【結論】熱海海上花火大会2021は全面中止だったのか?

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【結論】熱海海上花火大会2021は全面中止だったのか?
【結論】熱海海上花火大会2021は全面中止だったのか?
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「2021年の熱海花火は全部中止だった」という情報は、半分正しく、半分は誤解を招く表現です。

正確には、2021年夏季に予定されていた6回の熱海海上花火大会がすべて中止となり、9月25日の秋季開催も延期されたという経緯です。

一方、秋以降には大会が再開しています。熱海温泉お宿ナビの2021年11月9日の開催報告では、11月7日に秋季の花火大会が実施されたことが確認できます。

したがって、2021年の年間開催がすべて中止になったわけではありません。夏季の中止と、秋以降の再開を分けて理解する必要があります。

2021年夏季の中止日一覧

熱海花火 2021 中止
【画像】熱海 花火 2021 中止 関連ショット

当初予定されていた夏季6日間は次のとおりです。

- 7月30日(金)
- 8月5日(木)
- 8月9日(月)
- 8月18日(水)
- 8月22日(日)
- 8月27日(金)

このうち、最初の3日間と後半の3日間では、中止に至った背景が異なります。

ここを混同すると、2021年の開催経緯を正確に理解できません。

【第一の中止理由】7月30日・8月5日・8月9日は伊豆山土石流災害への配慮

熱海花火 2021 中止
【写真】熱海 花火 2021 中止 近影・注目カット

2021年7月の最初の中止決定に関係したのが、熱海市伊豆山地区で発生した大規模土石流災害です。

2021年7月3日に発生した伊豆山土石流

熱海花火 2021 中止
【資料】熱海 花火 2021 中止 報道・メディア記録

2021年7月3日、静岡県熱海市の伊豆山地区で大規模な土石流が発生しました。

梅雨前線による記録的な大雨が続いたことが背景にあり、住宅地に土砂が流れ込み、地域に甚大な被害をもたらしました。

消防庁が公表した災害対応の記録にも、伊豆山地区で発生した土石流と、その後の消防機関による救助・捜索活動が記録されています。

被災地域では救助活動や生活再建に向けた対応が続き、熱海市全体が災害と向き合う状況になりました。

こうしたなか、夏の観光イベントを通常どおり開催することには慎重な判断が求められました。

7月12日に最初の中止が発表された

熱海温泉ホテル旅館協同組合の公式宿泊案内「熱海温泉お宿ナビ」は、2021年7月12日付で夏季花火大会について告知を掲載しています。

告知では、7月3日に発生した伊豆山地区の土砂災害に触れ、被災者へのお見舞いと早期復興への願いを示したうえで、次の3日間を中止としました。

- 2021年7月30日
- 2021年8月5日
- 2021年8月9日

一方、この時点では8月18日・22日・27日は開催予定とされていました。

つまり、7月12日の段階で夏季6日間すべてが中止になっていたわけではありません。

この発表内容からも、最初の3日間の中止は、伊豆山土石流災害を受けた地域への配慮と復興を重視した判断だったことが分かります。

出典:熱海温泉お宿ナビ「夏季熱海海上花火大会」(2021年7月12日)。

【第二の中止理由】8月18日・22日・27日はまん延防止等重点措置

7月12日の発表では開催予定だった残り3日間も、その後、中止が決定しました。

こちらの主な背景は、伊豆山土石流災害とは別の、新型コロナウイルス感染症の拡大です。

8月6日に静岡県への重点措置適用が決定

2021年8月6日、政府は静岡県を含む8県をまん延防止等重点措置の適用対象とすることを決定しました。

熱海市も対象地域に含まれ、適用期間は8月8日から8月31日までとなりました。

翌7日、熱海市の齊藤栄市長は公式ウェブサイトで市民向けメッセージを発表しています。

メッセージでは、感染力の強い変異株への警戒を呼びかけ、マスクの着用、三密の回避、ソーシャルディスタンスの確保などを求めました。

また、市外から訪れる人に対しても、感染防止対策を徹底し、体調が優れない場合には来訪を控えるよう呼びかけています。

8月7日に残り3日間の中止が決定

まん延防止等重点措置の適用を受け、8月18日・22日・27日の熱海海上花火大会も中止となりました。

2021年8月7日付の熱海大観荘による開催中止のお知らせでは、政府による重点措置の適用を理由として、3日間の中止を案内しています。

これによって、当初予定されていた夏季6日間すべての開催がなくなりました。

ここで押さえておきたいのは、7月の中止と8月の中止では、直接的な背景が違うことです。

対象日・時期決定・出来事主な背景
2021年7月3日伊豆山土石流災害発生大規模な土砂災害
7月12日7月30日・8月5日・9日を中止被災地域への配慮と復興
7月12日時点8月18日・22日・27日は開催予定この段階では中止未決定
8月6日静岡県への重点措置適用決定新型コロナ感染拡大
8月7日8月18日・22日・27日も中止まん延防止等重点措置
9月9日緊急事態宣言の延長決定静岡県を含む19都道府県が対象
9月11日9月25日の花火大会延期を告知緊急事態宣言の延長を見据えた判断
2022年1月15日新年熱海海上花火大会を開催9月25日の代替日として設定

出典:熱海温泉お宿ナビ、熱海市公式ウェブサイト、熱海大観荘、伊豆網代温泉観光ナビ。

このように、2021年の中止は一つの理由で一括決定されたものではなく、災害対応と感染症対策という異なる事情が重なって発生しました。

【9月25日も延期】緊急事態宣言の延長と2022年1月15日の代替開催

夏季の中止が続いた後、秋に予定されていた9月25日の熱海海上花火大会にも影響が及びました。

9月25日の延期が決まった理由

2021年9月9日、政府は静岡県を含む19都道府県について、緊急事態宣言の期限を9月12日から9月30日まで延長することを決定しました。

熱海市も感染状況が厳しい状態にありました。

9月12日付の熱海市長メッセージによると、市内の新型コロナウイルス感染者数は2021年8月に過去最多の80人を記録し、9月も増加傾向にあったとされています。

そのような状況のなか、9月11日、伊豆網代温泉観光ナビは9月25日の熱海海上花火大会の延期を告知しました。

延期の理由として示されたのは、静岡県に発出されている緊急事態宣言の延長を見据えた判断です。

夏の3日間の中止とは異なり、今回は秋の開催予定日を別の日に移す措置となりました。

代替開催日は2022年1月15日

9月25日の代替日として設定されたのは、2022年1月15日(土)です。

当時の延期告知には、次の内容が記されています。

- 当初の開催予定日:2021年9月25日
- 変更後の開催日:2022年1月15日

さらに重要なのは、代替日が単なる予定に終わらなかったことです。

熱海温泉お宿ナビは2022年1月17日付の公式ブログで、1月15日に新年熱海海上花火大会を開催したと報告しています。

この記録によって、延期先の日程で実際に大会が行われたことが確認できます。

9月25日の花火は完全に取りやめられたのではなく、感染状況を踏まえて2022年1月に実施されたということです。

【中止の真相】2021年は年間を通して花火大会がなくなったわけではない

2021年の熱海花火を調べる際、特に注意したいのが「夏季大会の全日程中止」と「年間の大会すべての中止」を混同しないことです。

2021年11月7日に秋季大会が再開

熱海温泉お宿ナビは、2021年11月9日付で秋季海上花火大会の開催報告を掲載しました。

そこには、11月7日(日)に秋季の花火大会が開催され、実際に打ち上げが行われたことが記されています。

さらに次回の開催予定として11月20日・21日も案内されました。

この事実は、2021年の年間開催が全面的に中止されたわけではないことを示しています。

夏の中止が続いた後も、感染状況や開催条件を踏まえながら、秋以降の開催が進められていたのです。

そもそも熱海海上花火大会は通年型のイベント

熱海海上花火大会は1952年(昭和27年)に始まりました。

熱海市観光協会の公式観光サイト「あたみニュース」によると、その起源は1949年のキティー台風による高波被害と、1950年の熱海駅前火災・中心市街地の大火からの復興にあります。

復興に向けて努力を続ける市民を励ますため、1952年に花火が打ち上げられたのが始まりです。

つまり、熱海海上花火大会には、単なる観光イベントを超えた復興の歴史があります。

また、現在は夏だけでなく、春・秋・冬にも開催される通年型のイベントとして定着しています。

熱海湾ならではの花火の魅力

会場となる熱海湾は、三方を山に囲まれたすり鉢状の地形が特徴です。

そのため、海上で打ち上げられた花火の音が周囲の山々に反響し、迫力ある音響効果を生み出します。

フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」も見どころの一つです。会場全体から打ち上げられるスターマインが、夜空を銀色に染め上げます。

こうした地形と演出が、熱海の花火大会を長く支えてきました。

2021年の中止と再開の経緯を理解するうえでは、災害からの復興を出発点とする大会の歴史も重要です。

【2026年最新】熱海海上花火大会の開催日程と見どころ

2026年11月3日現在、熱海海上花火大会は年間を通して開催されています。

熱海市観光協会の公式観光サイト「あたみニュース」が掲載している2026年度の日程は以下のとおりです。

2026年の年間開催スケジュール

春
- 4月26日(日)
- 5月24日(日)

夏
- 7月20日(月・祝)
- 7月26日(日)
- 8月5日(水)
- 8月9日(日)
- 8月18日(火)
- 8月24日(月)

秋
- 9月13日(日)
- 10月12日(月・祝)
- 10月25日(日)
- 11月8日(日)
- 11月23日(月・祝)

冬
- 12月6日(日)
- 12月25日(金)

追加開催
- 2027年2月21日(日)

2026年11月以降に行ける開催日

11月3日現在、これから観覧できる日程は次のとおりです。

開催日曜日時期
11月8日日曜日秋
11月23日月曜日・祝日秋
12月6日日曜日冬
12月25日金曜日冬
2027年2月21日日曜日追加開催

打ち上げ時間と会場

- 会場:熱海湾
- 通常の打ち上げ時間:20時20分~20時40分
- 7月・8月の打ち上げ時間:20時15分~20時40分
- 観覧エリア:サンビーチ海水浴場から熱海港までの海岸線一帯など

公式案内では雨天決行とされています。ただし、日程や運営条件が変更される可能性があるため、訪問前には最新の開催情報を確認することが大切です。

2026年は開催75年目の節目

熱海市観光協会の公式案内では、2026年夏に熱海海上花火大会が75年目を迎えると紹介されています。

特に毎年固定日で開催される8月5日の大会が、75年目の節目に当たります。

1952年に復興への願いから始まった花火大会が、長い年月を経て熱海を代表する観光イベントとして受け継がれていることは、歴史的にも注目すべき点です。

2026年に観覧する際の注意点

熱海市観光協会は、花火終了後の熱海駅周辺が混雑することについても注意を呼びかけています。

特に21時から22時ごろは改札口が混み合うため、帰りの切符を事前に購入することや、時間をずらして帰宅することが推奨されています。

また、開催日当日は市内の駐車場も混雑しやすいため、公共交通機関を利用するほうが移動しやすいでしょう。

2026年の有料観覧席については、公式案内で設置しないとされています。一方、7月・8月には旅館組合加盟施設の宿泊者専用観覧スペースが設けられる案内もあります。

出典:熱海市観光協会「あたみニュース」熱海海上花火大会(2026年開催日程)。

【よくある質問】熱海花火2021年の中止に関するFAQ

Q1:2021年の熱海海上花火大会は全部中止になったのですか?

A1:夏季に予定されていた7月30日、8月5日、8月9日、8月18日、8月22日、8月27日の6日間はすべて中止になりました。ただし、年間を通した大会すべてが中止になったわけではありません。11月7日には秋季大会が開催されています。

Q2:2021年8月18日・22日・27日の中止理由は何ですか?

A2:静岡県と熱海市にまん延防止等重点措置が適用されたことが主な背景です。2021年8月8日から31日までの適用期間を受け、8月7日に3日間の中止が案内されました。

Q3:2021年9月25日の花火大会はいつ開催されたのですか?

A3:当初の予定日から延期され、代替日は2022年1月15日となりました。熱海温泉お宿ナビの2022年1月17日の報告では、1月15日に新年熱海海上花火大会が開催されたことが確認できます。

Q4:2021年7月30日・8月5日・8月9日の中止理由は何ですか?

A4:2021年7月3日に発生した伊豆山地区の土石流災害が背景にあります。7月12日の運営側の告知では、被災者へのお見舞いと早期復興への願いを示したうえで、3日間の中止が発表されました。

Q5:2026年の熱海海上花火大会はいつ開催されますか?

A5:2026年11月以降は11月8日、11月23日、12月6日、12月25日が予定されています。また、追加開催として2027年2月21日も発表されています。最新情報は熱海市観光協会の公式案内で確認できます。

まとめ:熱海海上花火大会2021年の中止から2026年の開催へ

2021年の熱海海上花火大会は、伊豆山土石流災害と新型コロナウイルスの感染拡大という二つの大きな問題に直面しました。

7月30日・8月5日・8月9日は、7月3日に発生した伊豆山土石流災害を受けて中止。8月18日・22日・27日は、まん延防止等重点措置の適用を受けて中止となりました。

さらに9月25日の開催も緊急事態宣言の延長を見据えて延期され、2022年1月15日に代替開催が実現しています。

ただし、2021年の大会が年間を通して全面中止になったわけではありません。11月には秋季大会が再開され、花火の伝統は引き継がれました。

1952年に復興への願いから始まった熱海海上花火大会は、2026年には75年目の節目を迎えています。

2021年の中止の真相を理解するポイントは、夏季6日間の全中止と、年間イベント全体の中止を区別することです。 災害への配慮、感染症対策、開催延期、そして再開という経緯を知ることで、熱海の花火大会が地域にとって持つ意味も見えてきます。

2026年に観覧を予定している人は、開催日だけでなく、交通規制や観覧場所、帰りの混雑についても事前に確認しておくと安心です。 (出典: 熱海 花火 2021 中止(Yahoo!ニュース))