プラスサイズモデルとは?応募条件・身長体重の基準と事務所の最新募集を徹底解説
プラスサイズモデルは、一般的なファッションモデルとは異なり、大きいサイズの衣服を着こなし、その魅力や実際の着用感を伝えるモデルです。日本でも専門のモデル事務所やファッションブランドによる募集があり、雑誌、ECサイト、テレビCM、広告、ファッションショーなど、活動の場は広がっています。
ただし、応募できる身長・体重や服のサイズは事務所によって異なります。2026年11月3日時点の公開募集情報を確認すると、15歳以上・LL~8Lを条件とする事務所がある一方、18歳以上・Lサイズ以上を対象とする事務所や、身長160~165cm程度を指定するアパレル企業もあります。日本人の著名モデルの活動実績と合わせて、仕事内容、応募方法、事務所の違い、業界の現状を整理します。
📌 この記事の重要ポイントまとめ - 応募条件: 事務所によって異なり、LL~8L、Lサイズ以上などの募集例がある。 - 身長・体重: 業界共通の合格基準はない。身長や体重より、募集対象となる衣服のサイズや案件との適性が重視される。 - 主な事務所: la farfa agency、Bloom Creative、W IMPACTなどが活動している。 - 仕事内容: ECモデル、雑誌・広告、カタログ、フィッティング、ファッションショーなど。 - 2026年の注目点: 雑誌中心の活動から、Web、SNS、EC、ブランドとの直接的な仕事へ活動領域が広がっている。
【基礎知識】プラスサイズモデルとは?身長・体重に決まった基準はある?
プラスサイズモデルとは、一般的なファッション業界で使われる標準的なサイズより大きい衣服を着用し、そのデザインやシルエットを魅力的に表現するモデルを指します。
英語では「Plus Size Model」と表記されます。
単に体格が大きい人を指す言葉ではありません。着用する服のサイズ感、ブランドのターゲット層、商品のコンセプトなどに合わせて起用される、専門性を持ったモデルです。
プラスサイズモデルに身長・体重の共通基準はない
最初に押さえておきたいのが、プラスサイズモデルになるための全国共通の身長・体重基準は存在しないという点です。
一般的なモデル募集では身長の下限・上限を設けるケースがありますが、プラスサイズモデルの場合は、衣服のサイズやブランドが想定する体型が重要な判断材料になります。
実際の募集条件にも違いがあります。
- LL~8Lの衣服を着用できることを条件とする募集
- Lサイズ以上で応募できる専門事務所
- 身長160~165cm程度を指定するアパレル企業
- 身長や体重の数値より、個性や表現力を重視する募集
つまり、身長が低いから応募できない、体重が一定の数値に届かないからモデルになれない、と一律に判断することはできません。
服のサイズとモデルの適性は別の問題
衣料品のサイズ表示には、日本産業規格(JIS)が利用されています。
一般財団法人カケンテストセンターのサイズ表示解説によると、衣服のサイズはバスト、ウエスト、ヒップ、身長などの身体寸法を組み合わせて表示します。
一方、ブランド独自のサイズ設定もあります。そのため、同じLサイズやLLサイズでも、メーカーや商品によって実際の寸法が異なることがあります。【出典:カケンテストセンター、ボーケン品質評価機構】
プラスサイズモデルの選考でも、単純な体重だけで判断するのではなく、実際に着用する商品の寸法や体型との相性が問題になります。
参考:JISの衣料品サイズ表示に関する2026年公開解説
【日本人の有名モデル】桃果愛・吉野なお・藤井美穂の活動実績
日本のプラスサイズモデルを知るうえで、代表的な存在が桃果愛、吉野なお、藤井美穂です。
3人は活動の方向性が異なり、モデルとしての仕事だけでなく、海外進出、広告、メディア出演、ボディポジティブの発信などにも取り組んでいます。
1. 桃果愛:モデル事務所の設立と海外ファッションショー
桃果愛(ももか あい)
桃果愛は、日本のプラスサイズモデルを代表する人物の一人です。
看護師として働いた経験を持ち、2010年の上京後からモデル活動を本格化。2014年にはプラスサイズファッションショーの企画・開催にも取り組みました。
その後、2017年にプラスサイズ専門のモデル・タレント事務所「GLAPOCHA」を設立しています。
海外での活動も特徴です。
- 2023年3月:パリのファッションショーに出演
- 2023年9月:MOMOKA TOKYOがミラノ・ファッションウィークに出展
- 2024年:株式会社W IMPACTとして、より幅広い個性を扱うモデル・タレント事業へ展開を拡大
現在のW IMPACTは、プラスサイズだけでなく、ジェンダー、国籍、障がいの有無などにとらわれないモデル・タレントの活動を掲げています。【出典:W IMPACT公式サイト、福助株式会社、GLAPOCHA公式発表】
2. 吉野なお:雑誌からEC・広告へ活動を広げた先駆者
吉野なお(Nao)
吉野なおは、日本のプラスサイズファッションの草分け的な存在です。
本人の公式プロフィールによると、1986年3月20日生まれ、東京都出身。身長160cm、体重は約70kg、着用サイズはXL~3XLと公表しています。
2013年に創刊された日本初のプラスサイズファッション誌『la farfa』の第1号からモデルとして活動を開始しました。
その後、雑誌だけでなく、通販サイトや企業広告にも出演しています。
代表的な活動実績には、次のようなものがあります。
- ファッション誌『la farfa』『OTONA LAFARFA』
- Amazon、ワコール、イオン、ニッセンなどの広告・EC関連
- ファッションイベントへの出演
- エッセイの執筆やメディア出演
- ボディポジティブや摂食障害に関する啓発活動
2024年4月には『la farfa』のモデルを卒業し、マネジメント所属を離れてフリーで活動しています。【出典:吉野なお公式プロフィール】
3. 藤井美穂:アメリカを拠点に活躍する日本人モデル
藤井美穂(ふじい みほ)
藤井美穂は、アメリカを拠点に俳優、コメディアン、プラスサイズモデルとして活動する日本人です。
1993年に三重県で生まれ、桐朋学園芸術短期大学で演劇を学びました。2014年にアメリカ・ロサンゼルスへ渡り、演劇や語学を学んだ後、現地でモデル活動を展開しています。
2023年の東海テレビの報道では、身長163cm、体重80kgと紹介されました。
GoogleやInstagramの広告モデルを務めた実績もあり、日本と海外でのモデル市場の違いを考えるうえでも注目される人物です。
また、Netflix作品『ユニークライフ』の日本語吹き替えや、日本テレビ『ザ!世界仰天ニュース』など、モデル以外の分野でも活動しています。【出典:東海テレビ、プレジデントオンライン】
3人の活動から分かること
3人に共通しているのは、体型だけを売りにしているわけではないことです。
ファッション表現、演技、発信力、ブランドとの企画、専門的な経験など、それぞれの強みを仕事につなげています。
プラスサイズモデルという肩書きは、活動の入口であって、キャリアのすべてを決めるものではありません。
【仕事内容】雑誌・広告・EC・ファッションショーで何をする?
プラスサイズモデルの仕事内容は、一般的なファッションモデルと共通する部分が多くあります。
ただし、着用する商品のサイズ感や、購入者に伝えるべき情報が異なるため、プラスサイズモデルならではの役割もあります。
1. ECサイト・通販商品の着用モデル
ECモデルは、プラスサイズモデルの代表的な仕事です。
アパレルブランドの服を実際に着用し、商品ページに掲載する写真を撮影します。
購入者が確認したいのは、単に服を着た姿だけではありません。
- 着丈や袖丈がどのように見えるか
- ウエストやヒップにどの程度ゆとりがあるか
- 生地の伸縮性やシルエット
- 座ったときや歩いたときの着用感
- コーディネートによる印象の違い
実際に大きいサイズのECサイト「CLETTE」を運営するマロンスタイルでは、商品をモデルが着用し、写真を通じて商品の魅力やポイントを伝える仕事として募集しています。【出典:マロンスタイル公式採用情報】
2. 雑誌・カタログ・企業広告
雑誌や広告では、ブランドが伝えたいイメージを表現します。
主な仕事内容は次のとおりです。
- ファッション誌の特集撮影
- アパレルブランドの広告
- Web広告やバナー撮影
- カタログや店頭販促物の撮影
- 美容・コスメ商品の広告
- テレビCMやWeb動画への出演
体型の異なる消費者に商品を届ける企業にとって、実際のターゲット層に近いモデルを起用することには意味があります。
3. ファッションショー・ランウェイ
ファッションショーでは、衣服のデザインや動きを観客に伝えます。
ウォーキング、ポージング、衣装の着こなし、ステージ上での立ち振る舞いなどが求められます。
桃果愛は2023年のパリやミラノのファッション関連イベントでも活動しており、日本人プラスサイズモデルが海外の舞台に挑戦できることを示す事例となっています。
4. フィッティングモデル・商品開発
意外と知られていないのが、フィッティングモデルの仕事です。
アパレル企業が商品を開発する際、実際に服を着用してサイズ感や着心地を確認します。
プラスサイズ商品では、単に大きく作ればよいわけではありません。
肩幅、バスト、ウエスト、ヒップ、腕まわりなどのバランスを確認し、着用したときに自然なシルエットになるかを検証します。
モデルの経験が、ブランドの商品開発に生かされる仕事です。
【2026年最新】プラスサイズモデル事務所の比較と応募条件
プラスサイズモデルを目指す人にとって、最も重要なのが所属先や募集先の選択です。
2026年11月3日時点で公開されている募集情報を比較すると、事務所ごとに対象年齢、服のサイズ、活動内容、応募方法が異なっています。
主要な事務所・募集先の比較
LL~8Lを対象とするモデル募集。雑誌関連、EC、ブランド広告などを扱う。
18歳以上、Lサイズ以上の女性を募集。モデル・タレントのマネジメントとキャスティングを行う。
GLAPOCHAを起源とし、2024年に多様な個性を扱う事業へ展開を拡大。
L~4Lを中心とするEC着用モデルを募集。大阪近郊で撮影できる人が対象。
応募条件・募集内容の具体的な違い
| 事務所・募集先 | 応募条件 | 選考・応募方法 |
|---|---|---|
| la farfa agency | 15歳以上の女性、LL~8L | Web応募、書類審査、面接 |
| Bloom Creative | 18歳以上の女性、Lサイズ以上 | メール応募、書類選考 |
| W IMPACT | 多様なモデル・タレントを対象 | 公式応募フォーム |
| マロンスタイル | 18~35歳程度、L~4L、身長160~165cm程度 | 公式採用ページから応募 |
※各社の公開募集要項に基づく比較です。募集内容や選考状況は変更される場合があります。【出典:各社公式募集ページ】
la farfa agency:専門誌から生まれたモデル事務所
la farfa agencyは、日本初のプラスサイズファッション誌『la farfa』から生まれた専門事務所です。
公式募集ページでは、次の条件を提示しています。
- 15歳以上の女性
- 服のサイズがLL~8L
- 顔出し、体重、身長、スリーサイズの掲載に同意できる人
- 平日昼間の撮影に参加できる人
- 未成年者は保護者の同意が必要
応募には、ラファーファWEBの無料会員登録が必要です。
バストアップ写真と全身写真の2枚を用意し、加工していない写真で応募します。
選考は書類審査の後に面接があり、面接後1か月以内に合否が連絡されます。
重要なのは、事務所への所属と雑誌モデルへの出演が同じ意味ではないことです。公式募集ページでは、所属後の活動を通じてラファモとしての適性が認められた人が雑誌モデルとして出演する仕組みを説明しています。【出典:la farfa agency公式募集要項】
Bloom Creative:Lサイズ以上の女性を対象に募集
Bloom Creativeは、プラスサイズ女性専門のモデル・タレント事務所です。
公式募集ページに掲載されている応募資格は次のとおりです。
- 18歳以上の女性
- 普段着用する服のサイズがLサイズ以上
- 身長、体重、スリーサイズを申告
- 顔と全身の体型が分かる加工なしの写真を最低2枚提出
応募時には、年齢や居住地域、経歴、応募動機、自己PRなども記載します。
書類審査を通過した応募者にのみ連絡する方式です。
同事務所の特徴は、モデルの個性や経験を踏まえたキャスティングを重視している点です。公式サイトでは、プラスサイズモデルの育成とマネジメント、広告案件への対応について説明しています。【出典:Bloom Creative公式サイト】
W IMPACT:プラスサイズから多様なモデルへ
W IMPACTは、2017年にGLAPOCHAとして始まった事業を基盤に、2024年からより幅広いモデル・タレントのマネジメントへ展開しています。
現在の公式サイトでは、モデル・タレントの応募フォームが公開されています。
テレビCM、Web広告、雑誌、カタログ、ファッションショー、ドラマ、映画、イベントなどを仕事の例として挙げています。
ただし、公開ページには一律の身長・体重の応募基準は記載されていません。応募を検討する場合は、最新の応募フォームや事務所への問い合わせで対象条件を確認する必要があります。【出典:W IMPACT公式サイト】
マロンスタイル:ECモデルを目指す人向け
マロンスタイルは、モデル事務所というより、大きいサイズのアパレルブランドを運営する企業による直接募集です。
運営するECサイト「CLETTE」の着用モデルを募集しており、公開条件は以下のとおりです。
- 服のサイズがL~4L
- 身長160~165cm程度
- 年齢18~35歳程度
- 大阪府近郊に居住
- 平日日中の撮影に参加できること
- 顔を含む写真の掲載が可能であること
月1回からの撮影参加も可能とされています。
専門事務所への所属を希望する人とは異なり、特定ブランドのECモデルとして経験を積みたい人に適した募集です。【出典:マロンスタイル公式採用情報】
【モデルになるには】オーディションの受け方と合格に向けた準備
プラスサイズモデルになるために、特別な国家資格やモデル専門学校の卒業資格が必要というわけではありません。
実際の応募では、プロフィール写真、身体寸法、応募動機、自己PRなどが求められます。
1. 自分に合った事務所・募集先を選ぶ
まず、どのようなモデル活動をしたいのかを考えます。
- 雑誌やファッション媒体に出演したい:専門事務所
- 広告やCMに出演したい:広告・タレント案件に強い事務所
- 通販サイトの着用モデルをしたい:アパレル企業の直接募集
- 海外のファッションショーに挑戦したい:海外案件やショーの実績がある事務所
所属先の知名度だけでなく、実際にどのような仕事を取り扱っているかが重要です。
2. 応募用の写真を準備する
一般的に準備しておきたい写真は次の2種類です。
全身写真
- 頭から足元まで写っている
- 体型や姿勢が分かる
- シンプルな服装
- 過度な加工やフィルターを使用しない
バストアップ写真
- 顔立ちがはっきり分かる
- 自然な表情
- 明るく見やすい撮影環境
- マスクや過度な加工を避ける
プロのカメラマンによる撮影が必須とは限りません。募集先が指定する写真の条件を優先してください。
3. 身長・体重・スリーサイズを正確に記載する
応募書類には、以下の情報を記載することがあります。
- 身長
- 体重
- バスト
- ウエスト
- ヒップ
- 普段着用するトップス・ボトムスのサイズ
- 靴のサイズ
数値を良く見せるために実際と異なる情報を記載することは避けましょう。
特にプラスサイズの衣服は、ブランドによって寸法が異なるため、実際の着用サイズを正確に伝えることが大切です。
4. 自己PRで自分の強みを伝える
モデル経験がない場合でも、自己PRで伝えられることはあります。
例えば、次のような内容です。
- ファッションやコーディネートへの関心
- 自分に似合う服を研究してきた経験
- SNSでの発信経験
- 人前で表現することが好き
- 撮影やイベントに参加できる時間
- モデル活動を通して実現したいこと
体型だけでなく、表現力やコミュニケーション能力、仕事への責任感も自己PRの材料になります。
5. 契約内容を確認してから所属する
オーディションに合格した場合も、すぐに契約を決める必要はありません。
確認しておきたいのは次の項目です。
- 所属費用やレッスン費用
- 仕事の出演料と報酬の配分
- 交通費や撮影経費の負担
- 写真や動画の使用期間
- 広告の二次利用・SNS利用の範囲
- 専属契約や他事務所との兼業制限
- 契約解除の条件
所属できたからといって、必ず仕事が定期的に入るわけではありません。
報酬や仕事量、契約条件を確認し、納得したうえで活動を始めることが重要です。
【業界の実態】ボディポジティブとプラスサイズモデルの将来性
プラスサイズモデルの存在意義は、単に大きいサイズの服を着ることだけではありません。
これまでファッション広告で表現される機会が限られていた体型や個性を、社会に見える形で伝える役割があります。
『la farfa』休刊後に変化した活動の場
日本のプラスサイズファッションを語るうえで欠かせないのが、雑誌『la farfa』です。
2013年に創刊された同誌は、日本初のぽっちゃり女性向けファッション誌として約11年間にわたり支持されました。
しかし、2024年10月4日、出版社は休刊を発表。
- 2024年11月20日発売の2025年1月号が最終号
- 増刊『OTONA LAFARFA』は2024年10月9日発売号が最終刊
休刊の背景として、メディア環境や読者の情報ニーズの変化が説明されました。
一方、ブランド自体が消滅したわけではありません。Web、SNS、モデル事業、イベントなどに注力する方針が発表されています。【出典:ORICON NEWS、2024年10月4日】
この変化は、モデルを目指す人にとっても重要です。
雑誌への出演だけを目標にするのではなく、EC、企業広告、SNS、イベントなど複数の仕事を視野に入れる必要があります。
ボディポジティブは単なる体型肯定ではない
ボディポジティブとは、体型や外見の違いを理由に、自分や他人の価値を否定しない考え方です。
プラスサイズモデルは、その考え方をファッションや広告の世界で視覚的に表現する存在でもあります。
例えば、桃果愛は「自分を愛してHAPPYに」という考え方を発信し、ファッションだけでなく、多様性についての講演や啓発活動にも取り組んでいます。
吉野なおも、自身の経験を踏まえ、摂食障害や外見への自己否定について発信しています。
藤井美穂は、海外での活動を通して、日本とアメリカでの体型に対する受け止め方の違いを伝えてきました。
こうした活動は、プラスサイズモデルが単なる広告出演者ではなく、社会的なメッセージを発信する存在にもなっていることを示しています。
2026年の業界で注目したいのはECと広告
2026年10月30日に公表された矢野経済研究所の調査によると、2025年の国内アパレル総小売市場規模は8兆5,574億円と推計されています。
また、インターネット通販はコロナ禍後も安定した需要を維持し、SNSを活用して通販につなげる取り組みも見られるとしています。
これはプラスサイズ市場だけの統計ではありませんが、ECとSNSがアパレル販売において重要な役割を持つことを示しています。【出典:矢野経済研究所、2026年10月30日】
プラスサイズモデルにとっても、通販サイトの商品写真、ブランドのSNS広告、着用動画などは活躍の機会になります。
一方で、モデルとしての仕事が増えれば自動的に収入が安定するわけではありません。
案件ごとに求められるサイズ、撮影日程、表現力、実績などが異なるため、複数の活動分野を持つことがキャリア形成につながります。
プラスサイズモデルに向いている人・応募前に考えたい人
向いている人
- ファッションやコーディネートが好き
- 自分の個性を表現することに興味がある
- 撮影やイベントに責任を持って参加できる
- 体型やサイズを正確に伝えられる
- ブランドや制作スタッフと協力できる
- SNSや広告など新しい表現方法にも挑戦したい
応募前に慎重に考えたい人
- 顔や体型の公開範囲を決めていない
- 平日昼間の撮影への参加が難しい
- 契約条件や写真の使用範囲を確認していない
- 高額な費用の説明を受けても内容を理解できていない
- 事務所に所属すれば必ず収入が得られると考えている
特に、体重やスリーサイズを公開する条件がある募集では、掲載媒体や公開期間を事前に確認することが大切です。
【よくある質問】プラスサイズモデルに関するFAQ
Q1:プラスサイズモデルになるには何kg以上必要ですか?
A1:全国共通の体重基準はありません。事務所やブランドによって応募条件が異なり、体重よりも服のサイズや商品の着用適性を重視する募集もあります。
Q2:身長が低くてもプラスサイズモデルになれますか?
A2:可能性はあります。身長を限定しない募集もある一方、160~165cm程度などの条件を設ける企業もあります。希望する募集先の応募要項を確認してください。
Q3:未経験でもオーディションに応募できますか?
A3:応募可能な募集があります。la farfa agencyやBloom Creativeなどの公開募集では、モデル経験の有無だけで応募を制限する条件は示されていません。写真やプロフィールを準備して応募する方法があります。
Q4:プラスサイズモデルの仕事には何がありますか?
A4:ECサイト、通販カタログ、雑誌、テレビCM、Web広告、ファッションショー、フィッティングモデル、イベント出演などがあります。
Q5:プラスサイズモデルの専門事務所はどこですか?
A5:la farfa agencyやBloom Creativeが代表的な専門事務所です。W IMPACTもGLAPOCHAを起源とする事業で、現在はより幅広いモデル・タレントの活動を扱っています。
Q6:2026年現在、プラスサイズモデルの募集はありますか?
A6:公開募集ページを確認できる事務所・企業があります。la farfa agency、Bloom Creative、マロンスタイルなどが募集情報を掲載しています。ただし、実際の選考受付状況や条件は応募前に各社へ確認してください。
まとめ:プラスサイズモデルは体型だけでなく個性と表現力で挑戦できる仕事
プラスサイズモデルには、身長や体重に関する全国共通の合格基準はありません。実際の募集を見ると、LL~8Lを対象とする専門事務所や、Lサイズ以上を条件とする事務所、特定の身長を指定するアパレル企業など、応募条件はさまざまです。
日本では桃果愛、吉野なお、藤井美穂などが、それぞれ異なる分野でキャリアを築いてきました。雑誌やファッションショーだけでなく、EC、広告、海外活動、SNS、商品開発など、仕事内容も多様化しています。
2026年の応募先を選ぶなら、次の3点を意識してください。
1. 応募資格を確認する: 服のサイズ、年齢、身長、撮影可能な時間を確認する。
2. 仕事の実績を確認する: 所属モデルの出演媒体や広告、EC、ショーなどの実績を見る。
3. 契約条件を確認する: 出演料、写真の使用範囲、費用、契約期間を理解する。
モデルとして必要なのは、特定の体重になることではありません。自分の個性を生かし、服やブランドの魅力を伝える表現力と、仕事に向き合う姿勢です。
プラスサイズモデルを目指すなら、まずは自分の希望する活動分野に合った事務所やブランドの募集要項を確認し、無理のない形で応募の準備を始めることが第一歩になります。
記事情報基準日:2026年11月3日 (出典: プラス サイズ モデル(Yahoo!ニュース))