聖園女学院はどんな学校?2027年度入試・2026年度学費と評判を徹底解説
2026年、神奈川県藤沢市にある聖園女学院中学校・高等学校が、中学受験を検討する家庭から関心を集めている。カトリックの精神を基盤とした女子教育、落ち着いたキャンパス環境、幅広い進路選択に加え、2027年度中学入試では新たに活動アピール型入試が導入されるなど、受験制度にも変化が生まれている。
一方、学校選びでは偏差値や大学合格実績だけでなく、実際の校風、校則、制服、学費、通学の負担まで確認しておきたい。聖園女学院は、どのような教育を行い、どんな生徒に向いている学校なのか。2026年度の初年度学費、2027年度入試の変更点、口コミ・評判、南山学園との関係まで、受験前に知っておきたい情報を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 学校の特徴: 神奈川県藤沢市にあるカトリック系の女子中高一貫校。2016年から学校法人南山学園の一員となっている。
- 2027年度入試: 特待適性検査型・英語チャレンジ型に加え、新たに活動アピール型入試を導入。受験生の個性や経験を評価する選択肢が広がった。
- 2026年度学費: 中学校の初年度学費は105万4,000円。教材費や行事費などの預り金は別途必要となる。
- 進学実績: 2026年度入試では国公立大学・上智大学・GMARCHなどへの進学が15名、卒業生の25.0%となった。
- 学校選びのポイント: 偏差値だけで判断せず、カトリック教育、校則、通学環境、学校生活との相性を確かめたい。
【聖園女学院はどんな学校?】藤沢市にあるカトリック女子校の教育理念と特徴
聖園女学院は、神奈川県藤沢市みその台に校舎を構える私立の女子校である。聖園女学院中学校と聖園女学院高等学校を設置し、中高を通じた女子教育を展開している。
学校の大きな特徴は、カトリックの価値観を教育の根幹に置いていることだ。
単に大学進学を目指して学力を伸ばすだけではなく、自分自身の存在を大切にし、他者を尊重しながら社会に貢献できる女性を育てることを教育の柱としている。
校訓は「信念・精励・温順」
聖園女学院が掲げる校訓は「信念・精励・温順」の3つである。
それぞれの意味は次のように整理できる。
- 信念: 自分が大切だと考える価値観を確かめ、信じることを行動につなげる。
- 精励: 自分の課題を受け止め、目標に向かって努力を続ける。
- 温順: 自分と異なる考えや価値観を持つ他者を受け入れる。
学校法人南山学園の教育モットーである「人間の尊厳のために」とも結び付いており、一人ひとりの人格形成を重視する教育方針が見て取れる。
特に注目したいのは、女子教育を通じて、知性だけでなく実行力や他者への思いやりを育てようとしている点だ。
カトリック教育は日常の学校生活にどう関わる?
聖園女学院のカトリック教育は、宗教の授業だけに限定されない。
宗教科では聖書のメッセージや黙想、祈りを通じて、自分自身の生き方や他者との関係について考える機会が設けられている。
また、学校生活では次のような活動が行われている。
- 全校ミサ
- 聖書朝礼
- クリスマス行事
- 福祉活動
- ボランティア活動
- 聖歌隊やハンドベルクワイア
生徒会活動の一環として、社会福祉活動への参加や募金活動なども行われている。
宗教的な行事を通して、他者への思いやりや社会とのつながりを体験的に学ぶ仕組みだ。
キリスト教の信徒であることが入学の前提となる学校ではなく、カトリックの価値観に触れながら成長したい家庭にとって、教育方針を理解することが学校選びの出発点になる。
聖園女学院と南山学園の関係
聖園女学院を調べる際に知っておきたいのが、学校法人南山学園との関係である。
聖園学院の設立母体は、1920年にヨゼフ・ライネルス神父によって創立された聖心愛子会である。その後、1946年に旧制聖園女学院高等女学校が設立され、1948年に中学校、1949年に高等学校が設立された。
そして、2016年4月、聖園学院と学校法人南山学園の法人合併が実現した。
両者には、ライネルス神父につながる歴史的背景とカトリック教育という共通の理念がある。
ただし、南山学園に属していることと、南山大学への自動進学が保証されていることは別の話だ。大学進学は個々の生徒の進路選択と入試結果に基づくため、系列法人という名称だけで進学条件を判断しないようにしたい。
【2027年度中学入試はどう変わる?】特待・英語・活動アピール型を解説
2027年度の聖園女学院中学校入試で注目されるのは、従来の教科型一般入試を継続しながら、受験生の適性や個性を評価する特色型入試を充実させている点だ。
学校公式の入試情報では、2027年度入試の主な変更点として、次の3つが示されている。
1. 「いいとこ取り」の適用範囲を最終試験まで拡大。
2. 特待適性検査型入試に横浜市立型の適性検査を追加。
3. 2月4日午後に活動アピール型入試を導入。
従来の知識・得点重視の試験だけではなく、思考力、英語でのコミュニケーション、これまでの活動経験を生かせる入試構成になっている。
2027年度の主な入試日程
2027年度の中学入試は、2月1日から4日までの日程で実施される。
教科型一般入試
- 2月1日午前:1次入試(2科・4科選択)
- 2月1日午後:2次入試(2科)
- 2月2日午前:3次入試(2科・4科選択)
- 2月2日午後:セレクト1科(国語または算数、国算併願も可能)
- 2月3日午前:国算ハーフ①
- 2月4日午後:国算ハーフ②
2次以降は、受験した1次から3次までの試験について、科目ごとに最も高い得点を採用して再判定する「いいとこ取り」が設けられている。
複数回受験を検討する家庭にとって、得点を生かせる機会が広がる制度だ。
また、英検の取得級に応じた加点制度も用意されている。素点で合格最低点に届かなかった場合に再判定が行われ、級に応じて加点される仕組みとなっている。
特待適性検査型入試は公立中高一貫校との併願にも注目
2027年度の特待適性検査型入試は、2月1日午後に実施される。
試験内容は次の2種類から選択できる。
- A:横浜市立高等学校附属中学校の適性検査Ⅰをモデルにした試験
- B:神奈川県立中等教育学校の適性検査Ⅰ・Ⅱをモデルにした試験
それぞれ45分、100点満点となっている。
AまたはBのいずれか、あるいは両方を受験することができ、受験料は各5,000円。合格した場合は入学金25万円が免除される。
さらに、試験終了後には解説付きの模範解答が配布される。
公立中高一貫校の適性検査対策を進めている受験生にとって、学習内容を生かしやすい選択肢といえる。
英語チャレンジ入試は筆記試験なし
2月2日午後に実施される英語チャレンジ入試も、特徴的な選抜方法だ。
1グループ2~3名で、約20分間の英語によるグループ活動を行う。
ネイティブ教員とのコミュニケーションやグループ内での活動を通じて、次のような力を評価する。
- 英語で自分の考えを伝える表現力
- 主体的に活動に取り組む姿勢
- 英語への興味や意欲
- 相手の発言を理解して応答する力
通常の英語筆記試験は実施しない。
英語の問題を解く力だけではなく、実際に英語を使って意思疎通を図ろうとする姿勢が評価対象になる。
新設の活動アピール型入試は何を評価する?
2027年度から新たに導入される活動アピール型入試は、受験生が小学校時代に取り組んできた活動と、その経験によって得た成長を評価する方式だ。
2026年9月30日の学校公式発表によると、対象となる活動は幅広い。
例えば、次のような経験が想定されている。
- 習い事やスポーツ
- ボランティア活動
- 探究活動
- 創作活動
- 自分が夢中になって取り組んできたこと
重要なのは、入賞や受賞の実績が必須ではないことだ。
試験は、学びの確認テストとプレゼンテーションで構成される。
学びの確認テストは国語・算数の基礎力を確認する30分間の試験。プレゼンテーションは約10分で、終了後に約5分の質疑応答がある。
スライド、ポスター、フリップ、実演、口頭発表など、自分に合った方法で活動内容や今後の目標を伝えられる。
これは、単に実績の大きさを競う入試ではない。何に関心を持ち、どう努力し、これから何をしたいのかという本人の姿勢を示す機会になっている。
2027年度入試の比較表
| 入試方式 | 実施日 | 主な選考方法・特徴 |
|---|---|---|
| 教科型一般入試 | 2月1日~4日 | 国語・算数中心。日程により2科・4科・1科を選択 |
| 特待適性検査型 | 2月1日午後 | 公立中高一貫校をモデルにした適性検査。合格者は入学金免除 |
| 英語チャレンジ入試 | 2月2日午後 | 英語によるグループ活動。筆記試験なし |
| 活動アピール型入試 | 2月4日午後 | 国算の基礎確認テストとプレゼンテーション |
| 帰国生入試 | 2026年11月28日午前 | 計算力確認試験と日本語作文、または英作文・スピーキング |
※各入試の詳細な出願条件、募集人数、試験時間は2027年度募集要項で確認したい。
特に、活動アピール型入試は受賞歴がなくても挑戦できる点が特徴的だ。日頃の習い事や研究、創作などに継続して取り組んできた子どもにとって、学力試験とは異なる自己表現の機会になる。
【聖園女学院の偏差値と進学実績】数字から見える学力と進路の実態
学校選びで気になるのが、聖園女学院の偏差値と大学進学実績だ。
ただし、中学受験の偏差値は模試によって基準が異なる。学校全体に一つの固定された偏差値が存在するわけではない。
聖園女学院中学校の偏差値はどのくらい?
2027年度入試向けの模試データでは、聖園女学院中学校の偏差値は、模試の種類や入試日程によって異なる。
参考となる数値は次のとおりだ。
- 四谷大塚の合不合判定テスト:A80でおおむね38~39
- 日能研のR4:40~46
- 首都圏模試センターの80%偏差値:47~52
- 市進の80%合格有望圏:35~41
これらは2026年に公表された2027年度入試向けの資料に基づく数値であり、同じ条件で測定した数字ではない。
例えば、四谷大塚のA80は合格可能性80%の目安、日能研のR4も独自の合格可能性基準に基づいている。
そのため、単純に数値だけを横並びにして学校の難易度を判断するのは適切ではない。
受験生は、自分が普段受けている模試の判定基準に合わせて、志望校との距離を確認することが大切だ。
また、高校からの入学については、2024年度から高校入試が導入されている。中学受験時の偏差値と高校受験時の偏差値を同じ尺度で比較することも避けたい。
2026年度の大学進学実績は25.0%が難関大学へ
聖園女学院の進路面で注目したいのが、2026年度入試の実績だ。
学校公式の大学進学・合格実績によると、2026年度入試では国公立大学、上智大学、GMARCHなどへの進学が15名となり、卒業生の25.0%を占めた。
前年度の23.5%を上回り、4年連続で20%を超えている。
具体的な大学別実績では、次の大学への進学・合格が掲載されている。
- 上智大学:5名
- 青山学院大学:4名
- 明治大学:1名
- 中央大学:1名
- 法政大学:1名
- 学習院大学:2名
- 北見工業大学:1名
また、医学部医学科や獣医学部獣医学科への合格者も出ている。
特に注目したいのは、進路の幅が文系に限定されていない点だ。
学校公式の説明では、生徒のおよそ3割が理系を選択している。理工系、農学系、医療系、獣医学系など、幅広い専門分野を目指していることが分かる。
総合型選抜や学校推薦型選抜への対応
大学入試の多様化に合わせて、聖園女学院では総合型選抜や学校推薦型選抜の活用にも力を入れている。
特に、総合探究の学習活動は、自分が興味を持つテーマを深掘りし、考えをまとめ、他者に伝える経験につながる。
こうした経験は、大学入試で求められる主体性や表現力とも関係する。
学力試験だけでなく、自分の関心や活動経験を生かして進学したい生徒にとって、学校の教育方針と大学入試対策が結び付いている点は評価できる。
ただし、大学合格実績は年度によって変動する。学校全体の進路指導力を評価する場合は、単年度の合格者数だけでなく、複数年の推移や実際の進学者数も確認したい。
【聖園女学院の2026年度学費はいくら?】初年度納入金と追加費用を検証
聖園女学院への入学を検討する家庭にとって、学費は重要な判断材料だ。
2026年度の聖園女学院中学校の募集要項・学校概要に掲載された初年度学費は、105万4,000円となっている。
内訳は以下のとおり。
| 項目 | 金額 | 納入時期 |
|---|---|---|
| 入学金 | 25万円 | 入学手続時 |
| 施設設備費 | 25万円 | 2026年4月 |
| 授業料 | 月額4万2,000円 | 毎月 |
| 聖園後援会入会費 | 5,000円 | 入会時 |
| 聖園後援会費 | 月額2,500円 | 毎月 |
| 生徒会費 | 年額3,000円 | 年額 |
| 冷暖房費 | 年額1万2,000円 | 年額 |
| 初年度合計 | 105万4,000円 | 2026年度予定 |
初年度学費のうち、入学金と施設設備費だけで合計50万円となる。
また、授業料は月額4万2,000円で、年間に換算すると50万4,000円だ。
初年度学費以外に必要な費用
注意したいのは、105万4,000円が学校資料に掲載された初年度学費の合計であり、入学後に発生するすべての費用を含んでいるわけではないことだ。
学校資料では、教材購入、学年行事、iPad利用料などに充てる預り金として、中学1年次に年間18万円程度を別途納入するとされている。
この預り金は年5回程度に分けて納入し、余剰分は卒業時に返金される。
さらに、中学2年次には現地研修費用として16万円程度が別途必要となる。
したがって、初年度の予算を考える際には、次のように整理しておきたい。
- 初年度学費:105万4,000円
- 教材・行事・iPadなどの預り金:約18万円
- 合計の単純目安:約123万4,000円
このほか、制服、通学用品、その他の購入品なども考慮する必要がある。
高校進学後の学費は?
参考として、2026年度の高校入学生向け募集要項では、初年度学費は82万7,500円とされている。
中学校と高校では入学金や施設設備費、月額授業料などの設定が異なる。
高校1年次についても、教材費や行事費、iPad利用料などの預り金が年間14万円程度、現地研修費用が16万円程度と案内されている。
中学から高校までの6年間を考える場合、単年度の金額だけでなく、学年ごとの追加費用も含めた家計計画が必要になる。
また、2026年度の金額は2026年度入学生向けのものであり、2027年度入学生にそのまま適用されるとは限らない。2027年度募集要項に掲載された最新の金額を確認したい。
【聖園女学院の口コミ・評判は?】校則・校風・制服から学校生活を考える
学校の公式資料だけでは見えにくいのが、実際の学校生活や生徒・保護者の感じ方だ。
口コミサイト「みんなの学校情報」では、聖園女学院中学校と高等学校の評価が掲載されている。
2026年11月時点で確認できる掲載情報では、中学校は18件の口コミで総合評価3.92、高等学校は50件で3.42となっている。
口コミは投稿者の主観に基づくもので、学校全体の実態を統計的に示すものではない。しかし、学校説明会では聞きにくい生活面の論点を知る材料にはなる。
中学校の口コミでは施設と学習環境が評価されている
中学校の口コミ評価では、施設が4.46、学習環境が4.16、学費が4.25となっている。
一方、校則は3.33という評価だ。
投稿内容では、自然に囲まれた環境や施設の清潔さ、放課後の学習サポートなどを評価する声が見られる。
また、落ち着いた雰囲気や、友人同士で学び合える環境を好意的に捉える投稿もある。
一方で、校則の厳しさや学校生活の自由度については、否定的な意見も確認できる。
高校の口コミでは校則や制服への評価にばらつき
高校の口コミでは、総合評価3.42となっている。
評価項目を見ると、施設は4.06である一方、校則は2.66、制服は2.87となっており、生活面への評価には改善を求める意見もある。
実際の投稿には、身だしなみやスカート丈などの規定を厳しく感じるという声がある。
また、学校生活の自由度や部活動、行事の充実度についても、生徒によって感じ方が異なる。
反対に、学習面のサポートや落ち着いた環境を評価する意見も存在する。
ここで大切なのは、口コミの点数をそのまま学校の優劣に置き換えないことだ。
同じ校則でも、規律のある生活を望む生徒にとっては安心材料になる一方、自由な服装や放課後の活動を重視する生徒には窮屈に感じられる可能性がある。
制服は2024年春にデザインを一新
聖園女学院の制服は、2024年春に第一装のデザインが一新された。
中学と高校でリボンの色が異なり、中学校はブルーグレー、高等学校はネイビーブルーを採用している。
また、オプションアイテムとして、次のような衣類も用意されている。
- ニットベスト
- スクールセーター
- カーディガン
- ニットポロシャツ
- スラックス
- Pコート
生徒がデザインしたオリジナルのネクタイも特徴の一つだ。
制服は伝統的な落ち着きを残しながら、着こなしの選択肢を設けている。
特にスラックスが選択できることや、季節に応じたオプションがあることは、日々の通学を考えるうえで確認しておきたいポイントになる。
聖園女学院の校風が合う人・合わない人
教育方針と口コミの傾向を踏まえると、聖園女学院は次のような生徒に向いている可能性がある。
相性がよいと考えられる生徒
- カトリック教育や宗教行事に関心がある。
- 落ち着いた環境で中高6年間を過ごしたい。
- 他者への思いやりや社会貢献を大切にしたい。
- 探究活動や英語教育にも取り組みたい。
- 自分のペースで大学進学を目指したい。
事前に慎重な確認が必要な生徒
- 校則による制限をできるだけ避けたい。
- 自由な服装や髪型を重視したい。
- 部活動で全国大会などの競技実績を最優先したい。
- 学校生活に強い自由度や華やかなイベントを求めている。
これは学校の良し悪しを決める分類ではない。本人が6年間をどのような環境で過ごしたいのかを考えるための判断材料だ。
【藤沢本町駅からのアクセスと学校環境】通学のしやすさも重要な判断材料
聖園女学院は神奈川県藤沢市みその台1-4に位置する。
最寄り駅は小田急江ノ島線の藤沢本町駅で、学校公式のアクセス案内では徒歩約10分とされている。
また、善行駅からは徒歩約15分となっている。
バスを利用する場合は、次のルートが案内されている。
- 藤沢駅北口8番乗り場から藤51系統で約16分。「聖園女学院前」下車。
- 湘南台駅東口2番乗り場から藤51系統で約16分。「聖園女学院前」下車。
通学時には実際の徒歩ルートを確認したい
藤沢本町駅から徒歩10分という数字は、通学先として検討するうえで比較的分かりやすい目安だ。
ただし、毎日の通学では、単純な所要時間だけでなく、坂道や歩道の状況、雨天時の歩きやすさなども重要になる。
口コミには、学校周辺や敷地内の坂道について言及する投稿もある。
受験前の学校見学では、校舎だけでなく、藤沢本町駅から実際に歩いてみることをおすすめしたい。
特に、朝の登校時間帯を想定して歩くと、混雑や交通量、坂道の負担なども把握しやすい。
2026年は創立80周年の節目
聖園女学院は1946年に創立され、2026年に創立80周年を迎えた。
学校公式サイトでは、2026年10月に創立80周年記念募金についても案内されている。
長い歴史を持つ学校である一方、2024年の制服リニューアル、2027年度入試の特色型選抜の拡充など、新しい取り組みも進められている。
伝統的なカトリック教育を維持しながら、現代の受験環境や生徒の多様な個性に対応しようとする姿勢がうかがえる。
【プロの結論】聖園女学院を選ぶなら偏差値より教育との相性を重視
聖園女学院を評価する際に、偏差値や大学合格実績だけを基準にするのは十分ではない。
学校の特徴を整理すると、次の3つが重要になる。
第一に、カトリック教育を通じた人格形成である。
宗教科、全校ミサ、奉仕活動、クリスマス行事などが日常の学校生活に組み込まれている。学力だけでなく、他者との関係や社会での役割を考える機会がある。
第二に、2027年度入試で選抜方法が多様化していることだ。
特待適性検査型、英語チャレンジ型、活動アピール型という特色型入試は、受験生の得意分野や経験に応じた選択肢となる。
第三に、大学進学実績が着実に広がっていることだ。
2026年度入試では、国公立大学・上智大学・GMARCHなどへの進学が15名、25.0%に達した。理系進学や医学・獣医学系への挑戦も見られ、進路の選択肢は幅広い。
一方、学費は初年度105万4,000円に加えて預り金などが必要となる。口コミでは校則の厳しさに対する意見もあるため、家庭の教育方針や本人の希望との相性を見極めたい。
聖園女学院は、規律ある女子教育、カトリックの価値観、落ち着いた学習環境を重視する家庭にとって、検討する価値のある学校だ。
偏差値の数字だけではなく、実際に学校を訪れ、授業や休み時間、生徒と教員の関わり方を見ることが、入学後のミスマッチを防ぐ近道になる。
聖園女学院に関するよくある質問(FAQ)
Q1:聖園女学院中学校の偏差値はどのくらいですか?
A1:2027年度入試向けの模試資料では、模試の種類や入試日程によっておおむね35~52の範囲で異なります。四谷大塚、日能研、首都圏模試センター、市進ではそれぞれ判定基準が違うため、普段利用している模試の数値を参考にしてください。
Q2:聖園女学院はキリスト教徒でなくても入学できますか?
A2:カトリック系の学校ですが、宗教科や宗教行事への理解を深めながら学ぶ学校です。入学前には宗教教育の内容を確認し、本人と家庭が教育理念に納得できるかを考えるとよいでしょう。
Q3:2026年度の中学校の初年度学費はいくらですか?
A3:初年度学費は105万4,000円です。教材費、行事費、iPad利用料などの預り金として年間18万円程度が別途必要となり、制服や通学用品などの購入費用も考慮する必要があります。
Q4:2027年度の活動アピール型入試は何を評価しますか?
A4:小学校時代に取り組んできた活動と、その経験による成長を評価します。習い事、ボランティア、探究活動、創作活動などが対象で、受賞歴は必須ではありません。国語・算数の基礎確認テストとプレゼンテーション、質疑応答が行われます。
Q5:聖園女学院の大学進学実績は良いですか?
A5:2026年度入試では、国公立大学・上智大学・GMARCHなどへの進学が15名、25.0%となっています。医学部医学科や獣医学部への合格実績もあり、文系・理系ともに幅広い進路を目指せる環境です。
Q6:聖園女学院の最寄り駅はどこですか?
A6:小田急江ノ島線の藤沢本町駅で、学校までは徒歩約10分です。善行駅からも徒歩約15分でアクセスできます。藤沢駅や湘南台駅からはバスも利用できます。
Q7:聖園女学院は南山大学の系列校ですか?
A7:聖園女学院は2016年4月に学校法人南山学園と法人合併しました。そのため南山学園の設置校の一つですが、南山大学への自動進学が保証されるという意味ではありません。
まとめ:聖園女学院は教育理念・学費・入試方式を総合的に判断したい学校
聖園女学院は、神奈川県藤沢市にある歴史あるカトリック女子校だ。2026年には創立80周年を迎え、南山学園の教育理念を共有しながら、独自の女子教育を続けている。
2027年度中学入試では、特待適性検査型入試や英語チャレンジ入試に加えて、活動アピール型入試が導入される。受験生の学力だけでなく、個性や経験を評価する機会が増えている点は大きな特徴だ。
2026年度の中学校初年度学費は105万4,000円で、追加の預り金や研修費用も考慮する必要がある。進学実績では難関大学への進学割合が25.0%に達し、理系や医療系を含めた幅広い進路が確認できる。
最終的な学校選びでは、偏差値だけでなく、カトリック教育への理解、校則や制服への納得感、通学時間、学費の総額を確認したい。
2026年11月時点では、11月21日の学校説明会や12月2日の特待適性検査型入試説明会なども予定されている。実際の授業や施設を見学し、本人が6年間を過ごす姿をイメージできるかどうかが、志望校決定の重要な判断材料になる。 (出典: 聖 園 女学院(Yahoo!ニュース))