履歴書は手書きかパソコンか?2026年最新調査で選ぶ基準と採用担当者の本音
履歴書は手書きとパソコンのどちらで作成すれば、採用選考で有利になるのか。応募先から指定がない場合、どちらを選ぶべきか迷う人は少なくない。特に転職活動では、手書きのほうが熱意や人柄が伝わるという意見がある一方、パソコン作成のほうが読みやすく、採用担当者にも好まれるという見方が広がっている。
2025年9月にマイナビ転職が実施した中途採用担当者352人への調査では、パソコン作成を推奨する人が46.9%、手書きを推奨する人が23.3%、どちらでもよいとする人が29.8%だった。さらに、2026年3月更新のdodaの解説でも、別の採用担当者2,000人を対象とした調査結果が紹介されている。こうしたデータと厚生労働省の公的案内を踏まえると、2026年の基本的な選択はパソコン作成。ただし、応募先の業種や職種、新卒・中途採用の違いによって判断を変える余地がある。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本的な結論:企業から指定がなければ手書き・パソコンのどちらでも応募できるが、迷った場合はパソコン作成がおすすめ。
- 採用担当者の本音:2025年のマイナビ転職調査では、パソコン推奨46.9%に対し、手書き推奨は23.3%だった。
- 公的な基準:厚生労働省も、応募企業によって作成方法が異なり、指定がなければ自分の状況に応じて判断すると案内している。
- 失敗を防ぐ方法:パソコン作成ではPDF化と提出前の内容確認、手書きでは誤字脱字と文字の丁寧さが重要。
【2026年の結論】履歴書は手書きとパソコンのどっちがいい?指定なしの場合の判断基準
最初に押さえておきたいのは、履歴書の作成方法に全国共通の「手書き必須」というルールはないことだ。
厚生労働省のハローワークが公開している「応募書類の作り方」では、履歴書を手書きにするかパソコンで作成するかは応募企業によって異なると説明している。現在は、どちらでも構わないとする企業が多く、特に指定がない場合は作成に充てられる時間などを考慮して選ぶよう案内している。
また、ホームページから応募できる企業やIT関連企業、外資系企業などについては、パソコン作成が適していると紹介されている。つまり、公的な案内でもパソコン作成は正式な選択肢として認められている。
2026年の転職市場を考えると、指定がない場合にパソコン作成を基本とするのが合理的だ。文字の読みやすさ、修正のしやすさ、複数企業への応募時の管理など、実務上の利点が多いからである。
指定がない場合にパソコン作成をおすすめする理由
- 文字の大きさや書体を統一でき、読みやすい。
- 誤字や記載内容を修正しやすい。
- 応募企業ごとに志望動機や自己PRを調整できる。
- データとして保存でき、提出履歴を管理しやすい。
- メールや応募システムを利用した提出に対応しやすい。
一方、手書きが適している場面もある。応募先が手書きを指定している場合や、手書きの文書作成が業務上重視される職種などだ。字が読みやすく、丁寧な書類を作成できる人であれば、手書きも十分に選択肢になる。
判断の優先順位は、まず企業の指定、次に仕事内容や企業の特徴、最後に自分の作成環境と得意不得意だ。周囲の意見だけで決める必要はない。
【採用担当者352人の本音】手書きとパソコンの比較で見えた企業の評価
履歴書の作成方法をめぐる議論で参考になるのが、マイナビ転職による2025年の採用担当者調査だ。
同調査は、過去5年以内に中途採用に携わった担当者352人を対象に、履歴書は手書きとパソコン作成のどちらがよいかを質問したもの。調査期間は2025年9月12日から13日までで、インターネット調査によって実施された。
結果は、パソコン作成を支持する回答が最も多かった。ただし、手書き派も一定数存在し、どちらでもよいとする回答も約3割に達している。パソコンが圧倒的に正解という単純な構図ではない。
| 比較項目 | 回答・割合 | 採用担当者が重視する点 |
|---|---|---|
| パソコン作成推奨 | 46.9% | 読みやすさ、PCスキル、書類管理のしやすさ |
| 手書き推奨 | 23.3% | 丁寧さ、人柄、熱意、文字の印象 |
| どちらでもよい | 29.8% | 作成方法より内容や読みやすさを重視 |
| 調査対象 | 352人 | 過去5年以内の中途採用担当者 |
| 調査期間 | 2025年9月12日〜13日 | インターネット調査 |
出典:マイナビ転職「履歴書は手書きとパソコンどっちがいい?採用担当者に聞いた」。46.9%は最多の回答だが、過半数ではない点にも注意したい。
パソコン作成を支持する企業側の本音
パソコン作成を好む担当者からは、主に次のような理由が挙げられている。
- 手書きよりも文字が読みやすい。
- 基本的なパソコン操作能力を確認できる。
- 応募書類のデータ管理や確認がしやすい。
ここで重要なのは、単にデジタル化が進んだからという理由だけではない。採用担当者は限られた時間の中で多くの応募書類を確認する。文字が読みやすく、情報が整理されている履歴書は、必要な情報を正確に把握しやすい。
特に事務職やIT職など、パソコンを日常的に使用する仕事では、パソコンで書類を作成すること自体が基本的な操作能力を示す材料になる場合もある。
手書き作成を支持する企業側の本音
一方、手書き派の採用担当者が評価するポイントは、読みやすさだけではない。
- 文字や書き方から応募者の人柄を感じられる。
- 丁寧に書く姿勢から真剣さや熱意が伝わる。
- 字の特徴や文字の整え方を確認できる。
ただし、ここで注意したいのは、手書きであること自体が採用上の優位性を保証するわけではないという点だ。手書きを好む担当者が一定数いることと、手書きでなければ熱意がないと判断されることは別の話である。
実際、マイナビ転職の調査でも、どちらでもよいと回答した担当者は29.8%だった。内容を重視し、作成方法によって評価を変えないという考え方も存在している。
別の2,000人調査でもパソコン作成が最多
2026年3月4日更新のdodaの記事では、2025年9月8日から11日に実施した別の調査結果が紹介されている。対象は中途採用の選考に関わる22〜59歳の男女2,000人だ。
こちらの調査では、パソコンまたはスマートフォン作成が好ましいという回答が42.7%、どちらでも構わないが41.6%、手書きが好ましいが15.8%だった。
マイナビ転職の調査と数字が異なるのは、対象人数や質問方法などが異なるためだ。両調査を単純に合算することはできないが、いずれもパソコン作成が最多である点は共通している。
さらにマイナビ転職が転職経験者774人を対象に実施した別の調査では、実際にパソコンで履歴書を作成した人が63.4%、手書き派が36.6%だった。応募者側でもパソコン作成が広く利用されていることがうかがえる。
【メリット・デメリットを徹底比較】手書きとパソコンは何が違う?
履歴書の作成方法は、単に見た目の違いだけではない。作成時間、修正の容易さ、応募先への対応、提出形式など、実際の転職活動に影響するポイントが異なる。
パソコンで履歴書を作成するメリット
1. 読みやすく、情報を整理しやすい
パソコン作成の最大のメリットは、文字の大きさやフォントを統一できることだ。手書きの場合、書き進めるうちに文字が小さくなったり、欄によって文字の密度が変わったりすることがある。
パソコンならレイアウトを調整しやすく、採用担当者が学歴や職歴、資格などを確認しやすい書類に仕上げられる。
2. 修正や更新が簡単
転職活動では、応募先に合わせて志望動機や自己PRを調整することが多い。パソコンであれば該当部分だけを修正できるため、何社にも応募する場合の負担を減らせる。
3. データ管理と再利用ができる
完成した履歴書を保存しておけば、職歴や資格の情報を次回の応募でも活用できる。応募日や企業名を整理しておけば、面接前の確認にも役立つ。
パソコンで履歴書を作成するデメリット
- 志望動機や企業名を修正し忘れる可能性がある。
- テンプレートによっては文字が小さくなり、読みにくくなる。
- 過度な装飾を加えると正式な応募書類として不自然になる。
- パソコンやプリンターなどの環境が必要になる場合がある。
特に注意したいのが、過去に作成した履歴書の使い回しだ。会社名や応募職種が以前のまま残っていると、応募先に合わせた準備ができていない印象につながる。
手書きで履歴書を作成するメリット
1. 丁寧な文字で好印象を与えられる
読みやすく整った文字で書かれた履歴書は、丁寧な印象につながる。特に文字を扱う業務や、手書きの書類を作成する機会が多い仕事では、手書きの能力を示す材料になることもある。
2. 応募への姿勢を伝えやすい
企業ごとに内容を考え、時間をかけて仕上げた書類は、応募者の取り組み方を伝える機会になる。手書き派の担当者が評価しているのも、こうした丁寧さや真剣さだ。
3. パソコンがなくても作成できる
市販の履歴書と筆記用具があれば作成できるため、パソコンや専用ソフトを用意する必要がない。
手書きで履歴書を作成するデメリット
- 一文字間違えるだけでも書き直しが必要になる。
- 企業ごとに作成するため時間がかかる。
- 文字の大きさや配置にばらつきが出やすい。
- 複数社への応募では作成の負担が大きくなる。
特に、修正液や修正テープを使用できない点は大きな注意事項だ。誤字脱字があった場合、最初から書き直す必要があるため、完成までに予想以上の時間がかかることもある。
効率を優先するならパソコン、文字の読みやすさや手書きによる表現に自信があり、時間を確保できるなら手書きというように、自分の状況に合わせて選びたい。
【応募先別の正解】新卒・中途採用や業界によって履歴書の選び方は変わる
履歴書の作成方法を選ぶときに見落としやすいのが、応募者の立場と企業の業務内容だ。
新卒採用と中途採用では応募書類の扱いが異なることがあり、業界や職種によっても求められる能力は変わる。ここでは具体的な判断基準を整理する。
新卒採用の場合
新卒採用では、企業が指定する応募用紙やエントリーシートがあるかどうかを最初に確認したい。
厚生労働省の公正採用選考に関する案内では、新規高校卒業予定者について「全国高等学校統一用紙」を使用するよう定めている。また、新規大学等卒業予定者については、統一的な応募様式は定められていないものの、「新規大学等卒業予定者用標準的事項の参考例」または厚生労働省履歴書様式例の使用を推奨している。
そのため、新卒だから手書き、中途だからパソコンという単純な分け方は適切ではない。学校や企業から指定された形式を優先し、そのうえで作成方法を判断する必要がある。
中途採用・転職の場合
中途採用では、これまでの職歴や実務経験、資格、業務上の実績などが重要になる。
複数社に応募することも多いため、職歴や資格などの基本情報をパソコンで管理しておくと効率がよい。応募企業に応じて志望動機や自己PRを変更しやすいこともメリットだ。
また、履歴書と職務経歴書を同時に提出するケースでは、両方の書類のフォントやレイアウトを統一すると、読みやすい応募書類に仕上がる。
業界・職種別のおすすめ
- IT・Web業界:パソコン作成がおすすめ。基本的なPC操作能力やデータ管理能力を意識した書類にする。
- 事務職・営業職:パソコン作成がおすすめ。読みやすさと情報整理を重視する。
- 外資系企業:パソコン作成を基本とし、応募先が求める言語や書類形式に合わせる。
- 接客・販売職:指定がなければどちらでもよい。文字の丁寧さよりも、接客経験や対応力を具体的に伝えることが大切。
- 手書き文書を扱う仕事:手書きが評価材料になる場合もあるため、業務内容と企業の方針を確認する。
ただし、これらは職種ごとの一般的な判断材料であり、業界全体で手書きやパソコンが義務づけられているわけではない。応募要項に指定があれば、そちらを最優先する。
厚生労働省の履歴書様式例も選択肢になる
履歴書のフォーマット選びで迷った場合は、厚生労働省が公表している履歴書様式例を利用する方法がある。
この様式例は、従来のJIS規格の解説に掲載されていた履歴書様式例が2020年7月に削除されたことを受け、厚生労働省が新たに作成したものだ。
性別欄が任意記載になっているなど、公正な採用選考への配慮が反映されている。Excel版とPDF版が用意されており、一般の求職者にも参考となる形式だ。
ハローワークの「応募書類の作り方」では、A4判の履歴書を推奨している。応募先から独自の様式が指定されている場合は、その形式に従うことが基本だ。
【失敗しない作成方法】パソコンのフォーマット・手書きの書き方・PDF提出の注意点
履歴書の作成方法を決めた後は、内容と見た目の完成度を高める必要がある。パソコン作成でも手書きでも、誤字脱字や記載内容の不備があれば評価を下げる原因になり得る。
パソコン作成でおすすめのフォーマット
パソコンで履歴書を作成する場合は、WordやExcelのテンプレート、履歴書作成ツールなどを利用すると便利だ。
フォーマットを選ぶ際は、次のポイントを確認したい。
- 用紙サイズ:A4サイズを基本にする。
- フォント:明朝体やゴシック体など標準的な書体を使用する。
- 文字サイズ:全体のバランスを整え、無理に小さくしない。
- レイアウト:余白を確保し、情報を詰め込みすぎない。
- 装飾:色やイラスト、過度な太字などは避ける。
採用担当者に伝えたい情報は、見栄えのよさだけでなく、必要な項目がすぐに見つかることを意識して配置する。
パソコン作成で落ちる理由は何か
「パソコンで作った履歴書は落ちやすい」という話を見かけることがあるが、作成方法だけで不採用になると考えるのは早計だ。
企業から指定がなく、一般的な形式で正しく作成されていれば、パソコン作成そのものを不採用の理由とする必要はない。
実際に注意すべきなのは、次のような不備だ。
- 応募先の会社名や職種を間違えている。
- 別の企業向けの志望動機が残っている。
- 職歴や資格の記載に誤りがある。
- 文字が小さすぎて読みにくい。
- テンプレートのレイアウトが崩れている。
- 応募先の指定形式に従っていない。
- 提出日や連絡先などの重要事項が間違っている。
厚生労働省の「応募書類の作り方」でも、誤字脱字や作成ルールに沿わない書類は、応募者の意欲や仕事の丁寧さに疑問を持たれる可能性があると説明している。
つまり、パソコン作成で落ちる原因は、パソコンという手段よりも、内容の使い回しや確認不足、書類の完成度にあると考えるべきだ。
手書きの履歴書を書くときの注意点
手書きの場合は、筆記用具と書き方の基本を守ることが重要だ。
- 黒色のボールペンまたは万年筆を使用する。
- 鉛筆やシャープペンシルは使用しない。
- 楷書体を意識し、文字の大きさをそろえる。
- 枠いっぱいに文字を詰め込まない。
- 修正液・修正テープ・二重線などで訂正しない。
- 誤字があった場合は最初から書き直す。
- 提出日や応募先の情報を最後に確認する。
厚生労働省の案内では、修正液や修正テープ、二重線、訂正印による修正は避け、間違えた場合は最初から書き直すよう説明している。
また、過去に提出した履歴書のコピーや、不採用で返却された履歴書をそのまま使い回すことも避けたい。提出日が古いままになったり、使用感が残ったりするためだ。
メール提出ではPDF形式がおすすめ
企業から履歴書をメールで提出するよう求められた場合、基本的にはPDF形式に変換して送付する方法が適している。
PDFには、WordやExcelの環境によって文字やレイアウトが変わる問題を抑えやすいという利点がある。採用担当者が受け取った際にも、作成時の見た目を維持しやすい。
送信前には、次の項目を確認しておこう。
- ファイル名を「履歴書_氏名.pdf」など分かりやすくする。
- PDFを開き、文字や写真が正しく表示されているか確認する。
- 応募先のメールアドレスに間違いがないか確認する。
- 件名に応募書類の送付であることと氏名を記載する。
- メール本文に簡潔な挨拶と添付書類の内容を書く。
- 送信前に添付ファイルを確認する。
青森労働局が公開している応募書類の送付案内でも、メールの件名に内容と氏名を記載し、添付ファイルは書類名と氏名が分かる形式にすること、PDFで提出することなどを案内している。
なお、企業の応募システムでWordやExcelなど別の形式を指定されている場合は、その指示に従う。PDFが常に唯一の正解というわけではない。
【プロの結論】履歴書の手書き・パソコン問題で本当に評価されるのは何か
ここまでの調査や公的案内から見えてくるのは、履歴書の作成方法よりも、応募書類としての完成度を重視する考え方だ。
マイナビ転職の352人調査では、パソコン作成を支持する担当者が46.9%だった。一方、29.8%はどちらでもよいと回答し、手書きを支持する担当者も23.3%存在している。
この結果を読み違えてはいけない。パソコン作成が最多だからといって、手書きが不利だと断定できるわけではない。また、手書きのほうが熱意が伝わるという意見があるからといって、パソコン作成では志望度が低いと判断されるわけでもない。
採用担当者が知りたいのは応募者の仕事上の能力
厚生労働省が示す公正な採用選考の基本は、応募者の適性や能力に基づいて評価することだ。
履歴書も、その人がどのような経験を積み、どんな能力を持ち、応募先でどのように活躍できるのかを確認するための応募書類である。
したがって、作成方法に必要以上に時間をかけるよりも、次の3点に力を注ぎたい。
- 経歴の正確性:学歴、職歴、資格、在籍期間などを正確に記載する。
- 志望動機の具体性:応募企業を選んだ理由と、自分の経験をどう生かせるかを伝える。
- 読みやすさ:情報を整理し、採用担当者が短時間で理解できる書類にする。
迷ったときに使える最終判断基準
履歴書の作成方法を最後まで決められない場合は、次の考え方を基準にするとよい。
パソコン作成を選ぶべき人
- 複数企業への応募を予定している。
- ITや事務などパソコンを使う職種を希望している。
- 文字の美しさに自信がない。
- 内容を何度も修正しながら完成度を高めたい。
- メールやWeb応募で提出する予定がある。
手書き作成を選んでもよい人
- 応募企業が手書きを指定している。
- 読みやすく整った文字を書くことが得意。
- 手書きの書類作成が業務上重視される職種を希望している。
- 応募先の方針に合っており、作成時間も確保できる。
どちらの方法を選んでも、企業からの指定を守り、正確で読みやすい履歴書に仕上げることが前提になる。
【履歴書の手書きかパソコンか】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:履歴書は手書きとパソコンのどちらが採用で有利ですか?
A1:2025年のマイナビ転職調査では、パソコン作成を推奨する採用担当者が46.9%で最多だった。指定がない場合はパソコン作成を基本にするとよい。ただし、手書きを評価する担当者もいるため、応募先の方針や仕事内容に合わせて選びたい。
Q2:履歴書の作成方法に指定がない場合はどちらを選べばよいですか?
A2:基本的にはパソコン作成がおすすめだ。修正しやすく、読みやすい書類を作りやすい。ただし、手書きでも問題はなく、自分が最も完成度の高い書類を作れる方法を選んで構わない。
Q3:パソコンで履歴書を作ると不採用になりますか?
A3:パソコンで作成したという理由だけで不採用になるとはいえない。注意すべきなのは、企業名の間違い、志望動機の修正漏れ、誤字脱字、レイアウト崩れなどだ。企業が手書きを指定している場合は、その指示に従う必要がある。
Q4:手書きの履歴書は人柄や熱意が伝わりますか?
A4:手書き派の採用担当者には、文字の丁寧さや書き方から人柄や熱意を感じるという意見がある。ただし、手書きであることだけで志望度や仕事への適性が証明されるわけではない。志望動機や自己PRの具体性も大切だ。
Q5:新卒の履歴書は手書きにするべきですか?
A5:必ずしも手書きである必要はない。企業や学校から指定された応募書類の形式を優先する。特に高校新卒者には全国高等学校統一用紙が定められており、大学新卒者には厚生労働省が参考例などを示している。
Q6:履歴書をメールで提出するときはPDFにするべきですか?
A6:企業から別の指定がなければPDF形式がおすすめだ。レイアウト崩れを防ぎやすく、受け取る側も確認しやすい。ファイル名に氏名を入れ、添付漏れや送信先の間違いがないか確認してから送信しよう。
Q7:履歴書はWordとExcelのどちらで作成するのがよいですか?
A7:どちらでも問題ない。使いやすいテンプレートを選び、文字の大きさやレイアウトを整えることが重要だ。最終的にメールで提出する場合は、企業の指定に従ってPDFなどに変換するとよい。
まとめ:2026年はパソコン作成を基本に応募先に合わせて選ぼう
履歴書を手書きにするかパソコンで作成するかという問題について、2026年の基本的な答えは、企業から指定がなければパソコン作成を選んで問題ないというものだ。
2025年のマイナビ転職による採用担当者352人調査では、パソコン作成推奨が46.9%、手書き推奨が23.3%、どちらでもよいが29.8%だった。別の2,000人調査でもパソコン作成が最多となっており、採用現場では読みやすさや管理のしやすさが評価されている。
一方で、手書きによる丁寧さや熱意を評価する企業も存在する。特に手書きが業務上必要な職種や、企業が明確に指定している場合には、手書きを選ぶ意味がある。
最も避けたいのは、作成方法にこだわりすぎて、履歴書の内容が不十分になることだ。学歴や職歴の正確性、応募先に合った志望動機、具体的な自己PR、読みやすいレイアウトを整えることが、選考を通過するための基本になる。
迷った場合は、厚生労働省の履歴書様式例を参考にパソコンで作成し、PDFで提出する方法を検討したい。応募先の指示を確認したうえで、自分の経験や強みを最も正確に伝えられる履歴書を完成させよう。 (出典: 履歴 書 手書き か パソコン か(Yahoo!ニュース))