【創業120年超の歴史】ぽん多本家が上野とんかつ御三家と呼ばれる理由

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【創業120年超の歴史】ぽん多本家が上野とんかつ御三家と呼ばれる理由
【創業120年超の歴史】ぽん多本家が上野とんかつ御三家と呼ばれる理由
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🎵 【創業120年超の歴史】ぽん多本家が上野とんかつ御三家と呼ばれる理由

ぽん多本家の歴史は、明治時代の日本に洋食文化が広がり始めた時代にさかのぼります。

創業は1905年(明治38年)。初代の島田信治郎氏は、宮内省の大膳寮で西洋料理を担当していた料理人でした。宮中で培った西洋料理の技術を背景に、上野で洋食店を開いたのが始まりです。

当時の洋食は、現在のように日常的に食べられる料理ではありませんでした。政財界の関係者や富裕層が利用する高級料理だったと、4代目の島田良彦さんは三菱電機のインタビューで振り返っています。

創業当初から受け継がれてきた料理には、カツレツだけでなく、ポークソテー、タンシチュー、魚介類のフライなどもあります。つまり、ぽん多本家は最初からとんかつ専門店だったわけではなく、洋食を幅広く提供する西洋料理店だったのです。

4代目・島田良彦さんが守る伝統

ぽん多本家
【画像】ぽん 多 本家 関連ショット

現在の店を支えるのは、4代目の島田良彦さんです。

1965年に東京都台東区で生まれ、高校卒業後は山の上ホテルで洋食の修業を積みました。その後、家業に入り、2001年から4代目として店を引き継いでいます。

三菱電機のインタビューでは、初代から受け継いだ調理技術だけでなく、日本の食文化に合う洋食への考え方も紹介されています。

特に印象的なのは、洋食でありながら「ご飯に合うこと」を大切にしている点です。自家製ラードを使う理由にも、ご飯との相性を考えた料理づくりが反映されています。

ぽん多本家と関係する人物・店舗の関係一覧

ぽん多本家
【写真】ぽん 多 本家 近影・注目カット
人物・店舗関係・役割歴史的なポイント
島田信治郎初代創業者宮内省の大膳寮で西洋料理を担当
島田良彦4代目当主山の上ホテルで修業。2001年に家業を継承
ポンチ軒とんかつ文化との関係初代が技術指導を行ったと伝えられる
蓬莱屋上野のとんかつの名店御三家の一角。ヒレカツで知られる
双葉かつての御三家現在は閉店
食べロググルメ評価サービス2025年の洋食 EAST 百名店に選出

上野とんかつ御三家という呼び名は、一般に「双葉」「蓬莱屋」「ぽん多本家」の3店舗を指します。ただし、双葉はすでに閉店しており、現在も3店舗が営業しているという意味ではありません。

小学館の「サライ」でも、この歴史的な呼称と3店舗の違いが紹介されています。

【名物カツレツの秘密】ロース芯だけを使う低温揚げとは?

ぽん多本家
【資料】ぽん 多 本家 報道・メディア記録

ぽん多本家を訪れる人の多くが注文するのが、看板料理の「カツレツ」です。

見た目はとんかつに似ていますが、一般的なロースカツとは肉の下処理から違います。

最大の特徴は、ロース肉の脂身を取り除き、中心部の赤身であるロース芯だけを使用することです。

なぜ脂身をすべて取り除くのか

通常のロースカツでは、赤身と脂身を一緒に揚げることが一般的です。

しかし、赤身と脂身では火が通るまでの時間が異なります。

赤身に適した加熱時間では脂身に十分な火が入らず、脂身に合わせると赤身に火が入りすぎる可能性があります。

ぽん多本家では、この問題を解決するため、仕込みの段階で脂身を丁寧に取り除きます。

さらに、取り除いた脂身を捨てずに活用するのも特徴です。

自家製ラードと低温揚げの組み合わせ

切り落とした脂身は炊き上げて、自家製ラードに加工します。

つまり、カツレツの赤身部分を取り除いた脂身が、今度は揚げ油として料理に戻ってくる仕組みです。

小学館「サライ」の2025年8月の記事では、油の温度は約110℃から始まり、10分ほどかけて130℃程度まで上げていく工程が紹介されています。

ぐるなびの店舗紹介では、120℃程度から10~15分かけて揚げる方法も説明されています。温度の表現には媒体による違いがありますが、低温から段階的に加熱する点は共通しています。

この調理法には、次のような特徴があります。

- ロース芯だけを使うことで、脂身の重さを抑えられる。
- 自家製ラードによって、肉に独特のコクと香りを与える。
- 低温からゆっくり加熱することで、肉の中心まで火を通す。
- 衣の色が一般的なとんかつより淡く、軽やかな仕上がりになる。

一般的なロースカツとの違い

比較項目ぽん多本家のカツレツ一般的なロースカツ
肉の部位ロース芯中心ロース全体
脂身丁寧に取り除く脂身を残すことが多い
揚げ油自家製ラード店舗によって異なる
揚げ方低温から徐々に加熱高温調理など多様
衣の印象淡い色合い黄金色が一般的
味わい赤身の旨みと上品なコク肉汁と脂身の甘み

実際にどんな味がする?

特徴は、ロース肉でありながら脂っこさが控えめなことです。

衣は軽く、肉は柔らかく仕上がり、赤身本来の味わいを楽しめます。

提供時には自家製ウスターソースなどが用意されますが、口コミでは塩で食べる方法を評価する声もあります。

初めて訪れるなら、最初の一切れは何もつけずに食べ、その後に塩やソースを試すと、肉と衣の違いを感じやすくなります。

なお、ジューシーな脂身を主役にしたロースカツを期待すると、少し印象が違うかもしれません。ぽん多本家の魅力は、脂の迫力ではなく、赤身の柔らかさと丁寧な火入れにあります。

【メニューと値段】2026年の予算は?ランチでも楽しめる?

ぽん多本家を訪れる前に、必ず確認しておきたいのが価格です。

一般的なとんかつ専門店と比較すると高価格帯に位置します。高級洋食店として、素材選びや仕込み、調理に手間をかけていることが特徴です。

2026年に確認できる価格の目安

2026年10月の食べログ投稿では、カツレツ4,070円、ご飯・赤だし・お新香のセット660円という注文例が確認できます。

メニュー・項目価格の目安補足
カツレツ4,070円2026年10月の口コミ掲載例
ご飯・赤だし・お新香660円カツレツとは別注文
カツレツ+ご飯セット4,730円上記価格を合算
タンシチュー6,050円2026年の口コミ掲載例
海老コロッケ2,750円メニュー投稿例
穴子フライ3,850円メニュー投稿例
ポークソテー3,000円台~掲載時期・注文内容による

※価格は掲載された口コミやメニュー情報に基づく参考値です。店舗の最新価格、仕入れによる変更、セット内容は注文時に確認してください。

特に注意したいのは、カツレツ単品の価格だけを見て予算を考えないことです。

ご飯、赤だし、お新香は別注文なので、食事として楽しむ場合にはセット料金を加算する必要があります。

2026年の口コミには、カツレツ3,850円とご飯セット550円という以前の価格例も見られます。時期によって掲載価格に差があるため、古いグルメ記事だけを参考にするのは避けたいところです。

ランチは安い?昼と夜の違い

ぽん多本家は昼営業を行っていますが、一般的なチェーン店のような低価格のランチセットを期待する店ではありません。

基本的には好きなメイン料理を選び、必要に応じてご飯、赤だし、お新香を追加するスタイルです。

食べログの2026年の口コミでも、カツレツとご飯セットを別々に注文する形式が紹介されています。

ランチで初めて訪れる場合は、カツレツとご飯セットを組み合わせるのが分かりやすい選択です。

カツレツ以外に注目したい料理

カツレツ以外にも、洋食店ならではの料理が揃っています。

タンシチュー

長時間煮込んだ牛タンとデミグラスソースを楽しむ一品です。カツレツと並ぶ代表的な料理で、肉料理をじっくり味わいたい人に向いています。

ポークソテー

余分な脂身を取り除いた豚肉をソテーする料理です。カツレツとは異なる火入れによる肉の味わいを楽しめます。

海老クリームコロッケ

洋食の定番を受け継ぐ料理です。4代目へのインタビューでは、クリームコロッケに日本酒を使う工夫も紹介されています。

魚介類のフライ

穴子、きす、小柱など、江戸前の食材を生かしたフライも特徴です。肉料理だけでなく、魚介の洋食を楽しめるところに老舗洋食店としての個性があります。

【口コミ・評判を検証】ぽん多本家は本当においしい?

2026年11月時点で、食べログの店舗ページでは評価3.77を記録しています。口コミ投稿者も2,000人を超えており、長年にわたって評価を集めている店舗です。

ただし、評価の数字だけでは、実際に訪れたときの満足度までは分かりません。

2026年の投稿内容から、評価されている点と注意したい点を整理します。

良い口コミで評価されるポイント

1. 肉が柔らかく、食べやすい

脂身を取り除いたロース芯の食感が好評です。

2026年10月の口コミでは、カツレツの柔らかさや筋の少なさ、食べ進めやすさが評価されています。

2. 衣が軽く、上品な味わい

一般的なロースカツのような脂の強さを求める人より、赤身の味を楽しみたい人から支持される傾向があります。

塩で食べるスタイルを気に入ったという投稿も見られます。

3. 老舗らしい落ち着いた雰囲気

重厚感のある店内や、落ち着いて食事ができる環境も魅力です。

2026年の口コミでは、スタッフの丁寧な対応や店内の雰囲気を評価する内容も確認できます。

悪い口コミ・気になる評判

一方、すべての人が高く評価しているわけではありません。

特に目立つのは、価格に対する感じ方の違いです。

2026年10月の口コミには、料理自体は上品で貴重な体験だったとしながらも、値段は少々高いと感じたという内容があります。

また、ジューシーで脂身の甘さが強いとんかつを期待して訪れると、あっさりした赤身中心の仕上がりに物足りなさを感じる可能性も指摘されています。

食べログの口コミには、2026年9月にカツレツの価格と味について厳しい評価を付けた投稿もあります。

口コミから分かる向いている人・向かない人

判断基準向いている人向かない人
味の好み赤身の旨みを楽しみたい脂身の甘さを重視する
調理法低温揚げの技術に興味がある衣が濃い黄金色のカツが好き
予算4,000~5,000円程度を許容できる1,000円台のランチを探している
食事の目的老舗洋食の歴史や技を味わいたいボリュームとコスパを最優先する
雰囲気落ち着いた洋食店で食事したい気軽な大衆食堂を探している

ぽん多本家の評価を考える際には、単純に「おいしいか、まずいか」で判断するよりも、料理の方向性が自分の好みに合っているかを考えることが大切です。

価格に見合う価値を、肉の品質、仕込み、伝統的な調理技術、店の歴史に感じられるかどうかが満足度を左右します。

【予約・営業時間・アクセス】2026年の訪問前に確認したい情報

初めて訪れる場合、営業時間と予約方法は事前に確認しておきたいポイントです。

基本的な店舗情報

項目内容
店名ぽん多本家
読み方ぽんたほんけ
住所東京都台東区上野3-23-3
電話番号03-3831-2351
予約可能・2名以上
創業1905年(明治38年)
定休日月曜日
駐車場専用駐車場なし
席数33席
子どもの入店小学生以上可・未就学児不可

店舗情報は食べログなどの掲載情報に基づきます。

営業時間は曜日によって異なる

2026年掲載情報

曜日ランチディナー
火~土・祝前日11:00~14:0016:30~20:20
日曜・祝日11:00~14:0016:00~20:20
月曜日定休日定休日

ラストオーダーはランチ13:45、ディナー19:45です。

月曜日が祝日の場合など、通常と異なる営業になることもあります。年末年始や臨時休業も含め、訪問前に店舗への確認をおすすめします。

予約は必要?何名から受け付けている?

食べログの店舗情報では、2名以上から予約可能と掲載されています。

小学館「サライ」の2025年8月の記事では、電話予約は3日前から可能と案内されています。

予約を考えている場合は、希望日時、人数、料理の注文について電話で相談すると安心です。

一方、2026年の口コミには、予約なしで入店できたという例もあります。土曜日の19時前に待たずに入れたという投稿がある一方、別の口コミでは来店時に待ち時間が発生しています。

つまり、予約なしで必ず入れるわけではありません。週末や複数人での食事では、事前予約を優先したいところです。

上野・御徒町からのアクセス

最寄り駅が複数あり、電車でのアクセスは良好です。

- 東京メトロ銀座線「上野広小路駅」徒歩約1分
- JR山手線・京浜東北線「御徒町駅」南口から徒歩約2分
- 都営大江戸線「上野御徒町駅」徒歩約3分
- 東京メトロ日比谷線「仲御徒町駅」徒歩約4分
- 東京メトロ千代田線「湯島駅」徒歩約5分

住所は東京都台東区上野3-23-3です。

上野広小路駅や御徒町駅から近く、上野公園やアメ横周辺の散策と組み合わせやすい立地です。専用駐車場はないため、車の場合は近隣のコインパーキングを利用することになります。

【プロの結論】ぽん多本家は価格以上の食体験を求める人におすすめ

ぽん多本家の魅力は、単に長く営業している老舗という点だけではありません。

明治38年の創業から受け継がれてきた洋食の技術を、現代の食事として体験できることにあります。

特に注目したいのは、ロース芯だけを使うカツレツの製法です。

脂身を取り除き、その脂身を自家製ラードに加工する。素材の一部を無駄にせず、料理全体の味に生かす考え方には、長年の経験に裏打ちされた合理性があります。

また、洋食店でありながら、ご飯との相性を大切にしている点も特徴的です。

初めて訪れるなら、この楽しみ方がおすすめ

- 初訪問: 名物カツレツを注文し、まずは肉そのものの味を確かめる。
- しっかり食事: ご飯、赤だし、お新香を追加する。
- 2人以上: カツレツに加え、タンシチューや魚介フライを相談して楽しむ。
- 再訪時: ポークソテーや季節の魚介フライなど、別の洋食料理を試す。

価格を最優先する人には、必ずしもおすすめできる店ではありません。

しかし、料理の歴史、職人の技、素材へのこだわりを含めて食事を楽しみたい人にとっては、訪れる価値のある一軒です。

また、食べログの2025年洋食 EAST 百名店への選出は、こうした評価を考える際の参考材料になります。2026年11月現在、店舗ページで確認できる選出歴は2025年のものです。2026年の受賞実績として混同しないようにしたいところです。

【ぽん多本家に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:ぽん多本家はいつ創業したお店ですか?

A1:1905年(明治38年)創業です。初代の島田信治郎氏が宮内省の大膳寮で西洋料理を担当した後、上野で洋食店を開きました。

Q2:ぽん多本家のカツレツは普通のとんかつと何が違いますか?

A2:ロース肉の脂身を取り除き、中心部のロース芯だけを使います。取り除いた脂身から作った自家製ラードを使い、低温からじっくり揚げるのが特徴です。

Q3:カツレツの値段はいくらですか?

A3:2026年10月の口コミでは4,070円という注文例が確認できます。ご飯・赤だし・お新香のセットは660円という掲載例があり、合計4,730円が目安です。最新価格は店舗でご確認ください。

Q4:ランチ営業はありますか?

A4:あります。基本的に11時から14時までで、ラストオーダーは13時45分です。昼もカツレツなどの通常メニューを楽しめます。

Q5:予約なしでも入れますか?

A5:予約なしで入店できた口コミもあります。ただし、混雑状況によって待ち時間が発生します。予約は2名以上から受け付けているため、週末などは電話で事前確認するのがおすすめです。

Q6:定休日と営業時間を教えてください。

A6:基本的に月曜日が定休日です。火曜から土曜は11時~14時、16時30分~20時20分、日曜・祝日は11時~14時、16時~20時20分です。ラストオーダーは昼13時45分、夜19時45分です。

Q7:ぽん多本家は食べログ百名店に選ばれていますか?

A7:はい。食べログの「洋食 EAST 百名店2025」に選出されています。過去には2017年、2018年、2019年、2021年のとんかつ百名店や2023年の洋食百名店にも選ばれています。


まとめ:2026年も味わいたい上野の老舗洋食、ぽん多本家

ぽん多本家は、1905年(明治38年)の創業以来、4代にわたって伝統の洋食を受け継いできた上野の名店です。

最大の魅力は、ロース芯だけを使い、取り除いた脂身から作る自家製ラードで低温から丁寧に揚げるカツレツ。一般的なとんかつとは異なる、赤身の旨みを中心にした上品な味わいが特徴です。

2026年の訪問では、カツレツとご飯セットで4,000円台後半を予算の目安にし、営業時間や予約条件を事前に確認しておくと安心です。

上野とんかつ御三家の歴史を知りたい人、老舗洋食の職人技を味わいたい人、いつもとは違うカツレツを体験したい人にとって、ぽん多本家は訪問候補に加えたい一軒です。 (出典: ぽん 多 本家(Yahoo!ニュース))