キウイの剪定はいつどこを切る?冬・夏の時期と実をつける枝の残し方を徹底解説

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キウイの剪定はいつどこを切る?冬・夏の時期と実をつける枝の残し方を徹底解説
キウイの剪定はいつどこを切る?冬・夏の時期と実をつける枝の残し方を徹底解説
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🎵 キウイの剪定はいつどこを切る?冬・夏の時期と実をつける枝の残し方を徹底解説

キウイの剪定は、実をたくさん収穫するために欠かせない作業です。しかし、枝を短く切りすぎたり、実が付く芽まで落としてしまったりすると、翌年に花が咲かず、収穫量が大きく減ることがあります。特に大切なのは、前年に実が付いた場所と、その先に残す芽の位置を正しく見極めることです。

2026年の栽培管理でも基本となる剪定時期は、12月〜翌年2月の休眠期です。ただし、キウイは春先の樹液の流動が早いため、暖かい地域では1月中に作業を終えるのが安心です。冬剪定だけでなく、6〜8月ごろの夏剪定、徒長枝の整理、枝の誘引や更新も、実付きと果実の品質を左右します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

- 剪定時期: 冬は12月〜2月が基本。地域によっては樹液が動き出す前の1月中に終える。
- 枝の残し方: 前年に実が付いた場所より先に3〜5芽程度を残し、翌年の結果枝を確保する。
- 夏剪定: 6〜8月を中心に徒長枝や混み合った枝を整理し、日当たりと風通しを改善する。
- 枝の更新: 古い結果母枝を定期的に新しい枝へ切り替え、実が付く場所が先端に偏るのを防ぐ。
- 実がならない場合: 剪定だけでなく、雌雄の組み合わせや人工授粉、日照条件も確認する。

【2026年版】キウイの剪定時期はいつ?冬剪定と夏剪定の違い

キウイの剪定
【画像】キウイ の 剪定 関連ショット

キウイの剪定は、冬と夏で目的が異なります。

冬は翌年の収穫に向けて枝の配置や芽数を整える作業、夏は伸びすぎた枝を整理して、果実の肥大と翌年の枝づくりを助ける作業です。

冬剪定は12月〜2月が基本

キウイの剪定
【写真】キウイ の 剪定 近影・注目カット

キウイの冬剪定は、落葉してから春の発芽が始まるまでの休眠期に行います。

一般的な目安は次のとおりです。

- 12月:落葉後から剪定を開始する
- 1月:本格的な剪定に適した時期
- 2月:地域の気温や樹液の動きを確認しながら、萌芽前に終える

JA東京みどりの営農情報でも、キウイの冬期剪定は12月〜2月と案内されています。一方、JAあつぎは、キウイやブドウについて2月以降の剪定では切り口から樹液が流れ、樹勢が弱るおそれがあるため、1月中の作業を推奨しています。

また、JA全農ふくれんの栽培管理情報では、落葉後から樹液流動が始まる2月上旬までを剪定の目安としています。

つまり、12月〜2月という期間だけを見て、2月末まで作業を先延ばしにするのは避けたいところです。

家庭栽培では、12月下旬〜1月中を第一候補にすると、樹液の流動が始まる前に余裕を持って作業できます。

夏剪定は6〜8月が中心

キウイの剪定
【資料】キウイ の 剪定 報道・メディア記録

夏剪定は、春から伸びた新梢が混み合い始めたときに行います。

特に注意したいのが、勢いよく真上に伸びる徒長枝です。

徒長枝が増えすぎると、棚の下まで枝葉が垂れ下がり、ほかの枝に日光が届きにくくなります。その結果、果実の肥大や翌年の結果母枝の充実にも悪影響が出る可能性があります。

山口県のキウイ栽培管理資料では、夏期の不要枝や徒長枝の除去、遅く伸びる枝の摘心、強勢枝の切り返しなどを指導しています。

また、JA埼玉中央も、開花期が終わった後の徒長枝の整理を紹介しています。

ただし、夏に枝を一度に大量に切り落とすのは禁物です。葉は果実に養分を送る役割を持つため、実の近くにある健全な葉や、翌年の結果母枝として利用する枝まで取り除かないようにします。

冬剪定と夏剪定の比較

項目冬剪定夏剪定
主な時期12月〜2月6〜8月
主な目的翌年の結実準備過繁茂の防止
主な作業結果母枝の選定・間引き徒長枝の除去・摘心
残す枝充実した結果母枝果実周辺の健全な枝・更新枝
注意点芽を切りすぎない葉を過剰に減らさない

【枝の見分け方】結果母枝と結果枝を理解すれば剪定で失敗しない

キウイの剪定で最も重要なのは、どの枝に翌年の実が付くのかを理解することです。

ここを間違えると、樹形がきれいになっても収穫につながりません。

結果母枝とは?翌年の実を付ける土台になる枝

結果母枝とは、前年に伸びた枝のうち、翌年に結果枝を発生させるために残しておく枝のことです。

この枝に付いている冬芽から、春になると新しい枝が伸びます。その新しい枝が花を咲かせ、果実を付けます。

良い結果母枝を選ぶポイントは次のとおりです。

- 日当たりのよい場所で育った枝
- 適度な太さがあり、極端に細くない枝
- 芽がふっくらと充実している枝
- 節間が詰まり、枝の表面にツヤがある枝
- 病気や枯れ込みが見られない枝

福井県の令和7年度実用化技術手引きでは、結果母枝の基部径10〜20mm程度、長さ50〜150cm程度を目安として紹介しています。ただし、これは同資料の栽培条件における目安であり、家庭果樹のすべてに一律で当てはめる数値ではありません。

結果枝とは?実際に花と果実が付く枝

結果枝は、結果母枝から春に伸びてくる新しい枝です。

この新梢の基部側に花芽が付き、開花後に受粉すると果実が育ちます。

ここで覚えておきたいのが、キウイは一度果実が付いた節から、翌年再び同じように芽が伸びて実を付けるわけではないという性質です。

前年に実が付いた場所より先にある芽を残さなければ、翌年の結果枝を確保できなくなります。

枝の種類と役割を整理

枝の種類特徴剪定時の扱い
主枝樹形の骨格となる太い枝基本的に残す
亜主枝主枝から分かれる枝配置を整えて維持
結果母枝翌年の結果枝を発生させる枝充実した枝を選んで残す
結果枝花が咲き果実が付く新梢翌年の更新も考えて管理
徒長枝強く勢いよく伸びる枝原則整理し、必要な枝は更新用に利用
枯れ枝・病気の枝枯れ込みや病斑がある枝状態を確認して除去

この関係を理解すると、剪定の判断基準が明確になります。

福井県の技術資料でも、結果母枝から発生した結果枝が、翌年には新たな結果母枝になるという枝の循環が説明されています。枝を毎年整理しなければ混み合いやすくなるのは、この成長の仕組みが理由です。

【図解で理解】キウイの冬剪定方法と芽の残し方

冬剪定では、最初からすべての枝を短く切るのではなく、残す枝を決めてから不要枝を取り除きます。

家庭栽培で実践しやすい手順を紹介します。

手順1:主枝と亜主枝を確認する

まず、樹全体を見渡して、骨格となる主枝と亜主枝を確認します。

棚仕立ての場合、主枝を左右に伸ばす一文字整枝が一般的です。

JA東京みどりの資料では、主枝を左右に配置し、亜主枝を約60〜70cm間隔で配置する方法が紹介されています。

家庭の小さな棚では、必ずしもこの寸法を再現する必要はありません。大切なのは、枝が一方向に集中せず、棚全体に均等に広がることです。

手順2:充実した結果母枝を選ぶ

次に、翌年の実を付けるための結果母枝を選びます。

細く弱い枝や、棚の内側で絡み合った枝は整理します。

反対に、適度な太さがあり、芽が充実している枝は残します。

特に前年に実が付いた枝は、実が付いた位置を確認することが大切です。

手順3:前年の結実位置より先の芽を残す

ここが冬剪定で最も間違えやすい部分です。

キウイは、前年に果実が付いた節から翌年の新しい結果枝が発生しにくいため、その先の芽を残します。

基本的な考え方は次のとおりです。


キウイの剪定図解・枝の残し方


前年の結実位置
● 実が付いた節
この位置から翌年の枝が出ることは期待しにくい





その先にある芽を残す

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{n}芽

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3〜5芽を残す目安
残した芽から翌年の新しい結果枝が伸びることを期待する





先端側を切り戻す
残す芽を確認してから、その先を剪定する。

※枝の模式的な説明図。実際の芽数は枝の充実度や樹形によって調整します。

JA東京みどりの剪定指導では、前年に着果した枝はその先に3〜5芽を残し、着果していない枝は8〜10芽を残す方法が紹介されています。

家庭栽培では、まずこの芽数を目安にし、枝の太さや棚の空き具合を見ながら調整するとよいでしょう。

手順4:混み合った枝を間引く

枝を残しすぎると、翌年に葉が密集して日当たりが悪くなります。

次のような枝は、付け根から整理する候補です。

- 内側に向かって伸びる枝
- ほかの枝と交差する枝
- 同じ位置から何本も発生している枝
- 極端に細く充実していない枝
- 枯れた枝や病気が疑われる枝

特に注意したいのが、太い枝なら必ず残すという考え方です。

太くても徒長しているだけの枝は、翌年の収穫に適した枝とは限りません。枝の太さだけでなく、芽の充実度や伸び方も確認します。

手順5:枝を棚に誘引する

最後に、残した結果母枝を棚に沿わせて固定します。

枝同士が重ならないように、できるだけ均等な間隔を取ります。

誘引には紙ひもや麻ひもなどを使用し、枝を強く締め付けないようにしましょう。

枝が斜めになっている場合は、無理に曲げず、少しずつ水平に近づけるように誘引します。

JA埼玉中央も、枝を棚に配置する際は紙ひもや麻ひもを使用し、枝が動かないように固定する方法を紹介しています。

【夏剪定の実践】徒長枝の整理とキウイの枝の誘引で実付き改善

冬剪定を丁寧に行っても、春から夏にかけて枝が勢いよく伸びると、棚全体が葉で覆われてしまいます。

そのため、夏の新梢管理も欠かせません。

徒長枝はすべて残す必要はない

徒長枝とは、ほかの枝よりも勢いよく伸びる枝です。

特に古い太枝から突然発生する徒長枝は、樹冠を混み合わせる原因になります。

次のような枝は整理を検討します。

- 棚の真上に向かって勢いよく伸びる枝
- ほかの枝の上に覆いかぶさる枝
- 果実の近くで葉を過剰に茂らせる枝
- 棚から大きく垂れ下がる枝
- 樹形を乱す位置から発生した強い枝

JA埼玉中央は、キウイの太い古枝から発生する強い徒長枝について、基本的に付け根から除去する管理を紹介しています。

ただし、すべての徒長枝を機械的に切る必要はありません。

樹の内部から適切な位置に伸びた枝は、古い枝を更新するための候補として利用できます。農研機構も、樹勢が低下した園地などでは、適切な位置に発生した徒長枝を誘引・摘心して翌年の結果母枝として育てる管理を紹介しています。

夏の切り戻しは枝の勢いを見ながら行う

夏の切り戻しでは、伸びすぎた枝の先端を整えます。

ただし、葉を大量に取り除くと果実の肥大に必要な光合成が不足する可能性があります。

そのため、果実の周囲にある健全な葉を残し、枝同士が重なる部分や遅くまで伸び続ける枝を中心に整理します。

山口県の栽培資料では、過繁茂を防ぎ、棚下の相対照度を10%程度確保する管理が示されています。これは生産園での管理指標ですが、家庭栽培でも棚の下に光が届く状態を目指すことは参考になります。

枝の誘引で収穫しやすい樹形をつくる

誘引の目的は、単に見た目を整えることではありません。

枝の配置を整えることで、次のようなメリットがあります。

1. 葉に日光が届きやすくなる。
2. 枝同士が絡みにくくなる。
3. 果実の位置を確認しやすくなる。
4. 翌年の結果母枝を確保しやすくなる。
5. 収穫や摘果などの作業がしやすくなる。

特に、枝を棚の一方向に集中させないことがポイントです。

伸びた枝は、硬くなる前に適切な方向へ誘引します。枝が硬くなってから無理に曲げると、折れるおそれがあります。

【枝の更新と鉢植え】樹液が出る原因と長く収穫するための管理

キウイは毎年枝が伸びるため、何年も同じ枝を残していると、実が付く場所が樹の先端へ移動しやすくなります。

安定した収穫を目指すには、古い枝を整理し、新しい結果母枝へ切り替える作業が必要です。

キウイの剪定と枝の更新は2〜3年を目安に考える

キウイは、前年に実が付いた場所より先に新しい結果枝が伸びる性質があります。

そのため、毎年実を収穫していると、結実位置が少しずつ主枝から遠ざかります。

放置すると枝が長くなり、棚の端にばかり枝葉が集中する状態になりかねません。

そこで、2〜3年程度を目安に古い結果枝を更新し、主枝や亜主枝に近い位置から新しい枝を育てます。

更新の基本は次のとおりです。

- 古くなった側枝を確認する。
- 適切な位置にある新しい枝を更新用として残す。
- 古い枝を分岐部付近で切り戻す。
- 新しい枝を棚に誘引する。
- 翌年の結果母枝として育てる。

福井県の技術資料でも、枝が混み合って新梢の伸びるスペースが不足した場合、分岐部で切り戻して新しい枝の発生スペースを確保する方法が説明されています。

ただし、古木を一度に強く切り戻すのは避けましょう。JA全農ふくれんは、亜主枝を一度に大きく更新すると樹勢低下につながる可能性があるため、2〜3年かけて樹形を改造する方法を紹介しています。

キウイの剪定後に樹液が出るのはなぜ?

剪定後に枝の切り口から透明な液体が流れ出ることがあります。

これは樹液の流動が始まった後に剪定した場合などに見られる現象です。

キウイは春先に樹液が動き始める時期が早いため、剪定が遅れると切り口から樹液が流れ続けることがあります。

樹液の流出が長引くと、樹勢が弱ったり、芽の出方が不ぞろいになったりするおそれがあります。

対策はシンプルです。

樹液が動き出す前に剪定を終えること。

もし剪定時期を逃した場合は、むやみに大きな枝を切らず、必要な作業を最小限にとどめます。

また、太い枝を切った場合は切り口の状態を確認しましょう。JA埼玉中央では直径2cm程度以上の切り口に癒合剤などを使用する方法を紹介しています。

鉢植えのキウイはどう剪定する?

鉢植えのキウイは、庭植えのように大きな棚を設置できないことが多いため、限られたスペースに合わせた剪定が必要です。

支柱やオベリスクを利用し、枝を均等に配置すると管理しやすくなります。

KINCHO園芸の植物栽培ナビでは、鉢植えの剪定方法として次の管理を紹介しています。

- 20cm以上に伸びた長い枝は、株元に近い2〜3本を残して間引く。
- 20cm未満の短い枝は、結実しやすい枝として残す。
- 残した枝は均等に配置する。
- 古い誘引ひもを取り除き、新しいひもで固定する。

同資料では、短い枝は3年程度結実しやすいことも紹介されています。

鉢植えでは、枝を残しすぎると根の限られた環境で樹勢の管理が難しくなるため、枝数と樹冠の大きさを調整することが大切です。

また、針金で枝を強く固定すると、成長に伴って枝に食い込むことがあります。ひもを使って適度な余裕を持たせて固定しましょう。

【実がならない原因】剪定を間違えた?確認したい6つのポイント

キウイを育てている人の中には、枝葉ばかり茂って花が咲かない、花は咲くのに実が付かないという悩みを抱える人もいます。

こうした場合、剪定方法だけに原因を求めるのは適切ではありません。

キウイの結実には、雌雄の組み合わせや受粉、日照、枝の充実度など、複数の条件が関係しています。

1. 雌木と雄木がそろっていない

キウイは基本的に雌雄異株です。

つまり、果実を付ける雌木と、花粉を供給する雄木が別々に存在します。

雌木だけを植えていても、通常は自然に受粉して実を付けることはできません。

大阪府立環境農林水産総合研究所も、キウイは雌木と雄木があり、受粉しなければ結実しないと説明しています。

2. 人工授粉が十分にできていない

雄木と雌木があっても、開花時期がずれていたり、花粉が十分に届かなかったりすると、受粉が不十分になる場合があります。

確実な結実を目指すなら、開花時期を確認し、人工授粉を検討しましょう。

KINCHO園芸の栽培情報では、雄花の花粉を雌花のめしべの先端に付ける方法を紹介しています。

3. 結果母枝を切りすぎている

前年に実が付いた場所より先の芽まで切り落としてしまうと、翌年に結果枝が発生する場所を失うことがあります。

冬剪定では、前年の結実位置を確認し、その先の芽を確保することが大切です。

4. 徒長枝ばかりが増えている

樹勢が強く、徒長枝ばかりが伸びている場合、樹冠が過繁茂になりやすくなります。

葉が重なり合って日光が届かなくなると、枝の充実や果実の品質に悪影響が出る可能性があります。

夏剪定で不要枝を整理し、必要な更新枝だけを残す管理を心がけましょう。

5. 古い枝を更新していない

キウイは実が付いた場所に翌年も同じように実が付くわけではありません。

そのため、古い枝を長期間放置すると、結実位置が先端へ移動し、収穫しにくい樹形になります。

2〜3年程度を目安に枝を更新し、新しい結果母枝を確保しましょう。

6. 日当たりや風通しが悪い

枝が密集していると、樹冠内部まで光が届きにくくなります。

さらに、風通しが悪い状態では病害が発生しやすくなることもあります。

剪定は枝数を減らすだけでなく、樹全体に光を届けるための作業でもあります。

実がならないときの原因と対処法

症状考えられる原因対処方法
花が咲かない結果母枝不足・剪定ミス芽の残し方を見直す
花は咲くが実が付かない受粉不足雄木と人工授粉を確認
実が少ない結果枝不足結果母枝を確保する
枝葉ばかり茂る徒長枝・過繁茂夏剪定と誘引を行う
実の位置が遠くなる古い枝の未更新新しい枝へ更新する
果実が小さい着果過多など摘果と葉の確保を行う

特に、花が咲いているのに実がならない場合は、剪定を繰り返す前に受粉条件を確認することが先決です。

【キウイの剪定に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:キウイの剪定は何月にするのが一番よいですか?

A1:基本は12月〜2月の休眠期です。樹液の流動が早い地域では、12月下旬〜1月中に済ませるのがおすすめです。地域の気候や発芽時期に合わせて調整してください。

Q2:前年に実が付いた枝は全部切ってもよいですか?

A2:全部切り落とすのは避けましょう。前年に実が付いた節より先に3〜5芽程度を残し、その先を切り戻すのが基本です。

Q3:キウイの夏剪定はいつ行いますか?

A3:6〜8月ごろが目安です。伸びすぎた徒長枝や重なった枝を整理します。ただし、果実周辺の健全な葉や翌年の更新用の枝は残してください。

Q4:キウイの剪定後に樹液が出ても大丈夫ですか?

A4:剪定時期が遅れて樹液の流動が始まっている可能性があります。樹液が長く流れると樹勢低下につながるおそれがあるため、次年度からは早めに剪定を済ませましょう。

Q5:キウイの鉢植えも冬剪定が必要ですか?

A5:必要です。鉢植えでは枝が伸びすぎないように整理し、支柱やオベリスクに均等に誘引します。短い枝をむやみに切らないこともポイントです。

Q6:キウイは太い枝を残したほうが実がなりますか?

A6:必ずしもそうではありません。太さだけでなく、芽の充実度、枝の位置、日当たり、前年の結実状況を確認して結果母枝を選びます。

まとめ:キウイの剪定は時期・芽数・枝の更新が収穫を左右する

キウイの剪定で大切なのは、枝を短く切りそろえることではありません。翌年に実が付く枝を確保しながら、樹全体のバランスを整えることです。

2026年の栽培管理でも、次の5つを基本にすると失敗を減らせます。

1. 冬剪定は12月〜2月が基本。 暖かい地域では1月中の完了を目指す。
2. 前年の結実位置より先の芽を残す。 3〜5芽を目安に結果枝を確保する。
3. 夏剪定で徒長枝を整理する。 ただし、果実周辺の葉を取りすぎない。
4. 枝の更新を定期的に行う。 古い結果母枝を新しい枝へ切り替える。
5. 受粉条件も確認する。 雌木と雄木、開花時期、人工授粉が実付きに関係する。

【プロの結論】剪定の成功は「切る技術」より「残す枝を選ぶ技術」で決まる

キウイの剪定で初心者が陥りやすいのは、枝が混み合っているからといって、目につく枝を次々と切り落としてしまうことです。

しかし、実際に収穫を左右するのは、翌年に結果枝を発生させる結果母枝をどれだけ適切に残せるかという判断です。

冬には前年の結実位置を確認し、必要な芽を確保する。夏には不要な徒長枝を整理し、日当たりを確保する。そして数年単位で古い枝を更新する。

この3段階を毎年繰り返すことで、枝が先端に偏りにくくなり、収穫しやすい樹形を維持できます。

キウイの剪定は、たくさん切ることが目的ではなく、翌年に実を付ける枝を計画的に育てることが目的です。

まずは今年の冬、枝を切る前に前年の結実位置を確認するところから始めてみてください。 (出典: キウイ の 剪定(Yahoo!ニュース))