【大会概要】2014年ブラジルワールドカップはいつ開催?優勝国と大会記録
2014年大会は、ブラジル国内の12都市で行われた第20回FIFAワールドカップです。南米で開催された大会をヨーロッパの代表チームが制した点でも、サッカー史に残る大会となりました。
2014年ワールドカップの基本情報
- 大会名:2014 FIFAワールドカップ・ブラジル大会
- 開催期間:2014年6月12日~7月13日
- 開催国:ブラジル
- 出場国:32か国
- 試合数:全64試合
- 開催都市:12都市
- 大会総得点:171ゴール
- 1試合平均得点:約2.67ゴール
- 優勝国:ドイツ
- 準優勝国:アルゼンチン
- 3位:オランダ
- 4位:ブラジル
- 決勝会場:リオデジャネイロ・マラカナン
FIFAの大会アーカイブによると、64試合で記録された171ゴールは、当時のワールドカップ史上最多タイとなる数字でした。1998年フランス大会と並ぶ得点数であり、攻撃的な試合が数多く生まれたことを示しています。
2026年現在から見ても、ドイツの組織的な戦い、コスタリカの躍進、ブラジルの歴史的大敗など、複数の異なる物語が一つの大会に集約された点が特徴です。
大会を代表する人物・チームの関係一覧
| 人物・チーム | 所属・立場 | 大会での実績・関係 |
|---|---|---|
| ドイツ代表 | 優勝国 | 決勝でアルゼンチンを1-0で破り、4度目の優勝 |
| アルゼンチン代表 | 準優勝国 | 決勝でドイツに延長戦で敗退 |
| マリオ・ゲッツェ | ドイツ代表 | 決勝113分に決勝ゴール |
| ジェームズ・ロドリゲス | コロンビア代表 | 6得点でゴールデンブーツ賞を受賞 |
| リオネル・メッシ | アルゼンチン代表 | ゴールデンボール賞を受賞 |
| マヌエル・ノイアー | ドイツ代表 | ゴールデングローブ賞を受賞 |
| ブラジル代表 | 開催国 | 準決勝でドイツに1-7で敗れ、最終順位4位 |
| 日本代表 | グループC | 1分け2敗、勝ち点1でグループリーグ敗退 |
個人賞では、得点王のジェームズ・ロドリゲス、最優秀選手のリオネル・メッシ、最優秀GKのマヌエル・ノイアーがそれぞれ表彰されました。FIFAの大会総括とUEFAの受賞者発表でも、この3人の受賞が記録されています。
2014年ワールドカップの個人タイトル一覧
- ゴールデンブーツ賞(得点王):ジェームズ・ロドリゲス(コロンビア)6得点
- シルバーブーツ賞:トーマス・ミュラー(ドイツ)5得点
- ブロンズブーツ賞:ネイマール(ブラジル)4得点
- ゴールデンボール賞(最優秀選手):リオネル・メッシ(アルゼンチン)
- シルバーボール賞:トーマス・ミュラー(ドイツ)
- ブロンズボール賞:アリエン・ロッベン(オランダ)
- ゴールデングローブ賞(最優秀GK):マヌエル・ノイアー(ドイツ)
- 最優秀若手選手賞:ポール・ポグバ(フランス)
- フェアプレー賞:コロンビア
注目したいのは、得点王と最優秀選手が別々の国から選ばれたことです。ロドリゲスはコロンビアのベスト8進出をけん引し、メッシはアルゼンチンを決勝まで導きました。ノイアーはGKとしてだけでなく、積極的にペナルティーエリアの外へ出て守備を支えるプレースタイルでも注目を集めました。
【グループリーグ順位表】全8グループ32か国の最終順位を紹介
2014年大会は、32か国を8グループに分け、各グループ上位2チームが決勝トーナメントへ進出する方式でした。
グループリーグでは、開催国ブラジルやドイツ、アルゼンチンが順当に勝ち上がった一方、前回優勝国スペインが早期敗退。コスタリカがイタリア、イングランド、ウルグアイを抑えてグループDを首位通過するなど、予想外の展開もありました。
グループA:ブラジルとメキシコが突破
- 1位:ブラジル(勝ち点7、得失点差+5)
- 2位:メキシコ(勝ち点7、得失点差+3)
- 3位:クロアチア(勝ち点3)
- 4位:カメルーン(勝ち点0)
ブラジルとメキシコは勝ち点7で並びましたが、得失点差によってブラジルが首位となりました。開催国はネイマールの活躍もあり、グループを突破しました。
グループB:オランダが3連勝、前回王者スペインは敗退
- 1位:オランダ(勝ち点9)
- 2位:チリ(勝ち点6)
- 3位:スペイン(勝ち点3)
- 4位:オーストラリア(勝ち点0)
オランダは初戦でスペインに5-1と圧勝。2010年大会の決勝で敗れた相手に大きな差をつけ、グループリーグを3連勝で終えました。
一方、2010年南アフリカ大会の優勝国スペインは、オランダとチリに連敗し、グループリーグ敗退となりました。
グループC:コロンビアが首位、日本は最下位
- 1位:コロンビア(勝ち点9)
- 2位:ギリシャ(勝ち点4)
- 3位:コートジボワール(勝ち点3)
- 4位:日本(勝ち点1)
コロンビアは3試合すべてに勝利し、9得点2失点という好成績で首位通過しました。ジェームズ・ロドリゲスが攻撃の中心として存在感を示したグループです。
日本はコートジボワールに1-2、ギリシャに0-0、コロンビアに1-4。1分け2敗で、2大会連続の決勝トーナメント進出は実現しませんでした。
グループD:コスタリカが強豪国を抑えて首位
- 1位:コスタリカ(勝ち点7)
- 2位:ウルグアイ(勝ち点6)
- 3位:イタリア(勝ち点3)
- 4位:イングランド(勝ち点1)
大会最大のサプライズの一つがコスタリカです。ワールドカップ優勝経験を持つウルグアイ、イタリア、イングランドと同じ組に入りながら、無敗で首位通過を果たしました。
グループE:フランスが首位通過
- 1位:フランス(勝ち点7)
- 2位:スイス(勝ち点6)
- 3位:エクアドル(勝ち点4)
- 4位:ホンジュラス(勝ち点0)
フランスは8得点2失点と安定した成績を残し、首位通過。スイスも2位を確保して決勝トーナメントへ進みました。
グループF:アルゼンチンが3連勝
- 1位:アルゼンチン(勝ち点9)
- 2位:ナイジェリア(勝ち点4)
- 3位:ボスニア・ヘルツェゴビナ(勝ち点3)
- 4位:イラン(勝ち点1)
メッシを擁するアルゼンチンは3連勝。ナイジェリアも2位に入り、決勝トーナメントへ進出しました。
グループG:ドイツとアメリカが突破
- 1位:ドイツ(勝ち点7)
- 2位:アメリカ(勝ち点4、得失点差0)
- 3位:ポルトガル(勝ち点4、得失点差-3)
- 4位:ガーナ(勝ち点1)
ドイツはポルトガルに4-0で勝利するなど、安定した戦いを見せました。アメリカとポルトガルは勝ち点4で並びましたが、得失点差でアメリカが上回りました。
グループH:ベルギーが全勝、アルジェリアも突破
- 1位:ベルギー(勝ち点9)
- 2位:アルジェリア(勝ち点4)
- 3位:ロシア(勝ち点2)
- 4位:韓国(勝ち点1)
ベルギーは3連勝で首位通過。アルジェリアも2位を確保し、アフリカ勢の躍進を印象づけました。
なお、2014年大会ではアフリカからアルジェリアとナイジェリアの2チームが決勝トーナメントに進出。アフリカ勢が複数チームでノックアウトステージに進む歴史的な結果となりました。
【全64試合の日程・結果】グループリーグから決勝まで完全一覧
2014年ワールドカップ全64試合の結果を、開催日と対戦カードに分けて整理します。以下のスコアは試合終了時の結果です。延長戦やPK戦で決着した試合については、その結果も併記しています。
グループAの試合結果
- 6月12日:ブラジル 3-1 クロアチア
- 6月13日:メキシコ 1-0 カメルーン
- 6月17日:ブラジル 0-0 メキシコ
- 6月18日:カメルーン 0-4 クロアチア
- 6月23日:ブラジル 4-1 カメルーン
- 6月23日:クロアチア 1-3 メキシコ
グループBの試合結果
- 6月13日:スペイン 1-5 オランダ
- 6月13日:チリ 3-1 オーストラリア
- 6月18日:オーストラリア 2-3 オランダ
- 6月18日:スペイン 0-2 チリ
- 6月23日:オーストラリア 0-3 スペイン
- 6月23日:オランダ 2-0 チリ
グループCの試合結果
- 6月14日:コロンビア 3-0 ギリシャ
- 6月14日:コートジボワール 2-1 日本
- 6月19日:コロンビア 2-1 コートジボワール
- 6月19日:日本 0-0 ギリシャ
- 6月24日:ギリシャ 2-1 コートジボワール
- 6月24日:日本 1-4 コロンビア
グループDの試合結果
- 6月14日:ウルグアイ 1-3 コスタリカ
- 6月14日:イングランド 1-2 イタリア
- 6月19日:ウルグアイ 2-1 イングランド
- 6月20日:イタリア 0-1 コスタリカ
- 6月24日:コスタリカ 0-0 イングランド
- 6月24日:イタリア 0-1 ウルグアイ
グループEの試合結果
- 6月15日:スイス 2-1 エクアドル
- 6月15日:フランス 3-0 ホンジュラス
- 6月20日:スイス 2-5 フランス
- 6月20日:ホンジュラス 1-2 エクアドル
- 6月25日:エクアドル 0-0 フランス
- 6月25日:ホンジュラス 0-3 スイス
グループFの試合結果
- 6月15日:アルゼンチン 2-1 ボスニア・ヘルツェゴビナ
- 6月16日:イラン 0-0 ナイジェリア
- 6月21日:アルゼンチン 1-0 イラン
- 6月21日:ナイジェリア 1-0 ボスニア・ヘルツェゴビナ
- 6月25日:ボスニア・ヘルツェゴビナ 3-1 イラン
- 6月25日:ナイジェリア 2-3 アルゼンチン
グループGの試合結果
- 6月16日:ドイツ 4-0 ポルトガル
- 6月16日:ガーナ 1-2 アメリカ
- 6月21日:ドイツ 2-2 ガーナ
- 6月22日:アメリカ 2-2 ポルトガル
- 6月26日:ポルトガル 2-1 ガーナ
- 6月26日:アメリカ 0-1 ドイツ
グループHの試合結果
- 6月17日:ベルギー 2-1 アルジェリア
- 6月17日:ロシア 1-1 韓国
- 6月22日:ベルギー 1-0 ロシア
- 6月22日:韓国 2-4 アルジェリア
- 6月26日:アルジェリア 1-1 ロシア
- 6月26日:韓国 0-1 ベルギー
決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)の結果
- 6月28日:ブラジル 1-1 チリ(PK戦3-2でブラジル勝利)
- 6月28日:コロンビア 2-0 ウルグアイ
- 6月29日:オランダ 2-1 メキシコ
- 6月29日:コスタリカ 1-1 ギリシャ(PK戦5-3でコスタリカ勝利)
- 6月30日:フランス 2-0 ナイジェリア
- 6月30日:ドイツ 2-1 アルジェリア(延長戦)
- 7月1日:アルゼンチン 1-0 スイス(延長戦)
- 7月1日:ベルギー 2-1 アメリカ(延長戦)
ラウンド16では、開催国ブラジルがチリとの接戦をPK戦で制しました。コスタリカもギリシャとのPK戦を勝ち抜き、初のベスト8進出を果たしています。
準々決勝の結果
- 7月4日:ドイツ 1-0 フランス
- 7月4日:ブラジル 2-1 コロンビア
- 7月5日:アルゼンチン 1-0 ベルギー
- 7月5日:オランダ 0-0 コスタリカ(PK戦4-3でオランダ勝利)
準々決勝ではドイツがフランスを破り、ブラジルはコロンビアとの南米対決に勝利しました。アルゼンチンとオランダも準決勝へ進み、ヨーロッパと南米の強豪が最後の4チームに残りました。
準決勝・3位決定戦・決勝の結果
- 7月8日・準決勝:ブラジル 1-7 ドイツ
- 7月9日・準決勝:アルゼンチン 0-0 オランダ(PK戦4-2でアルゼンチン勝利)
- 7月12日・3位決定戦:ブラジル 0-3 オランダ
- 7月13日・決勝:ドイツ 1-0 アルゼンチン(延長戦)
以上がグループリーグ48試合と決勝トーナメント16試合、合計64試合の結果です。試合別の記録はFIFAの大会アーカイブとRec.Sport.Soccer Statistics Foundationの試合記録で確認できます。
【ドイツ対アルゼンチンの決勝結果】延長113分のゲッツェ弾でドイツが4度目の優勝
2014年7月13日、リオデジャネイロのマラカナンで行われた決勝は、ドイツとアルゼンチンの対戦となりました。
ドイツはヨーロッパを代表する組織力と選手層を誇り、アルゼンチンはリオネル・メッシを中心とした攻撃力で勝ち上がってきました。両チームとも守備の集中力が高く、90分間ではゴールが生まれませんでした。
決勝のスコアと決勝点
- 試合日:2014年7月13日
- 会場:マラカナン(リオデジャネイロ)
- 対戦:ドイツ対アルゼンチン
- 前半:0-0
- 後半:0-0
- 延長戦:ドイツが1得点
- 最終結果:ドイツ 1-0 アルゼンチン
- 決勝点:マリオ・ゲッツェ(延長113分)
試合を決めたのは、ドイツの途中出場選手マリオ・ゲッツェでした。
延長113分、アンドレ・シュールレからのパスを受けたゲッツェが胸でボールをコントロールし、左足のボレーシュートを放ちます。ボールはアルゼンチンのGKセルヒオ・ロメロを越えてゴールに吸い込まれました。
この1点が決勝点となり、ドイツは1-0で勝利。1990年イタリア大会以来、24年ぶり4度目のワールドカップ優勝を達成しました。
FIFAの公式大会総括によると、ドイツは南北アメリカ大陸で開催されたワールドカップを制した初のヨーロッパ代表となりました。マラカナンでの勝利は、ドイツサッカーの歴史における重要な転換点でもあります。
決勝で敗れたメッシはゴールデンボール賞を受賞
アルゼンチンのメッシは優勝を逃したものの、大会最優秀選手に贈られるゴールデンボール賞を獲得しました。
この賞は大会を通じて最も優れた選手を選ぶ個人タイトルです。得点数だけでなく、試合への影響力やチームへの貢献などを含めて評価されます。
メッシにとって、決勝進出はアルゼンチン代表としての大きな成果でしたが、最後のタイトルには届きませんでした。大会最優秀選手に選ばれたことと、チームが準優勝に終わったことは、2014年大会を振り返るうえで重要なポイントです。
【ブラジル対ドイツ7-1の真相】ミネイロンの悲劇が生まれた理由
2014年大会を語るうえで避けて通れないのが、7月8日にベロオリゾンテのミネイロン・スタジアムで行われた準決勝、ブラジル対ドイツです。
開催国ブラジルは、ホームの大観衆を背に6度目の世界制覇を目指していました。しかし、試合はドイツの一方的な展開となり、最終スコアはブラジル1-7ドイツ。ワールドカップの準決勝としても異例の大差がつきました。
わずか29分でドイツが5点を奪取
ドイツは前半11分、トーマス・ミュラーのゴールで先制します。その後、攻撃の勢いはさらに加速しました。
- 11分:トーマス・ミュラー
- 23分:ミロスラフ・クローゼ
- 24分:トニ・クロース
- 26分:トニ・クロース
- 29分:サミ・ケディラ
- 69分:アンドレ・シュールレ
- 79分:アンドレ・シュールレ
- 90分:オスカル(ブラジル)
ドイツは前半だけで5得点を記録しました。特に23分から29分までの短時間に4ゴールを追加した攻撃は、ブラジルの守備組織を完全に崩しました。
後半もシュールレが2得点を追加。ブラジルは終了間際にオスカルが1点を返しましたが、試合の流れを変えることはできませんでした。
ネイマールの負傷離脱とチアゴ・シウバの出場停止
ブラジルにとって厳しかったのは、主力選手を欠いた状態で準決勝を迎えたことです。
エースのネイマールは準々決勝のコロンビア戦で負傷し、ドイツ戦に出場できませんでした。また、守備の中心選手チアゴ・シウバも累積警告による出場停止で欠場しました。
攻撃の中心と守備の要を同時に欠いたことは、ブラジルにとって大きな痛手でした。ただし、7失点という結果をこの2人の不在だけで説明することはできません。ドイツの連動した攻撃、素早いパス交換、ブラジルの守備陣の混乱が重なった結果です。
ドイツの組織力とブラジルの守備崩壊
この試合でドイツが見せたのは、個人の能力に依存しない組織的な攻撃でした。
選手同士の距離を保ちながらボールを素早く動かし、相手の守備が整う前に決定的なスペースへ侵入する。ブラジルが守備の対応を修正する時間を得られないまま、失点が続きました。
FIFAの試合記録では、この7-1はワールドカップ準決勝における最大得点差の勝利として紹介されています。また、ミロスラフ・クローゼはこの試合で得点を記録し、通算16ゴールとして当時のワールドカップ歴代最多得点記録を更新しました。
ブラジルはその後の3位決定戦でもオランダに0-3で敗れ、開催国として4位で大会を終えました。地元開催での優勝という期待が、準決勝の大敗によって大きく崩れたのです。
【2014年ワールドカップ日本代表の成績】1分け2敗でグループリーグ敗退
日本代表にとって2014年ブラジル大会は、前回の2010年南アフリカ大会に続く決勝トーナメント進出を目指した大会でした。
当時の日本代表は、長友佑都、長谷部誠、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司、吉田麻也らを中心としたメンバーで大会に臨みました。しかし、グループCでは1勝も挙げられず、勝ち点1で敗退しました。
日本代表の全3試合の結果
第1戦:コートジボワール戦(6月14日)
日本は前半16分、本田圭佑のゴールで先制しました。しかし後半に入り、コートジボワールが反撃。ウィルフリード・ボニーとジェルビーニョが相次いで得点し、日本は1-2で逆転負けを喫しました。
先制しながら勝ち点を獲得できなかったことは、その後のグループリーグの戦いにも影響しました。
第2戦:ギリシャ戦(6月19日)
第2戦は0-0の引き分けでした。日本は勝利が必要な状況でしたが、ギリシャの守備を崩し切れず、ゴールを奪えませんでした。
この結果、日本は2試合を終えて勝ち点1。最終戦での勝利が必要な状況となりました。
第3戦:コロンビア戦(6月24日)
グループリーグ突破を目指した日本は、コロンビアとの最終戦に臨みました。
コロンビアは17分に先制。日本は前半終了間際に岡崎慎司のゴールで同点に追いつきましたが、後半にジャクソン・マルティネスに2得点を許し、さらにジェームズ・ロドリゲスにも得点されました。
結果は1-4。日本はグループC最下位で大会を終えました。
日本代表の最終成績
- 対コートジボワール:1-2(敗戦)
- 対ギリシャ:0-0(引き分け)
- 対コロンビア:1-4(敗戦)
- 通算成績:0勝1分け2敗
- 勝ち点:1
- 得点:2
- 失点:6
- 得失点差:-4
- 最終順位:グループC・4位
日本サッカー協会の公式大会記録でも、この3試合とグループCの最終順位が確認できます。また、JFAの2014年大会に関する報告では、コロンビア戦の敗北によって2大会連続の決勝トーナメント進出を逃したことが記されています。
日本代表が敗退した背景と今後につながる教訓
日本代表の敗退を考える際には、単純な得点力不足だけでなく、試合ごとの展開を分けて見る必要があります。
コートジボワール戦では先制後に逆転を許し、ギリシャ戦では攻撃を得点に結びつけられませんでした。コロンビア戦では勝利を求めて攻撃に出たものの、相手の個人能力と攻撃力に対応し切れませんでした。
特に注目したいのは、グループCの首位コロンビアが3試合すべてに勝利し、9得点2失点という結果を残したことです。日本が対戦した相手は、決して容易な相手ではありませんでした。
2014年大会の経験は、その後の日本代表が国際舞台で戦ううえで、試合を通じた戦術の修正、守備の安定性、決定機を確実に得点へ結びつける能力を考える材料となりました。
【2014年ワールドカップに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2014年ワールドカップの優勝国はどこですか?
A1:ドイツです。2014年7月13日の決勝でアルゼンチンを延長戦の末に1-0で破り、24年ぶり4度目の優勝を果たしました。決勝点を決めたのはマリオ・ゲッツェです。
Q2:2014年ワールドカップの得点王は誰ですか?
A2:コロンビア代表のジェームズ・ロドリゲスです。大会で6得点を記録し、ゴールデンブーツ賞を獲得しました。
Q3:ブラジル対ドイツの7-1はいつの試合ですか?
A3:2014年7月8日の準決勝です。ベロオリゾンテのミネイロン・スタジアムで行われ、ドイツがブラジルに7-1で勝利しました。ドイツは前半だけで5得点を挙げています。
Q4:日本代表は2014年大会で何位でしたか?
A4:グループCの4位です。コートジボワールに1-2、ギリシャに0-0、コロンビアに1-4という結果で、0勝1分け2敗、勝ち点1でグループリーグ敗退となりました。
Q5:2014年ワールドカップは全部で何試合ありましたか?
A5:全64試合です。32か国が参加し、グループリーグ48試合と決勝トーナメント16試合が行われました。大会総得点は171ゴールです。
Q6:ゴールデンボール賞とゴールデングローブ賞を受賞した選手は誰ですか?
A6:ゴールデンボール賞はアルゼンチン代表のリオネル・メッシ、ゴールデングローブ賞はドイツ代表のマヌエル・ノイアーです。前者は大会最優秀選手、後者は最優秀GKに贈られる賞です。
まとめ:【プロの結論】2014年ワールドカップがサッカー史に残したもの
2014年ブラジルワールドカップは、ドイツの4度目の優勝、ブラジルの7-1の大敗、コロンビアの躍進、日本代表のグループリーグ敗退など、数多くの印象的な出来事が生まれた大会でした。
最終的にドイツは、アルゼンチンとの決勝を延長戦で制し、南北アメリカ大陸で初めて優勝したヨーロッパ代表となりました。マリオ・ゲッツェの113分のゴールは、今も大会を象徴する決定的な瞬間です。
また、ジェームズ・ロドリゲスの6得点、メッシのゴールデンボール賞、ノイアーのゴールデングローブ賞は、チームの順位とは別に個人の能力が評価された記録として残っています。
2014年大会を振り返る3つの重要な視点
- チーム力:ドイツの優勝は、個人技だけでなく組織的な連係と選手層の厚さが世界一を左右することを示した。
- 大会の不確実性:開催国ブラジルの大敗やコスタリカのベスト8進出は、過去の実績だけでは勝敗を予測できないことを示した。
- 日本代表の課題:グループリーグの3試合を通じて、先制後の試合運び、得点力、強豪国への対応が大きなテーマとして浮かび上がった。
2026年に改めて2014年大会を振り返ると、単にドイツが優勝した大会というだけではありません。サッカーの戦術、チームの組織力、個人の才能、そしてホーム開催の重圧が、結果にどのような影響を及ぼすのかを示した大会でもあります。
全64試合・171ゴールという数字の裏には、それぞれの国の挑戦と挫折がありました。ドイツの栄光とブラジルの衝撃、そして日本代表が残した課題。これらを総合して見ることが、2014年ワールドカップを正しく理解するための重要なポイントです。
主な参考資料
- FIFA:2014 FIFAワールドカップ・ブラジル大会公式アーカイブ、大会総括、個人賞記録
- 日本サッカー協会:2014年ブラジルワールドカップ大会記録・日本代表試合結果
- UEFA:2014年ワールドカップ個人賞受賞者発表
- Rec.Sport.Soccer Statistics Foundation:2014年大会全試合記録・最終順位・大会統計