限の9月20日をもって終了し、9月21日に解除となりました。
特定抗争指定解除で変わったこと
解除によって、六代目山口組と絆會の間で適用されていた特定抗争指定に基づく活動制限は終了しました。
一方で、これは暴力団対策法上の指定暴力団としての立場まで解除されたという意味ではありません。
両者の関係が友好的になったと発表されたわけでもありません。
さらに、六代目山口組と神戸山口組の間では別の特定抗争指定が継続されています。
2026年9月17日には、兵庫など9府県の公安委員会が両組織への指定を延長し、期限を2027年1月6日までとすることを決めました。
したがって、今回の解除はあくまで六代目山口組と絆會の間に適用されていた指定に関する判断です。
山口組分裂をめぐるすべての対立が終わったわけではありません。
【絆會の解散説は本当?】2026年9月の最新事件から実態を検証
絆會について検索すると、「解散した」「織田絆誠が引退した」「組織が事実上消滅した」といった情報が見つかることがあります。
しかし、2026年11月時点の公的情報と報道を照らし合わせると、解散が確認された状況ではありません。
解散説と公表されている事実の比較
| ネット上で見られる説 | 確認できる事実 |
|---|---|
| 絆會は解散した | 大阪府警の指定暴力団一覧に掲載されている |
| 織田絆誠は代表ではない | 公的資料では金禎紀が代表する者として掲載 |
| 特定抗争指定解除で組織も消滅した | 解除されたのは六代目山口組との特定抗争指定 |
| 本部移転で組織がなくなった | 寝屋川市が主たる事務所として掲載されている |
| 構成員が50人なら活動していない | 警察資料では指定暴力団として扱われている |
2026年9月26日には傘下組織の幹部2人が逮捕
解散説を考えるうえで、特に注目されるのが2026年9月26日の事件です。
サンテレビの報道によると、神戸市兵庫区のスナックで男性客2人に暴行を加えてけがをさせた疑いで、指定暴力団絆會の幹部2人が逮捕されました。
報道で確認できるのは、次の内容です。
- 五代目織田興業の組長
- 四代目勢道会の組長
- 傷害容疑による逮捕
- 一方は容疑を認め、もう一方は暴行を否認
いずれも逮捕時点での容疑に関する報道であり、有罪が確定したという意味ではありません。
この事件から読み取れるのは、少なくとも2026年9月末の時点で、絆會の傘下組織に属する幹部が警察の捜査対象となっていたという事実です。
六代目山口組との特定抗争指定が解除されたことと、絆會の組織活動が完全になくなったことは、明確に区別しなければなりません。
【プロの結論】解散説を判断する3つの基準
絆會の現状を正しく理解するためには、次の3つを分けて確認することが重要です。
1. 指定暴力団としての存続
警察の指定暴力団一覧に掲載されているかを確認します。特定抗争指定の解除とは別の問題です。
2. 組織の代表者と構成員数
代表者の氏名、主たる事務所、構成員数など、公的資料で確認できる情報を優先します。
3. 抗争指定と組織の解散を混同しない
抗争指定の解除は、一定期間の抗争沈静化を受けた規制上の判断です。組織の解散や引退を意味するものではありません。
この3点を基準にすれば、ネット上の解散説や組織消滅説を、事実と切り離して判断できます。
【絆會と織田絆誠の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:織田絆誠は2026年現在も絆會の会長ですか?
公的資料では、絆會の代表する者として金禎紀が掲載されています。報道では金禎紀氏の通称として織田絆誠が使われています。ただし、本人の具体的な活動状況までは公表資料から判断できません。
Q2:絆會は2026年現在、解散していますか?
解散が公的に確認された状況ではありません。大阪府警の指定暴力団一覧には掲載があり、2026年9月にも傘下組織幹部の逮捕が報じられています。
Q3:絆會の構成員数は何人ですか?
2025年末時点の公表値や2026年の警察資料では、約50人です。準構成員や周辺関係者を含めた人数とは異なります。
Q4:六代目山口組との特定抗争指定は解除されましたか?
はい。2026年9月21日に解除されました。ただし、指定暴力団としての絆會の位置付けがなくなったわけではありません。
Q5:絆會の本部は現在どこにありますか?
2026年の警察資料では、大阪府寝屋川市が主たる事務所の所在地として掲載されています。2025年7月に大阪市中央区から変更されました。
まとめ:絆會と織田絆誠の今後を判断するために
2026年11月現在、絆會は約50人の構成員を抱える指定暴力団として公的資料に掲載されています。代表する者は金禎紀で、報道上の通称は織田絆誠です。主たる事務所は大阪府寝屋川市にあります。
旧・任侠山口組から始まった組織の歴史を振り返ると、2017年の結成、2020年の改称、2023年と2025年の本部移転など、組織の形態には複数の変化がありました。
そして2026年9月21日には、六代目山口組との特定抗争指定が解除されました。約3年5か月間、両組織間で抗争事件が発生していなかったことなどが判断材料です。しかし、これは絆會そのものの解散を意味しません。
2026年9月26日の傘下組織幹部の逮捕報道も踏まえると、解散説をそのまま事実として受け取ることはできません。
今後の動向を判断する際には、織田絆誠氏個人の動きだけでなく、公安委員会による指定状況、警察が公表する構成員数、本部所在地の変更、実際の事件報道を総合的に見る必要があります。
最も重要なのは、「特定抗争指定の解除」「指定暴力団としての存続」「組織そのものの解散」は、それぞれ異なる事柄だという点です。 この違いを理解することが、絆會の現在を正確に把握するための判断基準になります。
主な参照資料:警察庁「令和7年版犯罪白書」「令和7年中の暴力団情勢」、静岡県警察「暴力団対策」(2026年6月4日更新)、大阪府警察「指定暴力団一覧表」、国家公安委員会資料、神戸新聞、読売新聞、サンテレビの報道。 (出典: 絆会 織田絆誠 現在(Yahoo!ニュース))