きのこの山とたけのこの里はどっちが人気?味・食感・カロリー・値段を2026年徹底比較
2026年11月現在も、明治のロングセラー商品「きのこの山」と「たけのこの里」は、日本を代表するチョコレート菓子として親しまれています。きのこの形をしたクラッカーとチョコレートの組み合わせ、たけのこの形をしたクッキーとチョコレートの組み合わせ。見た目だけでなく、口に入れたときの食感や風味にもはっきりした違いがあります。
実際に選ぶならどちらがおすすめなのでしょうか。今回は明治の公式商品情報をもとに、原材料、栄養成分、カロリー、内容量、価格の動向を比較。さらに、過去の国民総選挙や2025年の50周年企画、2026年の最新展開まで振り返り、それぞれの魅力と選び方を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 味と食感:きのこの山はサクサクのクラッカー、たけのこの里は香ばしいクッキーが特徴。
- カロリーと内容量:現行商品はきのこの山66g・378kcal、たけのこの里63g・345kcal。
- 人気の歴史:2018年の総選挙ではたけのこ党、2019年の再選挙では新きのこ党が勝利。
【先に結論】きのこの山とたけのこの里はどっちがおすすめ?
最初に結論を整理すると、選ぶポイントはチョコレートそのものよりも、組み合わせている焼き菓子の違いにあります。
チョコレートの存在感とクラッカーの軽快な歯ごたえを楽しみたいなら、きのこの山。クッキーの香ばしさとチョコレートが一体になった濃厚な味わいを楽しみたいなら、たけのこの里がおすすめです。
きのこの山がおすすめの人
- カリッとしたクラッカーの食感が好き
- チョコレートと焼き菓子を別々の感覚で楽しみたい
- 軽快な歯ごたえのチョコスナックを好む
- 一口ずつ食べやすい形を重視する
たけのこの里がおすすめの人
- バター風味や香ばしさのあるクッキーが好き
- チョコレートと生地が一体になった味わいを好む
- サクッとした後にほろっと崩れる食感が好き
- 焼き菓子らしい満足感を重視する
なお、栄養成分では、1箱当たりのカロリーはたけのこの里のほうが低く、内容量はきのこの山のほうが多くなっています。味だけでなく、食べる量や栄養成分も選択基準になります。
【味・食感を徹底比較】チョコと生地の違いが人気を分ける理由
両商品の最大の違いは、チョコレートを支える焼き菓子の設計です。同じ明治のブランドでありながら、食べたときの印象が異なるのは、この構造の違いが大きく関係しています。
きのこの山:クラッカーの軽快さとチョコレートの存在感
きのこの山は、きのこの傘に当たる部分がチョコレート、軸の部分がクラッカーという構造です。
明治の公式商品説明によると、コクのあるチョコレートとミルクでまろやかに仕上げたチョコレートの2つを組み合わせ、サクサクとしたクラッカーと合わせています。
食べると、まずクラッカーの軽快な歯ごたえが感じられ、その後にチョコレートの風味が広がります。軸を持って食べられる形状も特徴で、チョコレートに直接触れずに食べやすい点も魅力です。
クラッカー自体は比較的軽い食感なので、焼き菓子の重さよりもチョコレートとのコントラストを楽しみたい人に向いています。
たけのこの里:クッキーの香ばしさと一体感
たけのこの里は、たけのこの形をしたクッキー生地をチョコレートで包んだ構造です。
明治の公式商品説明では、コクのあるチョコレートとミルクでまろやかに仕上げたチョコレートに、サクサクとした味わいのクッキーを組み合わせています。
きのこの山と異なり、クッキーそのものがチョコレートと一緒に口の中で広がるため、焼き菓子とチョコレートの一体感を楽しめます。
クッキーには卵やアーモンドペーストなども使用されており、原材料の構成にも特徴があります。チョコレートだけでなく、クッキーの風味や香ばしさを重視する人に向いている商品です。
食感の違いを簡単に整理
両者の食感を表現するなら、きのこの山は「カリッ、サクッ」、たけのこの里は「サクッ、ほろっ」という違いです。
もちろん感じ方には個人差がありますが、クラッカーの軽さを楽しむか、クッキーの香ばしさを楽しむかが、どっち派を決める大きなポイントになります。
【原材料・カロリー比較】栄養成分と内容量はどちらが多い?
ここからは、明治が公開している現行の標準商品情報を比較します。2026年11月時点の対象商品は、きのこの山66gとたけのこの里63gです。
きのこの山とたけのこの里の比較一覧
| 比較項目 | きのこの山 | たけのこの里 |
|---|---|---|
| 内容量 | 66g | 63g |
| エネルギー | 378kcal | 345kcal |
| たんぱく質 | 5.6g | 4.9g |
| 脂質 | 23.8g | 20.5g |
| 炭水化物 | 35.2g | 35.0g |
| 食塩相当量 | 0.22g | 0.3g |
| 主な焼き菓子 | クラッカー | クッキー |
| 特徴的な原材料 | 小麦粉、イースト | 液卵、卵白、マーガリン、アーモンドペースト |
| 主なアレルゲン | 小麦・乳成分・大豆 | 小麦・卵・乳成分・アーモンド・大豆・マカダミアナッツ |
※栄養成分は明治公式の商品情報に掲載された1箱当たりの数値。原材料・アレルギー表示は商品リニューアルなどで変更される場合があります。
カロリーはきのこの山のほうが高い
1箱当たりのカロリーを比較すると、次のようになります。
- きのこの山:378kcal
- たけのこの里:345kcal
差は33kcalです。1箱を食べ切った場合、たけのこの里のほうが摂取エネルギーは少なくなります。
ただし、両商品は内容量が異なります。100g当たりに換算すると、きのこの山は約573kcal、たけのこの里は約548kcalです。内容量の差を考慮しても、きのこの山のほうがエネルギーは高めです。
脂質もきのこの山が23.8g、たけのこの里が20.5gと、きのこの山が上回っています。一方、炭水化物は35.2gと35.0gでほぼ同じです。
ただし、33kcalの差だけで健康面の優劣を判断する必要はありません。どちらもチョコレート菓子であり、食べる量や食生活全体とのバランスが大切です。
原材料の違いはアレルギーにも関係する
原材料を比較すると、きのこの山は小麦粉や植物油脂、カカオマス、全粉乳などを使用しています。クラッカーの構造を作るため、イーストも原材料に含まれています。
一方、たけのこの里には小麦粉、液卵、卵白、マーガリン、アーモンドペーストなどが使用されています。クッキーならではの原材料構成です。
この違いは、味や食感だけでなく、アレルギーを持つ人にとっても重要です。特に、たけのこの里には卵やアーモンドなどが含まれています。
アレルギーがある場合は、原材料一覧だけでなく、必ず購入する商品のパッケージに記載された最新のアレルギー表示を確認してください。
【値段・内容量を比較】2025年の実質値上げと2026年11月の価格改定
きのこの山とたけのこの里を比較するとき、見落とせないのが内容量と価格の変化です。以前のパッケージを基準に考えている人は、現在の容量を確認しておきたいところです。
2025年5月に内容量が約1割減少
明治は2025年5月20日出荷分から、両商品の内容量を変更しました。
- きのこの山:74gから66gへ変更(約11%減)
- たけのこの里:70gから63gへ変更(10%減)
以前の74g・70gという数字を覚えている人もいるかもしれませんが、現在の標準商品は66g・63gです。
価格が変わらない場合でも、内容量が減れば100g当たりの価格は上昇します。単純な店頭価格だけでなく、実際に何グラム入っているかを確認する必要があります。
2026年11月1日出荷分から価格改定
さらに、明治は2026年8月18日付の公式発表で、チョコレート・スナック11品について、11月1日出荷分から出荷価格を約3〜8%改定すると発表しました。
対象には、きのこの山66gとたけのこの里63gも含まれています。
明治が説明している背景は、原材料価格の高止まり、人手不足、製造・流通に関わるエネルギーコストの上昇です。
ここで注意したいのは、発表された3〜8%という数字はメーカーの出荷価格の改定率であり、店頭価格が一律に3〜8%上がるという意味ではないことです。実際の販売価格や反映時期は店舗によって異なります。
どちらがお得なのかを判断する方法
2026年11月時点では、標準商品の内容量はきのこの山が66g、たけのこの里が63gです。単純に内容量だけを比べれば、きのこの山のほうが3g多く入っています。
ただし、価格は店舗や販売形態によって違います。どちらが経済的かを判断するには、購入価格を内容量で割って100g当たりの価格を計算する方法が確実です。
100g当たりの価格=店頭価格÷内容量(g)×100
例えば、特売やまとめ買いで価格差が生じている場合も、この計算をすれば単純な値札の安さに惑わされずに比較できます。
【歴史と人気投票】きのこたけのこ戦争はいつから始まった?
きのこの山とたけのこの里の対立は、単なる商品比較を超えた日本のお菓子文化の一つになっています。明治が公式キャンペーンとして展開した「きのこたけのこ国民総選挙」も、その象徴的な出来事です。
1975年:きのこの山が誕生
きのこの山の開発構想は1970年ごろ、明治の研究所で生まれました。
明治の公式ヒストリーによると、当時の大阪工場ではアポロチョコレートの製造設備を有効活用することも背景にあり、チョコレートとクラッカーを組み合わせるアイデアが検討されました。
当初は珍しい形のお菓子として賛否があり、試作を重ねた末、1975年に発売されました。
1979年:たけのこの里が登場
きのこの山に続いて、1979年にはたけのこの里が発売されました。
こちらはクッキー生地の焼き方にこだわって開発された商品です。クラッカーを採用した先発商品とは異なる食感を持たせたことで、同じブランド内でも違った好みを持つ消費者に訴求できるようになりました。
2001年:最初の公式総選挙
両商品の派閥争いは1980年ごろから始まったと明治の公式ブランドヒストリーに記されています。
2001年には、明治が公式に「きのこ・たけのこ総選挙」キャンペーンを開催。2018年の国民総選挙、2019年の再選挙へと続く、ブランドを代表する企画になりました。
2018年:たけのこ党が勝利
2018年の国民総選挙では、きのこ党、たけのこ党、両方を支持するどっちも党の3党が参加しました。
最終結果では、たけのこ党が6,931,220票を獲得し、きのこ党の6,761,773票を上回りました。どっちも党も2,238,204票を獲得しています。
たけのこ党が勝利したものの、その差は約17万票。圧倒的な一方的勝利ではなく、最後まで接戦が続きました。
2019年:新きのこ党が初勝利
翌2019年には再選挙が開催され、2019年12月17日に結果が発表されました。
この選挙では、松本潤さんが党首を務めた新きのこ党が6,021,986票を獲得。一方、美輪明宏さんが党首を務めた新たけのこ党は4,565,799票でした。
総投票数は10,587,785票で、新きのこ党が約145万票差で初勝利を収めました。
明治はこの結果を受けて、両党が争いを終える「ノーサイド協定」も発表しています。
ただし、この結果は2019年に実施された公式キャンペーンの投票結果です。2026年の日本全体の人気や現在の販売シェアを直接示すものではありません。
人気投票と実際の売れ行きは別の指標
食品新聞が2025年12月に報じた明治担当者への取材では、両商品の購入者のうち約6割が、きのこの山かたけのこの里のどちらか一方だけを購入する層だったと説明されています。
2025年の50周年施策では、両方を改めて楽しんでもらう取り組みが行われ、片方だけを購入する人の割合が2ポイント低下。人数にして約50万人が新たに両商品を購入するようになったとのことです。
この事例から見えてくるのは、両商品の競争が必ずしも片方の勝利を意味しないということです。どちらか一方を支持していた人が、もう一方の魅力を再発見することも、ブランド全体にとって大きな成果になっています。
【2026年最新動向】AIで派閥判定、合体商品、KINOTAKE+まで登場
2025年に発売50周年を迎えたきのこの山は、2026年も新しい企画を展開しています。注目すべきなのは、長年続いてきた対立構造を利用するだけでなく、両方を楽しむ方向にもブランドの幅を広げていることです。
AIが生み出した合体商品「きたきたのこのこの山里」
2026年4月14日、明治は「きたきたのこのこの山里」を全国のコンビニエンスストアと駅売店で発売しました。
これはAIが発案した、きのこの山とたけのこの里の特徴を融合させた48gのチョコスナックです。
きのこの山のクラッカーと、たけのこの里のクッキーを砕いて混ぜ、ミルク風味のチョコレートや小麦パフを加え、ビターチョコレートでコーティングしています。
開発のきっかけになったのが、2025年8月に公開されたAI「KINOTAKE MOTHER」です。
明治の2026年4月の発表によると、約50万人の顔写真を用いた判定結果は、きのこ派が約52%、たけのこ派が約43%、どっちも派が約4%でした。
ただし、これはAIによる顔写真からの嗜好判定企画です。実際に商品を食べて投票した人気調査や、全国の消費者を対象とした世論調査とは異なります。数値をそのまま実際の人気割合と解釈するのは適切ではありません。
2026年10月13日「KINOTAKE+」がスタート
2026年10月13日には、明治がブランドの新しい取り組みとして無料動画サービス「KINOTAKE+」を開始しました。
第1弾では、全8作品・計24話のオリジナル動画を公開。生田斗真さん主演の「スーパーエリートサラリーマン木野竹先輩の秘密のグルメ」をはじめ、波岡一喜さん主演の「御菓師なやつら」、忍成修吾さん主演の「チョコアソビ」などがラインアップされています。
このサービスは会員登録も月額課金も不要で、きのこ派かたけのこ派かを選ぶことで視聴できる仕組みです。
お菓子を販売するだけでなく、動画やキャラクター、参加型企画を通じてブランドを楽しんでもらう戦略が進んでいます。
2026年は対立から共存へ?
2018年と2019年の国民総選挙では、どちらが勝つかという対立が大きな話題になりました。しかし、2025年の50周年施策や2026年の合体商品を見ると、ブランドの見せ方は少し変わっています。
両方の魅力を認める人を増やし、どちらか一方を選ぶ楽しさと、両方を味わう楽しさを共存させる方向です。
この展開は、長く続くブランドがファン同士の競争を単なる話題づくりで終わらせず、新しい商品やコンテンツへつなげる好例です。
【きのこの山 vs たけのこの里】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:きのこの山とたけのこの里はどっちが人気ですか?
A1:公式の国民総選挙では、2018年はたけのこ党、2019年は新きのこ党が勝利しています。直近の公式選挙結果は2019年の新きのこ党の勝利ですが、2026年現在の人気を示す最新の全国投票結果ではありません。
Q2:きのこの山とたけのこの里はどっちがカロリーが低いですか?
A2:たけのこの里です。現行の標準商品では、きのこの山66gが378kcal、たけのこの里63gが345kcalです。1箱当たりでは、たけのこの里のほうが33kcal低くなっています。
Q3:きのこの山とたけのこの里の値段はどちらが安いですか?
A3:販売店舗や購入時期によって異なります。2026年11月1日出荷分から両商品を含む対象商品の出荷価格が約3〜8%改定されています。メーカーの発表は店頭価格の一律改定を意味しないため、実際の価格と100g当たりの単価を比較するのがおすすめです。
まとめ:【プロの結論】選ぶ基準はチョコではなく焼き菓子にある
きのこの山とたけのこの里は、同じ明治のチョコレート菓子でありながら、焼き菓子の違いによって独自の魅力を持っています。
きのこの山は、クラッカーの軽快な食感とチョコレートの組み合わせが特徴。たけのこの里は、クッキーの香ばしさとチョコレートの一体感が魅力です。
栄養成分では、きのこの山のほうが1箱当たりのカロリーと内容量が多く、たけのこの里のほうがカロリーは低めです。原材料にも違いがあるため、アレルギーや好みに合わせた選択も大切です。
また、2018年にはたけのこ党、2019年にはきのこ党が勝利した国民総選挙の歴史からも、どちらか一方が絶対的に優れているわけではないことが伝わります。
最終的な判断基準は、クラッカーのカリッとした食感を取るか、クッキーの香ばしさを取るか。この一点を意識すれば、自分に合った商品を選びやすくなります。
2026年には合体商品や無料動画サービスまで登場し、きのこたけのこ戦争は新しい楽しみ方へと広がっています。次に両方を食べ比べるときは、ぜひ生地の違いとチョコレートの組み合わせに注目してみてください。
どちらか一方を選ぶのも、両方を好きになるのも自由。それこそが、長年愛され続ける「きのこの山」と「たけのこの里」の最大の魅力です。