ズボンの裾上げはどこが安い?2026年料金相場と店舗比較・丈の測り方を徹底解説
ズボンの裾上げを頼みたいと思っても、「購入したお店なら無料になる?」「他店で買ったパンツも持ち込める?」「お直し専門店はいくらかかる?」など、依頼先や料金で迷う人は少なくありません。
2026年11月現在、裾上げ料金は購入店のサービスなら無料~数百円、お直し専門店ではおおむね1,300~3,500円程度が目安です。ユニクロでは2026年9月1日に補正料金が改定されており、以前の料金情報だけで比較すると実際の支払額と異なる場合があります。仕上げ方法や納期、持ち込み条件も店舗によって違います。
📌 この記事の重要ポイントまとめ
料金相場: 購入店の補正サービスは無料~300円程度から、専門店は1,320円程度から利用できる。 仕上がり: ジーンズはステッチ、スラックスはシングル、デザイン性を重視するならダブルやチェーンステッチが選択肢。 失敗防止: 靴を履いて丈を決め、ウエスト位置を固定して採寸する。高価なパンツや特殊素材は専門店への依頼が安心。
【2026年の料金相場】ズボンの裾上げはいくらかかる?
ズボンの裾上げ料金は、依頼先だけでなく、パンツの素材や縫製方法によっても変わります。
一般的な価格帯を整理すると、購入店の補正サービスは無料~数百円、紳士服店は1,000円前後から、洋服お直し専門店は1,300~3,500円程度が比較の目安です。
購入店の裾上げは無料になる?
購入店での裾上げは、他店への持ち込みより安く済むケースがあります。ただし、すべての商品が無料になるわけではありません。
代表的なのがユニクロです。公式カスタマーサービスによると、2026年9月1日から補正料金が改定され、対象商品の価格によって料金が分かれています。
税込2,990円以上の商品なら、カットオフ仕上げとミシン縫いのシングル仕上げは無料です。一方、まつり縫いのシングル仕上げは280円、ダブル仕上げは500円となっています。
税込2,990円未満の商品では、カットオフ仕上げとミシン縫いが280円、まつり縫いのシングル仕上げが560円、ダブル仕上げが780円です。チェーンステッチもオンライン限定で500円または780円となっています。
購入後の補正にも対応しており、オンラインストアで購入した商品を店舗に持ち込むことも可能です。ただし、対象はユニクロ商品に限られ、一部店舗では補正サービスを実施していません。
つまり、ユニクロで購入したパンツなら、購入時に裾上げを指定し忘れても、後日対応してもらえる可能性があります。
スラックスとジーンズでは料金が違う
専門店では、スラックスとジーンズで異なる料金が設定されています。
ジーンズは表側にステッチを見せる仕上げが一般的ですが、スラックスは表側に縫い目を出さないシングル仕上げがよく使われます。ダブル仕上げは折り返し部分の処理が必要になるため、シングルより高くなる傾向があります。
料金を比較するときは、単純に「裾上げ1本いくら」という表示だけを見るのではなく、希望する仕上げ方法まで含めて確認することが大切です。
【安い店舗はどこ?】2026年の裾上げ料金を徹底比較
2026年10~11月に確認できる各社の公開料金を比較しました。以下は税込の基本料金または最低料金であり、店舗・素材・加工内容によって追加料金が発生する場合があります。
※GUの店舗補正は300円。オンライン補正ではダブル仕上げ560円。ユニクロは2026年9月1日以降の料金。各社の仕上げ方法・受付条件は異なります。価格は公開情報をもとにした比較です。
1. :対象商品なら無料が狙える
料金を抑えたい人にとって、まず確認したいのがユニクロです。
前述のとおり、税込2,990円以上の対象商品なら、カットオフとミシン縫いのシングル仕上げは無料です。購入した店舗以外でも補正を依頼でき、オンラインストア購入品も対象になります。
ただし、他社ブランドの商品は受付対象外です。また、裾上げをした商品は原則として返品・交換できないため、長さを慎重に決める必要があります。
2. :一律300円で利用しやすい
GUの店舗での裾上げ料金は1本300円です。
対象となるGU商品であれば、購入した店舗以外でも、購入後に全国のGU店舗へ持ち込めます。オンラインストアで購入した商品も対象です。
縫い方には表側に縫い目が見えるミシン縫いと、縫い目が目立たないまつり縫いがあります。ただし、どちらになるかは商品ごとに決まっており、自分で指定することはできません。
他社製品は受付対象外なので、持ち込み先を探している場合は注意が必要です。
3. :スーツ用パンツの料金が比較的明確
AOKIの自社商品では、メンズ・レディースともにシングル仕上げが1,100円、ダブル仕上げが1,210円です。
他社製品の持ち込みにも店舗限定で対応しており、シングル仕上げ1,650円、ダブル仕上げ1,980円という料金例が公開されています。すでに裾上げ済みのパンツを持ち込む場合は、ほどき料金330円が別途かかります。
また、ダイヤモンド会員向けには、自社店舗で新規購入した商品の購入時に裾上げ無料サービスがあります。ただし、オンライン購入品や他社製品、購入後の再裾上げは対象外です。
4. :専門店の中でも価格を抑えやすい
おしゃれ工房が2026年10月28日に更新した公式料金案内では、ジーンズ・チノパンのステッチ仕上げが1,320円~、スラックスのシングル仕上げが1,760円~、ダブル仕上げが2,420円~となっています。
1本からの持ち込みに対応し、ジーンズのチェーンステッチやビンテージ風の仕上げも相談できます。
ただし、店舗によって料金が異なる場合があり、特殊な加工や素材によって追加費用が生じることもあります。
5. :幅広いパンツのお直しに対応
マジックミシンの公式料金表では、パンツのジーンズ仕上げが1,430円~、シングル仕上げが1,760円~、ダブル仕上げが2,200円~と案内されています。
店舗や生地、加工の程度によって価格が異なる参考料金です。単純な丈詰めだけでなく、ウエスト調整やファスナー交換、破れ修理なども相談できます。
購入店が分からないパンツや、通販で購入した衣類を直したい場合にも候補になる専門店です。
6. :仕上がりへのこだわりを相談しやすい
ビック・ママの公式料金案内では、ジーンズ2,300円~、シングル仕上げ2,900円~、ダブル仕上げ3,500円~です。
チェーンステッチやダメージ加工を残した裾上げにも対応しているため、一般的な丈詰めだけでは物足りない人にも向いています。
当日仕上げを希望する場合は、店舗の混雑状況によってクイック対応が可能で、追加料金は220円です。受付可能かどうかは事前の電話確認が推奨されています。
【比較から分かる】目的別のおすすめ依頼先
料金だけを基準にするなら、ユニクロやGUの対象商品は有力です。特に、すでに対象ブランドの商品を持っている場合は、購入店の補正サービスを利用するほうが費用を抑えられます。
一方、他社製品や高価なスラックス、こだわりのジーンズを直すなら、専門店を選ぶメリットがあります。単純な価格差だけでなく、縫い方や元のデザインを残せるかどうかも判断材料になります。
【仕上げ方法の違い】シングル・ダブル・チェーンステッチはどう選ぶ?
裾上げで意外と見落とされやすいのが、仕上げ方法の指定です。同じパンツでも、縫い方が違うだけで見た目や印象が変わります。
シングル仕上げ:スーツやスラックスの定番
シングル仕上げは、裾を内側に折り込み、表面に縫い目が目立たないように留める方法です。
ビジネススーツやフォーマルなスラックスに適しており、すっきりした印象に仕上がります。
冠婚葬祭で着用するパンツなど、落ち着いた見た目を優先したい場合にも選びやすい方法です。
ダブル仕上げ:折り返しで重厚感を出す
ダブル仕上げは、裾を外側に折り返して固定する方法です。
裾に適度な重みが出るため、パンツのラインが落ち着いて見えます。ビジネスカジュアルやクラシックなスラックスとの相性も良好です。
折り返し幅は4cm前後が一般的な目安ですが、パンツのデザインや体格、好みに合わせて相談できます。4cmを超える幅では追加料金が発生する場合もあります。
ジーンズのステッチ仕上げ:カジュアルな見た目を維持
ジーンズやチノパンでは、裾を三つ折りにして表側からミシンで縫うステッチ仕上げが一般的です。
表面に糸のラインが見えるため、カジュアルなパンツのデザインになじみます。
ただし、元の裾にダメージ加工や色落ちがあるジーンズでは、通常の裾上げをすると、その部分が失われることがあります。ヴィンテージ風の仕上がりを残したい場合は、受付時に相談してください。
チェーンステッチ:デニムの経年変化を楽しむ仕上げ
チェーンステッチは、裏側の縫い目が鎖状につながる特殊な縫製方法です。
ジーンズを穿き込んで洗濯を繰り返すと、裾にパッカリングと呼ばれる独特のシワや、ロープ状の色落ちが生まれることがあります。
ジーンズブランドのEDWINも公式案内で、チェーンステッチ特有のねじれやアタリについて説明しています。
ただし、ストレッチ素材や裾幅の狭いパンツでは、チェーンステッチが適さないケースもあります。チェーンステッチを希望する場合は、対応可能な店舗かどうかを先に確認しましょう。
【失敗しない丈の測り方】ズボンの裾上げは靴を履いて決める
裾上げで最も避けたい失敗が、短く切りすぎて元に戻せなくなることです。
股下の数字だけで判断するのではなく、実際に着用したときのシルエットを基準に決めることが大切です。
まずは靴を履いて裾の位置を決める
裾の長さは、靴の甲にどの程度パンツが触れるかによって印象が変わります。
- ノークッション: 裾が靴の甲に触れない長さ。すっきりした印象。
- ハーフクッション: 裾が靴の甲に軽く触れる長さ。ビジネスにもカジュアルにも使いやすい。
- ワンクッション: 裾が靴の甲に乗り、自然なたるみができる長さ。クラシックな印象。
細身のパンツならノークッション、標準的なスラックスならハーフクッションが選択肢になります。ワイドパンツや太めのパンツでは、少し長めに設定したほうがシルエットを整えやすい場合もあります。
股下を正確に測る5つの手順
自宅で採寸する場合は、次の手順がおすすめです。
このとき、左右両方の丈を確認してください。体の左右差やパンツの縫製によって、見え方が異なる場合があります。
ユニクロの公式採寸案内でも、股下は股の縫い目の交点から内股の縫い目に沿って測る方法が示されています。ただし、巻き縫いやインターロックなど、縫製の種類によって始点の取り方が異なるため注意が必要です。
裾上げで失敗しないための3つのコツ
1つ目は、普段履く靴で確認すること。 スニーカーと革靴では靴底の厚さや甲の高さが異なります。履く靴が決まっているなら、その靴を基準にしましょう。
2つ目は、ウエスト位置を固定すること。 ベルトを使用する人は、ベルトを締めた状態で測ります。ウエスト位置がずれると、裾の長さも変わります。
3つ目は、洗濯後の縮みを考えること。 特に未洗いのデニムや綿素材は、洗濯による縮みを考慮する必要があります。購入直後のジーンズなら、一度洗ってから裾上げする方法もあります。
【自分で裾上げする方法】裾上げテープとミシンの使い方
簡単な裾上げなら、自分で作業することも可能です。
費用を抑えたい場合や、急いで丈を調整したい場合には、裾上げテープが便利です。一方、長く着用するパンツや見た目にこだわりたい衣類では、ミシンや手縫いによる仕上げも選択肢になります。
裾上げテープを使う方法
裾上げテープは、接着剤が付いたテープをアイロンの熱で固定する方法です。針や糸が不要なため、裁縫に慣れていない人でも取り組みやすいのが特徴です。
用意するもの
- 裾上げテープ
- アイロン
- メジャー
- はさみ
- 待ち針またはクリップ
- 当て布(必要な商品に限る)
基本的な手順
サンユニフォームの使用案内では、テープを水に浸して軽く絞り、内股の中心からアイロンを10~15秒程度押し当てる手順が紹介されています。
ただし、裾上げテープの種類によって使い方や適切な温度は異なります。必ず商品の説明書に従ってください。また、低温アイロン指定の生地など、使用できない素材もあります。
ミシンを使って裾上げする方法
ミシンを持っている場合は、縫製による裾上げもできます。
基本的な作業の流れは、次のとおりです。
1. 着用して希望する丈を決める。
2. 裾を折り返し、チャコペンなどで仕上がり線を付ける。
3. 縫い代を残して余分な生地をカットする。
4. アイロンで折り目を整える。
5. 生地に合った糸と針を選ぶ。
6. 裾を一定の間隔で縫い、糸を処理する。
デニムは厚みがあるため、一般的な薄地用の針では縫いにくい場合があります。厚地用のミシン針を使い、生地を無理に引っ張らずに縫うことがポイントです。
また、縫い始める前に不要な布で試し縫いをすると、糸調子や縫い目の間隔を確認できます。
自分で直す方法と専門店、どちらがおすすめ?
自分で裾上げする方法は安く済む一方、素材や縫製方法によって仕上がりに差が出ます。
- 裾上げテープ: 作業の手軽さや費用を重視する人向け。
- 家庭用ミシン: 基本的な裁縫に慣れていて、縫い目をきれいに整えたい人向け。
- 洋服お直し専門店: 高価なスラックスやジーンズ、特殊素材をきれいに仕上げたい人向け。
特にスーツ用のスラックスは、裾の縫い目だけでなく、靴ずれ防止布や裏地の処理も関係します。大切な一着なら、専門店で相談するほうが安心です。
【他店購入品・当日仕上げ】持ち込み条件と納期の注意点
通販で購入したパンツや、以前から持っているズボンを直したい場合は、持ち込み可能な店舗を選ぶ必要があります。
他店で購入したズボンも裾上げできる?
購入店以外で購入した商品でも、持ち込みに対応する店舗はあります。
例えばAOKIは、他社製品のお直しを店舗限定で受け付けています。公開料金はシングル仕上げ1,650円、ダブル仕上げ1,980円です。
ただし、裾上げ済みのパンツはほどき料金330円が追加される場合があります。また、着用済みの商品は洗濯またはクリーニングをして持ち込むよう案内されています。
一方、ユニクロとGUは自社商品のみが対象です。他店購入品を持ち込んでも通常の補正サービスは利用できません。
当日仕上げに対応している店舗は?
急いでいる場合は、当日仕上げに対応できるかどうかが重要です。
ユニクロでは、店舗のミシン縫いとカットオフ仕上げは原則として依頼当日中、まつり縫いは翌日以降の受け渡しとなっています。ただし、混雑や受付時間によって変更される場合があります。
GUも当日対応が可能な場合はありますが、受付状況によっては当日中に受け取れません。
お直し専門店では、通常の納期と別にクイック仕上げを設けている店舗があります。
ビック・ママはズボンの丈詰めについて、クイック料金220円を追加することで当日仕上げに対応できる場合があります。おしゃれ工房では、ステッチ・シングル仕上げの通常納期は原則として中3日で、追加料金がかかるクイック仕上げも相談できます。
裾上げの納期を確認するときのポイント
店舗に問い合わせるときは、単に「今日できますか?」と聞くだけでは不十分です。
次の項目を確認すると、受け取りまでの予定が立てやすくなります。
- 当日仕上げが可能な受付時刻
- 通常料金とクイック料金の差額
- シングル・ダブルなど仕上げ方法ごとの納期
- 裏地や特殊素材による追加日数
- 受け取り可能な具体的な時刻
繁忙期や土日祝日は、通常より納期が延びる場合があります。特に新生活シーズンや入学・入社時期は、余裕を持って依頼するのがおすすめです。
持ち込み前に準備しておきたいもの
持ち込みの際は、次のものを準備しておくと受付がスムーズになります。
- 裾上げするズボン
- 購入時のレシートや納品書(必要な場合)
- 希望する仕上がり丈のメモ
- 普段履く靴
- 以前に裾上げしたパンツ(丈の参考にする場合)
着用済みのパンツについては、洗濯やクリーニングが必要な店舗もあります。持ち込む前に確認しておきましょう。
【ズボンの裾上げ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ズボンの裾上げ料金は平均いくらですか?
一般的な目安は、購入店の補正サービスで無料~数百円、お直し専門店で1,300~3,500円程度です。ジーンズかスラックスか、シングルかダブルかによって料金が変わります。
Q2:ユニクロやGUで他店購入のズボンも裾上げできますか?
原則としてできません。ユニクロとGUの補正サービスは、それぞれ自社商品の対象品に限られます。他社製品を直したい場合は、AOKIのお直しサービスや洋服お直し専門店を検討してください。
Q3:ズボンの裾上げは当日中にできますか?
店舗や仕上げ方法によっては可能です。ユニクロのミシン縫い・カットオフ仕上げは原則当日中ですが、混雑状況によって翌日以降になることもあります。専門店のクイック仕上げも事前確認が必要です。
Q4:裾上げテープは洗濯しても取れませんか?
接着状態や素材、洗濯方法によって耐久性が変わります。使用するテープの洗濯表示や説明書を確認し、適切な温度と方法で接着してください。大切な衣類や長期間着用するパンツには、縫製による裾上げもおすすめです。
Q5:ジーンズの裾上げでチェーンステッチを選ぶメリットは?
穿き込むことで、裾に独特のねじれや色落ちが生まれやすい点です。ヴィンテージデニムの風合いを楽しみたい人に向いています。ただし、通常のステッチ仕上げとは異なり、対応できる店舗が限られるため、事前に確認しましょう。
まとめ:2026年のズボン裾上げは料金と仕上がりの両方で選ぶ
2026年のズボン裾上げは、購入店のサービスを利用するか、洋服お直し専門店に依頼するかで費用と仕上がりが大きく変わります。
できるだけ安く済ませたいなら、ユニクロやGUなど購入店の補正サービスを最初に確認しましょう。特にユニクロは2026年9月に料金改定が行われているため、最新の料金表を確認することが大切です。
他店購入品やスーツのスラックスなら、AOKIやおしゃれ工房、マジックミシンなどの専門店が候補になります。ジーンズのチェーンステッチやダメージ加工を残したい場合は、対応できる技術を持つ店舗を選ぶことが重要です。
また、裾上げの失敗を防ぐには、靴を履いて丈を決め、ウエスト位置を固定して採寸することが基本です。わずかな長さの違いでも、パンツ全体の印象は変わります。
安さだけで決めず、料金・縫い方・納期・持ち込み条件の4点を比較すること。 これが、2026年にズボンの裾上げを安く、きれいに仕上げるための最も確実な選び方です。 (出典: ズボン 裾 上げ(Yahoo!ニュース))