【人工芝化の全貌】2026年4月1日の貸出再開までに何が変わった?
今回の改修で大きく変わったのは、グラウンドの表面だけではない。越谷市が2026年2月19日に公表した報道発表資料によると、第2競技場ではロングパイル人工芝の敷設と夜間照明のLED化が進められた。
人工芝の敷設工事は2025年12月23日に完了。夜間照明のLED化についても、2026年3月5日の完了予定が発表されていた。その後、越谷市は2026年3月31日付の施設案内で、翌4月1日から貸し出しを再開することを正式に案内している。
改修前の土グラウンドが抱えていた問題
改修前の第2競技場は土のグラウンドだった。雨が降ると水たまりができ、地面が乾くまで利用しにくい状態が続くことが課題となっていた。天候によって利用できない時間が増えれば、予約枠を十分に活用できず、施設の稼働率にも影響する。
人工芝化によって目指したのは、雨天後のグラウンドコンディションに左右されにくい全天候型の運動環境だ。サッカーだけでなく、グラウンドゴルフなどにも活用できる施設として、利用機会の拡大が期待されている。
改修費用と地域からの支援
越谷市の報道発表資料によると、人工芝の改修工事費は147,384,600円、LED照明の改修工事費は40,351,300円。人工芝の整備にはスポーツ振興くじ助成金3,840万円も活用された。
さらに、市は人工芝化に向けたクラウドファンディングも実施。2026年3月31日更新の市公式ページによると、25人から合計37万2,000円の寄附が寄せられた。希望者の氏名を記したプレートは競技場入口に設置されている。
2026年3月14日には、人工芝化記念事業として浦和レッズによるサッカー教室も開催された。市長の行動記録にも記載されたこの催しは、新しい競技環境のお披露目を兼ねた地域向けの事業だった。
【施設スペック徹底解説】サッカーコートの広さと少年サッカー2面利用の実態
しらこばと運動公園第2競技場の最大の特徴は、一般用のフルサイズに対応する広さと、少年サッカー向けの2面利用を両立していることだ。
越谷市施設管理公社の施設案内では、一般用コートは105m×68m、少年用コートは68m×50mが2面と紹介されている。敷地全体の面積は10,200㎡。夜間照明はLED式の照明設備4基を備える。
一般用と少年用のコート規模を比較
| 項目 | 施設の内容 | 利用上のポイント |
|---|---|---|
| 一般用コート | 105m×68m・1面 | 一般用サッカーに対応 |
| 少年用コート | 68m×50m・2面 | 少年サッカーの半面利用に対応 |
| グラウンド全体 | 約10,200㎡ | ロングパイル人工芝 |
| 夜間照明 | LED照明4基 | 夜間利用には別途照明料が必要 |
| 主な競技 | サッカー・グラウンドゴルフなど | その他の競技は事前相談 |
| 貸出備品 | 一般用・少年用サッカーゴール、コーナーフラッグ | サッカーボールは利用者が用意 |
| 管理・運営 | 公益財団法人 越谷市施設管理公社 | 競技場受付で利用確認 |
少年サッカーは2面を確保できる
少年サッカーの場合、一般用コートの半分に相当する68m×50mのコートを2面確保できる。複数チームが参加する練習や、学年別のトレーニングを組み立てる際に便利な構成だ。
ただし、半面貸し出しは少年サッカーの利用に限られる。一般利用者が自由に半面を予約できるわけではない。また、原則として異なる団体による分割利用は認められておらず、同一競技で安全性が確保される場合などに例外的な対応が検討される。
グラウンドゴルフにも対応
サッカー以外では、グラウンドゴルフも利用可能な競技として施設管理公社が案内している。
越谷市の改修発表資料では、グラウンドゴルフに加えてターゲットバードゴルフも利用可能な競技として挙げられている。ただし、管理公社の現行施設案内では、その他の競技について問い合わせを求めているため、ターゲットバードゴルフなどを計画する場合は、予約前に競技場へ相談したい。
競技によって必要な用具や設営方法が異なるため、通常のサッカー利用と同じ条件で準備できるとは限らない。
【利用料金・利用時間】全面2,400円から!夜間LED照明の追加費用も解説
第2競技場の基本料金は、アマチュアスポーツやレクリエーションで利用する場合、2時間単位で設定されている。
基本使用料と夜間照明料金
| 利用区分 | 2時間の基本料金 | 夜間照明料金 | 合計目安 |
|---|---|---|---|
| 全面・日中 | 2,400円 | なし | 2,400円 |
| 半面・日中 | 1,200円 | なし | 1,200円 |
| 全面・夜間 | 2,400円 | 2,000円 | 4,400円 |
| 半面・夜間 | 1,200円 | 1,000円 | 2,200円 |
夜間照明料金は、越谷市施設管理公社が案内する現行料金を反映している。半面の照明料金は、2024年4月1日以降の利用分から2時間1,000円となっている。
例えば、全面を夜間に2時間利用する場合、基本使用料2,400円に照明料2,000円を加えた4,400円が目安になる。少年サッカーで半面を利用する場合は、基本使用料1,200円と照明料1,000円で合計2,200円となる。
なお、10月から2月の16時~18時の枠は夜間照明の利用が条件となる。照明を使わずに同時間帯を予約することはできない。料金の適用や予約時の取り扱いは、申込時に施設側へ確認しておきたい。
5市1町以外の団体は3割増
越谷市の施設料金は、利用者の居住・在勤・在学地域によって加算条件が異なる。
越谷市、草加市、八潮市、三郷市、吉川市、松伏町の5市1町に在住・在勤・在学していない人が利用する場合、基本使用料に30%の増使用料が加算される。
また、入場料金を徴収する場合や営利・宣伝を目的とする利用については、別途割増料金が発生する。通常のチーム練習と大会・商業イベントでは料金条件が異なるため、利用目的を明確にして問い合わせる必要がある。
季節によって異なる利用時間
第2競技場は季節に応じて貸出時間が変わる。特に秋から冬にかけては、16時以降の利用に照明が必要となる点に注意したい。
- 3月~9月:6時~18時
- 10月~2月:8時~16時の日中利用
- 10月~2月:16時~18時は照明利用に限る
- 19時~21時:通年でナイター利用が可能
3月から9月の6時開始枠を利用する場合は、事前に施設との調整が必要だ。ナイターを初めて利用する場合も、競技場窓口で説明を受ける必要がある。
休場日は年末年始の12月29日~1月3日。窓口の受付時間は9時~17時で、年末年始を除く。
【予約方法・空き状況】まんまるよやくでの申込みを完全解説
第2競技場の利用には事前申込みが必要だ。越谷市が案内する公共施設予約案内システム「まんまるよやく」を使う方法と、しらこばと運動公園競技場事務所の窓口で申し込む方法がある。
最初に必要なのは利用者登録
インターネットで予約するには、あらかじめ「まんまるよやく」の利用者登録と、スポーツ施設の利用に必要な団体登録などの手続きが必要になる。
まんまるよやくは、越谷市、草加市、八潮市、三郷市、吉川市、松伏町の5市1町で利用されている公共施設予約案内システムだ。パソコンやスマートフォンから施設の空き状況を確認し、対象施設の予約を申し込める。
空き状況の確認だけなら、利用者登録をしていない人でも可能だ。一方、実際に予約を申し込む場合は事前登録が必要になる。初めて利用する人は、しらこばと運動公園競技場事務所で登録方法を確認しておくとスムーズだ。
土日祝日は抽選、平日と空き枠は通常予約
2026年度の予約スケジュールは、利用希望月の2カ月前を基準に設定されている。
- 1日~10日:土曜日・日曜日・祝日の利用について抽選申込み。
- 11日:予約システムによる自動抽選。
- 12日~18日:当選確認と使用確定の手続き。
- 19日~:抽選後の空き枠と平日の利用申込み。
例えば、2026年4月分の予約では、2月1日~10日に抽選申込みを行い、2月11日に抽選、12日~18日に当選確認と利用確定を行う。残った空き枠は2月19日から申し込む仕組みだった。
注意したいのは、当選しただけでは予約が完了しないことだ。12日~18日の指定期間内に利用確定の手続きを行わなければ、当選は無効となる。
19日の窓口申込みは先着順ではない
窓口で空き枠を申し込む場合、毎月19日の受付は先着順ではない。越谷市施設管理公社の案内によると、当日8時50分頃に来場している人を対象にくじを引き、窓口での申込み順を決める。
19日以降の窓口受付は9時~17時。1日に申し込める枠数は、ナイターを含めて最大5コマとなっている。
窓口申込みでは、まんまるカードを持参する。カードがない場合は本人確認ができるものと使用料の現金を用意するよう、施設管理公社が案内している。
予約について確認したい場合の問い合わせ先は、しらこばと運動公園競技場事務所、電話048-971-3230。窓口は9時~17時、年末年始を除いて対応している。
【アクセス・駐車場】越谷駅西口から砂原土手までの行き方
しらこばと運動公園第2競技場の所在地は、埼玉県越谷市大字砂原39番地。公共交通機関では、東武スカイツリーライン越谷駅西口から朝日自動車の路線バスを利用する方法が基本となる。
バス利用なら「砂原土手」で下車
越谷駅西口から「水上公園」行き、または「岩槻駅」行きのバスに乗車し、「砂原土手」停留所で下車する。停留所から競技場までは徒歩約7分だ。
初めて訪れる場合は、バスの行先だけでなく、降車する停留所が「砂原土手」であることを確認しておきたい。大会や練習試合では集合時刻が決まっていることも多いため、出発前に朝日自動車の運行時刻を調べておくと安心だ。
車の場合は公園内の共用駐車場を利用
車で来場する場合は、陸上競技場南側の共用駐車場や公園内の駐車場を利用できる。越谷市の公園案内では、しらこばと運動公園の駐車場は131台と案内されている。
ただし、第2競技場だけの専用駐車場という意味ではない。陸上競技場やほかの運動施設を利用する人も共用するため、大会開催日や休日は駐車スペースが混み合う可能性がある。
チームで複数台の車を使う場合は、できるだけ乗り合わせるなどの工夫も考えたい。駐車場の利用可能状況や大会時の運用については、事前に競技場へ確認するのが確実だ。
【利用上の注意】人工芝を長く使うために守りたいルール
新しい人工芝グラウンドを安全に利用するには、競技場のルールを把握しておくことが欠かせない。越谷市施設管理公社は、人工芝特有の禁止事項や、利用団体が行う準備・片付けについて案内している。
人工芝上で禁止されていること
- 杭・ペグの使用禁止:人工芝に杭やペグを刺して固定する行為は禁止。
- 水分補給は水のみ:人工芝上での水分補給に使用できる飲料は水に限られる。スポーツドリンクなどは人工芝上で飲まない。
- ペットの入場禁止:動物を連れての入場は不可。ただし介助犬は除く。
- 火気厳禁:施設内で火気を使用しない。
- ごみの持ち帰り:利用後のごみは各団体で持ち帰る。
ゴール設置とライン引きは利用団体が担当
競技に必要な用具の設置やライン引きは、原則として利用者側が行う。サッカーゴールの移動も利用団体の担当であり、利用終了後は必ず元の場所へ戻す必要がある。
施設から貸し出される備品には、一般用・少年用サッカーゴールやコーナーフラッグがある。ただし、サッカーボールの用意はないため、練習に必要なボールは各チームで持参する。
準備・片付けも予約時間に含まれる
見落としやすいのが、利用時間の取り扱いだ。施設の利用時間には、準備、片付け、清掃も含まれる。例えば10時~12時の枠を予約した場合、12時を過ぎてからゴールの片付けや清掃を始めることはできない。
チームで利用する場合は、開始前に役割分担を決め、終了時刻までに原状回復できるよう計画しておきたい。
また、使用の際は登録証と使用許可書を携帯・掲示する必要がある。使用許可書をほかの人に貸したり譲ったりすることも認められていない。施設や備品を破損・紛失した場合には、実費弁償が必要になることもある。
こうしたルールは単なる形式ではない。人工芝の保全と、次に利用する団体が気持ちよく競技できる環境を維持するための基本事項だ。
【しらこばと運動公園第2競技場】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:しらこばと運動公園第2競技場はいつから利用できますか?
A1:2026年4月1日から貸し出しを再開しています。人工芝の敷設工事は2025年12月23日に完了し、夜間照明のLED化も進められました。
Q2:一般用サッカーコートのサイズはどのくらいですか?
A2:一般用は105m×68mで1面です。少年サッカーの場合は68m×50mのコートを2面利用できます。
Q3:利用料金はいくらですか?
A3:基本使用料は2時間あたり全面2,400円、半面1,200円です。夜間照明を利用する場合は、全面2,000円、半面1,000円の照明料金が追加されます。半面利用は少年サッカーに限られます。
Q4:予約はどこからできますか?
A4:公共施設予約案内システム「まんまるよやく」または、しらこばと運動公園競技場事務所の窓口で申し込めます。インターネット予約には事前の利用者登録が必要です。
Q5:グラウンドゴルフでも利用できますか?
A5:利用できます。越谷市と施設管理公社がグラウンドゴルフを利用可能な競技として案内しています。その他の競技については事前に競技場へ問い合わせてください。
Q6:越谷駅から徒歩で行けますか?
A6:越谷駅からはバスの利用が便利です。越谷駅西口から朝日自動車の「水上公園」行きまたは「岩槻駅」行きに乗り、「砂原土手」で下車して徒歩約7分です。
Q7:駐車場はありますか?
A7:あります。陸上競技場南側の共用駐車場や公園内の駐車場を利用できます。公園案内では131台とされていますが、第2競技場専用ではないため、混雑する日は公共交通機関の利用も検討してください。
まとめ:2026年の新しい人工芝グラウンドを賢く利用するために
しらこばと運動公園第2競技場は、2025年12月の人工芝化工事完了と2026年4月1日の貸出再開によって、越谷市のスポーツ施設の中でも新しい利用環境を備えた競技場へと生まれ変わった。
一般用105m×68mのサッカーコート1面、少年用コート2面、LED夜間照明4基という設備は、サッカーチームの練習や試合だけでなく、グラウンドゴルフなどのスポーツにも活用できる。
初めて利用する人が押さえておきたいポイントは、次の3つだ。
- 料金:全面2時間2,400円、半面1,200円。夜間は照明料金を加算して予算を組む。
- 予約:土日祝日は利用月の2カ月前に抽選申込みを行い、当選後の確定手続きを忘れない。
- 準備:ゴール設置やライン引き、片付けは利用団体が担当し、人工芝の禁止事項を守る。
特に週末の利用を希望するサッカーチームは、抽選スケジュールを早めに把握しておくことが大切だ。空き状況を確認するだけなら未登録でも利用できるため、まずは「まんまるよやく」で希望日の空きを調べ、必要な団体登録を進めるとよい。
料金や利用枠、夜間照明の条件などは、予約時点の施設案内を確認すること。問い合わせ先は公益財団法人越谷市施設管理公社が管理するしらこばと運動公園競技場事務所(048-971-3230)だ。
人工芝化によって新しいスタートを切った第2競技場。利用ルールと予約方法を事前に押さえれば、子どもたちのサッカー練習から地域のスポーツ活動まで、幅広い目的で活用できる施設となっている。
主な情報源: 越谷市公式ホームページ「令和8年度施設予約のお知らせ」、越谷市2026年2月19日付報道発表資料、公益財団法人越谷市施設管理公社「第2競技場」施設案内、越谷市「運動のできる公園」案内。