【病気の基礎知識】シェーグレン症候群の症状は目の乾き・口の乾きだけではない

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【病気の基礎知識】シェーグレン症候群の症状は目の乾き・口の乾きだけではない
【病気の基礎知識】シェーグレン症候群の症状は目の乾き・口の乾きだけではない
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シェーグレン症候群とは?

涙腺や唾液腺などを中心に、自分の免疫が自分の体を攻撃してしまう自己免疫疾患です。

指定難病53
厚生労働省・難病情報センターの分類

シェーグレン症候群は、スウェーデンの眼科医ヘンリック・シェーグレンに由来する病名です。

涙を作る涙腺や唾液を作る唾液腺などに炎症が起こり、分泌機能が低下することで、目や口の乾燥が生じます。

厚生労働省の指定難病一覧では、告示番号53に分類されています。

主な症状一覧

シェーグレン症候群芸能人
【画像】シェーグレン 症候群 芸能人 関連ショット
症状具体的な状態
ドライアイ目が乾く、異物感、痛み、まぶしさ
ドライマウス口が渇く、会話が続かない、水を頻繁に飲む
唾液腺の腫れ耳の下や顎の周辺が腫れる
関節症状関節痛、関節炎、指の腫れ
全身症状倦怠感、疲労感、発熱
皮膚症状皮膚の乾燥、発疹
呼吸器症状気道の乾燥、慢性的な咳、間質性肺炎など

症状には個人差があります。目と口の乾燥が中心の人もいれば、関節や肺、腎臓などに影響が出る人もいます。

自己免疫疾患と膠原病の関係

シェーグレン症候群芸能人
【写真】シェーグレン 症候群 芸能人 近影・注目カット

シェーグレン症候群は自己免疫疾患の一つです。

自己免疫疾患とは、本来は細菌やウイルスなどから体を守る免疫システムが、自分自身の組織を攻撃してしまう病気の総称です。

シェーグレン症候群には、大きく分けて次の2種類があります。

- 一次性シェーグレン症候群:ほかの膠原病などを伴わず、単独で発症するタイプ。
- 二次性シェーグレン症候群:関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)など、ほかの膠原病に合併するタイプ。

酒井若菜さんが公表している橋本病や関節リウマチ、夏目亜季さんが公表しているSLEなどは、自己免疫疾患という点で関連する病気です。

ただし、自己免疫疾患を複数抱えているからといって、すべての症状がシェーグレン症候群によるものとは限りません。

【診断方法と治療】検査・薬・日常生活でできる対策

シェーグレン症候群芸能人
【資料】シェーグレン 症候群 芸能人 報道・メディア記録

シェーグレン症候群は、症状だけで診断できる病気ではありません。

ドライアイやドライマウスが長く続いていても、別の原因による可能性があります。そのため、複数の検査を組み合わせて診断します。

どのような検査で診断する?

主に次のような検査が行われます。



1.シルマーテスト

目に専用の試験紙を挟み、一定時間に分泌される涙の量を測定します。涙の分泌機能を確認する検査です。


2.唾液分泌検査

ガムテストやサクソンテストなどで唾液の分泌量を調べます。


3.血液検査

抗SS-A抗体、抗SS-B抗体などの自己抗体を調べます。


4.唾液腺の組織検査

必要に応じて口唇小唾液腺の一部を採取し、リンパ球の浸潤などを確認します。


検査は一つだけで判断するものではなく、症状や診察所見、検査結果を総合的に評価します。口唇の生検も全員に必須というわけではありません。

治療方法は?完治する薬はある?

2026年現在、シェーグレン症候群そのものを根本的に治す確立した治療法はありません。

治療の基本は、乾燥症状を軽減し、全身に生じた炎症や臓器障害を適切に管理することです。

治療対象主な治療
ドライアイ人工涙液、保湿点眼薬など
ドライマウス人工唾液、唾液分泌促進薬、口腔ケア
関節痛・関節炎抗炎症薬など
全身の臓器障害症状や重症度に応じた免疫抑制治療など

また、日常生活では次のような対策が役立ちます。

- こまめに水分を補給する。
- 室内の湿度を適切に保つ。
- 目の乾燥に合わせて点眼などを行う。
- 口腔内を清潔に保ち、虫歯を予防する。
- 十分な休養を取り、疲労をためない。

特に口の乾燥が強い場合は、唾液が減ることで虫歯や口腔内のトラブルが起こりやすくなります。

なお、シェーグレン症候群は指定難病ですが、診断された人全員が自動的に医療費助成を受けられるわけではありません。重症度などの要件を満たす必要があります。

症状が長引く場合は、眼科、歯科・口腔外科、リウマチ・膠原病内科などで相談することが大切です。

【シェーグレン症候群の芸能人】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:シェーグレン症候群を公表した芸能人は誰ですか?

和田アキ子さん、酒井若菜さん、石川ひとみさん、菊池桃子さん、夏目亜季さんが挙げられます。それぞれ本人の発言、本人名義の発信、本人ブログを紹介した報道などで病気との関係が確認できます。

Q2:菊池桃子さんはシェーグレン症候群を患っているのですか?

2012年に診断が報道され、2013年には本人ブログで診断と薬による病状のコントロールについて公表した内容が報じられています。2026年現在の詳しい症状については、新しい本人発表が限られています。

Q3:シェーグレン症候群は目や口が乾くだけの病気ですか?

いいえ。関節痛、疲労感、皮膚症状、肺や腎臓などの臓器障害を伴う場合もあります。症状には個人差があります。

Q4:シェーグレン症候群は完治しますか?

現時点では根本的に治癒させる確立した治療法はありません。ただし、乾燥症状への対症療法や、臓器障害に応じた治療によって症状を管理できます。

Q5:シェーグレン症候群は指定難病ですか?

はい。厚生労働省の指定難病53です。ただし、医療費助成を受けるには所定の重症度などの条件があります。

まとめ:芸能人の公表から分かる病気との向き合い方

2026年10月現在、シェーグレン症候群について本人の発信や信頼できる報道で確認できる著名人には、和田アキ子さん、酒井若菜さん、石川ひとみさん、菊池桃子さん、夏目亜季さんがいます。

それぞれの公表には特徴があります。

- 和田アキ子さんは、ラジオで乾燥症状や日常生活への影響を継続的に説明。
- 酒井若菜さんは、19歳での診断と複数の自己免疫疾患との付き合いを発信。
- 石川ひとみさんは、『徹子の部屋』で初告白し、病気の早期発見の大切さを伝えた。
- 菊池桃子さんは、本人ブログの記述によって診断と治療状況が伝えられた。
- 夏目亜季さんは、本人名義の発信でSLEとシェーグレン症候群の経験を公表した。

こうした著名人の経験から分かるのは、シェーグレン症候群は見た目だけでは分かりにくく、症状や生活への影響にも個人差がある病気だということです。

目の乾きや口の乾きが続いている場合、単なる疲れや加齢と決めつけず、医療機関で相談することが大切です。

また、指定難病という言葉だけで病気の重さや将来を判断する必要もありません。適切な診断と治療を受けながら、仕事や日常生活を続けている人もいます。

芸能人の公表をきっかけに病気への理解が広がり、同じ症状に悩む人が早めに医療機関へ相談できる環境が整うことが期待されます。 (出典: シェーグレン 症候群 芸能人(Yahoo!ニュース))