【何科を受診する?】マダニ刺咬後の受診目安と病院での検査・治療

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【何科を受診する?】マダニ刺咬後の受診目安と病院での検査・治療
【何科を受診する?】マダニ刺咬後の受診目安と病院での検査・治療
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🎵 【何科を受診する?】マダニ刺咬後の受診目安と病院での検査・治療

マダニに刺されたあと、どの診療科を選べばよいのか迷う人も多いでしょう。

受診先は、マダニがまだ皮膚に付着しているのか、すでに離れているのか、発熱などの全身症状があるのかによって異なります。

マダニが皮膚に付着しているなら皮膚科・外科

マダニ刺されたあと
【画像】マダニ 刺され た あと 関連ショット

マダニが皮膚に食い込んでいる場合は、まず皮膚科を受診してください。

皮膚科では、主に次のような対応が行われます。

- マダニの付着状態や吸着部位の確認
- 虫体の除去
- 口器が残っていないかの確認
- 傷口の洗浄
- 必要に応じた局所処置

皮膚科が近くにない場合は、外科などに相談する方法もあります。受診前に電話でマダニの除去に対応できるか確認するとスムーズです。

発熱や腹痛が出たら内科・感染症を扱う医療機関

マダニ刺されたあと
【写真】マダニ 刺され た あと 近影・注目カット

すでにマダニが離れていても、発熱、下痢、腹痛、発疹、強い倦怠感などが出た場合は、内科を受診してください。

感染症を専門的に診療する医療機関が近くにある場合は、そちらへの相談も選択肢です。

特に、次のような症状は注意が必要です。




早急に医療機関へ相談したい症状

- マダニに刺されたあとに発熱した
- 発熱と下痢・腹痛が同時に起きている
- 全身の倦怠感が強くなっている
- 刺し口の周囲に発疹が広がっている
- 頭痛や筋肉痛が続いている
- 原因不明の出血や紫斑が現れた



救急対応が必要な症状

意識障害、けいれん、呼吸困難、著しい衰弱などがある場合は、通常の外来受診を待たず救急要請を検討してください。

受診時には、マダニに刺された可能性があることを必ず伝えましょう。

できれば、次の情報も整理しておくと診察に役立ちます。

- 刺された可能性のある日
- 山林や草むらなど、訪れた場所
- 体のどこを刺されたか
- マダニが付着していた時間や除去した日時
- 現在の症状と発症した日
- ペットや野生動物との接触歴

SFTSでは、感染した動物の血液や唾液などの体液を介して人に感染するケースもあります。国内では2024年に患者から医療従事者への感染事例も報告されています。

感染が疑われる場合は、受診先に事前に電話して、マダニの刺咬歴や症状を伝え、案内に従うとよいでしょう。

症状がない場合も検査を受けるべき?

マダニ刺されたあと
【資料】マダニ 刺され た あと 報道・メディア記録

マダニに刺されたあと、体調に変化がない場合、感染症の検査をすぐに受けられるのか気になるところです。

東京都健康安全研究センターは、感染していた場合でも、症状が出ていない段階では検査による感染確認ができないと説明しています。

そのため、無症状だからといって検査だけで安心しようとするのではなく、まずは皮膚科などで適切にマダニを除去してもらい、その後の経過を観察することが基本です。

不安が強い場合は、症状がなくても医療機関に相談してください。

【再び刺されないために】マダニの生息場所と日常生活でできる予防策

マダニ対策は、刺されたあとだけでなく、屋外活動の前後にも必要です。

マダニは森林や草地、藪だけでなく、自然環境が残る畑やあぜ道などにも生息しています。野生動物がいる場所に限らず、身近な屋外環境でも注意が必要です。

マダニが付着しやすい場所を知っておく

マダニは、植物の葉陰などで人や動物が近づくのを待ち、体に付着します。

特に注意したいのは次の場所です。

- 山林や森林の遊歩道
- 草むらや藪
- 農地や畑の周辺
- 野生動物が生息する場所
- 草木が多い河川敷

厚生労働省は、春から秋にかけてマダニの活動が活発になると注意喚起しています。ただし、温暖な地域では冬でも活動する場合があり、季節だけで安全を判断することはできません。

屋外活動では服装と虫よけを組み合わせる

マダニに刺されないためには、肌の露出を減らすことが基本です。

具体的には、次のような対策が推奨されています。

- 長袖・長ズボンを着用する
- シャツの裾をズボンに入れる
- ズボンの裾を靴下や靴に入れる
- サンダルを避け、足を覆う靴を履く
- 帽子や手袋を使用する
- 首元にはタオルを巻く
- マダニを見つけやすい明るい色の服を選ぶ

また、DEET(ディート)やイカリジンを含む虫よけ剤のうち、マダニへの効果が表示されている製品を補助的に利用する方法もあります。

使用する際は、対象年齢や使用回数など、製品の注意事項を確認してください。

帰宅後は全身を確認する

屋外活動から帰ったあとは、衣服だけでなく体にマダニが付いていないか確認しましょう。

特に見落としやすいのが、皮膚の柔らかい部分や衣服で隠れている場所です。

確認する場所チェックするポイント
頭部・髪の毛髪の間や耳の後ろ
首・耳周辺首筋や耳の付け根
わきの下皮膚のくぼみ
腕・手首手首の内側や肘の周辺
足の付け根下着で覆われる部分
膝の裏皮膚のしわやくぼみ
胸・腹部衣服で覆われていた部分

入浴やシャワーも有効です。着用していた衣類は早めに洗濯し、家の中に長時間放置しないようにしましょう。

ペットにもマダニ対策が必要

犬や猫を飼っている家庭では、ペットの体表も確認してください。

散歩後には、耳の周囲、首、足の付け根などをチェックし、マダニが付着していないか確認します。

マダニが皮膚に食い込んでいる場合は、動物病院で除去してもらいましょう。

なお、厚生労働省によると、ペットに付着したマダニに触れただけで人がSFTSに感染するわけではありません。ただし、マダニに刺される危険性はあります。また、SFTSを発症した動物の血液や体液に直接触れることでも感染する可能性があります。

【マダニに刺されたあとの経過】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:マダニに刺されたあと、腫れやかゆみがなければ大丈夫ですか?

A1:腫れやかゆみがないからといって、感染症の可能性がないとは判断できません。マダニの唾液には麻酔様物質が含まれており、刺されたことに気づかない場合もあります。虫体が付着している場合は皮膚科で除去し、その後も数週間は体調を観察してください。

Q2:マダニに刺されたあと、何日くらい注意すればいいですか?

A2:厚生労働省は数週間程度の健康観察を推奨しています。SFTSは6日~2週間程度、日本紅斑熱は2~8日、ライム病は3~32日程度が潜伏期間の目安です。少なくとも3週間程度は注意し、それ以降も気になる症状が出た場合は受診してください。

Q3:マダニが自然に取れたら病院に行かなくてもいいですか?

A3:自然に離れた場合でも、刺し口の炎症や感染症のリスクがなくなったとは限りません。刺されたことに気づいた場合は、皮膚科などに相談してください。口器が残っていないか、皮膚の状態を確認してもらうと安心です。

Q4:マダニを自分で取ってしまいました。どうすればいいですか?

A4:まず刺し口を確認し、皮膚に虫体の一部が残っていないか、腫れや痛みがないかを確認してください。口器が残っている可能性がある場合は、自分で掘り出さず皮膚科を受診しましょう。取り除いたマダニが残っていれば、捨てずに医療機関へ持参すると診察の参考になります。

Q5:マダニに刺されたあと、すぐにSFTSの検査はできますか?

A5:感染直後や無症状の段階では、感染の有無を通常の検査で判断できない場合があります。東京都健康安全研究センターも、症状が出ていない段階では感染確認の検査ができないと説明しています。まずはマダニを適切に除去し、発熱や消化器症状が出た場合は速やかに医療機関を受診してください。

Q6:マダニに刺されたあと、発熱や下痢が出たら何科に行けばいいですか?

A6:内科や感染症を扱う医療機関に相談してください。受診時にはマダニに刺された可能性があること、刺された日時、屋外活動の場所、症状が始まった時期を伝えましょう。意識障害や呼吸困難などがある場合は救急対応が必要です。

Q7:マダニに刺されたら必ず感染症になりますか?

A7:必ず感染するわけではありません。すべてのマダニがSFTSウイルスなどの病原体を保有しているわけではないためです。ただし、刺し口の見た目だけで感染の有無を判断することはできません。適切な除去と経過観察を行ってください。

Q8:マダニに刺されたあと、いつまで発熱に注意すればいいですか?

A8:まずはSFTSの潜伏期間である6日~2週間を意識し、その後も数週間は注意してください。ライム病では潜伏期間が最大32日程度とされます。発熱だけでなく、発疹、頭痛、関節痛、腹痛、下痢なども確認しましょう。

まとめ:マダニに刺されたあとは正しい除去と数週間の観察が大切

マダニに刺されたあとは、傷口の腫れやかゆみだけで感染の有無を判断することはできません。

刺された直後に痛みがない場合もあれば、2~3日後にかゆみや灼熱感が現れる場合もあります。また、吸血中のマダニが皮膚に固着していると、無理に引き抜いた際に口器が残り、炎症や化膿につながる可能性があります。

2026年10月7日改訂の厚生労働省の情報を踏まえると、特に押さえておきたい判断基準は次の5つです。

1. マダニが付着していたら、無理に引き抜かず皮膚科で除去する。
2. 口器が皮膚に残った疑いがあれば、自分で掘り出さず医療機関に相談する。
3. SFTSの潜伏期間である6日~2週間を意識する。
4. 日本紅斑熱やライム病も考慮し、数週間は発熱・発疹・腹痛・下痢などを観察する。
5. 体調に異変があれば、マダニに刺された事実を医師に伝えて速やかに受診する。

マダニに刺されたからといって、必ず感染症になるわけではありません。しかし、感染症によっては初期症状が風邪や胃腸炎に似ており、刺し口の状態だけでは見分けられないことがあります。

大切なのは、必要以上に恐れることではなく、発症の可能性がある期間を理解し、異変があったときに早く対応することです。

「無理に取らない・数週間観察する・発熱したらすぐ相談する」。この3つを基本に、マダニに刺されたあとの健康管理を行いましょう。

(出典: マダニ 刺され た あと(Yahoo!ニュース))