七十七銀行の手数料は2026年4月にどう変わった?振込・ATM・硬貨入金を徹底比較
2026年の七十七銀行の手数料は、4月1日からの振込手数料改定によって大きく変わりました。窓口での振込は七十七銀行あて660円、他行あて990円となり、ATMやキャッシュカードを利用する場合も料金が変更されています。一方、個人向けインターネットバンキングや七十七銀行アプリを利用すれば、七十七銀行あての振込は無料、他行あても220円で利用できます。
さらに、ATMの引き出しが無料になる時間帯、セブン銀行などのコンビニATMの利用料金、硬貨入金・両替の手数料にも注意が必要です。2026年7月1日には定額自動送金サービスも追加改定されました。ここでは、七十七銀行の公式手数料一覧とニュースリリースをもとに、2026年の料金体系と節約方法を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 振込手数料: 2026年4月1日から改定。窓口の他行あては990円、個人向けネット振込は220円。
- ATM手数料: 当行ATMは平日8時45分~18時が引き出し無料。一般的なコンビニATMは終日220円。
- 硬貨・自動送金: ATM硬貨入金は同日1回目の50枚まで無料。定額自動送金は7月1日にも料金が変更されている。
【2026年最新】七十七銀行の手数料改定は何が変わった?
七十七銀行の手数料改定で最も注目したいのは、振込方法による料金差が広がったことです。
同行は2025年11月21日付のニュースリリースで、2026年4月1日から振込手数料を改定すると発表しました。
公式発表では、現金の取り扱いにかかる事務コストなどを反映した料金体系への見直しと、振込金額3万円を境にした手数料区分の廃止が理由として示されています。
つまり、単純な値上げだけではありません。窓口やATMでの振込料金を見直す一方、個人向けインターネットバンキングやアプリによる取引には、比較的利用しやすい料金が設定されています。
2026年の手数料改定スケジュール
- 2025年11月21日: 七十七銀行が振込手数料の改定を発表。
- 2026年4月1日: 通常の振込手数料を改定。3万円未満・3万円以上という区分を廃止。
- 2026年4月1日: ATM硬貨取扱手数料の新設や大量硬貨取扱手数料などの改定も実施。
- 2026年7月1日: 自動送金サービス・定額自動送金に関する手数料を追加改定。
ここで注意したいのは、4月1日の通常振込の改定と、7月1日の定額自動送金の改定は別の制度だという点です。
毎月の家賃や仕送りを自動送金している人は、4月の振込料金だけを確認しても、現在の負担額を正確に把握できません。
【料金比較表】七十七銀行の窓口・ATM・アプリの振込手数料
2026年4月1日現在の七十七銀行公式手数料一覧では、個人向けの振込料金は次のようになっています。
| 振込方法 | 七十七銀行あて | 他行あて |
|---|---|---|
| 窓口 | 660円 | 990円 |
| ATM・現金 | 550円 | 880円 |
| ATM・他行カード | 550円 | 880円 |
| ATM・七十七銀行カード | 220円 | 550円 |
| 個人向けインターネットバンキング | 無料 | 220円 |
| 七十七銀行アプリ | 無料 | 220円 |
※すべて税込・1件あたり。ATM振込では別途ATM利用手数料がかかる場合があります。ATMの現金振込は10万円までです。
窓口での振込は他行あて990円
窓口で七十七銀行あてに振り込む場合は660円、他行あての場合は990円です。
従来の料金体系では3万円未満と3万円以上で金額が異なっていましたが、2026年4月1日以降は金額区分が廃止されています。
窓口で担当者に相談しながら手続きしたい人や、インターネット操作が難しい人には便利な方法ですが、手数料を優先する場合は割高です。
特に、毎月何度も振込を行う人は、1件ごとの料金差が年間の負担に直結します。
ATMで振り込む場合はカードの種類に注意
ATMからの振込では、現金・他行カードと七十七銀行のキャッシュカードで料金が異なります。
七十七銀行のキャッシュカードを使えば、同行あて220円、他行あて550円です。
一方、現金または他行カードを使う場合は、同行あて550円、他行あて880円となります。
また、ATMから現金で振り込む場合は10万円までという取扱上限があります。振込手数料とは別に、利用時間帯によってATM利用手数料も発生するため、画面に表示される金額を確認してから操作しましょう。
アプリ・ネット振込なら他行あても220円
料金面で有利なのが、個人向けインターネットバンキングと七十七銀行アプリです。
- 七十七銀行あて:無料
- 他行あて:220円
窓口で他行あてに振り込む場合と比べると、1件につき770円の差があります。
仮に毎月4回、他行あてに振り込む場合、窓口では月3,960円、ネット振込では月880円です。
年間で比較すると、窓口は47,520円、ネット振込は10,560円となり、年間36,960円の差が生まれます。
振込回数が多い人ほど、利用方法を変えるメリットは大きくなります。
【ATM手数料】引き出し無料時間とコンビニATMの料金
七十七銀行のATM手数料を確認するときは、銀行店舗に設置されたATMと、コンビニに設置されたATMを区別する必要があります。
同じキャッシュカードでも、利用するATMによって料金が異なるためです。
七十七銀行ATMの引き出し料金
七十七銀行のキャッシュカードを使って同行ATMから引き出す場合の料金は以下のとおりです。
- 平日7時~8時45分:110円
- 平日8時45分~18時:無料
- 平日18時~22時:110円
- 土曜日・日曜日・祝日:110円
つまり、平日の8時45分から18時までが基本的な無料時間帯です。
土日祝日は原則110円かかります。
なお、ATMの営業時間は設置場所によって異なります。また、祝日の一部にはシステムメンテナンスによる利用制限があります。
コンビニATMは原則220円
七十七銀行のキャッシュカードを使い、一般的なコンビニATMで引き出しや預け入れをする場合、手数料は次のとおりです。
| ATMの種類 | 利用手数料 |
|---|---|
| セブン銀行ATM | 220円 |
| イーネットATM | 220円 |
| ローソン銀行ATM | 220円 |
いずれも1件あたりの料金で、基本的に時間帯による割引はありません。
また、コンビニATMでは通帳や硬貨を利用できません。
セブン銀行ATMには例外がある
セブン銀行ATMについては、もう一つ知っておきたい仕組みがあります。
七十七銀行は、宮城県内の一部施設に設置されたセブン銀行ATMとの共同利用を実施しています。
対象となる共同利用ATMで七十七銀行のキャッシュカードを使って引き出す場合は、通常のコンビニATM料金とは異なり、次の料金が適用されます。
- 平日8時45分~18時:無料
- 上記以外の時間帯:110円
ただし、これは共同利用対象拠点に限られます。
セブンイレブンに設置された一般的なセブン銀行ATMが無料になるわけではありません。
同じセブン銀行ATMでも設置場所によって手数料が異なるため、ATM画面で確認することが大切です。
ATM手数料優遇サービスも活用できる
七十七銀行には、取引実績に応じてATM手数料などの優遇を受けられる「ATM手数料優遇サービス」があります。
対象となる取引をコインに換算し、合計数によってステージが決まる仕組みです。
主な特典は次のとおりです。
- ブロンズ(20コイン以上):当行ATMの平日引き出し手数料が月2回まで無料。
- シルバー(30コイン以上):当行ATMの平日引き出し手数料が無料。コンビニATMは月2回まで110円。
- ゴールド(50コイン以上):当行ATMの引き出し手数料が無料。
コンビニATMを利用する機会が多い人にとっては、シルバー以上の特典も検討する価値があります。
ただし、対象店舗や対象カード、特典の適用期間などの条件があります。
【硬貨入金・両替】ATMと窓口では料金体系が違う
七十七銀行の手数料で見落とされやすいのが、硬貨の取り扱いです。
2026年4月1日からはATM硬貨取扱手数料が新設され、大量硬貨取扱手数料なども改定されました。
小銭をまとめて預けたい人や、店舗の売上金を入金する事業者は、事前に料金を把握しておきたいところです。
ATMで硬貨を入金するときの手数料
ATMで普通預金や貯蓄預金に硬貨を入金する場合、1回あたりの枚数と同日中の利用回数によって料金が決まります。
- 1~25枚:同日1回目は無料、2回目以降110円。
- 26~50枚:同日1回目は無料、2回目以降220円。
- 51~100枚:330円。
重要なのは、50枚までなら同日1回目に限り無料という点です。
ただし、1回の入金上限は100枚です。
また、硬貨入金ができるのは、店舗内CSコーナーに設置された対応ATMで、平日(銀行営業日)の8時~18時に限られます。
コンビニATMでは硬貨を入金できません。
手数料は入金額から差し引かれるため、入金額が手数料を下回る場合は取引が成立しません。
窓口で大量の硬貨を入金する場合
窓口で大量の硬貨を取り扱う場合は、ATMとは別の手数料体系が適用されます。
宮城県内の営業店では、次の料金が基本となります。
- 50枚以下:無料
- 51~500枚:440円
- 501~1,000枚:550円
- 1,001~2,000枚:880円
- 2,001枚以上:以降1,000枚ごとに550円加算
宮城県外の営業店では料金体系が異なります。
- 50枚以下:無料
- 51~100枚:550円
- 101~500枚:770円
- 501~1,000枚:1,100円
- 1,001~1,500枚:1,650円
- 1,501~2,000枚:2,200円
- 2,001枚以上:以降500枚ごとに550円加算
同じ七十七銀行でも、宮城県内と県外では負担額が変わります。
窓口での両替手数料
両替の場合は、希望する金種の合計枚数によって料金が決まります。
宮城県内の営業店では、以下の料金です。
- 20枚以下:無料
- 21~500枚:440円
- 501~1,000枚:550円
- 1,001~2,000枚:880円
- 2,001枚以上:1,000枚ごとに550円加算
宮城県外の営業店では、21~500枚が770円となり、501~1,000枚は1,540円です。
自動両替機を利用する場合
自動両替機の手数料は、希望する金種の合計枚数で決まります。
- 1~1,000枚:200円
- 1,001~1,500枚:300円
ただし、七十七銀行のキャッシュカードまたは両替機専用カードを使えば、1日1回、20枚まで無料になります。
少量の両替であれば、この無料枠を利用する方法が有効です。
なお、両替機の利用には手数料相当分の100円硬貨を準備する必要があります。
【定額自動送金】2026年7月1日の改定にも注意
家賃、学費、仕送りなど、毎月決まった相手に振り込む人は、七十七銀行の定額自動送金を検討する価値があります。
指定した日に自動で送金できるため、振込忘れを防ぎやすいサービスです。
ただし、2026年は4月と7月に関連する料金の変更がありました。
個人向けネット申込と窓口申込の違い
七十七銀行には、個人向けインターネットバンキング・アプリの「定額自動送金」機能と、窓口で申し込む「自動送金サービス」があります。
現在の主な違いは次のとおりです。
個人向けインターネットバンキング・アプリ
- 取扱手数料:無料
- 対象:個人
- 送金限度額:最大300万円
- 登録可能件数:最大10件
- 契約期間:5年以内
窓口の自動送金サービス
- 取扱手数料:550円
- 対象:個人・法人
- 送金限度額:上限なし
- 登録可能件数:最大500件
- 契約期間:10年以内
窓口での手続きが必要な人や、ネット申込の上限を超える送金を行う人には、窓口サービスが選択肢になります。
2026年7月1日以降の振込手数料
定額自動送金は7月1日にも料金が変更されています。
改定後の振込手数料は次のとおりです。
- 七十七銀行あて・3万円未満:220円
- 七十七銀行あて・3万円以上:330円
- 他行あて・3万円未満:550円
- 他行あて・3万円以上:550円
これは通常の個人向けインターネットバンキングによる単発振込とは別の料金体系です。
通常のネット振込なら他行あて220円ですが、定額自動送金では他行あて550円となる点を混同しないようにしましょう。
また、窓口申込の場合は別途550円の取扱手数料がかかります。
ネットで定額自動送金を始める際の注意点
個人向けインターネットバンキングやアプリから登録する場合、事前にワンタイムパスワードの利用開始登録と振込限度額の引き上げが必要です。
さらに、振込限度額の変更は操作完了日の4日後に反映されます。
65歳以上の人が振込限度額を引き上げる場合は、店頭または電話での申し込みが必要です。
初回の設定を送金直前に行うと間に合わない可能性があるため、余裕を持って準備しましょう。
【手数料を節約する方法】七十七銀行をお得に使う5つのポイント
ここまでの料金を踏まえると、七十七銀行の手数料を抑える方法は、取引の種類ごとに整理できます。
1.振込はアプリ・ネットを優先する
最もわかりやすい節約方法です。
他行あての振込は窓口990円に対して、個人向けネット振込なら220円です。
七十七銀行あてならネット振込は無料です。
月に何度も振り込む人ほど、ネット利用への切り替えによる効果が大きくなります。
2.ATMは平日8時45分~18時に利用する
七十七銀行のATMで引き出す場合、平日8時45分~18時なら手数料無料です。
急ぎでなければ、この時間帯にまとめて現金を引き出すことで、時間外手数料を抑えられます。
3.ATM手数料優遇サービスのステージを確認する
給与振込や年金受取、公共料金の自動支払いなど、日常の取引によってコインが貯まります。
20コイン以上でブロンズ、30コイン以上でシルバー、50コイン以上でゴールドとなります。
特にコンビニATMをよく使う人は、シルバー以上の特典を確認しておきたいところです。
4.硬貨入金は同日にまとめる
ATM硬貨入金は同日1回目の50枚まで無料です。
複数回に分けると、2回目以降は枚数に応じて110円、220円などの手数料がかかります。
小銭を預ける場合は、できるだけ1回にまとめるのが基本です。
5.毎月の送金はネット申込を検討する
家賃や仕送りなどを自動送金している人は、窓口申込と個人向けネット申込の料金を比較しましょう。
ネット申込なら取扱手数料が無料です。
ただし、他行あての定額自動送金は通常のネット振込より高い550円になるため、単発振込と自動送金のどちらが適しているかを考える必要があります。
【よくある質問】七十七銀行の手数料に関するFAQ
Q1:七十七銀行のATMで引き出しが無料になる時間はいつですか?
A1:七十七銀行のキャッシュカードを使って同行ATMから引き出す場合、平日8時45分~18時は無料です。平日の早朝・夜間と土日祝日は原則110円かかります。
Q2:七十七銀行アプリでの振込手数料はいくらですか?
A2:2026年4月1日現在、七十七銀行あては無料、他行あては220円です。アプリ自体の利用料は無料ですが、振込などの取引には所定の手数料が発生します。
Q3:セブン銀行ATMで七十七銀行のカードを使うと無料ですか?
A3:一般的なセブン銀行ATMでは、引き出し・預け入れともに220円です。ただし、七十七銀行との共同利用対象ATMでは平日8時45分~18時の引き出しが無料になる場合があります。
Q4:七十七銀行で硬貨を50枚入金すると手数料はいくらですか?
A4:対応する同行ATMで同日1回目に50枚まで入金する場合は無料です。同日2回目以降は、26~50枚なら220円かかります。利用できるのは店舗内の対応ATMで、平日8時~18時です。
Q5:七十七銀行の窓口で両替すると何枚まで無料ですか?
A5:宮城県内・県外の営業店ともに、希望金種の合計枚数が20枚以下なら無料です。21枚以上になると手数料が発生し、宮城県内では21~500枚が440円、宮城県外では770円です。
まとめ:七十七銀行の手数料は利用方法の選択で大きく変わる
2026年の七十七銀行の手数料改定では、窓口振込やATM振込の料金が見直され、個人向けインターネットバンキング・アプリの利用メリットがより明確になりました。
特に覚えておきたいポイントは次の3つです。
- 他行あての振込は、窓口990円よりネット振込220円が有利。
- 七十七銀行ATMの引き出しは、平日8時45分~18時が無料。
- 硬貨入金・両替・定額自動送金は、それぞれ独自の手数料体系がある。
また、定額自動送金については2026年7月1日にも改定されているため、4月の通常振込料金と混同しないことが大切です。
手数料は一度の取引では少額に見えても、毎月繰り返すことで年間の負担が大きくなります。自分がよく利用する取引を確認し、アプリ・ネット振込、同行ATMの無料時間帯、ATM手数料優遇サービスなどを上手に組み合わせることが、七十七銀行を無駄なく利用するポイントです。
主な公式確認資料: 七十七銀行「手数料一覧」「手数料の改定」「振込手数料の一部改定について」「硬貨取扱いにかかる各種手数料の新設および改定について」「ATM提携」「ATM手数料優遇サービス」。 (出典: 77 銀行 手数料(Yahoo!ニュース))