【全中バスケ2026最終結果】男子・四日市メリノール、女子・京都精華が頂点に!
2026年8月20日に行われた男女の決勝は、いずれも全国大会で実績を積んできた強豪校同士の対戦となった。
日本バスケットボール協会(JBA)が公表した最終結果は以下の通りだ。
男子の最終順位
| 順位 | 学校名 | 都道府県 |
|---|---|---|
| 優勝 | 四日市メリノール学院中学校 | 三重県 |
| 準優勝 | 成立学園中学校 | 東京都 |
| 第3位 | 金沢学院大学附属中学校 | 石川県 |
| 第3位 | 京都精華学園中学校 | 京都府 |
四日市メリノール学院は、2年ぶり4回目の全中制覇。決勝では成立学園を73-52で下し、男子の全国王者に返り咲いた。
女子の最終順位
| 順位 | 学校名 | 都道府県 |
|---|---|---|
| 優勝 | 京都精華学園中学校 | 京都府 |
| 準優勝 | 四日市メリノール学院中学校 | 三重県 |
| 第3位 | 北九州市立折尾中学校 | 福岡県 |
| 第3位 | 高石市立高南中学校 | 大阪府 |
京都精華学園は、4年連続4回目の優勝。女子中学バスケットボール界における圧倒的な実績を、2026年も更新した。
特に注目したいのは、四日市メリノール学院が男子で優勝し、女子でも準優勝したことだ。同じ学校が男女両カテゴリーで決勝に進出するという結果は、チーム全体の育成力を考えるうえでも興味深い。
JBAの大会最終結果と大会レポートでも、両校の優勝回数が正式に発表されている。
【決勝戦を徹底分析】男子73-52、女子68-46の勝敗を分けたポイント
最終スコアだけを見ると、男女ともに優勝校が比較的余裕を持って勝ったように映る。しかし、試合内容を追うと、それぞれ異なる勝因が浮かび上がる。
男子決勝:四日市メリノール学院が成立学園を21点差で撃破
男子決勝のカードは、四日市メリノール学院中学校対成立学園中学校。
最終スコアは73-52。四日市メリノール学院が第1クォーターからリードを奪い、そのまま勝利を収めた。
成立学園には準決勝で京都精華学園を67-59で破った勢いがあった。特に準決勝で29得点を記録した山口陽光選手は、決勝でも警戒すべき存在だった。
四日市メリノール学院の山﨑修コーチは、山口選手への対策として野下紡希選手をマークにつける判断をした。
山口選手は決勝で16得点を挙げたものの、成立学園の攻撃全体を勢いづかせる展開にはならなかった。
さらに、四日市メリノール学院の特徴として挙げられるのが、スピードを生かしたトランジションだ。
山﨑コーチは、コート上の5人を入れ替えるような選手起用も交えながら、走力とリバウンドを重視したバスケットを展開してきた。
準決勝でも、その強さがはっきり表れている。
対戦相手は前年度優勝の金沢学院大学附属中学校。第3クォーター終了時点では33-33の同点だったが、最終クォーターを17-2と圧倒し、50-35で決勝進出を決めた。
接戦を最後の8分間で引き離した勝負強さは、決勝での21点差勝利にもつながった。
女子決勝:京都精華学園が四日市メリノール学院との激戦を制す
女子決勝は京都精華学園中学校と四日市メリノール学院中学校の対戦。
結果は京都精華学園68-46四日市メリノール学院だった。
序盤は四日市メリノール学院の強力なディフェンスが京都精華学園を苦しめた。
さらに第3クォーターには、京都精華学園の中心選手であるアウンドゥ・モンブウィ・ナフィサ選手がファウルアウト。チームにとって大きな試練となった。
しかし、京都精華学園はここから立て直す。
JBAの大会レポートによると、その後の10分強では20-7と相手を圧倒。最後まで守備の粘りを失わず、攻撃でも得点を重ねた。
個人記録でも主力選手の活躍が際立った。
- アウンドゥ・モンブウィ・ナフィサ選手:21得点、12リバウンド、5ブロック
- 板倉杏紗選手:19得点、12リバウンド
- 大木玲奈選手:15得点、12リバウンド
特に板倉選手と大木選手は、インサイドでの得点やリバウンドでチームを支えた。
京都精華学園の山本綱義コーチは、下級生を積極的に起用したことについて次のように振り返っている。
「最後は全員の力で勝てたと思います」
予選リーグから選手を幅広く起用したことが、決勝での3年生の体力面にも好影響を与えたという。
単に個々の能力に頼るのではなく、選手層とチーム全体の連携を生かした優勝だった。
【中学バスケ全国大会の日程2026】島根県の会場と競技スケジュール
第56回全国中学校バスケットボール大会は、島根県の出雲市と松江市で開催された。
大会期間は2026年8月17日~20日の4日間。ただし、8月17日はオンラインでの代表者会議のみで、実際の競技は8月18日から始まっている。
2026年大会の日程一覧
| 日程 | 競技・大会内容 |
|---|---|
| 8月17日(月) | 代表者会議 |
| 8月18日(火) | 開始式・男女予選リーグ |
| 8月19日(水) | 男女決勝トーナメント1・2回戦 |
| 8月20日(木) | 男女準決勝・決勝・表彰式 |
予選リーグから決勝まで、短期間で試合が進むスケジュールだった。
特に8月20日は男女の準決勝と決勝が集中し、全国王者が決まる最終日となった。
大会会場は3施設
| 会場 | 所在地 | 主な使用日・競技 |
|---|---|---|
| 島根県立浜山体育館 | 出雲市 | 全日程。女子予選・男女決勝など |
| 出雲市総合体育館 | 出雲市 | 8月18・19日。男子予選・決勝トーナメント |
| 鹿島総合体育館 | 松江市 | 8月18日。男子予選リーグ |
女子の決勝トーナメントと男女の準決勝・決勝は、島根県立浜山体育館を中心に行われた。
出雲市と松江市の2市に会場を分けることで、男女48チームの競技日程を運営する構成となっていた。
観戦を予定していた人にとっては、試合日だけでなく会場の確認も重要なポイントだった。
なお、開催概要や日程、会場の割り振りはJBAの大会案内に掲載されている。
【予選リーグ・決勝トーナメントの仕組み】男女48チームはどう戦った?
2026年大会には、男子24チーム、女子24チーム、合計48チームが参加した。
出場校は各都道府県予選やブロック予選を勝ち抜いた代表チームで構成されている。
全中バスケの特徴は、最初から一発勝負のトーナメントを行うのではなく、予選リーグを経て決勝トーナメントに進む点だ。
予選リーグは3チーム1組
男女それぞれ24チームを8組に分け、1組3チームでリーグ戦を実施。
各チームが同じグループの2チームと対戦し、勝敗によって順位が決まる。
そして、各リーグの1位・2位が決勝トーナメントに進出する。
つまり、男女それぞれ16チームがノックアウト方式の決勝トーナメントに進む仕組みだ。
決勝トーナメントの流れ
予選リーグ
3チーム×8グループ
決勝トーナメント
1回戦・2回戦・準決勝・決勝
男子優勝
四日市メリノール学院
女子優勝
京都精華学園
決勝トーナメントの組み合わせは、8月18日の予選リーグ終了後に抽選会を行い、大会公式サイトで公表する方式だった。
このため、予選リーグの順位が確定するまでは、決勝トーナメントの対戦相手が完全には決まらない。
この方式には、リーグ戦で複数の試合を経験できるメリットがある一方、短期間で連戦を戦うため、選手層やコンディション管理も重要になる。
全国大会では、単純な得点力だけでなく、疲労への対応や交代選手の活躍も勝敗を左右する。
【中学バスケ全国大会の出場校と注目チーム】男女の勢力図を整理
2026年大会の出場校は、北海道から九州まで全国各地に広がった。
JBAの出場校一覧には、男子・女子それぞれ24校が掲載されている。
ここでは、最終順位と大会での位置づけを中心に、主要チームの関係を整理する。
主要エンティティ・大会結果の関係一覧
2026年大会で注目された3つの勢力
1.四日市メリノール学院の男女総合力
男子優勝・女子準優勝という結果は、2026年大会を象徴する出来事だった。
男子はスピードを生かした攻撃とリバウンド、女子は強固なディフェンスを武器に決勝まで勝ち進んだ。
同じ学校でも、男女それぞれ異なるチームの強みが結果に表れている。
2.京都精華学園の女子4連覇
京都精華学園は女子で4年連続の優勝を達成した。
下級生を積極的に起用しながら、3年生の経験と勝負どころでの対応力を生かした点が特徴的だった。
男子も第3位に入り、男女双方で上位に食い込んでいる。
3.成立学園の男子準優勝
東京都の成立学園は、準決勝で京都精華学園を破り、決勝に進出した。
JBAの大会レポートでは、成立学園が初の全中ファイナリストになったことも紹介されている。
優勝には届かなかったものの、全国の強豪校と互角に戦い、決勝まで勝ち上がった実績は大きい。
この3つの勢力を比較すると、2026年の全中は、継続的な育成力を持つ強豪校と、新たに決勝の舞台へ進出したチームの双方が存在感を示した大会だった。
【バスケットLIVE配信とJr.ウインターカップ2026-27】夏の全中から冬の全国大会へ
全中バスケを現地で観戦できなかった人にとって、注目されたのがバスケットLIVEによる配信だった。
バスケットLIVEでは全試合を配信
JBAの大会案内では、バスケットLIVEで全試合のライブ配信と見逃し配信が実施されると発表されていた。
対象となったのは予選リーグから決勝までの全試合。
見逃し配信が用意されていたため、リアルタイムで試合を見られなかった人も、試合内容を振り返れる仕組みだった。
大会はすでに終了しているため、2026年11月現在の視聴可否については、バスケットLIVE側の公開期間や利用条件を確認する必要がある。
次の大舞台はJr.ウインターカップ2026-27
夏の全中が終わっても、中学生年代の全国大会は続く。
次の大きな舞台となるのが、Jr.ウインターカップ2026-27(2026年度第7回全国U15バスケットボール選手権大会)だ。
JBAの2026年度公式スケジュールによると、開催概要は以下の通り。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名 | Jr.ウインターカップ2026-27 |
| 大会回数 | 第7回 |
| 開催期間 | 2027年1月4日~8日 |
| 開催地 | 東京都調布市 |
| 対象カテゴリー | 中学校・クラブ・Bユース |
| 競技 | U15バスケットボール |
全中とJr.ウインターカップは、どちらも中学生年代の全国大会だが、参加チームの構成が異なる。
全中は全国中学校体育大会として、都道府県・ブロック予選を勝ち抜いた中学校の代表が出場する。
一方、Jr.ウインターカップは、学校の部活動だけでなく、クラブチームやBユースも対象となる全国U15選手権大会だ。
そのため、学校単位の勢力図だけでは見えないU15世代全体の競争力を確認できる。
また、JBAは2026年度から全国中学校体育大会とその予選におけるJBA登録を参加資格に求める方針を示しており、U15カテゴリーの大会参加制度にも変更が加わっている。
夏の優勝校は冬も主役になれるのか
今回のJBA大会レポートで印象的なのは、優勝校の指導者がすでに冬を見据えていたことだ。
四日市メリノール学院の山﨑コーチは、今大会で培ったスタイルについて、次のように語っている。
「今回の超高速トランジションをベースにしながら、でもガラッと変えて」
京都精華学園の山本コーチも、ピボットやパスの判断、連携といった基本技術の向上を課題に挙げた。
優勝したからといって、チームが完成したわけではない。
特に中学生年代は、選手の成長やチーム編成によって短期間でも勢力図が変わる。夏の全中で結果を残したチームが、冬のJr.ウインターカップでも同じ強さを発揮できるとは限らない。
夏の王者が冬にどう進化するかは、2026-27シーズンの大きな見どころとなる。
【バスケ中学全国大会2026に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の中学バスケ全国大会の男子優勝校はどこ?
A1:三重県の四日市メリノール学院中学校です。成立学園中学校を決勝で73-52と破り、2年ぶり4回目の優勝を達成しました。
Q2:女子の優勝校はどこ?
A2:京都府の京都精華学園中学校です。四日市メリノール学院中学校との決勝を68-46で制し、4年連続4回目の優勝を果たしました。
Q3:第56回全国中学校バスケットボール大会はいつ開催された?
A3:2026年8月17日~20日です。17日は代表者会議で、競技は8月18日の予選リーグから始まり、20日に決勝が行われました。
Q4:全国大会の出場校は何校?
A4:男子24チーム、女子24チームの合計48チームです。各都道府県予選やブロック予選を経て代表校が決まりました。
Q5:予選リーグから決勝トーナメントに進む条件は?
A5:各グループの上位2チームです。男女それぞれ24チームが3チームずつ8グループに分かれ、各組の1位・2位が16チームによる決勝トーナメントに進出しました。
Q6:大会の試合はどこで視聴できた?
A6:バスケットLIVEで全試合のライブ配信と見逃し配信が案内されました。現在のアーカイブ公開状況はサービス側で確認する必要があります。
Q7:次のJr.ウインターカップはいつ開催される?
A7:Jr.ウインターカップ2026-27は、2027年1月4日~8日に東京都調布市で開催予定です。中学校だけでなくクラブやBユースも対象となるU15カテゴリーの全国大会です。
まとめ:2026年の全中は男女の強豪校が新たな歴史を刻んだ
第56回全国中学校バスケットボール大会は、男子が四日市メリノール学院中学校、女子が京都精華学園中学校の優勝で幕を閉じた。
男子の四日市メリノール学院は2年ぶり4回目、女子の京都精華学園は4年連続4回目の全国制覇。さらに四日市メリノール学院は女子でも準優勝し、男女双方で決勝進出という印象的な結果を残した。
大会の全体像を把握するうえで押さえておきたいのは、次の4点だ。
- 大会は2026年8月18日~20日に競技を実施。
- 島根県出雲市・松江市で男女各24チーム、合計48チームが参加。
- 予選リーグの各組上位2チームが決勝トーナメントに進出。
- 夏の全中に続き、2027年1月にはJr.ウインターカップ2026-27が開催予定。
今回の大会で明らかになったのは、全国の頂点を争うためには、スター選手の個人能力だけでなく、控え選手を含めたチーム全体の力、試合中の修正力、連戦を戦い抜く体力が欠かせないということだ。
四日市メリノール学院と京都精華学園が冬に向けてどのような進化を見せるのか。そして、成立学園や金沢学院大学附属中学校、北九州市立折尾中学校、高石市立高南中学校などの強豪校が次の舞台でどう巻き返すのか。
2026年の全中は終了したが、中学バスケットボールの全国レベルの競争はまだ続いている。次の注目舞台は、2027年1月のJr.ウインターカップだ。 (出典: バスケ 中学 全国 大会(Yahoo!ニュース))