A4封筒サイズはどれが正解?角2・角20・長3の寸法と郵送料金を2026年版で徹底比較
A4用紙を郵送したいとき、「どの封筒を選べばいいのか」「角形2号と角形20号は何が違うのか」と迷う人は少なくありません。A4用紙の寸法は210×297mmですが、封筒には折らずに入れられる角形封筒から、三つ折りで収納する長形封筒まで複数の規格があります。さらに、封筒の外寸と実際に書類を入れられる内寸は必ずしも同じではありません。
2026年11月現在、日本郵便の料金体系では、封筒の大きさ・厚さ・重さによって定形郵便と定形外郵便の扱いが変わります。角形2号ならA4用紙を折らずに収納でき、長形3号なら三つ折りにして定形郵便の条件に収められる可能性があります。サイズだけでなく送料まで考えて選ぶことが、無駄な出費や返送を防ぐポイントです。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本寸法:A4用紙は210×297mm。折らずに入れるなら角形2号・角形20号・角形A4号が代表的。
- 三つ折り:長形3号は120×235mmで、A4用紙を三つ折りにして収納できる。
- 郵送料金:2026年11月現在、定形郵便は50g以内110円。定形外郵便は規格と重量によって140円から1,750円まで変わる。
【基本を確認】A4用紙の寸法は210×297mm!封筒選びの出発点
A4封筒を選ぶとき、最初に確認したいのが中に入れる用紙の大きさです。A4は国際的にも広く使用されているA列の用紙規格で、日本産業規格JIS P0138では短辺210mm、長辺297mmと定められています。
国税庁の資料でも、JISに基づくA4サイズは210×297mmと示されています。ビジネス文書、履歴書、契約書、請求書、学校の提出書類など、日常的に使われる書類の多くがこの寸法です。
A4用紙と封筒の大きさは別物
A4用紙が210×297mmだからといって、210×297mmの封筒を購入すればよいわけではありません。封筒には紙を差し込むための余裕が必要であり、さらに側面の貼り合わせ部分や底の折り返し部分も存在します。
そのため、A4用紙を折らずに入れる封筒は、A4用紙よりも一回り大きな寸法で設計されています。代表的なのが角形2号、角形20号、角形A4号です。
一方、A4用紙を三つ折りにすれば、長形3号のような細長い封筒にも収納できます。書類を折らずに届けたいのか、折り目が付いても問題ないのかによって、選ぶべき封筒は変わります。
封筒の3つの形状を知っておく
一般的な封筒は、長形・角形・洋形の3種類に大別されます。
長形封筒は縦長の形状で、A4用紙の三つ折りや四つ折りに適しています。請求書や納品書など、日常的なビジネス郵便でよく使用されます。
角形封筒は横幅と縦幅に比較的余裕があり、A4用紙を折らずに収納する用途に向いています。履歴書、契約書、パンフレット、会社案内などの送付に便利です。
洋形封筒は横向きに開封する形状が特徴です。招待状や案内状、ダイレクトメールなど、見た目や取り出しやすさを重視する郵送物に利用されます。
【サイズ比較】角形2号・角形20号・角形A4号はA4用紙が折らずに入る?
A4用紙を折らずに郵送したい場合、候補になるのが角形2号、角形20号、角形A4号です。いずれもA4書類に対応する封筒ですが、寸法と収納時の余裕には違いがあります。
封筒メーカーのハート株式会社が公開している規格サイズ一覧によると、それぞれの寸法は次のとおりです。
| 封筒の種類 | 寸法(横×縦) | A4用紙との関係 | 郵便規格の目安 |
|---|---|---|---|
| A4用紙 | 210×297mm | 基準サイズ | 封筒ではない |
| 角形2号(角2) | 240×332mm | 折らずに入る。収納余裕が比較的大きい | 定形外・規格内 |
| 角形20号(角20) | 229×324mm | 折らずに入る。比較的コンパクト | 定形外・規格内 |
| 角形A4号 | 228×312mm | 折らずに入る。A4に近い寸法 | 定形外・規格内 |
| 長形3号(長3) | 120×235mm | A4を三つ折りにして入れる | 定形 |
角形2号は余裕を持って収納したい人向け
角形2号は240×332mmで、A4用紙より横幅が30mm、縦方向が35mm大きい封筒です。
最大のメリットは、A4用紙を折らずに入れられるだけでなく、複数枚の書類や比較的厚みのある資料にも対応しやすいことです。
履歴書、職務経歴書、契約書、会社案内、パンフレットなどを送る際には、角形2号が使いやすい選択肢になります。クリアファイルに入れた書類を送る場合も、ほかの小型封筒より余裕を確保しやすいでしょう。ただし、クリアファイルの寸法や封筒の内寸は別途確認が必要です。
角形20号はA4をコンパクトに送りたい場合に便利
角形20号は229×324mmで、角形2号より一回り小さい封筒です。「国際A4」と呼ばれることもあります。
A4用紙を折らずに収納できるため、薄い書類や少量の資料を送る場合に適しています。角形2号と比べて封筒自体のサイズを抑えられることから、収納スペースや資材管理を効率化したい場合にも選択肢になります。
ただし、角形2号ほど余裕がないため、書類の枚数が多い場合や厚手の冊子を入れる場合には注意が必要です。
角形A4号はA4に近いコンパクト設計
角形A4号は228×312mmです。角形20号と比べても縦方向が12mm短く、A4用紙を収納するための比較的コンパクトな封筒です。
薄い書類を折らずに送る用途には便利ですが、封筒の貼り合わせ部分や開口部の形状によっては、収納時の余裕が小さくなります。
角形20号と角形A4号は寸法が近いため、購入時には名称だけで判断せず、メーカーが公表している寸法と内寸を確認してください。
【三つ折りなら長3】長形3号120×235mmにA4用紙はきれいに収まる?
A4用紙を折っても問題ないなら、長形3号は非常に実用的な選択肢です。寸法は120×235mmで、A4用紙を横三つ折りにして収納できるよう設計されています。
長形3号は、請求書、納品書、見積書、給与明細、案内状などを送る際によく利用されます。角形2号より小さく、郵送時の取り扱いや保管もしやすい形状です。
A4用紙を三つ折りにすると何mmになる?
A4用紙は210×297mmです。長辺の297mmをおおむね3等分すると、1区画は約99mmになります。
つまり、A4用紙を横三つ折りにした場合、折り上がり寸法はおおむね210×99mmです。長形3号の120×235mmに十分収まる大きさになります。
実際には紙の厚みや折り方によって多少の膨らみが生じますが、一般的なコピー用紙やビジネス書類であれば、長形3号は使いやすいサイズです。
三つ折りの基本的な手順
きれいに折るには、まずA4用紙を縦向きに置きます。長辺297mmをおおむね3等分するように折り、上下の端が大きくずれないように整えます。
最初に下側を内側へ折り、残った上側を重ねる方法が一般的です。書類の内容や宛名の位置に応じて、開いたときに読みやすい向きになるよう調整すると、受け取る側にも親切です。
請求書や納品書などを複数枚まとめる場合は、折り目がずれないようにそろえてから封入します。枚数が多い場合は封筒の厚さが1cmを超えないかも確認しましょう。
長形3号と長形6号の違いにも注目
A4用紙の三つ折りに対応する封筒には、長形3号のほかに長形6号もあります。長形6号は110×220mmで、長形3号より小さめです。
長形3号はA4三つ折り書類の一般的な送付に適しており、長形6号は小型の案内状や個人向け郵便などに利用できます。収納枚数や紙の厚さを考慮して選ぶと失敗しにくくなります。
【見落とし注意】封筒の内寸と外寸の違いでA4が入らないこともある
封筒を購入するときに見落とされやすいのが、内寸と外寸の違いです。商品ページに「A4対応」と書かれていても、実際に収納できる寸法には注意が必要です。
外寸とは封筒の外側の大きさ
外寸は、封筒の外側を基準に測った寸法です。一般的な紙封筒の規格サイズは、横×縦の寸法で表示されます。
ただし、実際の収納スペースは封筒の外寸と一致するわけではありません。側面の貼り合わせ部分、底の折り返し、紙の厚みなどによって、内側の有効寸法は小さくなる場合があります。
内寸とは実際に内容物を入れられる大きさ
内寸は、封筒の内側で実際に書類や物を収納できる範囲を指します。クッション封筒の場合は、外側の紙部分ではなく、内側のクッション部分の寸法を内寸として表示することがあります。
封筒専門店の案内でも、外寸と内寸は異なる概念として説明されています。特にクッション材や厚みのある加工が施された商品では、外寸だけで収納可能かどうかを判断することはできません。
購入前に確認したい4つのポイント
1つ目は、内寸がA4用紙の210×297mmを上回っているか。紙が入るだけでなく、出し入れできる余裕があるかも確認しましょう。
2つ目は、封筒の開口部の幅です。本体の寸法が十分でも、開口部が狭ければ書類を差し込みにくくなります。
3つ目は、収納する枚数と厚さです。1枚のA4用紙と、20枚の資料では必要な収納スペースが違います。
4つ目は、クリアファイルや台紙を使用するかどうか。書類そのものが入るサイズでも、クリアファイルに入れると収納できない場合があります。
特に角形20号や角形A4号は、角形2号よりも収納余裕が小さいため、書類を保護する台紙やファイルを使用する場合には注意してください。
【2026年最新】定形郵便と定形外郵便の違い・A4封筒の郵送料金
A4封筒の購入で特に注意したいのが郵送料金です。封筒の種類によって定形郵便になるか定形外郵便になるかが異なり、送料にも差が生じます。
日本郵便の国内料金表によると、2026年11月現在、定形郵便物は50g以内で110円です。定形外郵便物は規格内と規格外に分かれ、重量に応じて料金が設定されています。日本郵便の2026年10月1日現在の料金資料も、この料金体系を確認する際の基準になります。
定形郵便の条件はサイズ・厚さ・重量の3つ
定形郵便物として扱われるには、次の条件をすべて満たす必要があります。
- 長さ:14cm以上23.5cm以下
- 幅:9cm以上12cm以下
- 厚さ:1cm以内
- 重量:50g以内
料金は50g以内で110円です。
長形3号は120×235mmなので、封筒の寸法だけを見れば定形郵便の最大サイズに収まります。ただし、封筒に書類を入れた後の厚さが1cmを超えたり、全体の重さが50gを超えたりすると、定形郵便としては扱われません。
定形外郵便には規格内と規格外がある
定形郵便のサイズや重量を超えた郵便物は、定形外郵便物として扱われます。
定形外郵便・規格内の条件は、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内、重量1kg以内です。
定形外郵便・規格外の条件は、長辺60cm以内、長辺・短辺・厚さの合計が90cm以内、重量4kg以内です。
角形2号は240×332mm、角形20号は229×324mm、角形A4号は228×312mmです。いずれも通常の寸法であれば規格内の大きさに収まります。そのため、厚さ3cm以内かつ重量1kg以内なら、定形外郵便の規格内として送ることができます。
2026年11月現在の定形外郵便料金一覧
日本郵便の料金表に掲載されている料金は次のとおりです。
定形郵便物は、50g以内110円です。
定形外郵便物・規格内は、50g以内140円、100g以内180円、150g以内270円、250g以内320円、500g以内510円、1kg以内750円です。
定形外郵便物・規格外は、50g以内260円、100g以内290円、150g以内390円、250g以内450円、500g以内660円、1kg以内920円、2kg以内1,350円、4kg以内1,750円です。
このように、同じ書類を送る場合でも、封筒の寸法や厚さが変わるだけで料金区分が変わることがあります。料金の最終確認には、日本郵便の公式料金表を利用するのが確実です。
郵送料金は封筒だけでなく中身を含めた重さで決まる
郵便料金を考えるときに忘れてはいけないのが、封筒そのものの重量です。
郵便物の重量には、封筒、書類、クリアファイル、台紙、添付物などを含めた全体の重さが関係します。たとえば、A4用紙を数枚入れただけなら50g以内に収まる可能性がありますが、厚紙や冊子、複数の資料を追加すると重量が増加します。
また、重量が50g以内でも、長形3号の厚さが1cmを超えていれば定形郵便にはなりません。反対に、角形2号は50g以内であっても定形郵便の寸法条件を満たさないため、定形外郵便として扱われます。
つまり、郵送料金は単純に重さだけで決まるわけではありません。まずサイズと厚さによって郵便物の区分が決まり、その区分に応じて重量別の料金が適用されます。
【プロの結論】角2と長3はどう使い分ける?用途別の失敗しない選び方
A4封筒の選択で迷ったら、最初に「書類を折りたくないか」「何枚入れるか」「送料をどこまで抑えたいか」の3点を整理すると、適切なサイズを選びやすくなります。
角形2号がおすすめのケース
契約書、履歴書、職務経歴書、重要書類、会社案内など、折り目を付けたくない書類には角形2号が向いています。
収納スペースに比較的余裕があるため、複数枚の書類をまとめて送る場合にも使いやすい封筒です。書類の見栄えや保護を優先するなら、角形2号を選ぶメリットは大きいでしょう。
角形20号・角形A4号がおすすめのケース
A4用紙を折らずに送りたいものの、角形2号ほどの余裕が必要ない場合には、角形20号や角形A4号が候補になります。
薄い資料や少量の書類を送る場合には、コンパクトな封筒のほうが扱いやすいことがあります。ただし、ファイルや厚い冊子を入れる用途には向かない場合があるため、内寸の確認が欠かせません。
長形3号がおすすめのケース
請求書、納品書、見積書、給与明細、一般的な案内状など、A4用紙を三つ折りにしても問題ない書類には長形3号が適しています。
定形郵便の寸法に収まるため、厚さ1cm以内・重量50g以内という条件も満たせば110円で送ることができます。大量の書類を定期的に発送する企業や事業者にとっても使いやすい封筒です。
送料を優先するなら封筒の購入前に発送条件を決める
郵送料金を抑えたいからといって、必ずしも小さな封筒を選べばよいわけではありません。無理に書類を折ることで、重要書類の見栄えが悪くなったり、内容物を傷めたりする可能性もあります。
また、角形2号でも定形外郵便の規格内に収まれば、50g以内140円で発送できます。定形郵便の110円との差額は30円です。書類を折らずに届けることに価値があるなら、30円の差額を許容する判断にも合理性があります。
一方、請求書や通知書など、折り目が付いても支障のない書類なら、長形3号で定形郵便の条件を満たす方法が経済的です。
発送頻度が高い場合は、封筒の単価だけでなく、封入作業の時間、書類の保護、郵便料金を合わせて考えることが、実務上のコスト削減につながります。
【よくある質問】A4封筒サイズに関するFAQ
Q1:A4用紙を折らずに入れられる封筒はどれですか?
A1:代表的なのは角形2号(240×332mm)、角形20号(229×324mm)、角形A4号(228×312mm)です。収納する書類が多い場合は角形2号、薄い書類をコンパクトに送りたい場合は角形20号や角形A4号が候補になります。実際の内寸も確認してください。
Q2:A4用紙を三つ折りにした場合、どの封筒に入りますか?
A2:長形3号(120×235mm)が代表的です。A4用紙の297mmの辺を三等分するように折ると、約210×99mmになり、長形3号に収納できます。
Q3:角形2号の封筒は110円で送れますか?
A3:通常の角形2号は定形郵便のサイズを超えるため、110円の定形郵便にはなりません。定形外郵便の規格内に収まり、重量が50g以内なら140円です。厚さや重量によって料金は変わります。
Q4:角形20号と角形A4号はどちらが大きいですか?
A4:角形20号は229×324mm、角形A4号は228×312mmです。角形20号のほうが横幅は1mm、縦方向は12mm大きくなっています。ただし、実際の収納可能寸法はメーカーや製品仕様によって異なるため、内寸を確認して選びましょう。
Q5:長形3号なら必ず110円で郵送できますか?
A5:必ずしも110円ではありません。定形郵便として扱われるには、封筒の寸法に加えて厚さ1cm以内、重量50g以内という条件を満たす必要があります。いずれかを超えた場合は定形外郵便になる可能性があります。
まとめ:A4封筒は書類の折り方・厚さ・郵送料金で選ぶ
A4封筒の選び方は、用紙の寸法と封筒の収納スペースを理解すれば、それほど難しくありません。A4用紙は210×297mmであり、折らずに収納するなら角形2号・角形20号・角形A4号、三つ折りにするなら長形3号が代表的な選択肢です。
角形2号は余裕を持って書類を収納でき、履歴書や契約書などの重要書類に適しています。角形20号と角形A4号は薄い書類をコンパクトに送る場合に便利です。長形3号はA4三つ折りに対応し、定形郵便の条件を満たせば110円で発送できます。
2026年11月現在の郵便料金では、定形郵便は50g以内110円、定形外郵便の規格内は50g以内140円からです。封筒を選ぶ際には、書類のサイズだけでなく、封入後の厚さと総重量まで確認する必要があります。
最も避けたいのは、封筒の外寸だけを見て購入し、実際には書類が入らなかったり、郵便料金の区分を間違えたりすることです。A4を折らずに送るなら角形2号、コンパクトさを重視するなら角形20号や角形A4号、送料と手軽さを重視するなら長形3号。この基本を押さえれば、用途に合った封筒を無駄なく選べます。
発送前には、封入した状態でサイズ・厚さ・重量を確認し、日本郵便の最新料金表に照らし合わせることが、確実で経済的な郵送につながります。
主な事実確認資料
- 日本郵便「国内の料金表」「国内の料金・運賃早見表(2026年10月1日現在)」
- ハート株式会社「封筒サイズ一覧(長形・角形・洋形)」
- 国税庁「JIS P0138に基づくA4寸法」
- 封筒専門店の内寸・外寸に関する製品案内 (出典: a4 封筒 サイズ(Yahoo!ニュース))