成城大学図書館は学外者も使える?2026年の利用条件・開館時間・施設を徹底解説
成城大学図書館は、学生だけでなく、卒業生や世田谷区民、一定の条件を満たす学外者も利用できる大学図書館です。ただし、誰でも自由に入館できるわけではありません。利用者の区分によって、事前申請の必要性、利用カードの発行方法、貸出冊数、利用できる施設が異なります。
2026年11月現在、特に注意したいのが世田谷区民向けの利用制度です。2026年度の新規申込は4月15日に受付終了が告知されており、一般の方が思い立って訪問しても、そのまま館内を利用できるとは限りません。開館時間も授業期・定期試験期・休講期間で変わります。成城学園前駅からのアクセス、館内のフロア構成、AVゾーンやグループ学習室の利用条件まで、訪問前に押さえておきたい情報を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 学外者の利用:卒業生や世田谷区民には専用制度がある一方、一般の方は事前照会と紹介状などが必要。
- 2026年の利用時間:通常の授業期は平日9時~20時、定期試験期は平日21時まで。休講期間は原則17時まで。
- 世田谷区民の申込:2026年度の受付は4月15日に終了。年間利用料は3,000円で、7月と1月は入館できない。
【利用資格を徹底解説】成城大学図書館は学生以外も利用できる?
成城大学図書館の公式案内では、学生のほか、卒業生や地域住民にも利用制度を設けています。ポイントは、学外者を一括りにせず、卒業生・世田谷区民・協定校の学生・研究目的の一般利用者などに分けていることです。
とりわけ重要なのは、世田谷区民として登録して利用する場合と、一般の学外者として資料を閲覧する場合では、手続きがまったく異なるという点です。
卒業生は利用カードを発行してもらえる
成城大学、成城大学短期大学、旧制高校の卒業生は、図書館利用カードを発行してもらうことで利用できます。
発行時に必要なのは、現在の住所が確認できる写真付き身分証明書と、卒業資格を証明する書類です。学位記、卒業・修了証明書の写し、同窓会カードなどが利用資格の証明に使えます。
大学・短大の卒業生については、証明書を持っていない場合でも、図書館所定の用紙を使って教務課や同窓会事務室で修了確認を受ける方法が案内されています。
利用カードの即日発行を希望する場合は、平日16時30分、土曜日12時30分までに手続きを済ませる必要があります。訪問時間が遅くなる場合は、事前に確認しておくと安心です。
世田谷区民は年間登録制で利用できる
世田谷区に住んでいる人や、同区内に勤務している人には、地域住民向けの利用制度があります。
公式案内によると、申し込みは毎年4月に受け付け、年間利用料は3,000円です。募集については例年3月頃に図書館ウェブサイトで告知されます。
ただし、2026年度は状況が異なります。成城大学図書館は2026年4月15日付のお知らせで、予想を大きく上回る申請があったため、同年度の受付を終了したと発表しました。
そのため、2026年11月時点で新たに世田谷区民登録を申し込むことはできません。次年度の利用を希望する場合は、2027年3月頃の募集告知を確認するのが現実的です。
一般の学外者は自由に入館できるわけではない
世田谷区民の登録制度に該当しない一般の方も、資料の利用を目的とした手続きを取ることで、館内閲覧が認められる場合があります。
ただし、事前に利用したい資料について問い合わせる必要があります。手続きは、他大学・研究機関に所属する人なら所属機関の図書館を通じて、その他一般の方なら地域の公共図書館を通じて行います。
利用当日は、紹介状や図書館からの回答書類のコピー、身分証明書を提示します。利用は原則として当日のみで、資料の館外貸出はできません。
つまり、一般利用者にとっては、図書館そのものを自由に利用するというより、所蔵が確認できた特定の資料を調べるために利用する制度と理解するのが適切です。
【2026年最新】開館時間・休館日と授業期、試験期の違い
成城大学図書館の開館時間は年間を通して固定されていません。授業が行われる期間、定期試験期間、長期休業を含む休講期間で営業時間が変わります。
通常の授業期間は平日20時まで
成城大学図書館の2026年の利用時間一覧では、通常の開講期間について、次の時間が案内されています。
- 平日(開講日):9時~20時
- 土曜日・休講日:9時~18時
大学の授業がある平日は夜20時まで利用できるため、授業後の自習や資料収集にも対応しています。
定期試験期は平日21時まで延長
定期試験期には、平日の開館時間が通常より1時間延び、9時~21時となります。土曜日・休講日の開館時間は9時~18時です。
試験前の学習需要に合わせて開館時間を延ばす仕組みですが、定期試験期の具体的な日程は年度の開館カレンダーで確認する必要があります。
休講期間は17時閉館が基本
長期休業を含む休講期間は、月曜日から土曜日まで9時~17時が基本です。
ただし、夏季休講期間は土曜日も休館となります。また、8月1日から9月11日までは、レファレンスカウンターの利用時間が9時30分~16時30分となるなど、窓口ごとに時間が異なる場合があります。
2026年の休館日とカレンダーの確認方法
通常の休館日は日曜日、国民の祝日、夏期一斉休業日、年末年始などです。臨時の休館や長期休業中の変更もあるため、曜日だけで開館を判断するのは避けたいところです。
公式の開館カレンダーには2026年11月以降の予定が掲載されています。日付ごとに、9時~20時、9時~18時、9時~21時、休館などの区分が示されています。
また、図書館全体の開館時間と各カウンターの受付時間は同じではありません。例えば通常の授業期の平日は、AVカウンターが9時~19時30分(受付終了19時)、レファレンスカウンターが9時~17時です。
AV資料や書庫資料を目的に訪問する場合は、図書館が開いている時間だけでなく、利用したいサービスの受付終了時刻まで確認してください。
【利用カード・貸出冊数を比較】学外者の手続きと利用条件一覧
成城大学図書館では、利用者の資格によって借りられる冊数と期間が異なります。特に卒業生と世田谷区民は、どちらも図書3冊・2週間という貸出条件ですが、利用できる施設には違いがあります。
主要な利用区分を整理すると、次のようになります。
| 利用者区分 | 図書の貸出 | 利用手続・主な条件 | 主な制限 |
|---|---|---|---|
| 大学・短大卒業生 | 3冊・2週間 | 身分証明書と卒業資格の証明書を持参して利用カードを発行 | 雑誌の貸出不可 |
| 大学院修了者・単位修得退学者 | 5冊・2週間 | 身分証明書と修了資格の証明書を持参 | 雑誌の貸出不可 |
| 世田谷区民利用者 | 3冊・2週間 | 毎年4月に申請、年間利用料3,000円 | 7月・1月は入館不可、AVゾーン利用不可 |
| 五大学の所属者 | 3冊・2週間 | 所属校の学生証・教職員証などで手続き | 7月・1月は貸出不可 |
| 世田谷6大学の所属者 | 3冊・2週間 | 所属校の学生証・教職員証などで手続き | 7月・1月は貸出不可 |
| 一般の学外者 | 貸出不可 | 公共図書館などを通じて事前照会・紹介状を取得 | 原則当日の館内閲覧のみ |
| 成城学びの森受講者 | 3冊・2週間 | 受講案内と写真付き身分証明書で利用カードを発行 | 受講開始から年度末まで、7月・1月は入館不可 |
五大学は学習院大学、甲南大学、成蹊大学、武蔵大学、世田谷6大学は国士舘大学、駒澤大学、昭和女子大学、東京農業大学、東京都市大学を指します。
なお、聖心女子大学の所属者は協定校の利用区分に含まれますが、公式の貸出一覧では資料の貸出はできない扱いです。
卒業生と区民ではAVゾーンの利用条件が違う
見落としやすいのが、同じ図書館利用カードを使う場合でも、利用者資格によって施設の利用範囲が異なる点です。
卒業生はAVゾーンを利用できる一方、世田谷区民利用者はAVゾーンを利用できません。世田谷区民は3号館雑誌室を利用できますが、7月と1月は入館自体が認められていません。
また、大学院修了者や単位修得退学者は図書5冊を2週間借りられます。一般の大学・短大卒業生よりも貸出冊数が多く設定されています。
利用カードは単なる入館証ではなく、貸出や利用可能なサービスを判別するためのものです。自分がどの区分に該当するかを確認してから手続きしましょう。
【フロアガイド】閲覧席・グループ学習室・AVゾーンの施設を紹介
成城大学図書館の特徴は、蔵書の量だけでなく、目的に合わせて学習環境を選べることです。
公式の施設紹介によると、人文科学・社会科学系を中心に、電子書籍を含む図書約78万冊、雑誌約8,900種類、マイクロ資料3万点以上、AV資料約6万点を所蔵しています。
また、地上3階から地下2階には約26万冊の図書・雑誌が開架方式で配置され、館内で自由に手に取って閲覧できます。
フロアごとの主な施設
- 3階:政治、法律、経済、経営、社会学などの資料。研究個室、静寂ルーム、プレゼンテーションルームもあります。
- 2階:哲学、宗教、歴史、芸術、語学、日本文学、外国文学などの資料を配置。
- 1階:メインカウンター、レファレンスカウンター、新聞・新刊雑誌コーナー、アクティブラーニングエリア。
- 地下1階:和雑誌、大学紀要、新聞縮刷版、グループ学習室1~4。
- 地下2階:AVゾーン、AVルーム、マイクロブース、洋書・洋雑誌、貴重書関連施設。
- 地下3階:和書・洋書・雑誌などを収蔵する書庫。
グループ学習室は4室、利用方法に違いがある
地下1階に設置されているグループ学習室は、個人で静かに読書する場所というより、複数人で話し合いながら学習を進めるための施設です。
グループ学習室1~3は、3名以上での利用手続きが必要です。一方、グループ学習室4は自由に利用できます。
また、1階のアクティブラーニングエリアも、少人数のディスカッションに対応しています。65インチのディスプレイが設置されており、授業やセミナーなどにも利用できる環境です。
グループ学習室やプレゼンテーションルームなどの施設は、図書館への入館資格とは別に利用条件が設けられている場合があります。一般利用者や区民登録者がすべての設備を利用できると考えないよう注意してください。
AVゾーンは映画・音楽・歴史資料などを視聴できる
地下2階のAVゾーンは、成城大学図書館の特徴的な施設の一つです。
DVD、Blu-ray、VHS、LD、CDなどの視聴覚資料に加え、国内外の新聞や雑誌を中心とするマイクロ資料も利用できます。自分で持ち込んだ資料を視聴することも可能です。
公式案内で紹介されている施設数は次のとおりです。
- 1人用AVブース:18室
- 2人用AVブース:4室
- 3人用AVブース:3室
- 4~10人用AVルーム:1室
- 1人用マイクロブース:2室
AVルームは前日までの予約が必要です。AVカウンターで資料を検索し、請求メモを提出して利用する流れになっています。
利用時間は閉館30分前までで、受付は閉館1時間前までです。AVゾーンを利用できるのは、在学生、教職員、卒業生、「成城学びの森」受講者など、公式に認められた利用資格を持つ人に限られます。
そのため、世田谷区民登録者や一般の学外者が、図書館に入館できるからといってAV資料も利用できるわけではありません。
【OPAC・MyLibrary】訪問前に資料を検索して効率よく利用する方法
図書館に足を運ぶ前に活用したいのが、OPACとMyLibraryです。両者は役割が異なり、OPACは所蔵資料を検索するシステム、MyLibraryは利用者向けの個人専用サービスです。
OPACで蔵書の有無と配架場所を確認
OPACはOnline Public Access Catalogの略で、成城大学図書館が所蔵する図書、雑誌、新聞、視聴覚資料などを検索できます。
検索結果では、資料の所蔵状況、配架場所、請求記号、利用状況を確認できます。
使い方は次のとおりです。
- 図書館の検索画面で書名や著者名、キーワードを入力する。
- 検索結果から目的の資料を選ぶ。
- 詳細画面で配架場所と請求記号を確認する。
- 館内のフロア案内と照らし合わせて書架を探す。
特に注意したいのが、検索結果に表示される配架場所です。B3F、旧館、貸倉庫などと表示される資料は、通常の開架書架に並んでいない場合があります。
閉架資料はカウンターで請求する必要があり、貸倉庫の資料は取り寄せに数日かかることもあります。訪問当日に必ず閲覧できるとは限らないため、事前検索が欠かせません。
MyLibraryで貸出状況や返却期限を管理
MyLibraryは、成城大学図書館の利用者向け個人専用サイトです。
主な機能には、次のようなものがあります。
- 借りている資料と返却期限の確認
- 貸出期間の延長
- 資料の予約
- 貸出・返却履歴の参照
- 検索条件の保存やブックマーク
- 新着資料のアラート
- パスワードやメールアドレスの管理
利用者番号によるログインのほか、対象者はMNC IDを利用したログイン方法も案内されています。
卒業生や世田谷区民など、MNC IDを持たない利用者がMyLibraryを利用したい場合は、メインカウンターで手続きが必要です。
なお、文献複写や他館からの資料取り寄せなど、一部のサービスは在学生向けです。MyLibraryにログインできることと、すべての機能が利用できることは同じではありません。
おすすめの使い方は、訪問前にOPACで目的の資料を検索し、所在と利用状況を確認しておくことです。貸出可能な資料を探す場合も、予約や延長の可否を事前に調べておくと、現地での手続きをスムーズに進められます。
【アクセス・訪問ガイド】成城学園前駅からの行き方と注意点
成城大学図書館は、東京都世田谷区成城にある成城大学キャンパス内に位置しています。
最寄り駅は小田急線の成城学園前駅です。駅の北口から徒歩約4分というアクセスの良さも特徴です。
所在地と最寄り駅
- 施設名:成城大学図書館
- 住所:東京都世田谷区成城6-1-20
- 最寄り駅:小田急線・成城学園前駅
- 駅からの距離:北口から徒歩約4分
駅から近いため、電車での訪問に適しています。初めて訪れる場合は、北口を出て大学キャンパスを目指すと分かりやすいでしょう。
問い合わせ先と受付時間
利用資格や資料の閲覧手続きについて確認したい場合は、図書館の各カウンターに問い合わせることができます。
- メインカウンター:03-3482-9148
- レファレンスカウンター:03-3482-9152
- AVカウンター:03-3482-9154
公式案内に掲載されている問い合わせ受付時間は、平日9時~17時です。
訪問前に確認したい5つのポイント
成城大学図書館を初めて利用する人は、次の点を確認してから訪問すると安心です。
- 利用資格:卒業生、区民登録者、協定校所属者、一般利用者のどれに該当するか確認する。
- 申請の有無:区民利用は年間登録制、一般利用は事前照会が必要。
- 開館日:日曜日や祝日、長期休業期間の休館を確認する。
- 資料の所在:OPACで配架場所や貸出状況を調べる。
- 施設の利用資格:AVゾーンやグループ学習室など、目的の設備が利用できるか確認する。
特に、一般の学外者は、資料の所蔵確認をせずに訪問しても利用できない可能性があります。訪問目的と利用したい資料を明確にして、地域の公共図書館を通じて事前に相談することが大切です。
【よくある質問】成城大学図書館の利用に関するFAQ
Q1:成城大学図書館は学生以外でも自由に入れますか?
A1:誰でも自由に入館できるわけではありません。卒業生や登録済みの世田谷区民などには利用制度がありますが、その他一般の方は公共図書館を通じた事前照会と紹介状などが必要です。
Q2:2026年に世田谷区民が利用登録することはできますか?
A2:2026年度の申込受付は、申請が予想を大きく上回ったため、2026年4月15日に終了しました。次年度の募集については、2027年3月頃に公式サイトのお知らせを確認してください。
Q3:成城大学図書館の通常の開館時間は何時から何時までですか?
A3:通常の授業期間は平日9時~20時、土曜日・休講日は9時~18時です。定期試験期は平日21時まで延長され、休講期間は原則9時~17時となります。
Q4:卒業生は図書館で本を借りられますか?
A4:借りられます。大学・短大・旧制高校の卒業生は図書3冊を2週間借りられます。利用カードの発行には、住所確認のできる写真付き身分証明書と卒業資格を証明する書類が必要です。
Q5:世田谷区民はAVゾーンを利用できますか?
A5:世田谷区民向けの利用制度では、AVゾーンは利用できません。卒業生など、別の利用資格を持つ人については、それぞれの資格に基づいて利用条件が定められています。
Q6:グループ学習室は何人から利用できますか?
A6:グループ学習室1~3は3名以上で利用手続きが必要です。グループ学習室4は自由に利用できます。いずれも地下1階にあります。
Q7:成城学園前駅から図書館まではどのくらいかかりますか?
A7:小田急線の成城学園前駅北口から徒歩約4分です。東京都世田谷区成城6-1-20の成城大学キャンパス内にあります。
まとめ:成城大学図書館を2026年に利用するなら資格と開館日を確認
成城大学図書館は、約78万冊の図書、約8,900種類の雑誌、約6万点のAV資料を所蔵する、学習・研究環境の充実した大学図書館です。学生だけでなく、卒業生や地域住民にも利用の機会が設けられています。
ただし、学外者の利用は一律ではありません。卒業生は利用カードを発行すれば図書を借りられますが、世田谷区民は年間登録制で、AVゾーンの利用も認められていません。一般の方は事前に資料を照会し、紹介状などを用意する必要があります。
2026年度の世田谷区民向け新規受付が4月15日に終了したことも、訪問前に押さえておきたい重要な情報です。
利用時間については、通常授業期の平日20時、定期試験期の平日21時、休講期間の17時という違いがあります。日曜日や祝日、夏期一斉休業、年末年始などの休館にも注意が必要です。
【プロの結論】成城大学図書館を利用する際に最も大切なのは、単に開館時間を調べるのではなく、自分の利用資格と目的に合ったサービスを把握することです。
静かな閲覧環境で読書や調査をしたい卒業生、専門的な資料を探す研究者、地域の大学図書館を活用したい世田谷区民では、最適な利用方法が異なります。OPACで資料の所在を確認し、必要に応じて利用カードや紹介状を準備すれば、訪問後の行き違いを減らせます。
2027年度以降の区民利用を希望する人は、春の募集情報を早めに確認しておきましょう。開館カレンダーと利用案内を出発前にチェックすることが、成城大学図書館を有効に活用するための第一歩です。 (出典: 成城 大学 図書館(Yahoo!ニュース))