大分・別府マラソン2026最新情報|第75回の開催日・参加資格・コースを徹底解説
大分・別府を舞台に開催される「別府大分毎日マラソン」。2026年の大会情報を確認するランナーにとって、次に注目したいのが、2027年2月7日(日)に開催される第75回大会です。今回はMGCシリーズ2026-27の男子G1に指定され、北京2027世界陸上やロサンゼルス2028オリンピックを見据えた重要な選考競技会としても位置付けられています。
第75回大会のコースは、大分市の高崎山・うみたまご前をスタートし、別府市の亀川漁港前で折り返して、ジェイリーススタジアムでフィニッシュする42.195km。参加料は18,000円、定員は全カテゴリー合計4,000人です。参加資格にはカテゴリー1~4の区分があり、自己ベストや陸連登録の有無によって申し込み条件が異なります。2026年10月30日時点のエントリー状況も含め、知っておきたい情報を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 開催日:第75回大会は2027年2月7日(日)12時05分スタート。
- コース・参加条件:高崎山・うみたまご前発、亀川漁港前折り返しの42.195km。参加資格はカテゴリーごとに異なる。
- 参加料・定員:参加料は18,000円、全カテゴリー合計4,000人。11月4日からカテゴリー2~4の二次募集も予定されている。
【2027年2月7日開催】第75回別府大分毎日マラソンの基本情報
第75回別府大分毎日マラソン大会は、2027年2月7日(日)に開催されます。スタート時刻は午後0時05分です。
大会実行委員会が2026年8月7日に発表した大会要項では、MGCシリーズ2026-27の男子G1として実施することが明らかになりました。北京2027世界陸上競技選手権大会の男子日本代表選考競技会、ロサンゼルス2028オリンピック競技大会の男子日本代表選考競技会も兼ねています。
第75回大会の開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大会名称 | 第75回別府大分毎日マラソン大会 |
| 開催日 | 2027年2月7日(日) |
| スタート | 12時05分 |
| 種目 | フルマラソン42.195km |
| スタート地点 | 大分市・高崎山、うみたまご前 |
| 折り返し地点 | 別府市・亀川漁港前 |
| フィニッシュ | ジェイリースタジアム |
| 参加料 | 18,000円 |
| 定員 | 4,000人 |
| 受付日 | 2027年2月6日(土) |
| 受付時間 | 13時~18時 |
| 受付会場 | 別府国際コンベンションセンター(B-Con Plaza) |
出典:第75回大会公式要項、RUNNET大会情報。
75回続く大会の歴史と特徴
別府大分毎日マラソンの第1回大会は、1952年1月20日に開催されました。
当初は現在のフルマラソンとは異なる35kmのレースで、別府駅前をスタートし、大分市白木を折り返すコースでした。翌1953年から42.195kmの正式なマラソン大会となり、別府湾沿いを走る伝統的な大会へと発展しています。
大会創設の中心となったのは、大分県中津市出身の池中康雄です。ヘルシンキオリンピックの代表候補選手のコーチを務めた池中が、地元で全国規模の大会を開催したいという思いから大会の創設に尽力しました。
長い歴史を持つだけでなく、現在は実業団選手やトップレベルの市民ランナーが同じ舞台で競う、競技性の高い大会として知られています。
【高崎山・うみたまご前から出発】42.195kmコースを解説
第75回大会のコースは、日本陸上競技連盟公認の42.195kmです。
スタート地点は大分市の高崎山・うみたまご前。別府湾沿いを進み、別府市の亀川漁港前で折り返した後、大分市へ戻り、ジェイリーススタジアムでフィニッシュします。
コース上の主要地点
1. 高崎山・うみたまご前(スタート)
大分市と別府市の境界に近い別府湾沿いのエリアです。ここから42.195kmのレースが始まります。スタート前は招集や整列の確認を含め、時間に余裕を持って準備したい地点です。
2. 別府湾沿いの別大国道
コースの大きな特徴は、別府湾沿いを走る区間です。海岸線に沿った比較的平坦なコースで、記録を狙うランナーにとってペース管理が重要になります。
高低差の少ないコースでは、序盤から一定のリズムを維持しやすい一方、後半まで同じペースを保つための持久力が問われます。気象条件や風向きも当日の走りに影響するため、直前の天候確認も欠かせません。
3. 亀川漁港前(折り返し)
別府市の亀川漁港前が折り返し地点です。ここから大分市方面へ戻る展開となります。前半のペース配分だけでなく、折り返し後にどれだけリズムを維持できるかがポイントです。
4. ジェイリーススタジアム(フィニッシュ)
最終目的地は大分市のジェイリーススタジアムです。42.195kmを走り切ったランナーがフィニッシュを迎えます。
なお、公式要項では、フルマラソンのほか、15km、20km、ハーフマラソン、25km、30kmの記録も、完走した競技者を対象に公認するとしています。
【参加資格を徹底比較】カテゴリー1・2・3・4の標準記録
別府大分毎日マラソンの大きな特徴は、参加者の競技レベルに応じてカテゴリーが分けられていることです。
第75回大会では、カテゴリー1から4までの4区分が設定されています。参加資格の基本となるのは、2025年1月1日から各カテゴリーの申込期限までに達成した公認記録です。
記録は日本陸上競技連盟公認またはAIMS公認コースで開催された競技会のものが対象となり、ネットタイムも認められます。また、参加者は大会当日に満19歳以上であることが条件です。カテゴリー1~3は2026年度の日本陸連登録者に限られます。
カテゴリー別の参加標準記録
出典:第75回別府大分毎日マラソン大会公式要項。各基準は公認競技会の記録が対象。
どのカテゴリーを選ぶべきか
カテゴリー選択で最初に確認したいのは、自分のベストタイムだけではありません。
- カテゴリー1:高い競技水準を持つ陸連登録者、推薦選手、招待選手向け。
- カテゴリー2:フルマラソン2時間55分以内の記録を持つ陸連登録者向け。
- カテゴリー3:フルマラソンのほか、30kmやハーフの記録でも資格を満たせる陸連登録者向け。
- カテゴリー4:陸連登録の有無を問わず、フルマラソン3時間30分以内の記録を持つランナー向け。
特にカテゴリー3は、フルマラソンの記録だけでなく、30kmやハーフマラソンの公認記録でも参加資格を得られる点が特徴です。
一方、カテゴリー4は陸連未登録者にも門戸が開かれていますが、参加希望者が多い場合は抽選になります。単に3時間30分以内の記録を持っているだけで出走が確定するわけではありません。
【2026年10月最新】RUNNETエントリー・参加料18,000円・定員4,000人
第75回大会の申し込みは、RUNNETを利用したインターネット受付のみです。参加料は全カテゴリー共通で1人18,000円。定員は全カテゴリー合計4,000人となっています。
2026年10月30日時点では、最初の募集期間が終了したカテゴリー2・3・4と、12月まで受付を続けるカテゴリー1で状況が異なります。さらに、公式事務局から二次募集についても発表されています。
カテゴリー別のエントリー日程
| 区分 | 受付期間 | 2026年10月30日時点 |
|---|---|---|
| カテゴリー1 | 8月28日~12月7日17時 | 受付中 |
| カテゴリー2 | 8月28日~9月10日17時 | 受付終了 |
| カテゴリー3 | 8月28日~9月10日17時 | 受付終了 |
| カテゴリー4 | 8月28日~9月10日17時 | 受付終了 |
| 二次募集 | 11月4日~11月10日17時 | 受付前 |
注目は11月4日からの二次募集
2026年10月19日、主催者は第75回大会の二次募集を発表しました。
募集期間
2026年11月4日~11月10日
開始時刻
11月4日10時
締切時刻
11月10日17時
対象カテゴリー
2・3・4
募集人数
合計50人(予定)
受付方法
先着順
対象は2026年8月28日から11月3日までに開催された大会で、新たに参加資格を取得したランナーです。
ここで注意したいのは、二次募集が単なる追加募集ではないことです。対象期間中に新たに参加資格を獲得した人が対象で、一次募集で落選した人が同じ大会の記録を使って再応募することはできません。
また、すでにエントリーしているランナーが、新たに取得した記録を理由にカテゴリーを変更することも認められていません。
二次募集はカテゴリー2~4の合計50人を予定する先着順です。参加を検討しているランナーは、対象となる大会の開催日と記録証の有効性を事前に確認する必要があります。
カテゴリー4の抽選にも注意
2026年9月3日、主催者はカテゴリー4について、陸連登録者・未登録者ともに抽選とすることを発表しました。当落は10月16日午後以降、RUNNETのマイページで通知する予定とされています。
カテゴリー2・3についても、応募者が想定を超えた場合には抽選となる可能性があります。エントリーが完了したことと、出走が確定したことを混同しないようにしましょう。
記録証の提出も忘れずに
初めて申し込むランナーなど、参加資格記録の確認が必要な場合は、公認記録証の提出が求められます。対象となるのは、他大会の完走記録証または記録証明証です。
大会名、開催日、記録、コースの公認状況を確認し、提出書類と申告内容に食い違いがないように準備することが大切です。特に二次募集では、公認コース以外の記録を使った申し込みに注意が必要です。
【関門制限時間と完走条件】3時間30分の意味を正しく理解する
別府大分毎日マラソンに参加するうえで、参加資格のタイムと競技中の関門時間は区別して理解する必要があります。
第75回大会では、10kmから40kmまで合計7か所の関門が設定されています。関門閉鎖後の走行は認められません。
第75回大会の関門一覧
| 地点 | 閉鎖時間 |
|---|---|
| 10km | 52分 |
| 15km | 1時間16分 |
| 20km | 1時間40分 |
| 25km | 2時間05分 |
| 30km | 2時間30分 |
| 35km | 2時間55分 |
| 40km | 3時間20分 |
「3時間30分が制限時間」は正確ではない
大会情報を調べる際に注意したいのが、カテゴリー4の参加資格である「フルマラソン3時間30分以内」と、当日の関門制限時間を混同することです。
3時間30分はカテゴリー4の参加資格となる標準記録であり、公式要項に記載された40km関門の閉鎖時間ではありません。
実際の競技規則では、40km地点の関門が3時間20分に設定されています。したがって、出場資格を満たすための過去の自己ベストと、大会当日に関門を通過するためのペース計画は別々に考える必要があります。
また、公式要項に記載されている関門は40km地点までです。参加標準記録の3時間30分を、そのまま大会全体のゴール制限時間と読み替えないことが大切です。
完走を目指すランナーが準備したいこと
関門を通過するためには、スタート直後のオーバーペースを避け、一定のリズムを維持することが基本になります。
特に25km以降は、疲労の蓄積によってペースが落ちやすい区間です。30km、35km、40kmの関門時刻から逆算し、余裕を持った通過計画を立てておきたいところです。
参加資格を取得できたことは、出走への第一歩にすぎません。実際のレースでは、42.195kmを走り切る持久力と、各関門を確実に通過するための準備が問われます。
【MGCシリーズ2026-27男子G1】北京2027・ロサンゼルス2028への影響
第75回大会の競技的な価値を理解するうえで欠かせないのが、MGCシリーズ2026-27です。
MGCとは、マラソングランドチャンピオンシップの略称です。日本陸上競技連盟が実施する代表選考の仕組みで、国内主要大会の成績をポイント化し、年間の競技成績を評価します。
別府大分毎日マラソンは、2026-27シリーズの男子G1大会に指定されています。G1はシリーズの中でも重要なグレードであり、トップ選手にとって国際大会への道につながる競技機会です。
北京2027世界陸上の代表選考
2027年に中国・北京で開催される世界陸上競技選手権大会では、MGCシリーズ2026-27の男子シリーズチャンピオンがマラソン日本代表に内定する仕組みが示されています。
シリーズの総合成績は、対象期間中の大会成績をポイント化して算出されます。日本陸連の説明では、当該シリーズと前年シリーズを含む対象期間から、ポイントの高い2大会の合計が評価され、そのうち1大会は当該シリーズの加盟大会である必要があります。
つまり、第75回別府大分毎日マラソンでの結果は、北京世界陸上を目指す男子選手にとって重要なポイント獲得の機会となります。ただし、別大で優勝すれば自動的に代表が決まるという単純な制度ではありません。
ロサンゼルス2028オリンピックの代表選考
ロサンゼルス2028オリンピックの男子マラソン代表選考にも、MGCシリーズの成績が関係します。
日本陸連が公表している選考の仕組みでは、MGCシリーズでの成績を通じてMGCへの出場権を獲得し、その後のMGCやファストパス、ファイナルチャレンジなどを経て代表選手が決定されます。
そのため、第75回大会はロサンゼルス五輪代表を目指す選手にとって重要な選考競技会ですが、今回の大会での順位だけで五輪代表が確定するわけではありません。シリーズ全体と、その後の選考過程を含めて見る必要があります。
市民ランナーとエリート選手で異なる大会の価値
この大会の興味深いところは、同じ42.195kmを走りながら、参加する選手によって目標が大きく異なることです。
トップ選手にとっては世界陸上やオリンピックにつながる競技成績を残す舞台。一方、一般の参加資格を満たした市民ランナーにとっては、自分の実力を試し、厳しい関門を突破して完走を目指す舞台です。
こうした競技レベルの異なるランナーが同じ大会に集まることが、別府大分毎日マラソンの大きな魅力になっています。
【よくある質問】大分・別府マラソンに関するFAQ
Q1:第75回別府大分毎日マラソンはいつ開催されますか?
A1:2027年2月7日(日)です。スタートは午後0時05分を予定しています。
Q2:参加料はいくらですか?
A2:全カテゴリー共通で18,000円です。カテゴリー1~4のいずれも同じ金額です。
Q3:参加資格の記録はいつからいつまで有効ですか?
A3:2025年1月1日から、それぞれの申込期限までに達成した記録が対象です。日本陸連公認またはAIMS公認コースの記録で、ネットタイムも認められます。
Q4:陸連に登録していなくても参加できますか?
A4:カテゴリー4であれば陸連未登録者も申し込み可能です。ただし、フルマラソン3時間30分以内の公認記録が必要で、応募多数の場合は抽選になります。
Q5:二次募集はいつから始まりますか?
A5:2026年11月4日(水)午前10時から11月10日(火)午後5時までです。カテゴリー2~4を対象に合計50人(予定)を先着順で募集します。対象期間中に新たに参加資格を取得した人が対象です。
Q6:大会の制限時間は3時間30分ですか?
A6:3時間30分はカテゴリー4の参加標準記録です。大会要項では10kmから40kmまで7か所の関門が設定され、最終の40km関門は3時間20分です。参加資格のタイムと当日の関門時間は別の条件です。
Q7:MGCシリーズの男子G1とは何ですか?
A7:MGCシリーズにおける男子の大会グレード1を意味します。シリーズのポイント獲得や北京2027世界陸上の男子代表選考、ロサンゼルス2028オリンピックに向けた選考過程に関係する重要な大会です。
まとめ:【プロの結論】第75回別府大分毎日マラソンで失敗しないために
第75回別府大分毎日マラソンは、2027年2月7日(日)12時05分に開催されます。高崎山・うみたまご前から亀川漁港前で折り返し、ジェイリーススタジアムへ向かう42.195kmの公認コースです。
2026年10月30日時点で押さえておきたいポイントは、次の4つです。
- 開催日:2027年2月7日(日)、12時05分スタート。
- 参加条件:カテゴリー1~4で標準記録が異なり、カテゴリー1~3は陸連登録が必要。
- 費用と定員:参加料18,000円、総定員4,000人。
- エントリー:カテゴリー1は12月7日まで受付。カテゴリー2~4は11月4日から10日まで新規資格取得者向けの二次募集が予定されている。
プロの視点から特に強調したいのは、参加資格の記録、エントリーの受付状況、レース当日の関門をそれぞれ分けて確認することです。3時間30分以内という数字だけを見て大会の制限時間と判断すると、準備段階で誤解が生じます。
また、二次募集は50人程度の予定で先着順です。新たに参加資格を獲得したランナーは、対象となる大会の公認状況と記録証を早めに確認しておく必要があります。
75回の歴史を持つ別府大分毎日マラソンは、単なる市民マラソンではありません。北京2027世界陸上、ロサンゼルス2028オリンピックを見据えたトップ選手の競争と、参加資格を勝ち取った市民ランナーの挑戦が交差する大会です。
出場を目指す人は、公式大会要項とRUNNETの最新情報を確認し、参加資格の証明から当日の関門対策まで計画的に準備を進めましょう。
2027年2月7日、別府湾沿いの42.195kmでどのような記録とドラマが生まれるのか。第75回大会は、競技者にとってもマラソンファンにとっても見逃せない一戦になりそうです。 (出典: 大分 別府 マラソン(Yahoo!ニュース))