【最新情報】レーザーテックのPTS株価はいくら?11月の最新データ
まず、2026年11月の株価を確認します。
レーザーテック(6920)
東証終値・11月2日
+3,020円(+8.01%)
夜間PTS・11月2日23:59
-96円(-0.24%)
PTS高値
41,470円
PTS安値
40,560円
PTS出来高
4,700株
PTS売買代金
約1億9,213万円
出典:Yahoo!ファイナンス、ジャパンネクスト証券のPTS情報。数値は2026年11月2日の取引データ。
11月3日は文化の日で東京市場が休場
日付については注意が必要です。
2026年11月3日(火)は文化の日で、東京証券取引所の休業日です。ジャパンネクストPTSも主要取引所と同じ営業日を基本としているため、11月3日夜の通常取引はありません。
そのため、日本時間11月4日(水)の朝の時点では、11月2日の東証終値と夜間PTSデータが比較の基準になります。
11月2日のPTSはなぜ東証終値を下回った?
東証では8.01%上昇したものの、夜間PTSは0.24%の下落でした。
PTSの取引経過を見ると、次のようになります。
- 始値:40,990円
- 高値:41,470円
- 安値:40,560円
- 最終表示値:40,624円
一時は東証終値を750円上回る水準まで上昇しましたが、その後は売りが優勢になりました。
ただし、PTS出来高は4,700株です。東証の当日出来高705万6,000株と比べると、約0.07%にすぎません。
したがって、夜間PTSの小幅安だけを根拠に、翌営業日の東証も下落すると判断するのは早計です。
【PTSの仕組み】レーザーテックの夜間株価はどこで確認する?
PTSとは「Proprietary Trading System」の略称で、日本語では私設取引システムと呼ばれます。
東京証券取引所とは別の取引システムで、証券会社などを通じて株式を売買できます。
レーザーテックのPTS情報を確認する際に押さえておきたいのが、ジャパンネクスト証券のJ-Marketです。
PTSと東証の違い
| 比較項目 | 東証 | ジャパンネクストPTS |
|---|---|---|
| 市場の種類 | 公設取引所 | 私設取引システム |
| 日中取引 | 9:00~15:30 | 8:20~16:30 |
| 夜間取引 | なし | 17:00~翌6:00 |
| 価格形成 | 取引所の注文 | PTS参加者の注文 |
| 価格の特徴 | 市場全体の需給を反映 | 参加者や流動性の影響が大きい |
レーザーテックのPTSを確認できる主なサービス
代表的な確認先は次のとおりです。
- Yahoo!ファイナンス: 東証株価と夜間PTSを並べて比較できる。
- SBI証券: 6920のPTS価格や出来高、東証との価格差を確認できる。
- 株探: PTS価格に加えて、決算速報や株価材料ニュースを確認できる。
なお、証券会社によって注文できる時間帯や利用可能なPTS市場が異なります。ジャパンネクスト証券のナイトセッションが翌朝6時まで続く一方、SBI証券の夜間注文受付は23時59分までです。
PTS価格から翌日の株価を予想するときの注意点
PTS価格は、翌営業日の寄り付き価格を保証するものではありません。
特にレーザーテックのように値動きが大きい銘柄では、次の要素も確認する必要があります。
1. PTSの出来高が十分にあるか。
2. 東証終値とPTS価格の差が拡大しているか。
3. 売買の成立価格だけでなく、買い気配と売り気配に差がないか。
4. 米国の半導体関連株やAI関連銘柄がどう動いているか。
5. 新しい決算情報や会社発表が出ていないか。
PTSの上昇率だけで判断せず、取引量とニュースを組み合わせて読むことが大切です。
【値動きの経緯】10月30日の決算から11月2日の急反発まで
今回のレーザーテック株価を理解するには、10月30日から11月2日までの動きを追う必要があります。
注目すべきなのは、決算の減益数字と受注見通しが異なる方向の材料になったことです。
重要な出来事と株価への影響
| 日付 | 出来事・数値 | 株価への意味 |
|---|---|---|
| 10月30日 | 1Q決算発表前の東証終値37,700円 | 前日比8.81%下落 |
| 10月30日15:45 | 2027年6月期1Q決算発表 | 大幅減益を公表 |
| 11月2日 | 受注見通しの上方修正が材料視される | 買い戻し・反発の動き |
| 11月2日15:30 | 東証終値40,720円 | 前日比+8.01% |
| 11月2日23:59 | 夜間PTS40,624円 | 東証終値比-0.24% |
| 11月3日 | 文化の日 | 東証休場 |
10月30日の決算は市場予想を下回った
2026年10月30日、レーザーテックは2027年6月期第1四半期決算を発表しました。
対象期間は2026年7月1日から9月30日です。
主要な業績は次のとおりです。
- 売上高:403億6,900万円(前年同期比25.5%減)
- 営業利益:157億6,900万円(同41.0%減)
- 経常利益:147億1,100万円(同45.8%減)
- 四半期純利益:107億3,400万円(同43.7%減)
特に経常利益は市場コンセンサスの262億8,900万円に対し147億1,100万円にとどまり、予想を大きく下回りました。
この数字だけを見ると、株価には強い下落圧力がかかっても不思議ではありません。
しかし、翌11月2日の市場では違う材料が評価されました。
受注見通しが4,000億~5,000億円に引き上げられた
11月2日の株価上昇で注目されたのが、2027年6月期の受注見通しです。
フィスコ配信の市場ニュースによると、従来の受注見通しは3,000億~4,000億円でしたが、4,000億~5,000億円へ引き上げられました。
この動きは、減益という過去の売上実績よりも、今後の受注拡大を評価する投資家が増えたことを示す材料になりました。
同ニュースでは、新型検査装置ACTIS A200HiTシリーズが受注増加の要因として注目されています。
【決算を深掘り】減益なのに株価が上がった本当の理由
今回の値動きで最も重要なのは、売上高と受注高を区別することです。
レーザーテックは半導体製造に欠かせない検査装置を手がけています。装置の受注が増えても、製造、納入、検収などの過程を経て売上に計上されるため、受注と売上の数字は同じタイミングでは動きません。
AIデータセンター需要が追い風に
レーザーテックの2027年6月期第1四半期決算短信では、AIデータセンターへの旺盛な投資が半導体需要を支えていると説明されています。
特に注目されているのは次の分野です。
- CPU:コンピューターの中央処理装置
- GPU:AI計算や画像処理などを担うプロセッサー
- HBM:高帯域幅メモリー
これらの先端半導体の需要増加を背景に、デバイスメーカーの設備投資計画も積極化しています。
会社側も、当四半期の売上高について「概ね当初の想定通り進捗」と説明しています。前年同期比では減収ですが、会社の当初計画との比較では異なる評価になるわけです。
ACTIS A200HiTシリーズの技術的な強み
注目されている製品が、ACTIS A200HiTシリーズです。
これはEUV(極端紫外線)露光に関連するマスクの欠陥を検査する装置です。
レーザーテックの2026年9月の業績報告によると、同シリーズは従来機ACTIS A150と比較して、検査速度が3倍に向上しました。
先端半導体の製造では、微細な欠陥を発見できる検査技術が製品の歩留まりに影響します。
AI半導体の製造投資が拡大するほど、高性能な検査装置への需要が高まる可能性があります。
通期業績予想はどうなっている?
会社が発表した2027年6月期の通期予想は、次のとおりです。
| 項目 | 2027年6月期予想 | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,900億円 | +25.8% |
| 営業利益 | 1,250億円 | +18.8% |
| 経常利益 | 1,250億円 | +15.9% |
| 純利益 | 900億円 | +16.2% |
| 年間配当 | 351円 | 前期329円 |
10月30日の決算短信では、通期業績予想と配当予想の修正はありませんでした。
ここから読み取れるのは、会社が第1四半期の減益だけを理由に通期見通しを引き下げていないことです。
ただし、通期予想の達成には、今後の受注を実際の売上や利益に結びつけられるかが問われます。
【ネットの反応・炎上・噂の真相】投資家が注目しているポイント
レーザーテックのような大型半導体関連株では、決算発表後に株価の解釈が分かれることがあります。
今回の市場ニュースから整理できる主な論点は3つです。
1.減益を警戒する見方
第1四半期の営業利益は前年同期比41.0%減でした。
市場予想を下回ったこともあり、利益成長の鈍化を警戒する見方には根拠があります。
特に、今後も装置販売の回復が遅れれば、通期予想に対する進捗が問題になります。
2.受注増加を評価する見方
一方、受注見通しが4,000億~5,000億円に引き上げられたことは、将来の売上につながる可能性がある材料です。
11月2日に株価が8.01%上昇した背景として、フィスコなどの市場ニュースはこの受注見通しの引き上げを挙げています。
3.決算資料の訂正は不祥事なのか?
もう一つ、見落とせないニュースがあります。
2026年11月2日17時、レーザーテックは第1四半期の連結決算資料について、英語版の一部訂正を公表しました。
訂正されたのは、包括利益の帰属先の表示です。
親会社株主に帰属する包括利益と、非支配株主に帰属する包括利益の記載が入れ替わっていたため、表示を修正しました。
重要なのは、包括利益の合計額そのものは変更されていないという点です。売上高や営業利益、四半期純利益の数値を変更する訂正ではありませんでした。
したがって、この訂正をもって粉飾決算や業績不正が発覚したと解釈するのは適切ではありません。
今回の株価変動についても、確認できる主要な市場材料は受注見通しの上方修正です。
ネットの反応を見る際には、決算の減益率だけを切り取った意見と、受注の将来性を重視した意見を分けて読む必要があります。
【今後の株価予想】レーザーテックのPTSで注目すべき5つのポイント
今後の株価を考えるうえでは、単純にPTSがプラスかマイナスかを見るだけでは不十分です。
1.受注見通しが実際の売上に変わるか
最も重要なのは、受注拡大が売上高と営業利益に反映されるかどうかです。
受注が増えても、納入や検収が遅れれば売上計上の時期も後ろにずれます。
次の四半期決算では、売上高だけでなく受注状況も確認したいところです。
2.AI半導体市場の設備投資
AIデータセンターへの投資が継続すれば、先端半導体の製造装置や検査装置にも追い風になります。
反対に、大手半導体メーカーが設備投資を縮小すれば、将来の受注期待が後退する可能性があります。
3.株価の割高感
11月2日時点の株探掲載データでは、予想PERは約40.5倍、PBRは約15.2倍でした。
成長期待を織り込んだ評価水準であり、業績予想が下振れした場合には株価が大きく反応する可能性があります。
4.PTSの出来高と価格差
夜間PTSで株価が上昇していても、出来高が少なければ、限られた注文によって価格が形成されている可能性があります。
今回の4,700株という出来高は、東証の705万6,000株と比べて小規模でした。
PTS価格だけではなく、翌日の東証の寄り付きと売買高まで確認することが重要です。
5.信用取引の需給
11月2日時点の信用データでは、10月30日の信用買い残は144万7,300株、信用売り残は25万7,900株、貸借倍率は5.61倍でした。
信用買い残が多い状態では、株価が下落した際に損失確定の売りが増える可能性があります。
一方、業績や受注への期待が高まれば、買いが集まって上昇する展開も考えられます。
投資判断で見るべき条件
| 投資判断の材料 | ポジティブな確認事項 | 注意すべき事項 |
|---|---|---|
| 受注 | 受注高の拡大 | 受注の失速 |
| 売上 | 装置販売の回復 | 売上計上の遅れ |
| 利益 | 営業利益率の改善 | 利益率の低下 |
| PTS | 出来高を伴う上昇 | 出来高の少ない急騰 |
| 市場環境 | AI投資の継続 | 設備投資の縮小 |
短期売買を考える場合はPTSの価格差と出来高、中長期投資を考える場合は受注残や利益率、通期予想の達成可能性を重視するのが合理的です。
【よくある質問】レーザーテック株価とPTSに関するFAQ
Q1:レーザーテックのPTS株価はいくらですか?
A1:2026年11月2日23時59分時点の表示価格は40,624円です。東証終値40,720円に対して96円安、0.24%の下落でした。
Q2:PTSが下落すると翌日のレーザーテック株価も下がりますか?
A2:必ずしも下がるとは限りません。PTSは東証とは別の取引市場であり、出来高や参加者も異なります。米国市場の半導体株、為替、最新ニュース、翌朝の注文状況も確認する必要があります。
Q3:レーザーテックの株価が11月2日に上昇した理由は何ですか?
A3:2027年6月期の受注見通しが従来の3,000億~4,000億円から4,000億~5,000億円へ引き上げられたことが、主な上昇材料として報じられました。
Q4:レーザーテックの決算は赤字だったのですか?
A4:いいえ。2027年6月期第1四半期は減収減益でしたが、営業利益157億6,900万円、経常利益147億1,100万円、純利益107億3,400万円を計上しており、黒字です。
Q5:レーザーテックの今後の株価を判断するには何を見ればよいですか?
A5:受注高、売上高、営業利益率、AI半導体関連の設備投資、PTSの出来高を総合的に確認してください。特に受注が実際の売上と利益に転換するかが重要です。
まとめ:レーザーテック株価の今後はPTSと受注動向が鍵
2026年11月のレーザーテックは、減益決算と受注見通しの上方修正という、相反する材料が株価に影響を与えている局面です。
11月2日の東証終値は40,720円、夜間PTSは40,624円でした。東証では8.01%の大幅上昇となった一方、夜間PTSでは小幅安に転じています。
今後の焦点は次の3点です。
- 受注見通し4,000億~5,000億円の実現性
- AI半導体市場の設備投資とACTIS A200HiTの需要
- 第2四半期以降の売上高・営業利益の回復
【プロの結論】
レーザーテックの株価を判断する際に、最も避けたいのはPTSの数字だけで翌日の値動きを決めつけることです。
PTSは夜間の投資家心理を把握するための有効な情報ですが、出来高が少ない場合には価格の信頼性にも注意が必要です。
本質的に見るべきなのは、受注拡大がどれだけ売上と利益に結びつくかという点です。
短期投資ではPTSと東証の需給を、中長期投資では決算内容と受注の推移を軸に判断することが、レーザーテック株との向き合い方になります。
半導体市場の成長期待だけでなく、業績の裏付けも確認しながら、冷静に投資判断を行いたいところです。
記事の基準日:2026年11月4日(日本時間)。株価データの最終確認対象は11月2日。投資判断の参考情報であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。 (出典: レーザーテック 株価 pts(Yahoo!ニュース))