足のむくみが取れない原因は?片足・両足の違いと病気、受診目安を徹底解説

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足のむくみが取れない原因は?片足・両足の違いと病気、受診目安を徹底解説
足のむくみが取れない原因は?片足・両足の違いと病気、受診目安を徹底解説
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夕方になると足がパンパンになる、朝起きても靴下の跡が消えない、足首やすねを指で押すとへこみが残る。このような足のむくみが続いている場合、単なる立ち仕事や運動不足だけでなく、心臓・腎臓・肝臓の機能低下、血管やリンパの異常、薬の副作用などが関係している可能性があります。

足のむくみを見極めるうえで重要なのが、片足だけなのか、両足に出ているのかという違いです。片足が急に腫れた場合は深部静脈血栓症などの血管の病気、両足が慢性的にむくむ場合は心不全や腎臓病など全身に関係する病気が疑われることがあります。2026年11月現在の医療機関や専門学会の情報を踏まえ、むくみが取れない原因、注意したい症状、受診の目安、日常生活でできる対策を整理します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - 要点1: 足のむくみが取れない原因は、血流の停滞だけでなく、心不全・腎臓病・肝臓病などの可能性もある。 - 要点2: 片足だけの急な腫れは深部静脈血栓症、両足のむくみは全身性の病気や薬の影響などが手掛かりになる。 - 要点3: 息苦しさや胸痛を伴う場合は救急対応が必要。原因が分からないままマッサージや圧迫を続けるのは避けたい。

【基礎知識】足のむくみが取れない原因と下肢浮腫の仕組み

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【画像】足 の むくみ 取れ ない 関連ショット

そもそも足のむくみとは?

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【写真】足 の むくみ 取れ ない 近影・注目カット

足のむくみは、医学的には「浮腫(ふしゅ)」と呼ばれます。皮膚の下にある組織に余分な水分がたまった状態です。

血液は心臓から動脈を通って全身に送られ、毛細血管を介して組織に酸素や栄養を届けます。その過程で血管の外に出た水分の多くは再び血管に戻り、残りはリンパ管を通じて回収されます。

しかし、血管内の圧力が高くなったり、血液中のタンパク質が減少したり、静脈やリンパ管の流れが悪くなったりすると、水分の回収が追いつかなくなります。その結果、皮膚の下に水分が蓄積し、足が腫れぼったくなるのです。

日本呼吸器学会の一般向け解説でも、浮腫は組織内の水分が異常に増加した状態と説明されています。特に足は心臓より低い位置にあるため、重力の影響で水分がたまりやすい部位です。

足のむくみが起こりやすい生活習慣

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【資料】足 の むくみ 取れ ない 報道・メディア記録

病気が原因ではない一時的なむくみもあります。代表的なのは、長時間同じ姿勢を続ける生活です。

  • 立ち仕事で長時間立ち続けている
  • デスクワークで座りっぱなしになっている
  • 歩く機会が少なく、ふくらはぎの筋肉を使わない
  • 塩分の多い食事が続いている
  • 長時間の移動で足を動かせない
  • 妊娠やホルモン変化などで体液バランスが変化している

足の静脈血を心臓に戻す際には、ふくらはぎの筋肉がポンプのように働きます。歩く機会が少なくなると、この働きが弱まり、足に血液が滞りやすくなります。

国立長寿医療研究センターも、長時間の立位や座位、運動不足などを足のむくみに関係する要因として挙げています。

一時的なむくみと注意したいむくみの違い

夕方に足がむくんでも、睡眠後の朝にはほぼ元に戻り、痛みや息切れなどの症状もない場合は、姿勢や生活習慣による一時的なむくみが考えられます。

一方、朝になっても腫れが残る、日を追うごとに悪化する、以前より靴が履きにくくなった、足以外にも顔や手がむくむといった変化がある場合は注意が必要です。

特に、これまでむくみがなかった人に突然症状が出た場合や、原因が思い当たらないまま長期間続く場合は、医療機関で原因を調べることが勧められます。

【原因を見分ける】足のむくみは片足と両足で疑う病気が違う

足のむくみを確認するとき、最初に見ておきたいのが左右差です。片足だけなのか、両足が同じように腫れているのかによって、疑われる原因が変わります。

片足だけむくむ場合に考えられる原因

片足だけにむくみが出ている場合は、その足の静脈やリンパ管、皮膚、筋肉などに問題が生じている可能性があります。

特に注意したいのが深部静脈血栓症です。足の深い部分を走る静脈に血栓ができ、血液の流れが妨げられる病気です。

典型的には、片足のふくらはぎや足全体が急に腫れ、痛み、熱感、皮膚の色の変化などが現れます。ただし、症状が目立たないケースもあり、見た目だけで否定することはできません。

血栓が血流に乗って肺の血管に移動すると、肺血栓塞栓症を起こす危険があります。突然の息苦しさや胸の痛みが出た場合は、直ちに119番で救急車を要請してください。

そのほか、片足だけのむくみでは次のような原因も考えられます。

- 下肢静脈瘤: 静脈の逆流防止弁がうまく働かず、血液が足にたまる。
- リンパ浮腫: リンパ液を回収する機能が低下し、組織にリンパ液が蓄積する。
- 蜂窩織炎: 細菌感染によって皮膚や皮下組織に炎症が起こり、赤みや熱感、痛みを伴う。
- 外傷や手術後の影響: 筋肉や血管、リンパ管などへのダメージによって腫れる。

両足がむくむ場合に考えられる原因

両足に同じようなむくみが現れる場合は、全身の水分バランスに関係する病気が疑われます。

代表的なのは心不全、腎臓病、肝臓病、低栄養、内分泌疾患などです。また、高血圧の治療薬など、服用している薬が関係している場合もあります。

例えば、心臓のポンプ機能が低下すると血液が十分に循環せず、静脈側に血液が滞ります。腎臓の機能が低下すると余分な水分や塩分を排出しにくくなり、肝臓の機能が低下すると血液中のアルブミンが減少して水分が血管外に漏れやすくなることがあります。

ただし、片足か両足かだけで病名を確定することはできません。両足のむくみに左右差が出る場合もあれば、片足の腫れが複数の原因によって起こることもあります。

【病気との関係】足のむくみが続くときに注意したい7つの原因

足のむくみが取れない状態を放置しないためには、どのような病気が関係しているのかを知っておく必要があります。ここでは、代表的な疾患と特徴を比較します。

足のむくみと関係する病気・原因の比較表

病気・原因主な特徴注意したい症状深部静脈血栓症片足の静脈に血栓ができる急な腫れ、痛み、熱感、皮膚の色の変化心不全心臓のポンプ機能低下による水分貯留両足のむくみ、息切れ、体重増加腎臓病水分・塩分の排泄機能やタンパク質の保持機能の低下両足のむくみ、尿の変化、体重増加肝臓病アルブミン低下や門脈圧亢進など足のむくみ、腹水、黄疸下肢静脈瘤静脈弁の機能低下による血液の逆流血管の浮き出し、足のだるさ、こむら返りリンパ浮腫リンパ液の回収・輸送機能の障害慢性的な腫れ、皮膚の硬化、重だるさ薬剤性浮腫薬の作用による体液バランスや血管への影響服薬開始・変更後のむくみ

この比較は各疾患でよくみられる特徴を整理したものです。症状には個人差があり、複数の原因が重なることもあります。

1.心不全による足のむくみ

心不全は、心臓が全身に十分な血液を送り出せなくなったり、血液を受け入れる機能が低下したりすることで、さまざまな症状が現れる状態です。

心臓の働きが低下すると血液の循環が滞り、水分が血管の外に漏れ出しやすくなります。そのため、足の甲やすね、足首などにむくみが出ることがあります。

心不全で特に注意したいのは、むくみだけでなく、次の症状が一緒に現れることです。

- 階段や坂道を上ると息切れする
- 以前より疲れやすくなった
- 横になると息苦しくなる
- 夜中に呼吸が苦しくなって目が覚める
- 尿量が減ってきた
- 短期間で体重が増えた

国立循環器病研究センターの患者向け情報では、心不全に伴う症状として足のむくみや息切れ、体重増加などが紹介されています。体内に水分がたまることで、1週間に2〜3kg程度体重が増加する場合もあります。

特に安静にしていても息苦しい、横になって眠れない、強い胸痛がある場合は、単なるむくみとして扱わず、救急対応が必要です。

2.腎臓病による足のむくみ

腎臓には血液をろ過し、余分な水分や塩分、老廃物を尿として排出する役割があります。

腎機能が低下すると、体内に余分な水分が残りやすくなり、足首やすねを中心にむくみが現れることがあります。

また、ネフローゼ症候群のように尿に大量のタンパク質が漏れ出す病気では、血液中のアルブミンが減少します。アルブミンは血管内に水分を保つ働きがあるため、減少すると水分が血管外に移動しやすくなります。

日本腎臓学会の一般向け情報では、腎臓病によるむくみは左右対称に現れやすく、指で押すとへこみが残ることがあると説明されています。尿量や体重の変化も重要な確認事項です。

尿の泡立ちが続く、尿量が変わった、顔やまぶたもむくむといった変化がある場合は、腎臓の検査について医師に相談してください。

3.肝臓病によるむくみ

肝臓は血液中のタンパク質であるアルブミンを作る重要な臓器です。肝硬変などによって肝臓の機能が低下すると、アルブミンの産生が減少し、血管内に水分を保ちにくくなる場合があります。

また、肝硬変では門脈圧の上昇なども関係し、腹水や下肢のむくみが生じることがあります。

足のむくみと一緒に、お腹が張る、白目や皮膚が黄色くなる、全身がだるい、食欲が落ちるなどの症状が現れた場合は注意が必要です。

肝炎情報センターの2026年6月改訂情報でも、肝硬変の合併症として腹水や黄疸などが解説されています。肝臓病は初期に自覚症状が乏しい場合もあるため、健診で肝機能異常を指摘された人も放置しないことが大切です。

4.深部静脈血栓症による片足のむくみ

深部静脈血栓症は、足の深い部分にある静脈に血栓ができる病気です。長時間同じ姿勢を続けた場合や、手術後、病気で寝たきりになった場合などに発症リスクが高まります。

特徴的なのは、片足の急な腫れです。ふくらはぎや太ももに痛みが出たり、皮膚が赤黒く変色したり、熱を持ったりする場合があります。

日本血管外科学会の解説によると、血栓が肺に移動すると肺塞栓症を引き起こす可能性があります。突然の呼吸困難や胸痛は危険な兆候です。

深部静脈血栓症が疑われる足を、自己判断で強く揉むことは避けてください。医師による診断を受けるまでは、マッサージや圧迫などの自己流の対処を控えることが重要です。

5.下肢静脈瘤の見分け方

下肢静脈瘤は、足の静脈が太くなり、皮膚の表面にこぶ状や網目状に浮き出てくる病気です。

足の静脈には血液の逆流を防ぐ弁があります。この弁がうまく働かなくなると、血液が足に滞留し、静脈が拡張しやすくなります。

代表的な症状は次のとおりです。

- ふくらはぎや太ももの血管が浮き出る
- 足が重く、だるい
- 夕方になるとむくみが強くなる
- 夜間にこむら返りが起きる
- 足の皮膚にかゆみや色素沈着が出る

国立循環器病研究センターによると、下肢静脈瘤は見た目の血管の太さだけでは症状の重さを判断できません。診断では超音波検査によって血液の逆流や血栓の有無などを確認します。

6.リンパ浮腫による慢性的な腫れ

リンパ浮腫は、リンパ液を回収して血液に戻す仕組みに障害が起こり、腕や足にリンパ液がたまる病気です。

がんの手術でリンパ節を切除した場合や、放射線治療の影響などによって発症することがあります。生まれつきのリンパ管の異常が原因となるケースもあります。

初期には足が重い、靴下の跡が残るといった変化が中心ですが、進行すると皮膚が硬くなり、関節が動かしにくくなることもあります。

国立がん研究センターのがん情報サービスでは、リンパ浮腫の進行に伴い、皮膚の硬化や関節の動かしにくさなどが生じると説明しています。がん治療後に足のむくみが現れた場合は、治療を受けた医療機関に早めに相談してください。

7.薬の副作用によるむくみ

意外と見落とされやすいのが、薬剤性浮腫です。病気の治療で服用している薬が、足のむくみを引き起こしている可能性があります。

国立長寿医療研究センターが紹介している代表的な薬剤には、次のものがあります。

- カルシウム拮抗薬:高血圧の治療に使われる薬
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):痛みや炎症を抑える薬
- 副腎皮質ステロイド:炎症や免疫反応を抑える薬
- ピオグリタゾン:糖尿病の治療に使われる薬

特に降圧薬のカルシウム拮抗薬は、血管に作用することで足のむくみにつながる場合があります。

薬剤性浮腫が疑われる場合でも、自己判断で服用を中止するのは危険です。処方した医師に薬の名前、服用開始時期、むくみが出始めた時期を伝え、変更や調整が必要か相談してください。

【受診の目安】足のむくみが取れないとき、病院へ行くべき症状とは?

足のむくみは、症状の強さだけでなく、発症したタイミングや一緒に現れる症状によって緊急性が変わります。

次のような変化がある場合は、自己判断で長期間様子を見ることは避けてください。

すぐに救急車を呼ぶべき危険な症状

緊急性が高い

- 突然、強い息苦しさが出た
- 胸や背中に強い痛みがある
- 安静にしていても呼吸が苦しい
- 足の急な腫れに加えて呼吸困難が現れた
- 意識がもうろうとする、失神した

これらは肺血栓塞栓症や重い心不全など、緊急治療が必要な病気の可能性があります。特に突然の呼吸困難や胸痛がある場合は、迷わず119番に連絡してください。

当日中の受診を検討したい症状

- 片足だけが急に腫れた
- ふくらはぎに強い痛みがある
- 足が赤く腫れて熱を持っている
- 急に足の色が紫色や暗赤色に変わった
- 腫れとともに発熱がある

深部静脈血栓症や蜂窩織炎などの可能性があります。胸痛や呼吸困難がある場合は、通常の外来受診ではなく救急対応を優先してください。

数日以内に医療機関へ相談したい症状

- 朝になってもむくみが取れない
- 数日から数週間にわたって症状が続く
- 両足のむくみが徐々に悪化している
- 顔やまぶた、手などもむくむ
- 尿量が減ってきた
- 体重が急に増えている
- 息切れや疲れやすさが以前より強くなった

こうした症状では、心臓・腎臓・肝臓の病気や薬の影響などを調べる必要があります。特に心不全の治療中の人は、普段の体重やむくみの状態と比較することが大切です。

何科を受診すればよい?

原因が分からない足のむくみが続いている場合は、まず内科またはかかりつけ医への相談が現実的です。症状に応じて専門診療科につないでもらえます。

症状・疑われる原因相談先の目安
原因不明の両足のむくみ内科
息切れや動悸を伴う循環器内科
尿の異常や顔のむくみ腎臓内科
黄疸や腹水を伴う消化器内科・肝臓内科
足の血管が浮き出ている血管外科
片足の急な腫れ当日中に救急外来などで評価
がん治療後の慢性的な腫れ治療を受けた医療機関・リンパ浮腫外来

受診先に迷った場合は、最初に内科で相談し、必要な専門検査や紹介を受ける方法があります。ただし、急な片足の腫れや呼吸困難などの緊急症状がある場合は、専門科を探すより受診を優先してください。

【検査方法】病院では足のむくみの原因をどう調べる?

足のむくみの原因を調べる際には、見た目だけでなく、発症時期、左右差、服用薬、持病、生活習慣などを総合的に確認します。

1.問診と身体診察

医師は、いつからむくんでいるのか、片足か両足か、朝と夕方で違いがあるかなどを確認します。

さらに、足の太さ、皮膚の色、熱感、痛み、指で押したときのへこみ、静脈の浮き出しなどを調べます。

心臓や肺の音、腹部の張り、血圧、体重なども診断の手掛かりになります。服用中の薬や最近変更した薬についても、正確に伝えることが重要です。

2.血液検査と尿検査

血液検査では、腎機能や肝機能、血液中のアルブミン、電解質などを確認します。

心不全が疑われる場合にはBNPやNT-proBNPなどの検査が行われることがあります。深部静脈血栓症が疑われる場合には、血栓形成に関連するDダイマーを調べることもあります。

尿検査では、タンパク尿や血尿などを確認し、腎臓の異常がないか調べます。ただし、Dダイマーの値だけで血栓症の有無を確定することはできません。診察所見や画像検査と組み合わせて判断します。

3.超音波検査

足のむくみの原因を調べる際によく使われるのが超音波検査です。

下肢静脈エコーでは、静脈内に血栓がないか、血液の流れが妨げられていないかを確認します。下肢静脈瘤が疑われる場合には、静脈弁の逆流についても評価できます。

心臓超音波検査では、心臓の動きやポンプ機能、弁の状態などを確認します。

4.レントゲン・CT・MRIなどの画像検査

症状や検査結果に応じて、胸部レントゲン、造影CT、MRI、腹部超音波検査などを行うことがあります。

例えば、心不全が疑われる場合は胸部レントゲンで肺のうっ血や胸水を確認し、血栓症が疑われる場合は造影CTなどで血管の状態を調べます。

検査はすべての人に同じように行われるわけではありません。問診や診察で原因を絞り込み、必要な検査を選択するのが一般的です。

【セルフケア】足のむくみを解消する方法とマッサージの注意点

病気によるむくみが否定され、長時間の立ち仕事や座りっぱなしなど生活習慣が原因と考えられる場合は、日常的な対策によって症状の軽減が期待できます。

ただし、急な片足の腫れや痛み、赤み、熱感がある場合は、自己流のマッサージや運動を始めず、まず医療機関で原因を確認してください。

ふくらはぎを動かして血流を促す

ふくらはぎの筋肉は、足の静脈血を心臓へ戻すポンプの役割を担っています。

長時間座っている人は、仕事の合間に足首をゆっくり動かしたり、可能であれば立ち上がって歩いたりする習慣をつけましょう。

おすすめの簡単な運動は次のとおりです。

1. 椅子に座って背筋を伸ばす。
2. かかとを床につけたまま、つま先をゆっくり上げる。
3. 次に、つま先を床につけてかかとを上げる。
4. 無理のない範囲で繰り返す。

痛みや息切れがある場合は運動を中止し、医師に相談してください。

足を心臓より高くして休む

一時的なむくみには、横になって足の下にクッションや枕を置き、足を少し高くする方法があります。

重力によって足にたまった水分が戻りやすくなり、むくみの軽減につながる場合があります。

ただし、心不全などで横になると息苦しくなる人は、無理にこの姿勢を取らず、医療機関に相談してください。

マッサージはしてもよい?

原因が生活習慣による一時的なむくみと確認されている場合、足を優しくさする程度のケアが心地よく感じられることはあります。

しかし、強く揉めばむくみが取れるというわけではありません。

特に深部静脈血栓症が疑われる場合は、血栓が肺に移動する危険を考慮し、自己判断でマッサージや圧迫を行わないでください。

リンパ浮腫についても、一般的な足揉みと専門的なリンパドレナージは異なります。適切な手技や圧迫療法について、リンパ浮腫の専門知識を持つ医療従事者に相談することが大切です。

塩分の摂りすぎを見直す

塩分の多い食事が続くと、体内に水分をため込みやすくなる場合があります。

日常生活では、次のような工夫が考えられます。

- インスタント食品や加工食品の頻度を見直す
- 漬物や塩分の多い調味料を摂りすぎない
- 外食では汁物を飲み干さない
- 食事の栄養バランスを整える
- 適正体重を維持する

ただし、心不全や腎臓病、肝臓病がある人は、塩分や水分の適切な量が病状によって異なります。自己判断で極端な水分制限や食事制限をするのではなく、主治医の指示に従ってください。

着圧ソックスや弾性ストッキングは効果がある?

弾性ストッキングは、足に適度な圧力をかけて静脈血やリンパ液の流れを補助するために使用されます。

下肢静脈瘤やリンパ浮腫などでは、病状に応じて治療の一環として利用されることがあります。

ただし、すべてのむくみに適しているわけではありません。動脈の血流障害がある場合や、急な腫れの原因が分かっていない場合などは、自己判断で使用しないことが大切です。

購入する際は、医師や専門スタッフに適切な圧迫の強さやサイズを確認してください。

【よくある質問】足のむくみが取れないことに関するFAQ

Q1:足のむくみが何日も取れないのは病気のサインですか?

A1:必ずしも病気とは限りませんが、心不全、腎臓病、肝臓病、静脈やリンパの異常などが隠れている可能性があります。朝になっても改善しない、徐々に悪化する、ほかの症状を伴う場合は医療機関を受診してください。

Q2:足のむくみが片足だけに出るのはなぜですか?

A2:深部静脈血栓症、下肢静脈瘤、リンパ浮腫、蜂窩織炎など、片足の血管やリンパ管、皮膚に関係する問題が考えられます。特に突然腫れた場合や痛み・熱感がある場合は、当日中に医療機関で診察を受けてください。

Q3:両足がむくむ場合は心不全や腎臓病の可能性がありますか?

A3:可能性があります。心臓や腎臓の機能が低下すると体内に余分な水分がたまり、両足にむくみが現れることがあります。肝臓病や低栄養、薬の副作用なども原因になるため、検査による確認が必要です。

Q4:足のむくみはマッサージで治りますか?

A4:生活習慣による一時的なむくみであれば、足を休ませたり、軽い運動を取り入れたりすることで改善する場合があります。しかし、血栓症が疑われる場合はマッサージを避けてください。原因を確認する前に強く揉むことはおすすめできません。

Q5:足のむくみを取るには水を飲まないほうがよいですか?

A5:自己判断で水分を極端に減らすことは避けてください。水分制限が必要かどうかは、心臓や腎臓などの状態によって異なります。普段の水分摂取について不安がある場合は医師に相談してください。

Q6:足のむくみがあるときは何科に行けばよいですか?

A6:原因が分からない場合は内科が最初の相談先です。息切れがあれば循環器内科、尿の異常があれば腎臓内科、血管が浮き出ていれば血管外科などが候補になります。ただし、片足の急な腫れや胸痛、呼吸困難がある場合は緊急受診を優先してください。

Q7:朝になると足のむくみが取れるなら心配ありませんか?

A7:朝には改善し、夕方にだけむくむ場合は、長時間の立位や座位による一時的なむくみが考えられます。ただし、繰り返し悪化する場合や、痛み、息切れ、体重増加などを伴う場合は、朝に改善するからといって病気を否定することはできません。

まとめ:足のむくみが取れないときは原因の見極めと早めの受診が重要

足のむくみが取れない原因は、立ち仕事や運動不足などの生活習慣だけではありません。心不全、腎臓病、肝臓病、深部静脈血栓症、下肢静脈瘤、リンパ浮腫、薬の副作用など、さまざまな原因が関係しています。

最初に確認したいのは、片足だけなのか、両足なのかという違いです。片足が突然腫れた場合は深部静脈血栓症などの可能性があり、両足のむくみが続く場合は心臓や腎臓など全身の状態を確認する必要があります。

また、息苦しさや胸痛を伴う場合は救急対応が必要です。原因が分からないまま強いマッサージをしたり、着圧ソックスを使用したりすることは避けてください。

日常生活では、長時間同じ姿勢を続けない、適度に足首やふくらはぎを動かす、塩分の摂りすぎを見直すといった対策が役立ちます。ただし、こうしたセルフケアは病気の診断や治療の代わりにはなりません。

「いつものむくみだから大丈夫」と決めつけず、症状の出方や変化を確認することが、重大な病気の早期発見につながります。朝になっても足の腫れが引かない、以前よりむくみが強くなっていると感じたら、早めに医療機関で原因を調べてもらいましょう。 (出典: 足 の むくみ 取れ ない(Yahoo!ニュース))