【2026年最新】スラムダンク映画の国内興行収入は166.7億円!164.8億円との違いは?
まず、2026年の最新ランキングを確認するうえで、重要な数字の更新がある。2025年8月29日のU-NEXT公式発表では、国内興行収入は164.8億円を突破したと紹介されていた。しかし、その後の再上映を経て、興行通信社が公表する歴代興行収入ランキングでは、2026年10月25日時点で166.7億円、歴代15位に更新されている。
したがって、164.8億円は誤った数字ではないものの、2026年11月時点の最新ランキングの数字ではない。164.8億円は2025年8月時点で確認できる累計、166.7億円は2026年10月25日現在の歴代ランキング掲載値として区別する必要がある。
国内164.8億円・166.7億円・全世界383億円の違い
現在確認できる主要な興行データを整理すると、次のようになる。
| 項目 | 興行成績 | 発表・集計時期 |
|---|---|---|
| 2023年公開時の最終興収 | 157億3,371万円 | 2023年9月 |
| 2023年邦画年間ランキング | 158.7億円 | 2024年1月発表 |
| 2024年復活上映後の累計 | 164.6億円 | 2024年9月以降の東映資料 |
| U-NEXT発表の国内累計 | 164.8億円 | 2025年8月 |
| 2026年最新の国内累計 | 166.7億円 | 2026年10月25日現在 |
| 全世界興行収入 | 383億円 | 東映アニメーション発表 |
2024年の国内累計については、東映の決算資料と日本映画製作者連盟の資料に164.6億円という数字が掲載されている。一方、U-NEXTは2025年8月の公式リリースで164.8億円を公表した。こうした0.2億円の差は、発表時点や集計資料の違いを踏まえて読む必要がある。
全世界興行収入383億円は、東映アニメーションの2024年3月期決算説明資料に記載された最終値だ。なお、過去の劇場向け宣材や商品資料には390億円という表記も存在する。全世界の数字についても、発表資料によって差がある点は押さえておきたい。
観客動員数1119万人は最終人数なのか?
検索でよく見かける観客動員数1119万人は、2024年8月19日に報じられた累計成績である。この時点では、2024年8月13日から始まった復活上映の最中で、興行収入は162億円を突破していた。
つまり、1119万人は2024年8月時点の報告数字であり、2026年の166.7億円に対応する最終観客動員数と同一視することはできない。興行収入と観客動員数は、必ず同じ発表時点の数字を組み合わせて比較する必要がある。
【公開初日から終映まで】スラムダンク映画の興行収入推移を時系列で検証
『THE FIRST SLAM DUNK』の興行成績を振り返ると、公開直後の勢いだけで記録を作った作品ではないことが分かる。初週の好成績から100億円突破、約9か月のロングラン、さらに復活上映による上積みまで、複数の段階で観客を呼び込んでいる。
2022年12月3日:公開2日間で12.9億円
映画は2022年12月3日に公開された。公開初日と翌日の2日間で、観客動員数84万7000人、興行収入12億9600万円を記録。週末の観客動員ランキングでも初登場1位となった。
公開前には、あらすじやストーリーの詳細をほとんど明かさない異例の宣伝が行われていた。事前情報の少なさに戸惑う声もあったが、公開後には鑑賞者の感想が広がり、作品そのものへの関心が高まっていった。
2023年2月7日:公開67日目に100億円突破
2023年2月7日、公開67日目にして国内興行収入100億2152万1390円を達成した。この時点の観客動員数は687万384人。全国382スクリーンで上映されていた。
100億円到達までの期間は約2か月。公開直後の話題性を一時的なものに終わらせず、口コミやリピーターによって興行を持続させた点が特徴的だった。
2023年8月31日:272日間のロングランで終映
公開から272日目となる2023年8月31日、国内の通常ロングラン上映が終映を迎えた。東映発表の最終成績は、観客動員数1088万2776人、興行収入157億3371万5060円だった。
終映日の国内興行ランキングでも1位を獲得。公開から約9か月が経過していたにもかかわらず、最後まで観客を集めたことは、本作の異例のロングヒットを象徴している。
2024年1月23日:1日限定の復活上映
2024年1月23日には、全47都道府県107劇場156スクリーンで1日限りの復活上映が実施された。IMAXとDolby Cinemaでの上映も行われ、動員7万5459人、興行収入1億3000万円を記録した。
通常上映が終了した後も、映画館で再び観たいという需要が存在していたことを示す数字だ。
2024年8月13日~9月1日:復活上映で5.1億円
2024年夏には、全国300館以上の劇場で復活上映がスタートした。上映期間は8月13日から9月1日まで。東映の決算資料によると、この期間限定上映だけで興行収入5.1億円を記録している。
さらに、東映は復活上映を加えた総興行収入が164億円を突破したと説明。日本映画製作者連盟の2024年資料では164.6億円、後年のU-NEXT発表では164.8億円となった。復活上映が累計記録を押し上げたことは明確だ。
2025年10月13日~26日:再び全国の映画館へ
2025年には『THE FIRST SLAM DUNK 2025 in cinema』として、10月13日から26日まで2週間限定の全国上映が決定した。これは2022年の初公開や2024年夏の復活上映とは別の上映企画である。
作品公式サイトは2025年7月25日に開催を発表。2022年公開時や2024年復活上映時に販売されたムビチケは使用できないことも案内していた。2026年の歴代ランキングでは166.7億円に達しているが、2025年上映分だけの興行収入を切り分けた公式数値は公表資料からは確認できない。
【関係者・制作体制を整理】井上雄彦と東映アニメーションが生んだ映画の強み
『THE FIRST SLAM DUNK』の興行成績を理解するには、作品を支えた人物と制作体制を押さえておきたい。従来のテレビアニメ版の単純な再構成ではなく、原作者自身が映画の表現を主導した点が大きな特徴だ。
主要な関係者と作品要素の相関表
制作スタッフの中心にいる井上雄彦は、原作漫画の作者であると同時に、本作では脚本と監督も担当した。アニメーション制作は東映アニメーションとダンデライオンアニメーションスタジオが担っている。
宮城リョータを主人公に据えた新しい物語
本作の中心人物は、湘北高校バスケ部のポイントガード・宮城リョータだ。
原作漫画で広く知られていた桜木花道を中心とする構成から視点を変え、宮城の沖縄での幼少期、兄との関係、バスケットボールに打ち込む理由などを描いている。
そのうえで、湘北対山王工業という原作でも屈指の人気を誇る試合を物語の中心に置いた。長年の原作ファンが知っている試合に、新たな人物描写を重ねた構成が、懐かしさと新鮮さの両方を生み出した。
湘北メンバーの声優陣も一新
映画版では、湘北高校バスケ部の主要5人の声優がテレビアニメ版から一新された。
- 宮城リョータ:仲村宗悟
- 三井寿:笠間淳
- 流川楓:神尾晋一郎
- 桜木花道:木村昴
- 赤木剛憲:三宅健太
長年親しまれたテレビアニメ版の印象が強い作品だけに、声優交代は公開前から大きな話題になった。一方、映画として新しい作品世界を構築するうえで、演技や音響を含めて新たな表現に挑戦したことも特徴の一つだ。
【なぜここまでヒットした?】スラムダンク映画の興行収入を押し上げた5つの理由
興行収入166.7億円という数字は、単に原作漫画の知名度だけでは説明できない。公開前の宣伝、映画独自のストーリー、映像表現、口コミ、そして再上映の仕組みが重なって、長期間にわたる集客を実現した。
1. 原作者・井上雄彦が監督と脚本を担当した
最大の特徴は、原作者が映画の監督と脚本を兼任したことだ。
漫画の世界観を別のクリエイターが映像化する場合、原作ファンが期待する人物像や試合の演出との間にズレが生じることもある。本作では、井上雄彦自身が物語の中心に関わり、映画ならではの構成を作り上げた。
東映の吉村文雄社長も、2024年の取材で、井上の映像化への情熱がスタッフに伝わったことを成功要因として挙げている。作品への信頼感を支える重要な要素だった。
2. 公開前にストーリーを明かさない宣伝戦略
公開前の情報公開を最小限に抑えたことも、興味深い成功要因だ。
通常の映画宣伝では、予告編やストーリー紹介、主要キャストの情報を段階的に公開する。しかし、本作はあらすじや試写情報をほとんど出さない状態で公開日を迎えた。
日刊スポーツの宣伝関係者への取材によると、この方針には、原作ファンと井上監督の関係を大切にし、映画館での驚きや感動を最大化したいという意図があった。
公開前の情報不足は賛否を生んだものの、鑑賞後の口コミが作品の評価を広げる結果につながった。
3. バスケットボールの試合を体感させる映像と音響
映画の大きな魅力は、試合シーンの臨場感にある。
選手の動作、身体の重心移動、ドリブル、パス、シュートまでの流れが細かく描かれ、試合の緊張感をスクリーン全体で表現している。
東映社長は、従来のアニメーションとは異なる滑らかな動きや、キャラクターの息遣いまで感じさせる音響表現を評価している。単に試合の勝敗を追うのではなく、観客がコートの近くにいるような感覚を作り出した点が強みだ。
4. 原作ファンと新規観客の両方を取り込んだ
『SLAM DUNK』は1990年から1996年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された作品で、世代を超えて知られている。U-NEXTの2025年発表では、原作漫画の世界累計発行部数は1億8500万部以上と紹介されている。
原作を読んできた世代にとっては、湘北メンバーや山王工業との試合を映画館で見られること自体が大きな魅力だった。一方、宮城リョータを中心に据えた物語は、過去のテレビアニメを見ていない観客にも新作映画として楽しめる構成になっていた。
5. 応援上映と復活上映で映画館をイベント空間に変えた
ロングランを支えたのは、通常上映だけではない。
IMAX、Dolby Cinema、応援上映、特別音響上映など、鑑賞方法を変える企画が展開された。2024年夏の復活上映では、映画館をバスケットボールの試合会場に見立てた応援上映も複数回実施された。
東映の決算資料によると、この夏の復活上映は5.1億円の興行収入を記録している。作品を一度鑑賞して終わるのではなく、別の上映形式でもう一度体験する需要を生み出したことが、長期的な興行成績につながった。
また、第46回日本アカデミー賞では最優秀アニメーション作品賞を受賞。興行的な成功だけでなく、映画作品としての評価も獲得している。
【2023年邦画1位・歴代ランキング】スラムダンク映画は現在何位?
『THE FIRST SLAM DUNK』は、2023年の邦画年間興行収入ランキングで1位を獲得した。2022年12月公開の作品でありながら、翌年も長期間上映され、年間を代表するヒット作となった。
2023年の邦画興行収入ランキング
日本映画製作者連盟が公表した2023年の邦画興行収入10億円以上の作品では、次の順位となっている。
| 順位 | 作品名 | 興行収入 |
|---|---|---|
| 1位 | THE FIRST SLAM DUNK | 158.7億円 |
| 2位 | 名探偵コナン 黒鉄の魚影 | 138.8億円 |
| 3位 | 君たちはどう生きるか | 94.0億円 |
| 4位 | ゴジラ-1.0 | 76.5億円 |
| 5位 | キングダム 運命の炎 | 56.0億円 |
このランキングで注目すべきなのは、2位の『名探偵コナン 黒鉄の魚影』に約19.9億円の差をつけたことだ。
また、3位の『君たちはどう生きるか』や4位の『ゴジラ-1.0』を大きく上回っており、2023年の国内映画市場を代表する作品だったことが分かる。なお、ここでの158.7億円は日本映画製作者連盟の年間統計に掲載された数字で、2023年8月31日の初回ロングラン終映時に東映が発表した157.3億円とは集計時点が異なる。
2026年の国内歴代興行収入ランキングでは15位
2026年10月25日現在、興行通信社の歴代興行収入ランキングでは、本作は166.7億円で15位に位置している。
2024年8月の復活上映時には『アバター』を抜いて歴代12位に浮上したが、その後、他作品の興行収入更新によって順位は変化した。2026年のランキングでは、173億円の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』が14位、159億円の『アバター』が16位となっている。
つまり、2024年当時の12位という報道と、2026年の15位という順位は矛盾しない。歴代ランキングは新作のヒットや過去作品の再上映によって変動するため、必ず集計日を確認したい。
【プロの結論】興行収入の数字から見えるスラムダンク映画の本当の強さ
『THE FIRST SLAM DUNK』の成功を分析すると、単純な公開時の興行収入だけでは評価しきれない特徴が見えてくる。
2022年12月の公開から2023年8月までの272日間で157.3億円を記録し、2024年には復活上映で5.1億円を追加。さらに2025年にも全国で期間限定上映が実施され、2026年10月の歴代ランキングでは166.7億円まで記録を伸ばした。
この推移は、作品の価値が公開初期の話題性だけに依存していなかったことを示している。
興行収入を評価するときに間違えやすい3つのポイント
- 164.8億円と166.7億円は別の時点の数字。 164.8億円は2025年8月の発表、166.7億円は2026年10月25日現在の歴代ランキング掲載値。
- 1119万人は2024年8月時点の動員数。 最終的な累計動員数と混同しない。
- 国内興収と全世界興収は別の集計。 国内166.7億円と全世界383億円を同じ市場の数字として比較しない。
また、映画のヒットを評価する場合は、公開初週の成績だけでなく、100億円突破までの日数、上映期間、復活上映の成績、海外展開まで確認することが大切だ。
本作の場合、原作者による映画化への取り組み、宮城リョータを中心とした新しい物語、リアリティーを追求した試合表現、ファンが参加できる上映企画が組み合わさっている。作品の魅力を劇場で繰り返し体験できる仕組みが、長期的な収益につながったと考えられる。
【スラムダンク映画の興行収入】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:スラムダンク映画の興行収入は2026年現在いくらですか?
A1:2026年10月25日現在、興行通信社の歴代興行収入ランキングでは166.7億円です。2025年8月のU-NEXT発表では164.8億円でした。
Q2:THE FIRST SLAM DUNKの全世界興行収入はいくらですか?
A2:東映アニメーションの2024年3月期決算説明資料では、最終の全世界興行収入は383億円と公表されています。劇場向け宣材などには390億円という表記もあります。
Q3:2024年の復活上映ではいくら稼ぎましたか?
A3:2024年8月13日から9月1日までの期間限定上映で、5.1億円を記録しました。東映の決算資料では、復活上映を含む累計興行収入は164億円を突破したと説明されています。
Q4:観客動員数1119万人は最終記録ですか?
A4:いいえ。1119万人は2024年8月19日に報道された時点の累計動員数です。復活上映の期間中だったため、最終動員数として扱うことはできません。
Q5:2025年の再上映はいつまで実施されましたか?
A5:2025年10月13日から10月26日までの2週間限定で、全国の映画館で上映されました。作品公式サイトが2025年7月25日に発表しています。
Q6:2023年の邦画興行収入ランキングでは何位でしたか?
A6:日本映画製作者連盟の2023年邦画年間ランキングで1位です。掲載された興行収入は158.7億円でした。
Q7:スラムダンク映画がヒットした最大の理由は何ですか?
A7:原作者の井上雄彦が監督・脚本を担当したこと、宮城リョータを中心にした新しい物語、臨場感のある試合映像、公開前に情報を絞った宣伝、口コミによる評価の広がりなどが主な要因です。
まとめ:スラムダンク映画は2026年も国内歴代上位の大ヒット作
『THE FIRST SLAM DUNK』は、2022年12月の公開から2023年のロングラン、2024年の復活上映、2025年の期間限定再上映を経て、長期的に興行成績を伸ばした作品だ。
2026年11月時点で押さえておきたい数字は、次のとおり。
- 国内興行収入:最新の歴代ランキングで166.7億円
- 2025年8月時点の国内累計:164.8億円
- 全世界興行収入:東映アニメーション発表で383億円
- 2024年夏の復活上映:5.1億円
- 2023年邦画年間興行収入ランキング:1位
- 2026年10月25日現在の国内歴代興収:15位
この映画の本当の強さは、公開初期の大ヒットだけではなく、上映終了後にも観客を劇場へ呼び戻したことにある。原作ファンの思い出を大切にしながら、新しい映像表現で次の世代にも作品を届けたことが、166.7億円という記録につながった。
興行収入の数字を見る際は、公開時の成績、復活上映後の累計、最新の歴代ランキングを分けて確認することが、正確な作品評価につながる。
- 日本映画製作者連盟「2023年・2024年興行収入統計」
- 興行通信社「CINEMAランキング通信・歴代興収ベスト100」(2026年10月25日現在)
- 東映株式会社「2025年3月期第2四半期決算説明資料」
- 東映アニメーション株式会社「2024年3月期第4四半期決算説明資料」
- U-NEXT「2025年8月29日配信開始に関するニュースリリース」
- 映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式サイト
- ORICON NEWS、日刊スポーツ、MANTANWEB (出典: スラムダンク 映画 興行収入(Yahoo!ニュース))