📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- W杯8強: 2026年大会で28年ぶりに出場し、ブラジルを撃破して準々決勝へ進出。 - 予選の圧倒的成績: 8戦全勝、37得点5失点。ハーランドは予選だけで16得点。 - 代表の中心: ハーランド、ウーデゴール、ソルバッケン監督を軸に、若手と経験豊富な選手が融合。 - 11月の予定: 14日にウェールズ、17日にデンマークとネーションズリーグを戦う。 - 最新招集情報: 11月の代表メンバーは11月4日に発表予定。9月15日発表の25人が直近の公表済みメンバー。
【2026年W杯】28年ぶりの復帰から準々決勝進出まで!ノルウェー代表の結果
2026年のノルウェー代表は、単なるワールドカップ出場国ではなかった。欧州予選を完璧な成績で突破し、本大会でもブラジルを破って準々決勝まで勝ち上がった。
1998年フランス大会以来、実に28年ぶりのワールドカップ。長く続いた本大会からの空白を埋めるだけでなく、ノルウェーサッカーの新しい時代を印象づけた。
2026年ワールドカップの全試合結果
UEFAとノルウェーサッカー協会の大会記録によると、ノルウェーはグループIでフランス、セネガル、イラクと対戦した。
グループステージ
- 6月17日:イラク 1-4 ノルウェー
- 6月23日:ノルウェー 3-2 セネガル
- 6月26日:フランス 4-1 ノルウェー
2勝1敗でグループ2位となり、決勝トーナメントへ進出した。
決勝トーナメント
- 6月30日:コートジボワール 1-2 ノルウェー(ラウンド32)
- 7月5日:ブラジル 1-2 ノルウェー(ラウンド16)
- 7月11日:ノルウェー 1-2 イングランド(準々決勝・延長戦)
特に大きな注目を集めたのが、ブラジルとの一戦だ。
世界的な強豪を相手に2-1で勝利し、ベスト8入りを決めた。最終的にはイングランドに延長戦で敗れたものの、ノルウェー代表にとって歴史的な大会となった。
UEFAの大会総括でも、2026年大会の最高成績は準々決勝と記録されている。
ハーランドは初出場のW杯で7得点
- 欧州予選:16得点
- W杯本大会:7得点
- 所属クラブ:マンチェスター・シティ
ハーランドは初めてのワールドカップ本大会で7得点を記録した。
予選でも8試合16得点という驚異的な数字を残しており、ノルウェーの攻撃力を象徴する存在となった。
彼の強みは、単純な得点数だけではない。相手DFの背後へ走り込むスピード、ゴール前でのポジショニング、フィジカルを生かした競り合いなど、複数の方法で得点を狙える点にある。
【欧州予選8戦全勝】37得点を生んだノルウェー代表の強さと特徴
ノルウェー代表が2026年ワールドカップへの出場を決めた最大の理由は、欧州予選での圧倒的な安定感だ。
グループIでイタリア、イスラエル、エストニア、モルドバと対戦し、全8試合で勝利した。
ワールドカップ欧州予選の成績
全8試合無敗ではなく全勝
1試合平均4.63得点
1試合平均0.63失点
得失点差
予選の全試合は次のとおり。
- モルドバ 0-5 ノルウェー
- イスラエル 2-4 ノルウェー
- ノルウェー 3-0 イタリア
- エストニア 0-1 ノルウェー
- ノルウェー 11-1 モルドバ
- ノルウェー 5-0 イスラエル
- ノルウェー 4-1 エストニア
- イタリア 1-4 ノルウェー
とりわけ、モルドバとの試合で記録した11-1というスコアは圧巻だった。
さらに、最終戦ではイタリアのホームで4-1の勝利。敵地で強豪を圧倒して本大会出場を決めたことは、チームの自信にもつながった。
UEFA公式記録では、ノルウェーは勝ち点24、37得点5失点でグループ首位。ハーランドは16得点で欧州予選の得点王となった。
ノルウェー代表が強い3つの理由
1. ハーランドを最大限に生かせる攻撃力
ハーランドは、相手の最終ラインの背後を狙う動きに優れている。
ウーデゴールからのスルーパスやサイドからのクロスに反応し、少ないチャンスでも得点につなげられる。
アレクサンダー・セルロートも重要な攻撃オプションであり、2人の大型ストライカーを同時に起用できることは大きな武器だ。
2. ウーデゴールを中心とする中盤の創造性
ノルウェーの攻撃は、前線にボールを送るだけではない。
ウーデゴールが中盤と相手守備陣の間にあるスペースでボールを受け、攻撃の方向を決める。
このプレーによって相手の守備ブロックを動かし、ハーランドやサイドアタッカーが走り込む場所を作り出す。
3. 守備と攻撃の切り替えが速い
守備では中央のスペースを締め、相手に自由な前進を許さない。
ボールを奪った後は、ウーデゴールやサイドの選手を経由して素早く前線へ展開する。
この攻守の切り替えが、予選での失点5という数字を支えた要素の一つだ。
ただし、2026年大会ではフランスに1-4で敗れた試合もあり、強豪相手に守備の組織を維持する課題は残った。
【9月発表の最新メンバー】ノルウェー代表25人をポジション別に紹介
2026年9月15日、スターレ・ソルバッケン監督はネーションズリーグに向けた25人の代表メンバーを発表した。
これは9月24日から10月4日までの4試合に向けた招集である。
なお、11月2日時点では11月の試合に向けた新メンバーはまだ発表されていない。ノルウェーサッカー協会は11月4日正午に新しい招集メンバーを発表すると告知している。したがって、以下は直近の公表済み25人の一覧となる。
GK(ゴールキーパー)3人
- オルヤン・ニーラン(Ørjan Håskjold Nyland)
- エギル・セルヴィク(Egil Selvik)
- サンデル・タングヴィク(Sander Tangvik)
DF(ディフェンダー)9人
- クリストフェル・アーイェル(Kristoffer Ajer)
- オーディン・ビョルトゥフト(Odin Bjørtuft)
- トルビョルン・ヘッゲム(Torbjørn Heggem)
- ソンドレ・ランゴース(Sondre Langås)
- マルクス・ホルムグレン・ペデルセン(Marcus Holmgren Pedersen)
- フレドリク・シェーヴォル(Fredrik Sjøvold)
- ユリアン・リョーソン(Julian Ryerson)
- ダヴィド・モーレル・ヴォルフェ(David Møller Wolfe)
- レオ・エスティゴール(Leo Østigård)
MF(ミッドフィルダー)10人
- テロニアス・オースゴール(Thelonious Aasgaard)
- フレドリク・アウルスネス(Fredrik Aursnes)
- パトリック・ベルグ(Patrick Berg)
- サンデル・ベルゲ(Sander Berge)
- オーレ・ディドリク・ブロムベルグ(Ole Didrik Blomberg)
- オスカル・ボブ(Oscar Bobb)
- アントニオ・ヌサ(Antonio Nusa)
- アンドレアス・シェルデルップ(Andreas Schjelderup)
- クリスティアン・トルストヴェット(Kristian Thorstvedt)
- マルティン・ウーデゴール(Martin Ødegaard)
FW(フォワード)3人
- エリク・ボーテイム(Erik Botheim)
- アーリング・ハーランド(Erling Braut Haaland)
- ヨルゲン・ストランド・ラーセン(Jørgen Strand Larsen)
注目したい新戦力と若手
9月の招集では、ワールドカップに参加した選手を中心に、4人の新しい顔ぶれが加わった。
- オーディン・ビョルトゥフト
- フレドリク・シェーヴォル
- オーレ・ディドリク・ブロムベルグ
- エリク・ボーテイム
特に注目したいのが、2005年生まれのアントニオ・ヌサだ。
ドリブルによる局面打開を得意とし、サイドから相手守備陣を崩す役割を担う。ハーランドやウーデゴールとは異なるタイプの攻撃力を持っている。
また、オスカル・ボブやアンドレアス・シェルデルップも、将来の攻撃陣を支える選手として注目される。
9月の招集リストは、単に主力を集めただけではなく、2026年大会後のチームづくりを意識した構成でもある。
【スタメン・フォーメーション】ソルバッケン監督が採用する戦術を分析
ノルウェー代表の指揮を執るのは、
2020年に代表監督に就任し、1998年大会以来となるワールドカップ出場へチームを導いた。自身も1998年大会の代表メンバーだったという経歴を持つ。
基本フォーメーションは4-3-3
ノルウェー代表は4-3-3を基本形としながら、試合展開によって4-1-4-1や4-4-2に近い配置へ変化する。
基本イメージ:4-3-3
ヌサ
左WG
ハーランド
CF
ボブ
右WG
ベルグ
中盤
ウーデゴール
司令塔
ベルゲ
中盤
{#each ["左SB","CB","CB","右SB"] as p}
{p}
{/each}
GK
直近の公式戦で確認できるスタメン
2026年10月4日のポルトガル戦では、次の11人が先発した。
| ポジション | 選手 |
|---|---|
| GK | エギル・セルヴィク |
| DF | アーイェル |
| DF | エスティゴール |
| DF | ヴォルフェ |
| DF | アウルスネス |
| MF | パトリック・ベルグ |
| MF | サンデル・ベルゲ |
| MF | ウーデゴール |
| FW | ハーランド |
| FW | アントニオ・ヌサ |
| FW | アンドレアス・シェルデルップ |
この試合はポルトガルに1-2で敗れたが、ウーデゴールとハーランドを中心とした攻撃の構成が確認できる。
試合ごとに選手や役割が変わるため、この11人が11月の固定スタメンになるわけではない。
ハーランドとウーデゴールの関係が最大の武器
役割:ゴールを決めるストライカー
- 相手DFの背後への飛び出し
- ゴール前での決定力
- 高さとフィジカルを生かした競り合い
役割:攻撃を組み立てる司令塔
- 相手の中盤とDFラインの間でプレー
- 前線へのスルーパス
- ボール保持と攻撃のテンポ調整
この2人は、それぞれ異なる能力でチームの攻撃を支えている。
ハーランドが相手の守備ラインを押し下げることで、ウーデゴールがボールを受けるスペースが生まれる。逆にウーデゴールが前線へパスを出すことで、ハーランドのスピードが最大限に生きる。
FIFAのテクニカル分析でも、2026年大会のコートジボワール戦におけるウーデゴールの自由なポジショニングと、ハーランドの背後への動きが分析されている。
【関係図・歴代成績】ノルウェー代表を支える人物と1998年の記憶
ノルウェー代表の現在を理解するには、選手同士の関係だけでなく、1998年大会から続く歴史にも目を向けたい。
主要人物とチーム内の関係
| 人物・選手 | 代表での立場 | チームへの影響 |
|---|---|---|
| スターレ・ソルバッケン | 監督 | 2020年からチームを指揮 |
| ハーランド | エースFW | 圧倒的な得点力 |
| ウーデゴール | キャプテン | 中盤の攻撃を統率 |
| アレクサンダー・セルロート | FW | 前線の高さと得点力 |
| パトリック・ベルグ | MF | 中盤の守備とボール回収 |
| サンデル・ベルゲ | MF | フィジカルと攻守のつなぎ |
| アントニオ・ヌサ | 攻撃的MF・WG | ドリブルによる突破 |
| ユリアン・リョーソン | DF | サイドの守備と攻撃参加 |
このチームの特徴は、スター選手に依存するだけではないことだ。
ハーランドがゴールを狙い、ウーデゴールが攻撃を組み立てる。その周囲を中盤の選手とサイドバックが支えることで、チーム全体のバランスが保たれている。
ノルウェー代表の歴代ワールドカップ成績
ノルウェー男子代表がワールドカップに出場したのは、2026年大会を含めて4回だ。
- 1938年フランス大会: 初出場。イタリアに延長戦で1-2と敗れた。
- 1994年アメリカ大会: メキシコに勝利したものの、イタリアに敗れ、アイルランドと引き分けてグループリーグ敗退。
- 1998年フランス大会: ブラジルを2-1で破って決勝トーナメント進出。ラウンド16でイタリアに0-1で敗れた。
- 2026年北米大会: 28年ぶりの出場。ブラジルを破り、初の準々決勝進出。
1998年大会でブラジルを破った歴史的な試合
1998年のノルウェー代表を語るうえで欠かせないのが、グループリーグ最終戦のブラジル戦だ。
当時のブラジルはロナウドやリバウドらを擁する強豪だった。
ノルウェーはベベットに先制点を許したものの、83分にトーレ・アンドレ・フローが同点ゴールを決める。
さらに88分、ケティル・レクダルがPKを成功させ、2-1の逆転勝利を収めた。
この勝利でノルウェーは決勝トーナメントに進出。しかし、ラウンド16でイタリアに0-1で敗れた。
そして28年後の2026年、再びワールドカップでブラジルを撃破した。
1998年の歴史的勝利と2026年の勝利が重なったことは、ノルウェーのサッカーファンにとって特別な意味を持つ。
【2026年11月最新日程】ネーションズリーグの対戦相手と現在の順位
ワールドカップ後のノルウェー代表が挑んでいるのが、2026-27シーズンのUEFAネーションズリーグだ。
今回のノルウェーは初めてリーグAに参加している。
同組はポルトガル、デンマーク、ウェールズ。いずれも実力のある欧州代表であり、ワールドカップ予選とは違った難しさがある。
9月・10月のネーションズリーグ結果
| 日付 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 9月24日 | ノルウェー対デンマーク | 3-2 |
| 9月27日 | ノルウェー対ポルトガル | 1-2 |
| 10月1日 | ウェールズ対ノルウェー | 2-1 |
| 10月4日 | ポルトガル対ノルウェー | 2-1 |
4試合で1勝3敗。ワールドカップ予選の全勝とは対照的な結果になっている。
11月の残り2試合
ノルウェー
対
ウェールズ
日本時間:11月15日(日)午前2時
デンマーク
対
ノルウェー
日本時間:11月18日(水)午前4時45分
現在のグループ順位
10月4日の全チーム4試合終了時点では、ノルウェーはグループA4で4位となっている。
| 順位 | 国 | 勝ち点 |
|---|---|---|
| 1位 | ポルトガル | 12 |
| 2位 | デンマーク | 6 |
| 3位 | ウェールズ | 3 |
| 4位 | ノルウェー | 3 |
ウェールズと勝ち点は同じだが、10月1日の直接対決で2-1と敗れたこともあり、ノルウェーは最下位に位置している。
リーグAでは各組の上位2チームが準々決勝に進む。ノルウェーは残る2試合で結果を残し、まずは最下位からの脱出を目指す必要がある。
11月の代表メンバー発表にも注目
ノルウェーサッカー協会は11月2日、ソルバッケン監督が11月4日正午に新メンバーを発表すると告知した。
ハーランドやウーデゴールが引き続き招集されるかに加え、9月に招集された若手がどの程度残るかも注目点だ。
ワールドカップでベスト8に進出したチームが、次の国際大会に向けてどのように選手を入れ替えるのか。11月の招集は今後の代表構想を占う機会になる。
【よくある質問】ノルウェー代表に関するFAQ
Q1:ノルウェー代表は2026年ワールドカップに出場しましたか?
2026年大会に出場した。1998年フランス大会以来28年ぶりの本大会出場で、ブラジルを破って準々決勝まで進出した。最終的にはイングランドに1-2で敗れている。
Q2:ノルウェー代表のエースは誰ですか?
最大の得点源はアーリング・ハーランドだ。2026年ワールドカップ欧州予選で16得点、本大会でも7得点を記録した。攻撃を組み立てるキャプテンのマルティン・ウーデゴールも重要な存在だ。
Q3:ノルウェー代表の監督は誰ですか?
スターレ・ソルバッケン監督だ。2020年に就任し、2026年ワールドカップ出場と準々決勝進出を実現した。
Q4:ノルウェー代表の基本フォーメーションは何ですか?
4-3-3を基本とする。試合展開に応じて4-1-4-1や4-4-2に変化し、ウーデゴールの創造性とハーランドの得点力を生かす。
Q5:ノルウェー代表の2026年11月の試合はいつですか?
11月14日にウェールズとホームで対戦し、11月17日にデンマークとアウェーで対戦する。日本時間ではそれぞれ11月15日午前2時、11月18日午前4時45分の予定だ。
Q6:ノルウェー代表の最新メンバーは発表されていますか?
9月15日に発表された25人が直近の公表済みメンバーだ。11月のネーションズリーグに向けた新しいメンバーは、11月4日正午に発表予定となっている。
まとめ:ノルウェー代表は2026年の躍進を次の時代につなげられるか
2026年のノルウェー代表は、28年ぶりのワールドカップ出場、欧州予選8戦全勝、そして本大会準々決勝進出という大きな成果を残した。
その中心にいるのが、世界屈指のストライカーであるハーランドと、攻撃を操るウーデゴールだ。さらに、ヌサやボブといった若手の成長もチームの将来を明るくしている。
一方、ネーションズリーグでは4試合を終えて1勝3敗と苦戦しており、ワールドカップ予選で見せた圧倒的な強さを常に発揮できているわけではない。
今後の注目ポイントは次の3つだ。
1. ハーランドとウーデゴールを中心とした攻撃力を維持できるか。
2. 若手選手が主力へ成長し、選手層を厚くできるか。
3. 強豪国との試合で守備の安定感を高められるか。
特に11月14日のウェールズ戦と17日のデンマーク戦は、ネーションズリーグの順位を左右する重要な試合となる。
1998年のブラジル撃破から2026年のベスト8へ。ノルウェー代表は歴史的な躍進を一度きりの成功に終わらせず、欧州の強豪として定着できるか。その答えを握るのは、ハーランドとウーデゴールだけでなく、チーム全体の成長にある。
主な参照資料:ノルウェーサッカー協会(NFF)公式代表情報・大会記録、UEFA公式大会記録、FIFA公式大会・戦術分析資料、ドイツサッカー連盟(DFB)大会データ。 (出典: サッカー ノルウェー 代表(Yahoo!ニュース))