那須川龍心の2026年最新戦績と世界王座、ONE初勝利・次戦の全貌を徹底解説
2026年、キックボクシング界で大きな飛躍を遂げた那須川龍心。兄・那須川天心の実弟として知られる20歳のファイターは、RISE世界スーパーフライ級王座を獲得し、さらにONE Championship初参戦でもトンプーンを2ラウンドTKOで下すなど、国内外で存在感を強めている。
2026年11月3日時点では、プロ通算24戦21勝3敗(11KO)。所属はTEAM TEPPENで、次戦は11月18日開催の「ONE SAMURAI 5」。対戦相手はモロッコの強豪エルメディ・エル・ジャマリだ。6月の大﨑一貴戦での敗北から、9月の世界王座獲得に至るまでの経緯も見逃せない。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- プロフィール:2006年5月16日生まれの20歳。身長164cm、TEAM TEPPEN所属。
- 2026年の実績:RISE世界スーパーフライ級王者となり、ONEデビュー戦ではトンプーンに2R TKO勝利。
- 大﨑一貴戦:6月に延長判定で敗れたが、9月の再戦で勝利し世界王座を獲得。
- 次戦:11月18日のONE SAMURAI 5でエルメディ・エル・ジャマリと対戦予定。
- 兄弟関係:プロボクサー那須川天心の実弟。兄とは異なるキックボクシングのキャリアを築いている。
【那須川龍心のプロフィール】身長・年齢・所属・基本情報を総まとめ
那須川龍心(なすかわ・りゅうじん)は、千葉県松戸市出身のキックボクサー。2006年5月16日生まれで、2026年11月現在20歳だ。
幼少期から格闘技に取り組み、兄の那須川天心と同じく打撃を武器とするファイターとして成長してきた。現在はTEAM TEPPENに所属し、RISEとONE Championshipを主戦場としている。
RISE公式プロフィールに掲載されている基本情報は次のとおり。
- 名前:那須川龍心
- 英語表記:Ryujin Nasukawa
- 生年月日:2006年5月16日
- 年齢:20歳(2026年11月時点)
- 出身地:千葉県松戸市
- 身長:164cm
- 体重:53kg(RISEスーパーフライ級)
- 血液型:B型
- 所属:TEAM TEPPEN
- 構え:オーソドックス
- 得意技:左フック
- バックボーン:空手
- ニックネーム:心童
公式プロフィールで確認できる戦績
RISE公式プロフィールでは、キックボクシングとMMAを合わせたプロ戦績が24戦21勝3敗(11KO)と掲載されている。
内訳はキックボクシング23戦20勝3敗(10KO)、MMA1戦1勝(1KO)。そのため、格闘技全体の戦績とキックボクシング単独の戦績を混同しないことが大切だ。
特にKO率だけでは見えないのが、判定まで戦い抜く技術と試合運び。龍心は一撃で試合を終わらせる力だけでなく、複数ラウンドにわたって攻防を組み立てる経験も積み重ねている。
【2026年最新】那須川龍心の経歴・戦績・獲得タイトルを時系列で整理
龍心のキャリアを振り返ると、アマチュア時代から段階的に実績を積み、プロデビュー後は軽量級のタイトルを次々と獲得してきたことが分かる。
2026年は特に重要な年だ。3月にRISEスーパーフライ級王座を獲得し、7月にはONEで初勝利。9月には大﨑一貴との再戦を制してRISE世界スーパーフライ級王者となった。
那須川龍心の主要な経歴とタイトル獲得歴
| 時期 | 出来事・対戦相手 | 結果・実績 |
|---|---|---|
| 2021年 | RISE Novaなどのアマチュア大会 | 複数のトーナメントで優勝 |
| 2022年4月 | 笠原直希戦 | プロデビュー、判定勝利 |
| 2024年11月 | 数島大陸戦 | 1R KO勝利、RISEフライ級王座獲得 |
| 2025年6月 | ハマダ・アズマニ戦 | 判定勝利、ISKA世界ストロー級王座獲得 |
| 2026年3月 | 長谷川海翔戦 | 5R KO勝利、第4代RISEスーパーフライ級王者 |
| 2026年6月 | 大﨑一貴戦 | 延長判定で敗北 |
| 2026年7月 | トンプーン戦 | 2R TKO勝利、ONEデビュー戦を飾る |
| 2026年9月 | 大﨑一貴との再戦 | 延長判定勝利、RISE世界スーパーフライ級王座獲得 |
| 2026年11月18日予定 | エルメディ・エル・ジャマリ戦 | ONE SAMURAI 5出場予定 |
2024年11月、数島大陸をKOして初戴冠
龍心がプロ初の大きなタイトルを獲得したのは2024年11月23日のRISE183。RISEフライ級タイトルマッチで王者・数島大陸に挑戦した。
試合は1ラウンド2分12秒、得意の左フックによるKO勝利。プロ14戦目で初のタイトルを獲得し、王者としてのキャリアをスタートさせた。
2025年6月、ISKA世界王座を獲得
2025年6月21日には、ハマダ・アズマニとISKA K-1ルール世界ストロー級王座決定戦で対戦。判定3-0で勝利し、国際的なタイトルも手にした。
この勝利は、国内のランキングや王座だけでなく、海外選手との対戦でも結果を残せることを示した一戦だった。
2026年3月、長谷川海翔を逆転KO
2026年3月28日のRISE ELDORADO 2026では、長谷川海翔と第4代RISEスーパーフライ級王座決定戦を戦った。
試合は序盤から長谷川の攻撃に苦しむ展開。しかし、龍心は最終5ラウンドに3度のダウンを奪い、1分17秒でKO勝利を収めた。
この劇的な逆転劇によって、フライ級に続く2階級制覇を達成。苦しい展開でも最後まで勝機を探る精神力を示した試合となった。
【大﨑一貴戦の試合結果】6月の敗北から9月の世界王座獲得まで
2026年の那須川龍心を語るうえで、最も重要な相手が大﨑一貴だ。
両者は2026年6月6日と9月19日に対戦している。最初の試合では大﨑が勝利し、再戦では龍心が勝利。短期間で勝敗が入れ替わったことは、両者の実力が拮抗していることを物語る。
2026年6月6日:延長判定3-0で大﨑一貴が勝利
最初の対戦は、RISE WORLD SERIES 2026 TOKYOで実施された55kg契約のスーパーファイトだった。
龍心は当時、MMAを含めて15連勝中。勢いに乗っていたが、対戦相手の大﨑は世界王者としての経験と強いプレッシャーを持つ実力者だった。
試合では大﨑が前進しながら圧力をかけ、龍心はステップとショートパンチで対抗。本戦で決着がつかず延長戦に突入したものの、延長判定3-0で大﨑が勝利した。
龍心にとっては約15連勝が止まる悔しい結果となった。
2026年9月19日:世界タイトルマッチでリベンジ成功
敗戦から約3か月後、両者は再び対戦することになった。
舞台はABEMA presents RISE WORLD SERIES 2026 TOKYO.2。今回は大﨑が保持するRISE世界スーパーフライ級(53kg)王座を懸けた5ラウンドのタイトルマッチだった。
試合は本戦判定1-1。48-49、49-48、48-48という採点で延長戦へ進んだ。
そして延長ラウンドの判定は1-2。公式結果では3人のジャッジがいずれも9-10をつけ、龍心が勝利した。
那須川龍心が大﨑一貴を破り、第2代RISE世界スーパーフライ級王者に輝いた。
ここで注目したいのは、6月の敗戦を経て、同じ相手に対して再び挑戦し、今度は世界タイトルを獲得した点だ。
単純なKO勝利ではなく、5ラウンドと延長を戦い抜いて判定で勝ち切ったことは、龍心の試合運びや精神面の成長を評価する材料になる。
【ONE Championship初勝利】トンプーンを2R TKO、ONE SAMURAI 5の対戦相手は誰?
RISEで実績を積み重ねてきた龍心は、2026年7月24日、タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催されたONE Friday Fights 163に出場した。
対戦相手はタイのトンプーン・PK・センチャイ。ONE本戦契約選手として経験を積んできたファイターであり、龍心にとってはONEデビュー戦から簡単には勝てない相手だった。
2026年7月24日:トンプーンに2R TKO勝利
試合は初回からジャブと左フックを中心に攻め合う展開。龍心は相手の打撃に対応しながら、的確にパンチを当てていった。
2ラウンドに入ると、左ボディーや右ストレートをヒット。最後は右ストレートから右ヒザ蹴りにつなぎ、動きが鈍ったトンプーンに左右のパンチをまとめた。
結果は2ラウンド2分00秒、TKO勝利。
初めてのONE参戦で鮮烈な勝利を挙げ、世界規模の舞台でも通用する打撃能力を印象づけた。
次戦は11月18日のONE SAMURAI 5
次戦として発表されているのが、2026年11月18日開催のONE SAMURAI 5だ。
- 大会名:ONE SAMURAI 5
- 開催日:2026年11月18日(水)
- 会場:東京・EBARA WAVEアリーナおおた
- ルール:キックボクシング
- 階級:ストロー級
- 対戦相手:エルメディ・エル・ジャマリ(モロッコ)
ONE公式大会ページでも、那須川龍心対Elmehdi El Jamariのカードが掲載されている。
対戦相手エルメディ・エル・ジャマリの実力
エルメディ・エル・ジャマリは、マフディー・ジャマリとも表記されるモロッコ出身のファイター。日刊スポーツの報道によると、ONEではこれまでムエタイルールで4試合を経験し、2勝2敗、2KOという実績を持つ。
身長は170cmとされ、164cmの龍心より6cm高い。リーチや体格面での違いは、今回の試合を分析するうえで見逃せない要素だ。
さらに注目すべきなのが、共通の対戦相手であるトンプーンとの戦績だ。
ジャマリは過去にトンプーンを1ラウンドKOで下している。龍心が2ラウンドTKOで勝利した相手を、より短い時間で倒しているという点は興味深い。
もちろん、対戦時期やルール、試合展開が異なるため、単純にKOまでの時間だけで実力を比較することはできない。それでも、ジャマリの一発の破壊力を警戒する必要があることは間違いない。
また、龍心にとって重要なのは階級の違いだ。RISEでは53kgのスーパーフライ級を主戦場としているが、ONEではストロー級(約56.7kg)の試合となる。
世界王座を獲得した階級とは異なる体格条件で、どこまで自分のスピードや技術を発揮できるかが焦点となる。
【那須川天心の弟】兄弟関係とTEAM TEPPENで築く独自のキャリア
那須川龍心について調べると、必ず登場するのが兄・那須川天心の存在だ。
龍心は、プロボクサーとして活動する那須川天心の実弟。兄と同じく千葉県松戸市にゆかりを持ち、幼少期から格闘技に取り組んできた。
兄の天心はキックボクシング界で圧倒的な実績を築いた後、プロボクシングへ転向。龍心は現在もキックボクシングを主戦場としており、競技の方向性は異なる。
兄・那須川天心との違い
兄弟に共通するのは、打撃技術を軸にキャリアを築いている点だ。一方、龍心は164cmという体格を生かした軽量級で戦い、左フックやジャブ、コンビネーションを武器としている。
兄の知名度が龍心の注目度を高めているのは事実だが、2026年にはRISEの2階級制覇と世界王座獲得、ONE初勝利という独自の実績を残した。
現在の龍心は、単に「那須川天心の弟」として紹介されるだけの選手ではない。自らのタイトルと試合結果によって評価される段階に入っている。
所属TEAM TEPPENとは?
龍心が所属するTEAM TEPPENは、那須川兄弟と関係の深い格闘技チームだ。龍心はこの環境で技術を磨き、国内外の大会に出場してきた。
2026年の大﨑一貴戦やONE参戦においても、同チームで積み重ねてきた経験がキャリアの土台となっている。
特に、RISEとONEという異なる競技団体で試合を重ねていることは、選手としての活動領域を広げるうえで大きな意味を持つ。
【現在の実力・評価】那須川龍心は世界で通用する選手なのか?
2026年11月時点の龍心を評価するなら、国内軽量級のトップファイターであり、海外の強豪との競争に踏み出した成長株という位置づけが適切だ。
RISE世界スーパーフライ級王者という実績は大きい。しかし、ONEの世界王座を獲得したわけではなく、国際舞台での評価をさらに高めるには今後の試合が重要になる。
強み1:左フックを中心とする打撃の精度
RISE公式プロフィールにも得意技として掲載されているのが左フックだ。
2024年の数島大陸戦では、この左フックで1ラウンドKO勝利。2026年の長谷川海翔戦でも、最後まで攻撃を組み立てて逆転KOにつなげた。
単発のパンチだけでなく、ジャブや右ストレート、ヒザ蹴りを組み合わせられる点も強みだ。
強み2:苦しい展開から勝機をつかむ精神力
2026年3月の長谷川戦は、龍心の精神面を象徴する試合だった。
中盤まで苦戦しながら、最終ラウンドで3度のダウンを奪って勝利。さらに6月に大﨑に敗れた後も、9月の再戦で勝利している。
敗戦を経験しても短期間で立て直し、結果につなげられることは、今後さらに大きな舞台で戦ううえで重要な資質だ。
課題1:相手の圧力と体格差への対応
一方、6月の大﨑戦では相手の前進圧力に苦しみ、延長で敗れた。
また、ONE SAMURAI 5のジャマリは身長170cmで、龍心より高い。ONEのストロー級では、RISEの53kgとは異なる体格や距離感への対応も求められる。
スピードを生かして距離を支配できるか、相手の強打を受けずに自分の攻撃を組み立てられるかがポイントになる。
課題2:過密日程とコンディション管理
2026年10月29日の公開練習・記者会見では、龍心自身が試合数を重ねてきたことによる疲労について言及している。
日刊スポーツの報道では、「ちょっと疲労が来てるなっていうのはある」と率直に話しつつ、試合感覚を維持できていることも説明していた。
年間を通じて国内外の試合をこなすことは経験値を高める一方、回復や減量の管理が勝敗を左右する可能性もある。
特にONEではハイドレーションテストを伴う体重管理が採用されている。龍心は公開練習で減量への不安はないと説明していたが、異なる階級で戦う以上、コンディション調整は引き続き重要なテーマとなる。
【プロの結論】龍心の本当の評価は世界の強豪との継続的な対戦で決まる
現在の那須川龍心には、国内王者としての実績、KOにつながる打撃、苦境から試合を立て直す能力がある。
さらに、ONE初戦でトンプーンをTKOで下したことは、海外の舞台でも勝てる可能性を示した。
ただし、ONEでの試合はまだ初勝利を挙げた段階。世界のトップ選手と継続的に対戦し、勝ち続けられるかどうかは今後の課題だ。
評価の判断基準は次の3点に整理できる。
- 国内実績:RISE世界スーパーフライ級王座を獲得しており、国内軽量級のトップ選手として評価できる。
- 国際実績:ONEデビュー戦でTKO勝利を挙げたが、継続的な海外強豪との対戦はこれから。
- 成長力:大﨑戦の敗北後に再戦で勝利したことは、修正能力と精神面の成長を示している。
兄の知名度やKO勝利の派手さだけで評価するのではなく、対戦相手の実力、階級、試合内容まで確認することが、龍心の現在地を正しく理解するポイントになる。
【那須川龍心に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:那須川龍心は現在何歳?身長は何cm?
A1:2006年5月16日生まれで、2026年11月時点では20歳。RISE公式プロフィールによる身長は164cm。出身地は千葉県松戸市で、TEAM TEPPENに所属している。
Q2:那須川龍心の現在の戦績は?
A2:RISE公式プロフィールでは、キックボクシング23戦20勝3敗(10KO)、MMA1戦1勝(1KO)。両競技を合わせると24戦21勝3敗(11KO)となる。
Q3:那須川龍心はRISE世界王者なの?
A3:はい。2026年9月19日、大﨑一貴とのRISE世界スーパーフライ級タイトルマッチで勝利し、第2代王者となった。なお、ONE Championshipの世界王者ではなく、RISEの世界王者という位置づけだ。
Q4:那須川天心とはどんな関係?
A4:那須川天心の実弟。兄はプロボクサーとして活動しており、龍心はキックボクシングを主戦場としている。
Q5:那須川龍心の次の試合はいつ?
A5:2026年11月18日のONE SAMURAI 5で、モロッコのエルメディ・エル・ジャマリとキックボクシングルールで対戦する予定。大会は東京のEBARA WAVEアリーナおおたで開催される。
Q6:那須川龍心はONEで勝ったことがある?
A6:ある。2026年7月24日のONE Friday Fights 163でトンプーン・PK・センチャイと対戦し、2ラウンド2分00秒でTKO勝利。これがONEデビュー戦での初勝利だった。
まとめ:那須川龍心は2026年に世界王者へ、次はONEで真価を問われる
那須川龍心は、2026年に大きな飛躍を遂げたキックボクサーだ。
3月には長谷川海翔を逆転KOで破ってRISEスーパーフライ級王者となり、7月にはONE初参戦でトンプーンをTKO。9月には大﨑一貴との再戦に勝利し、RISE世界スーパーフライ級王座を獲得した。
プロ通算24戦21勝3敗という戦績に加え、国内外でタイトルと実績を積み重ねている点は大きな評価材料になる。
一方で、ONEでのキャリアはまだ始まったばかり。11月18日のONE SAMURAI 5で対戦するエルメディ・エル・ジャマリは、トンプーンをKOした経験を持つ危険な相手だ。
この試合で勝利すれば、ONEでの存在感はさらに高まる。RISEの世界王者としてだけでなく、国際的な軽量級ファイターとしてどこまで成長できるかが注目される。
兄・那須川天心の実弟という肩書きを超え、自分自身の実績で評価される選手へ。20歳の那須川龍心にとって、2026年後半はキャリアの次の段階を切り開く重要な時期となっている。
主な事実確認資料:RISE公式選手プロフィール・大会結果、ONE Championship公式大会ページ、RIZIN公式選手紹介、日刊スポーツの2026年7月・9月・10月の報道。
(出典: 那須 川 龍 心(Yahoo!ニュース))