【2026年版】Steamのセーブデータ保存場所はどこ?OS別の探し方とバックアップ術

目次
【2026年版】Steamのセーブデータ保存場所はどこ?OS別の探し方とバックアップ術
【2026年版】Steamのセーブデータ保存場所はどこ?OS別の探し方とバックアップ術
@ creator • Click to Play Video Inline
🎵 【2026年版】Steamのセーブデータ保存場所はどこ?OS別の探し方とバックアップ術

Steamのセーブデータはどこに保存されているのか。ゲームの再インストールやPCの買い替え、Steam Deckへの移行、突然のデータ消失に備えて、保存場所を確認したい人は多い。実は、Steamにはすべてのゲームに共通するセーブデータ保存フォルダが存在するわけではない。

2026年11月現在、Steamのセーブデータは、WindowsのDocumentsやAppData、Steam本体のuserdata、macOSのLibrary、Linuxのユーザーディレクトリなど、ゲームの仕様やOSによって保存場所が異なる。Steam Cloudに対応している作品でも、クラウドに保存されるファイルとPC内の実際のセーブファイルが別の場所に存在するケースがある。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 保存場所:Steamのクラウド関連データはuserdata内に保存されるが、実際のゲームデータはDocumentsやAppDataなどに存在する場合がある。
  • IDの確認:userdata内のアカウント別フォルダとAppIDを組み合わせれば、対象ゲームのクラウドデータを探しやすい。
  • バックアップ:Steam Cloudだけに頼らず、ゲーム本体のセーブデータとクラウド関連ファイルを別々に保存することが大切。

【基本知識】Steamのセーブデータ保存場所はゲームごとに違う

steam セーブデータ場所
【画像】steam セーブ データ 場所 関連ショット

最初に理解しておきたいのは、Steamはゲームのインストール先とセーブデータの保存先を必ずしも同じ場所にしていないという点だ。

Steamのゲーム本体は、通常「steamapps\common」以下にインストールされる。一方、プレイ中に作成されるセーブデータは、ゲーム開発会社が指定したユーザーデータ用フォルダなどに保存される。

そのため、Steamのゲームフォルダを開いても、目的のセーブファイルが見つからないことは珍しくない。

Steamのセーブデータには主に3つの保存先がある

steam セーブデータ場所
【写真】steam セーブ データ 場所 近影・注目カット

保存先を大きく分けると、次の3種類になる。

1. Steam userdataフォルダ

Steam Cloudに関連するローカルファイルが保存される場所。Steamアカウントごとのフォルダが作られ、その下にゲームごとのAppIDフォルダが配置される。

2. WindowsやMacなどのユーザーデータフォルダ

Documents、AppData、Libraryなど、OSが用意しているユーザー向けの保存領域。ゲームが独自にセーブファイルを管理する場合に利用される。

3. ゲームのインストール先や専用フォルダ

一部の作品では、ゲーム本体のフォルダや開発会社独自のディレクトリにセーブデータが保存される。LinuxやSteam Deckでは、Protonの互換環境内にWindows版ゲームの保存先が作られる場合もある。

重要なのは、Steamをアンインストールしたりゲームを削除したりしても、セーブデータが必ず一緒に消えるわけではないことだ。ただし、インストールフォルダ内に保存するゲームでは、アンインストール時にデータが失われる可能性がある。

【OS別一覧】Steam userdataの保存場所と開き方

steam セーブデータ場所
【資料】steam セーブ データ 場所 報道・メディア記録

Steam公式サポートが案内しているSteam Cloud関連ファイルの標準保存場所は、OSによって異なる。まずは以下のフォルダを確認しておきたい。

OSuserdataの標準保存場所確認方法
WindowsC:\Program Files (x86)\Steam\userdataエクスプローラーのアドレスバーに入力
macOS~/Library/Application Support/Steam/userdataFinderの「フォルダへ移動」を利用
Linux~/.local/share/Steam/userdataホームディレクトリから確認
Steam Deck/home/deck/.local/share/Steam/userdataデスクトップモードで確認

上記は標準的な保存先であり、Steamのインストール場所を変更している場合や、Flatpak版Steamなど異なるパッケージ形式を利用している場合は、実際のディレクトリが異なることもある。

WindowsでSteamセーブデータを探す方法

Windowsの場合、Steamの標準インストール先は次の場所だ。

C:\Program Files (x86)\Steam\userdata

確認手順は次のとおり。

  1. WindowsキーとEキーを押してエクスプローラーを開く。
  2. 上部のアドレスバーをクリックする。
  3. 「C:\Program Files (x86)\Steam\userdata」を入力する。
  4. 表示されたフォルダ内にある数字のフォルダを確認する。
  5. アカウント別フォルダの中から対象ゲームのAppIDを探す。

Steamを別のドライブにインストールしている場合は、そのSteamインストール先にあるuserdataフォルダを確認する。

例えば、DドライブにSteamをインストールしているなら、Dドライブ側のSteamフォルダを調べる必要がある。

MacでSteamセーブデータを探す方法

macOSでは、Steam Cloud関連ファイルの標準保存場所は次のとおり。

~/Library/Application Support/Steam/userdata

MacのLibraryフォルダは通常のFinder画面では表示されない場合がある。

簡単に開くには、次の操作を行う。

  1. Finderを起動する。
  2. 画面上部の「移動」を選択する。
  3. 「フォルダへ移動」をクリックする。
  4. 「~/Library/Application Support/Steam/userdata」を入力する。
  5. 表示されたフォルダ内を確認する。

なお、Macで動作するゲームの実際のセーブデータは、Steam userdata以外に「~/Library/Application Support/ゲーム名」やDocumentsなどに保存される場合もある。

LinuxでSteamセーブデータを探す方法

Linux版Steamの標準的な保存場所は次のとおり。

~/.local/share/Steam/userdata

Linuxでは、ホームディレクトリ内のドットから始まるフォルダが隠しフォルダとして扱われる。

ファイルマネージャーで隠しファイルを表示する設定を有効にするか、ターミナルからホームディレクトリ内を確認するとよい。

また、Protonを利用してWindows版ゲームを動かしている場合は、Steamのuserdataとは別に、steamapps/compatdata以下にゲームごとのWindows互換環境が作られる。

【IDの調べ方】Steam IDとAppIDから目的のセーブデータを特定する

userdataフォルダを開くと、数字だけで構成されたフォルダが複数並んでいることがある。どれが自分のアカウントなのか、どの数字がゲームを示しているのかが分からなければ、目的のデータを見つけにくい。

ここで必要になるのがSteam IDとAppIDの2つだ。

Steam IDの確認方法

Steam IDはSteamアカウントを識別するための固有番号だ。Steam公式サポートでは、一般的な形式として17桁のSteamID64を案内している。

確認するには、次の手順を実行する。

  1. Steamを起動する。
  2. 自分のコミュニティプロフィールを開く。
  3. 「プロフィールを編集」を選択する。
  4. カスタムURLを設定していない場合は、カスタムURL欄の下に表示されるプロフィールURLを確認する。
  5. カスタムURLを設定している場合は、その欄の文字列を削除すると、元の64ビットIDを確認できる。

SteamID64は17桁の数字で、アカウントの識別に使われる。

注意したいのは、SteamID64とuserdata直下のフォルダ名が必ず同じ数字になるわけではないことだ。 userdata側ではアカウントIDに対応する数値がフォルダ名として使われる。そのため、17桁のSteamID64をそのまま検索しても見つからない場合がある。

複数のアカウントを同じPCで使用している場合は、userdata内の各アカウントフォルダを確認し、対象ゲームのAppIDが存在するものを探す方法が分かりやすい。

Steam AppIDの調べ方

AppIDはSteam上のゲームやアプリケーションに割り当てられた固有番号だ。

Steam公式のSteamworksドキュメントでも、各アプリケーションには固有のApp IDが設定されると説明されている。

最も簡単な確認方法は、Steamストアの商品ページを開くこと。

ストアページのURLにある「/app/」の直後の数字が、そのゲームのAppIDに該当する。

例えば、Steam公式サポートではDota 2のAppIDとして「570」を例示している。

また、すでにゲームをインストールしている場合は、Steamの「steamapps」フォルダにある「appmanifest_数字.acf」というファイル名からも確認できる。

ただし、DLCやデモ版、サウンドトラックなどは本編とは別のAppIDが設定されることがある。セーブデータを探す際は、対象となるゲーム本編のAppIDを確認しておきたい。

userdata内のフォルダ構造

Steam Cloud関連ファイルがuserdata方式で管理されている場合、基本的な構造は次のようになる。

Steam/userdata/アカウント別フォルダ/AppID/remote/

各フォルダの役割は以下のとおり。

  • userdata:Steamアカウントごとのデータを管理する親フォルダ。
  • アカウント別フォルダ:そのPCでログインしたSteamアカウントに対応する数字のフォルダ。
  • AppID:ゲームやアプリケーションを識別する数字のフォルダ。
  • remote:Steam Cloudと同期するローカルファイルが保存されることがある場所。
  • local:同期対象外のデータが保存される場合がある場所。

remoteフォルダが存在しないからといって、セーブデータが消えたとは限らない。ゲームがDocumentsやAppDataなど別の場所を保存先として利用している可能性があるためだ。

【ゲーム別の保存先】Documents・AppData・LocalLowを確認する

Steamのセーブデータを探す際に、特に重要なのがWindowsのユーザーデータ領域だ。

ゲーム開発会社はSteam Cloudの有無にかかわらず、Windowsが用意している標準的な保存領域を利用できる。Steamworksの公式ドキュメントでも、DocumentsやAppDataなどをSteam Auto-Cloudの対象フォルダとして指定できる仕組みが説明されている。

Documents・My Games

Documentsは、多くのPCゲームが設定ファイルやセーブデータを保存する場所として利用する。

代表的な確認先は次のとおり。

%USERPROFILE%\Documents\My Games\

ゲーム名や開発会社名のフォルダが作られていないか確認してみよう。

Windowsのユーザーフォルダを別のドライブに移動している場合は、実際のDocumentsの場所も異なることがある。

AppData\Roaming

Roamingは、ユーザーごとのアプリケーション設定やデータを保存する領域だ。

確認する場合は、WindowsキーとRキーを同時に押し、次の文字列を入力する。

%APPDATA%

Enterキーを押すと、AppData\Roamingが開く。

ゲーム名や開発会社名のフォルダを探し、セーブファイルが保存されていないか確認する。

AppData\Local

Localは、PC内で利用するアプリケーションのデータなどが保存される場所だ。

開くには、WindowsキーとRキーを押して、次の文字列を入力する。

%LOCALAPPDATA%

Unity製ゲームなどを含め、さまざまなゲームがこの領域を利用する。ただし、すべてのUnity製ゲームが同じ場所に保存するわけではない。

AppData\LocalLow

LocalLowもゲームの保存先として確認しておきたいフォルダだ。

特にUnity製ゲームなどで利用されることがあり、ゲーム名や開発会社名のフォルダが存在する場合がある。

標準的な場所は次のとおり。

%USERPROFILE%\AppData\LocalLow\

Windowsで最初に確認したい保存先一覧

保存先開き方・パス確認する内容
Documents%USERPROFILE%\Documentsゲーム名・My Games
Roaming%APPDATA%ゲームや開発会社のフォルダ
Local%LOCALAPPDATA%ゲーム固有のユーザーデータ
LocalLow%USERPROFILE%\AppData\LocalLowUnity関連などのゲームデータ
Saved Games%USERPROFILE%\Saved Gamesゲーム固有の保存ファイル

これらの場所を順番に確認すれば、Steam userdataに目的のファイルが存在しない場合でも、実際の保存先を発見できる可能性が高まる。

【Steam Cloudとの違い】クラウド対応・非対応ゲームの保存先

Steam Cloudは、ゲームのセーブデータや設定ファイルなどをSteamのサーバー上に保存し、別のPCでも利用できるようにする機能だ。

ただし、Steam Cloudはすべてのゲームに自動適用されるわけではない。また、対応作品であっても、開発会社がどのファイルを同期対象にするかを決めている。

Steam Cloudに対応しているか確認する方法

Steam公式サポートによると、Steamストアの商品ページにはSteam Cloud対応を示す表示がある。

また、インストール済みゲームの場合は次の手順で確認できる。

  1. Steamライブラリを開く。
  2. 確認したいゲームを右クリックする。
  3. 「プロパティ」を選択する。
  4. 「一般」タブを開く。
  5. Steam Cloudの同期設定を確認する。

Steam全体の設定からも、Cloudタブを開いて対応アプリケーションの同期機能を確認できる。

Steam Cloud対応でもローカル保存先が別になる理由

Steam Cloudには、大きく分けてSteam Cloud APIとSteam Auto-Cloudという2つの仕組みがある。

Steam Cloud APIは、ゲーム側がSteamworksの機能を利用してクラウドファイルを管理する方式だ。

一方、Steam Auto-Cloudは、開発会社が同期対象のファイルやフォルダを設定することで、ゲーム本体に大きな変更を加えずに同期を実現できる方式となっている。

例えば、ゲームのセーブデータがDocumentsに保存されていても、開発会社がその場所をSteam Auto-Cloudの同期対象に設定していれば、クラウドにアップロードできる。

つまり、Steam Cloudに対応していることと、セーブデータがuserdataに直接保存されていることは同じ意味ではない。

Steam Cloud非対応ゲームのセーブデータはどうなる?

Steam Cloudに対応していないゲームでも、通常はゲーム本体やOSのユーザーデータ領域にセーブファイルが保存される。

ただし、クラウドによる自動同期が利用できないため、PCを買い替えたりOSを再インストールしたりする場合は、手動でのバックアップが必要になる。

また、Steam Cloud対応作品でも、設定ファイルだけが同期され、ゲームの進行状況は同期対象外というケースがあり得る。

そのため、対応マークだけを見てセーブデータがすべて保護されていると考えるのは避けたい。

【Steam Deck】セーブデータの保存場所とProtonの仕組み

Steam DeckではSteamOSというLinuxベースのOSが使用されている。そのため、Windows版ゲームを動かす場合とLinux向けのネイティブ版を動かす場合で、セーブデータの保存先が異なることがある。

Steam Deckのuserdata保存場所

標準的なSteam Deck環境では、Steam Cloud関連ファイルの保存先は次のとおり。

/home/deck/.local/share/Steam/userdata

この場所には、SteamアカウントやAppIDに対応するフォルダが配置される。

確認するには、Steamボタンを押し、「電源」から「デスクトップに切り替え」を選択する。

デスクトップモードでは通常のLinux PCと同様にファイルマネージャーを利用できる。

Protonを使うWindows版ゲームの保存先

Steam DeckでWindows版ゲームを動かす際に使用されるのがProtonだ。

ProtonはWindows向けゲームをLinux上で動かすための互換レイヤーであり、ゲームごとにWindowsに似た仮想環境を作成する。

この環境はProtonのプレフィックスと呼ばれ、標準的な保存場所は次のようになる。

~/.local/share/Steam/steamapps/compatdata/AppID/pfx/

その内部にあるWindows風のユーザーフォルダをたどると、次のような場所を確認できる。

pfx/drive_c/users/steamuser/Documents/

また、AppData\LocalやAppData\Roamingに相当する場所も存在する。

ゲームによっては、このProton環境内に実際のセーブデータが保存されている。

Proton版とネイティブ版で保存場所が変わる実例

分かりやすい例が『Baldur's Gate 3』だ。

開発元Larian Studiosの公式サポートでは、Steam DeckのProton版とネイティブ版でセーブデータの保存先が異なることが説明されている。

Proton版では、AppID「1086940」に対応するcompatdata内のWindows風フォルダにセーブデータが保存される。一方、ネイティブ版ではLinux側のLarian Studios専用フォルダが使用される。

さらに、Steam Cloudが有効であれば、対応する最新セーブデータがネイティブ版の保存先に同期される場合もある。

この事例が示しているのは、同じゲームであっても実行環境が変わると保存先が変わり得るということだ。

Steam Deckでセーブデータが見つからない場合は、userdataだけでなく、compatdataとネイティブ版の保存先も確認しておきたい。

【バックアップ・移行方法】セーブデータ消失を防ぐ安全な手順

Steamのセーブデータをバックアップする場合、最も大切なのはクラウドデータだけでなく、実際のローカル保存ファイルも確保することだ。

Steam Cloudは便利な機能だが、同期エラーや競合、同期対象外のファイルなどによって、想定したデータが別のPCに引き継がれない場合がある。

Steamセーブデータのバックアップ方法

基本的なバックアップ手順は次のとおり。

  1. ゲームを終了する。セーブ処理が完了していることを確認する。
  2. Steam Cloudの同期状態を確認する。同期が進行中なら完了を待つ。
  3. Steamを完全に終了する。バックグラウンドでファイルが更新されるのを避ける。
  4. userdataを確認する。対象ゲームのAppIDフォルダがあれば、必要なデータをコピーする。
  5. 実際のセーブデータ保存先も確認する。Documents、AppData、Saved Gamesなどを調べる。
  6. 外付けSSDやUSBメモリなどにコピーする。元データは削除せず、そのまま残しておく。

バックアップ対象としては、ゲーム固有のセーブフォルダに加え、該当するuserdata内のAppIDフォルダも候補になる。

AppIDフォルダにはremoteのほか、同期に関係する管理ファイルなどが含まれる場合がある。必要なファイルを選別できない場合は、フォルダ全体をコピーしておくと管理しやすい。

ただし、ゲームによって保存先やファイル構造が異なるため、バックアップ後はコピー先に必要なファイルが存在するか確認しておきたい。

別のPCへのSteamセーブデータ移行方法

PCを買い替える場合は、次の順番で作業する。

  1. 旧PCでゲームを終了し、Steam Cloudの同期状態を確認する。
  2. 旧PCの実際のセーブデータ保存先を特定する。
  3. userdata内に対象ゲームのデータがあれば、それもバックアップする。
  4. 外付けストレージなどを使って新PCにコピーする。
  5. 新PCにSteamと対象ゲームをインストールする。
  6. Steamを終了した状態で、必要なセーブファイルを対応する保存先に配置する。
  7. Steamを起動し、同期状態や競合表示を確認する。

同じゲームでも、WindowsとLinuxではファイル構造が異なる場合がある。また、ゲームのバージョンによってセーブデータの互換性が変わることもある。

そのため、異なるOSへ移行する際は、ゲーム開発会社が提供する移行手順やクロスプラットフォーム同期の対応状況も確認しておきたい。

Steam Cloud同期エラーの解決方法

Steam Cloudで同期エラーが発生した場合、最初に確認したいのはネットワークと同期状態だ。

Steam公式サポートが案内している主な確認項目は次のとおり。

  • Steamのオンライン接続が正常か確認する。
  • Steamクライアントを再起動する。
  • ルーターやモデムを再起動する。
  • 別のネットワークでも接続状況を確認する。
  • ファイアウォールがSteamの通信を妨げていないか確認する。
  • セキュリティソフトがSteamのファイル操作や通信を妨げていないか確認する。

同期エラーが表示されているときに、そのままゲームを起動するのは避けたい。Steam公式サポートも、同期できない状態でゲームを起動すると、ローカルデータとクラウドデータの競合によって進行状況を失う可能性があると説明している。

Steam Cloudの競合が表示された場合

Cloud Conflictは、ローカルファイルとクラウド上のファイルが異なっているときに表示される。

例えば、別のPCでプレイした後に同期せず終了した場合や、オフラインモードでプレイした場合などに発生することがある。

競合画面では、それぞれのファイルの更新日時を確認することが重要だ。

基本的には、最後にプレイしたときの進行状況に対応する新しいデータを選択する。ただし、更新日時だけでなく、自分が実際にどのPCでプレイしたか、どこまで進行したかも照らし合わせて判断したい。

なお、Steam公式サポートでは、同期履歴を確認するためのcloud_log.txtも案内されている。

標準的なログ保存先は次のとおり。

  • Windows:Steam\logs\cloud_log.txt
  • macOS:~/Library/Application Support/Steam/logs/cloud_log.txt
  • Linux:~/.local/share/Steam/logs/cloud_log.txt

ログにはクラウドへのファイル書き込みや取得に関する記録が残るため、原因を詳しく調べたい場合に役立つ。

また、Steam公式サポートは、消失したセーブデータの復旧を保証していない。古いPCに元のデータが残っている場合は、そちらで同期できるか確認することも重要だ。

【プロの結論】Steamのセーブデータを探すときの判断基準

Steamのセーブデータを探すときに、最初からuserdataだけを調べるのは効率的ではない。

まず対象ゲームがSteam Cloudに対応しているかを確認し、そのうえでuserdata、Documents、AppData、ゲーム固有フォルダの順に調べると、保存場所を絞り込みやすい。

特に、バックアップやPC移行を目的としている場合は、次の判断基準を覚えておきたい。

  • Steam Cloud対応ゲーム:userdataと実際のローカル保存先の両方を確認する。
  • Steam Cloud非対応ゲーム:DocumentsやAppDataなどを優先して探し、手動バックアップを行う。
  • Windows版ゲームをLinuxで動かしている場合:compatdata内のProton環境を調べる。
  • Steam Deckのネイティブ版:Linux側のゲーム固有フォルダを確認する。
  • 複数アカウントを利用している場合:userdata内のアカウント別フォルダとAppIDを照合する。

また、セーブデータを移行する場合は、Steam Cloudの自動同期と手動コピーが同時に実行されないように注意する必要がある。古いデータを新しいPCにコピーした直後にクラウドから別のデータがダウンロードされれば、意図しない上書きが発生する可能性があるためだ。

最も安全なのは、元データを残したままバックアップを作り、移行先でファイルと同期状態を確認してからゲームを起動する方法である。

Steamのセーブデータ保存場所に関するよくある質問(FAQ)

Q1:Steamのセーブデータはどこのフォルダに保存されていますか?

A1:Steam Cloud関連ファイルは、Windowsでは標準的に「C:\Program Files (x86)\Steam\userdata」に保存される。ただし、実際のセーブデータはDocumentsやAppDataなど、ゲームごとに異なる場所に保存される場合がある。

Q2:userdataフォルダにセーブデータが見つからないのはなぜですか?

A2:ゲームがSteam Cloudを利用していない場合や、Documents、AppData、ゲーム固有フォルダを保存先にしている場合があるためだ。userdataにファイルがないだけでは、セーブデータが消えたとは判断できない。

Q3:SteamのAppIDはどこで確認できますか?

A3:Steamストアの商品ページのURLにある「/app/」直後の数字で確認できる。インストール済みゲームなら、steamapps内のappmanifestファイル名からも調べられる。

Q4:Steam Cloudに対応していないゲームのセーブデータもバックアップできますか?

A4:可能だ。Documents、AppData、Saved Gamesなどの実際の保存先を調べ、セーブファイルを外付けストレージなどにコピーすればよい。ゲームによってはインストール先に保存される場合もある。

Q5:Steam DeckのセーブデータはWindowsと同じ場所ですか?

A5:必ずしも同じではない。ProtonでWindows版を動かす場合はcompatdata内のWindows風フォルダに保存される一方、Linuxネイティブ版ではLinux側のゲーム固有フォルダが使用される場合がある。

Q6:Steam Cloudの同期エラーが出たら、そのままゲームを起動しても大丈夫ですか?

A6:推奨できない。ローカルデータとクラウドデータが競合し、進行状況を失う可能性がある。まずネットワークやSteamの同期状態を確認し、必要なセーブデータをバックアップしてから対処したい。

まとめ:Steamのセーブデータは保存先を複数確認することが大切

2026年11月現在、Steamのセーブデータ保存場所を探す際には、Steam userdataだけでなく、ゲーム固有の保存先も確認する必要がある。

WindowsならDocumentsやAppData、MacならLibrary、Linuxならユーザーディレクトリ、Steam DeckならProtonのcompatdataが重要な確認ポイントとなる。

Steam IDとAppIDの関係を理解すれば、userdata内の目的のフォルダを特定しやすくなる。Steam Cloudに対応しているかどうかも、保存先を判断するうえで欠かせない情報だ。

特にPCの買い替えや再インストールを予定している人は、クラウド同期だけを信用せず、実際のセーブデータを別のストレージにも保存しておきたい。

Steamのセーブデータを守る最も確実な方法は、クラウドとローカルの両方を把握し、元データを残した状態で定期的にバックアップすることだ。

主な事実確認資料: Steam公式サポート、Steamworks公式ドキュメント、Valve Proton FAQ、Larian Studios公式サポート、PCGamingWiki。 (出典: steam セーブ データ 場所(Yahoo!ニュース))