【2025年以降の現在】ノースアジア大学客員教授として何をしている?
2025年の参議院選挙で落選した佐藤氏は、議員としての活動から、講演・執筆・メディア出演を中心とした活動へと軸足を移しています。
2026年10月31日時点で、本人の公式ウェブサイトに掲載されている肩書はノースアジア大学客員教授、前参議院議員(3期)、元自衛官です。大学での活動に加え、安全保障に関する解説や講演なども続けています。
ノースアジア大学客員教授に就任
佐藤氏はノースアジア大学の客員教授として活動しています。同大学の公式ニュースには、2025年12月6日に総合研究センターが開催した講演会の記録が掲載されています。
講演のテーマは「我が国の安全保障環境について」。ロシアによるウクライナ侵攻、中国・ロシア・北朝鮮の動向、沖縄や台湾周辺の安全保障環境などを取り上げました。
大学側の報告では、佐藤氏は防衛体制の強化だけでなく、自衛隊員が担う役割や国民の安全保障に対する意識についても話しています。
さらに、大学法人の2026年のお知らせには、10月6日付で「佐藤正久 客員教授 講演会」が掲載されています。2026年も大学との関わりが続いていることを示す情報です。
2026年はテレビ・ラジオ・インターネットでの発信も継続
佐藤氏の現在の活動を理解するうえで、メディアへの出演も見逃せません。
2025年11月の日刊スポーツのインタビューでは、参議院議員を3期務めた後、コメンテーターに転身したことが紹介されました。外交・安全保障の問題について、現場を知る立場から意見を発信しています。
2026年10月30日には、本人の公式ウェブサイトに文化放送のラジオ番組「おはよう寺ちゃん」への出演情報が掲載されました。能動的サイバー防御、ロシアによる日本人記者拘束、北朝鮮の弾道ミサイル発射などが関連テーマとして紹介されています。
また、10月末の公式発信では、福島での講演や各地での安全保障に関する講演活動も確認できます。国会での質疑や委員会活動とは異なる形で、一般の人々に安全保障を伝える活動を続けているのです。
2026年8月31日には新刊を出版
『日本人だけが知らない ドローンとAIの戦争論』
著者:佐藤正久/幻冬舎新書
発売日:2026年8月31日
ISBN:978-4-344-98812-5
定価:税込1,100円(発売時)
2026年の活動を象徴するものの一つが、この新刊です。
同書では、ドローンとAIによる戦争の変化、ウクライナやイランをめぐる戦況、日本の防衛産業や安全保障体制の課題などを取り上げています。
特に注目されるのは、従来の大型兵器を中心とした軍事力の考え方だけでは、現代の戦争を十分に理解できなくなっているという問題意識です。比較的安価なドローンが高価な装備に対抗する非対称戦や、AIによる戦場の変化などを扱っています。
10月31日には、YouTubeチャンネル「著者が語る」で、ドローンとAIが変える戦争についての解説動画が公開されたことも報じられました。出版と動画配信を組み合わせた情報発信が、現在の活動の一端を示しています。
【誤解を整理】ヒゲの隊長・佐藤正久の現在について知っておきたい5つの事実
佐藤氏について調べる際には、現職時代のプロフィールと2025年以降の情報が混在しやすい点に注意が必要です。特に、議員としての肩書と現在の活動は区別して理解する必要があります。
1.現在も参議院議員なのか?
現在は参議院議員ではありません。2025年7月の参議院選挙で4選を目指しましたが落選し、同月28日に3期目の任期が終了しました。
2.現在も防衛大臣政務官や外務副大臣なのか?
どちらも過去に務めた役職です。防衛大臣政務官は2012年、外務副大臣は2017年に就任しています。2026年現在の役職として紹介するのは正確ではありません。
3.ヒゲはイラク派遣後に伸ばし始めたのか?
ヒゲは2004年のイラク派遣時に全国的な認知につながりました。本人の説明では、現地の男性の文化を意識し、コミュニケーションを円滑にする目的で伸ばし始めたものです。ゴラン高原での勤務経験もヒゲに関係しています。
4.2025年の落選後は政治活動を完全にやめたのか?
議員としての活動は終了しましたが、外交・安全保障についての発信や講演、執筆は継続しています。コメンテーターとしての活動もあり、政治に関する発言がなくなったわけではありません。
5.2026年現在の肩書は何か?
本人の公式サイトでは、ノースアジア大学客員教授、前参議院議員(3期)、元自衛官と紹介されています。2026年10月にも大学の講演会やメディア出演、著書に関連する発信が確認できます。
【プロの結論】佐藤正久のキャリアから見える安全保障の専門性と今後
佐藤正久氏の経歴を振り返ると、最大の特徴は自衛隊の現場、政府の政策決定、国会での議論、一般社会への情報発信という異なる立場を経験してきたことです。
約25年間の陸上自衛官経験は、単なる職歴ではありません。ゴラン高原PKOやイラク派遣を通じて、海外で活動する自衛隊員が直面する課題を実務として経験しています。
その後、参議院議員として18年間にわたり活動し、防衛大臣政務官や外務副大臣を務めました。現場での経験を政策や法律の議論に結び付けてきた点が、佐藤氏のキャリアを特徴付けています。
議員時代と現在では何が違うのか
2025年7月の任期満了は、佐藤氏のキャリアにおける大きな転換点です。
国会議員であれば、委員会での質問や法案審議、政府への政策提言などを通じて、制度や行政に直接関与できます。一方、客員教授やコメンテーターとしての活動では、知識や経験を教育、講演、出版、メディアを通じて社会に伝える役割が中心になります。
両者は同じではありません。客員教授という肩書があるからといって、政府の政策決定権や議員としての権限を持っているわけではありません。
しかし、国際情勢や防衛政策について、専門的な知識を一般の人々に伝えるという点では、これまでの経験を生かせる活動領域です。
2026年以降の活動を見る3つの判断基準
今後、佐藤氏の動向を追う際には、次の3点に注目すると、活動の実態を把握しやすくなります。
第一に、大学での教育・研究活動です。ノースアジア大学での講演や安全保障に関する活動が、どのように継続・発展するかが注目点です。
第二に、外交・安全保障に関する情報発信です。テレビやラジオ、SNS、講演会での発言を確認することで、佐藤氏が現在どのような問題を重視しているのかを把握できます。
第三に、出版や執筆活動です。2026年の新刊で扱ったドローンやAI、サイバー分野など、従来の安全保障の枠を超えるテーマへの取り組みも重要です。
この3つを分けて見ることで、過去の議員時代の肩書に引きずられることなく、現在の佐藤氏の活動を理解できます。
ヒゲの隊長・佐藤正久に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ヒゲの隊長の本名は何ですか?
A1:本名は佐藤正久(さとう・まさひさ)です。1960年10月23日生まれ、福島県出身の元陸上自衛官・前参議院議員です。
Q2:佐藤正久氏はなぜヒゲの隊長と呼ばれるのですか?
A2:2004年のイラク派遣時に、現地住民とのコミュニケーションを円滑にするためにヒゲを伸ばしていたことが由来です。特徴的な外見と隊長としての活動から愛称が広まりました。
Q3:佐藤正久氏は自衛隊に何年間勤務していましたか?
A3:防衛大学校卒業後、約25年間、陸上自衛官として勤務しました。ゴラン高原PKO派遣輸送隊初代隊長やイラク先遣隊長などを歴任しています。
Q4:佐藤正久氏は参議院議員を何期務めましたか?
A4:2007年に初当選し、2013年、2019年に再選され、3期務めました。2025年7月の参議院選挙で4選を目指しましたが落選し、7月28日に任期満了となりました。
Q5:佐藤正久氏は2026年現在、何をしていますか?
A5:ノースアジア大学客員教授としての活動のほか、安全保障分野の講演、執筆、メディア出演などを行っています。2026年8月には『日本人だけが知らない ドローンとAIの戦争論』を出版しました。
Q6:佐藤正久氏は現在も政治家ですか?
A6:参議院議員としては2025年7月に任期を終えており、現職の国会議員ではありません。ただし、政治・外交・安全保障に関する発言や提言は続けています。
まとめ:ヒゲの隊長・佐藤正久は自衛官から政治家、そして安全保障の発信者へ
「ヒゲの隊長」佐藤正久氏は、防衛大学校27期を卒業し、約25年間にわたって陸上自衛官として勤務した人物です。1996年のゴラン高原PKO派遣輸送隊初代隊長、2004年のイラク先遣隊長という海外勤務を経験し、その特徴的なヒゲとともに全国的に知られるようになりました。
2007年に参議院議員へ転身した後は、3期18年間にわたり国会で活動。防衛大臣政務官、外務副大臣、参議院外交防衛委員長などを歴任しました。
2025年7月の参議院選挙で落選し、同月28日に議員としての任期を終えた後は、ノースアジア大学客員教授としての活動や講演、メディア出演、執筆に力を入れています。
2026年10月現在も、ラジオ出演や講演、新刊を通じて外交・安全保障の問題を発信しています。現職議員ではなくなった一方、自衛官と政治家の双方を経験した人物として、社会に向けて安全保障を伝える活動を続けていることが、現在の佐藤正久氏を理解する重要なポイントです。 (出典: ヒゲ の 隊長 佐藤(Yahoo!ニュース))