葛飾区議会議員選挙2025結果を総まとめ!当選者40人・得票数と2026年の焦点を徹底解説
2025年11月9日に投開票された葛飾区議会議員選挙は、定数40議席に対して65人が立候補する選挙戦となりました。葛飾区公式サイトが公表した確定結果では、最多得票は参政党のかんのゆうと氏で7,667票。木村ひでこ氏は2,563票、下山しんいち氏は2,516票を獲得して当選しました。投票率は40.35%で、前回の44.03%を下回っています。
さらに2026年には、当選者の一人だった鬼頭澄氏について、葛飾区選挙管理委員会が当選無効を決定する新たな動きもありました。この記事では、葛飾区議会議員選挙2025の当選者一覧、候補者65人の得票数ランキング、党派別の議席数、21時30分から始まった開票速報の仕組み、選挙後の異議申出までを整理し、2026年11月時点で押さえておきたいポイントを解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - 選挙結果: 2025年11月9日投開票。定数40に65人が立候補し、40人が当選。 - 得票数: 参政党のかんのゆうと氏が7,667票でトップ。40位と41位の差はわずか9票。 - 党派別: 自民党10議席、公明党8議席。両党を合わせて18議席となった。 - 投票率: 40.35%。前回の44.03%から3.68ポイント低下。 - 2026年の動き: 5月13日、区選管が鬼頭澄氏の当選無効を決定。
【葛飾区議会議員選挙2025結果】定数40に65人が挑んだ選挙の全体像
今回の葛飾区議会議員選挙は、任期満了に伴う一般選挙です。葛飾区選挙管理委員会は2025年8月14日、葛飾区議選と葛飾区長選を同じ日に実施することを決定しました。
告示日は11月2日、投票日は11月9日。区議選は定数40に対して65人が立候補し、前回選挙の60人から候補者が5人増えました。
区議会議員は区民生活に直結する条例や予算、行政サービスなどを審議する立場です。国政選挙とは異なり、区内の道路整備、防災、子育て、教育、高齢者福祉といった身近な行政課題が議会活動に直接結び付きます。
2025年葛飾区議選の基本データ
- 選挙執行日:2025年11月9日(日)
- 告示日:2025年11月2日(日)
- 選挙区:東京都葛飾区
- 選挙区分:区議会議員一般選挙
- 議員定数:40人
- 立候補者数:65人
- 当日有権者数:378,816人
- 投票者数:152,865人
- 投票率:40.35%
- 開票確定:11月10日午前3時41分
葛飾区公式の選挙関連資料によると、今回の区議選の投票率は40.35%でした。2021年11月7日に実施された前回選挙の44.03%と比較すると、3.68ポイントの低下です。
候補者が増えた一方で投票率が下がったという点は、今回の選挙を読み解くうえで見逃せません。立候補者が多いことと、有権者の政治参加が活発になることは必ずしも一致しないためです。
【葛飾区議選の開票速報・開票状況】21時30分からの更新と最終確定まで
選挙当日の開票状況を追ううえで、葛飾区公式サイトが採用した更新方法にも特徴がありました。
区選挙管理委員会は、11月9日(日)の21時30分から30分おきに開票状況を掲載する予定を公表していました。ただし、開票率が0%の場合は掲載せず、開票率が90%を超えた後は最終確定まで途中経過を発表しない仕組みです。
開票速報の更新ルール
開票速報を見る際には、掲載時刻と開票率をセットで確認する必要があります。途中経過の得票数だけで当落を判断することはできません。
- 21時30分:開票状況の掲載開始予定
- 以降:30分おきに更新
- 開票率0%:掲載なし
- 開票率90%超:最終確定まで途中発表を停止
- 最終確定:全候補者の得票数と当落を公表
最終確定は翌10日午前3時41分
葛飾区公式サイトに掲載された最終結果は、午前3時41分時点、開票率100%でした。
実際に公開された途中経過の資料には、22時、22時30分、23時、23時30分、翌0時、0時30分、1時の各時点の数字が残されています。その後、最終確定資料が公開されました。
最終集計では、候補者の得票合計は150,077.997票、無効票は2,787票、按分切捨て票は0.003票でした。開票率は100%で、残票は0票です。
ここで注意したいのが、得票数に小数点以下の数字が含まれている候補者がいることです。これは按分票を含む集計によるもので、公式発表の数値を整数に丸めてしまうと、正確な結果との間に差が生じます。
また、開票率90%を超えた後に途中経過が掲載されなくなるのは、開票が止まったことを意味しません。最終確認と集計を経て確定結果が発表されるまで、速報の更新が一時的に途切れる仕組みです。
【葛飾区議会議員選挙の当選者一覧】65人の得票数ランキングを完全整理
今回の選挙で最も注目された数字の一つが、最多得票者と当選ラインです。
最多得票は参政党のかんのゆうと氏の7,667票。2位の小林ひとし氏は5,715票、3位の鈴木信行氏は5,571.209票でした。
一方、当選者の最下位は立憲民主党の土田あきら氏で2,035票。41位となった自由民主党のさいとう大介氏は2,026票でした。つまり、当落を分けた差はわずか9票です。
2025年葛飾区議選・候補者65人の得票数一覧
以下は葛飾区選挙管理委員会の確定結果を得票順に整理したものです。「当選」は2025年11月の確定時点の判定を示します。鬼頭すみ氏については、2026年5月に当選無効の決定が出ているため、別途注記しています。
木村ひでこ氏と下山しんいち氏の得票結果
検索されることの多い木村ひでこ氏と下山しんいち氏についても、確定結果を確認しておきましょう。
木村ひでこ氏は日本共産党から立候補し、2,563票で24位当選。下山しんいち氏は公明党から立候補し、2,516票で25位当選となりました。
両者の得票差は47票です。いずれも定数40の当選圏内に入り、木村氏は下山氏を上回る得票を獲得しました。
この2人の数字を調べる際には、候補者の知名度や選挙期間中の報道だけでなく、確定した得票順位と党派を合わせて確認することが大切です。
【葛飾区議選の党派別当選者数】自民党10、公明党8の議席構成
候補者個人の得票数と並んで注目されるのが、党派別の議席配分です。
2025年の葛飾区議選では、自由民主党が10議席で最多となり、公明党が8議席で続きました。無所属も8人が当選しており、特定の政党だけで議会全体を占める構成ではありません。
党派別の当選者数
葛飾区公式の確定結果に記載された候補者の党派を集計すると、選挙時点の内訳は次のとおりです。
- 自由民主党:10人
- 公明党:8人
- 無所属:8人
- 日本共産党:4人
- 立憲民主党:3人
- 国民民主党:2人
- 参政党:1人
- 都民ファーストの会:1人
- 日本維新の会:1人
- 再生の道:1人
- 葛飾・生活者ネットワーク:1人
合計40人となり、区議会の定数と一致します。
なお、党派別の紹介資料では、小規模な政治団体を「諸派2」とまとめる場合があります。一方、葛飾区の個別開票結果では、再生の道と葛飾・生活者ネットワークがそれぞれ別の党派名で掲載されています。集計方法の違いによる表記の差です。
自民党・公明党の合計は18議席
自民党の10議席と公明党の8議席を合わせると18議席です。40議席のうち45%に相当します。
区議会で単純過半数を確保するには21議席が必要になるため、両党を合わせても3議席足りません。
この数字から分かるのは、最大党派である自民党であっても単独で議会の多数を確保しているわけではないということです。公明党やほかの会派、無所属議員との協議や議案ごとの合意形成が、議会運営に影響する構造になっています。
また、党派別の議席数は議員の所属を示す数字であり、すべての議案で同じ投票行動を取ることを意味しません。実際の区政運営を判断するには、会派構成だけでなく、本会議や委員会での議論、採決結果も見る必要があります。
【葛飾区長選・葛飾区議選の同日選挙】2025年11月9日に何が起きたのか
2025年11月9日は、葛飾区議会議員選挙だけの日ではありませんでした。葛飾区長選挙も同時に実施されました。
葛飾区選挙管理委員会は2025年8月14日の臨時会で、区議選と区長選の同時執行を決定しています。区議選の任期満了日は11月12日、区長の任期満了日は12月18日でした。
区長選と区議選の同日実施は、1997年から続いており、2025年の選挙が8回目に当たります。
同日選挙の仕組みと意味
区長と区議会議員は、区民がそれぞれ別に選ぶ存在です。区長が行政を執行し、区議会が予算や条例などを審議・議決するという二元代表制を採用しています。
そのため、同じ日に選挙が行われても、区長選の結果と区議選の結果は別々に集計されます。区長への支持がそのまま特定の区議候補への票になるわけではありません。
同日選挙には、有権者が区長と議会の双方を同じ政治的なタイミングで選べるという特徴があります。区政の方向性を考えるうえで、行政のトップと議会の構成を一緒に判断できる機会です。
選挙後には選挙の効力をめぐる異議申出も
今回の選挙では、投開票後に選挙の公正性をめぐる異議申出が行われました。
葛飾区の2025年12月26日付発表によると、区議選については11月20日と11月25日に、選挙そのものを無効とする決定を求める異議申出がありました。申出の中では、開票立会人の選任手続きや開票作業の透明性などに対する疑問が主張されていました。
しかし、区選挙管理委員会は12月25日付で2件とも棄却を決定しています。区長選に関する異議申出1件も同日付で棄却されました。
ここで重要なのは、選挙全体の効力を争う手続きと、特定候補者の当選の効力を争う手続きは別物だという点です。2026年に起きた鬼頭澄氏の当選無効決定も、後者に当たります。
【2026年の重要ニュース】鬼頭澄氏の当選無効決定とその後の確認ポイント
2025年の葛飾区議選を2026年の視点で振り返る際、欠かせないのが立憲民主党から立候補した鬼頭澄氏をめぐる問題です。
鬼頭氏は2025年11月の選挙で2,195票を獲得し、37位で当選しました。しかし、当選の効力について異議申出が行われ、その後の審査で選挙管理委員会の判断が示されました。
2026年5月13日、区選管が当選無効を決定
葛飾区公式の2026年5月13日付発表によると、区選管は鬼頭氏について、選挙日時点で葛飾区内に3か月以上住所を有していたとは認められないとして、当選無効を決定しました。
異議申出人は、2025年11月13日に申出を提出した齊藤大介氏です。
区選管は、2025年8月9日から11月9日までの生活状況を調べ、賃貸借契約、電気・ガス・水道の使用状況、買い物記録、交通系ICカードの履歴などを総合的に判断しました。
区内での買い物は調査対象期間の132件中129件と確認された一方、電気やガスの使用量が少なかったこと、江東区にある実家の最寄り駅で下車した後に亀有へ戻っていない日があったことなどが判断材料になっています。
区選管は、実家で食事や宿泊をしていた日が相当数あったと推認し、葛飾区内の住所が生活の本拠だったとは認められないと判断しました。
当選無効と選挙全体の無効は違う
今回の問題を理解するうえで、2つの手続きを混同しないことが重要です。
2025年12月25日に棄却されたのは、区議選全体を無効にするよう求めた異議申出です。一方、2026年5月13日に決定されたのは、鬼頭氏個人の当選の効力に関するものです。
つまり、2026年5月の決定によって、2025年の区議選そのものが全面的に無効になったわけではありません。
区の決定資料には、不服がある場合、決定書の受領日または告示日から21日以内に東京都選挙管理委員会へ審査を申し立てられることも記載されています。
なお、葛飾区議会公式サイトの会派別議員名簿には、検索時点で鬼頭氏の名前が掲載されています。区選管の当選無効決定と議会サイトの名簿表示は別の公表情報であるため、現在の議席・在職状況を確認する場合は、その後の審査手続きや正式な議会情報も併せて見る必要があります。
【プロの結論】葛飾区議選2025の数字から読み解く3つの重要ポイント
今回の選挙結果は、単純に誰が当選したかだけを見ても全体像をつかめません。得票数、党派別議席、投票率、そして選挙後の手続きを組み合わせると、葛飾区の政治構造がより明確になります。
1. 9票差が示す区議選の厳しさ
最も注目すべき数字は、40位の土田あきら氏と41位のさいとう大介氏の9票差です。
定数40に65人が立候補した今回の選挙では、わずかな得票差が議席獲得を左右しました。候補者の活動内容や政策が有権者にどのように届いたかが、結果に直結する選挙だったことが分かります。
2. 自民党・公明党の18議席と多様な議会構成
自民党10、公明党8という結果は、両党が引き続き大きな議席基盤を持っていることを示しています。
一方で、無所属8人、共産党4人、立憲民主党3人など、複数の立場が議会に入っています。国民民主党や参政党など、従来とは異なる政治勢力の議席獲得も特徴です。
議会運営を評価する際は、政党名だけで判断するのではなく、予算案や条例案への賛否、委員会での発言、行政への質問内容まで追うことが有効です。
3. 投票率40.35%が示す有権者参加の課題
今回の投票率は40.35%。前回より3.68ポイント低下しました。
65人という多くの候補者がいたにもかかわらず、投票率が上昇しなかったことは、選挙情報が有権者に十分届いていたかという課題を考える材料になります。
候補者一覧や選挙公報を確認し、政策の違いを比較することは、区政を身近なものとして考える第一歩です。特に、子育て支援、防災、公共交通、福祉、学校教育、地域経済など、自分の生活に直結する争点を基準に候補者を評価すると、得票順位だけでは分からない選挙の意味が見えてきます。
【葛飾区議会議員選挙に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:葛飾区議会議員選挙2025の投票日はいつでしたか?
A1:2025年11月9日(日)です。11月2日に告示され、葛飾区長選挙と同日に実施されました。
Q2:葛飾区議選2025の定数と立候補者数は何人でしたか?
A2:定数40人に対して65人が立候補しました。40人が選挙時点で当選となり、25人が落選しました。
Q3:葛飾区議選で最も得票数が多かった候補者は誰ですか?
A3:参政党のかんのゆうと氏です。7,667票を獲得し、候補者65人の中で最多得票となりました。
Q4:木村ひでこ氏と下山しんいち氏の得票数は?
A4:日本共産党の木村ひでこ氏は2,563票で24位、公明党の下山しんいち氏は2,516票で25位でした。両者とも2025年の確定結果では当選しています。
Q5:葛飾区議選の自民党と公明党の議席数は?
A5:2025年の確定結果では、自民党10議席、公明党8議席です。合計18議席で、定数40の過半数に当たる21議席には届きませんでした。
Q6:葛飾区議選の開票速報は何時から更新されましたか?
A6:葛飾区公式サイトでは、2025年11月9日21時30分から30分おきに掲載する予定と案内されていました。開票率が90%を超えると最終確定まで途中経過の発表がなくなり、最終結果は翌10日午前3時41分に確定しました。
Q7:2026年に葛飾区議選の当選無効になった議員は誰ですか?
A7:立憲民主党から立候補して2025年に当選した鬼頭澄氏です。2026年5月13日、葛飾区選挙管理委員会が、選挙時点で葛飾区内に3か月以上の生活の本拠があったとは認められないとして、当選無効を決定しました。
まとめ:葛飾区議会議員選挙の結果と今後の区政を見極める
2025年11月9日の葛飾区議会議員選挙は、定数40に65人が立候補し、投票率40.35%で実施されました。最多得票はかんのゆうと氏の7,667票。自民党10議席、公明党8議席という党派別の結果となり、40位と41位の差はわずか9票でした。
また、2026年5月13日には鬼頭澄氏の当選無効決定という新たな展開もあり、選挙結果を振り返る際には、当初の開票確定結果とその後の選挙争訟を区別する必要があります。
葛飾区議会議員選挙の本当の意味は、当選者の名前や党派別議席数だけでは分かりません。議員がどのような政策を提案し、区民の生活に関わる課題をどう議論し、実際の行政にどのような変化をもたらすかが重要です。
今後の葛飾区政を追う際には、選挙結果を出発点として、議会での発言、予算審議、条例制定、委員会活動、そして選挙管理委員会による正式な決定を継続的に確認することが、有権者にとって最も確かな判断材料になります。 (出典: 葛飾 区 議会 議員 選挙(Yahoo!ニュース))