プレミア12の次回は2027年11月!16チーム制・開催地・五輪出場条件を徹底解説
2026年10月31日現在、次回の世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催「WBSCプレミア12」は、2027年11月に開催される第4回大会です。今回の大きな変更は、従来の12チーム制から16チーム制への拡大。さらに、東京ドームでの決勝は2027年11月21日に予定されており、2028年ロサンゼルス五輪の野球競技出場権を懸けた重要な国際大会になります。
すでに2025年末のWBSC男子野球世界ランキングによって12か国の出場が決定し、2026年10月のバルセロナ予選ではスペインとイタリアが本大会への切符を獲得しました。残る2枠は11月26日から中国・中山で行われる予選で決まります。侍ジャパンが東京ドームでの優勝を目指すだけでなく、五輪出場権を獲得するためにも見逃せない大会です。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 次回開催: 2027年11月。決勝・3位決定戦は11月21日に東京ドームで開催予定。
- 新大会方式: 出場国は12チームから16チームへ拡大。ランキング上位12か国と予選通過4か国が出場する。
- 予選結果: スペインとイタリアが2026年10月のバルセロナ予選を突破。残る2枠は中国・中山予選で決定する。
- 開催地: 台北市でオープニングラウンドとセカンドラウンドの一部を開催。東京ドームでスーパーラウンドとメダルゲームを実施する。
- 五輪出場条件: 侍ジャパンは2027年大会でアジア勢最上位になれば、2028年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得できる。
【次回はいつ?】プレミア12は2027年11月開催!決勝は東京ドーム
次回のプレミア12は、2027年11月開催です。
2026年8月17日、WBSCは2027年大会の新たな大会方式と主要開催地を発表しました。注目を集めたのが、東京ドームで行われる決勝の日程です。
決勝・3位決定戦は、2027年11月21日(日)に東京ドームで開催される予定です。
これまでの大会でも東京ドームはプレミア12の象徴的な舞台となってきました。2015年、2019年、2024年の過去3大会すべてでメダルゲームが開催されており、2027年も大会の最終局面を担います。
2027年大会の主要日程
現時点で公表されている日程は次のとおりです。
- 11月8日~12日: オープニングラウンドの台北開催グループ
- 11月13日~15日: セカンドラウンド
- 11月18日~20日: スーパーラウンド(東京ドーム)
- 11月21日: メダルゲーム・決勝・3位決定戦(東京ドーム)
台北以外のオープニングラウンド開催地や、もう一方のセカンドラウンド開催地などは、今後の追加発表が待たれます。
したがって、2027年大会の全試合日程がすでに確定しているわけではありません。特に日本代表の対戦日程や試合会場を確認する際は、WBSCの正式発表と侍ジャパンの大会情報を分けてチェックする必要があります。
JOCも2026年8月17日の発表を受け、2027年大会の決勝が東京ドームで開催されることと、ロサンゼルス五輪の予選を兼ねることを伝えています。
【16チーム制に拡大】2027年から変わる新大会方式と開催地
2027年大会の最大の変更点は、出場チーム数の拡大です。
これまでのプレミア12は、WBSC男子野球世界ランキング上位12か国を中心とした大会でした。しかし、2027年からは16チーム制に変更されます。
4チーム増えることで、ランキング上位国だけでなく、予選を勝ち抜いた国にも世界最高峰の舞台に進むチャンスが生まれます。
新しい4段階の大会方式
2027年大会では、次の4段階で優勝国を決定します。
第1段階:オープニングラウンド
16チームを4チームずつ、4グループに分けて総当たり戦を行います。
各グループの上位2チーム、合計8チームが次のステージへ進出します。
第2段階:セカンドラウンド
オープニングラウンドを勝ち上がった8チームが、4チームずつ2グループに分かれます。
ここで各グループの上位2チームがスーパーラウンドに進出します。
特徴的なのは、同じオープニングラウンドから勝ち上がったチーム同士は再び対戦せず、直接対戦の結果を引き継ぐ仕組みです。残る2チームとの対戦で順位を争います。
第3段階:スーパーラウンド
セカンドラウンドを突破した4チームが東京ドームに集結します。
各チームが1試合ずつ総当たりで対戦し、最終順位を決定します。
第4段階:メダルゲーム
スーパーラウンドの最終順位によって対戦カードが決まります。
- 1位と2位:優勝決定戦
- 3位と4位:3位決定戦
これまでの大会と比べ、複数段階で勝ち上がる必要があり、序盤から終盤まで安定した戦いが求められます。
2027年大会の開催地と日程の関係
| 主体・項目 | 開催日・役割 | 大会での位置づけ |
|---|---|---|
| 台北市 | 11月8日~12日 | オープニングラウンドのグループ開催 |
| 台北市 | 11月13日~15日 | セカンドラウンドの一部 |
| WBSC | 16チーム制を導入 | 12か国の自動出場と4か国の予選通過 |
| スペイン・イタリア | 2026年10月予選突破 | 2027年本大会への出場決定 |
| 中国・中山 | 2026年11月26日~28日 | 残る2つの本大会出場枠を争う予選 |
| 東京ドーム | 11月18日~20日 | スーパーラウンド |
| 東京ドーム | 11月21日 | 決勝・3位決定戦 |
| 侍ジャパン | アジア勢最上位を目指す | ロサンゼルス五輪出場権獲得に挑戦 |
※2026年10月31日時点の発表内容。台北以外の一部開催地・日程は追加発表待ちです。
この新方式では、オープニングラウンドの順位だけでなく、セカンドラウンドでの勝敗も重要です。序盤に同じグループの強豪を倒しておくことが、その後の順位争いに影響する仕組みになっています。
特に東京ドームで行われるスーパーラウンドは、4チームが優勝と五輪出場権を見据えて戦う重要なステージです。
【出場国一覧】ランキング上位12か国と予選突破のスペイン・イタリア
2027年大会の出場国は、2025年12月31日時点のWBSC男子野球世界ランキングを基準に決定された12か国と、2026年の予選を突破する4か国で構成されます。
WBSCが発表した2025年最終ランキングでは、日本が6,676ポイントで1位。チャイニーズ・タイペイが5,112ポイントで2位、米国が3位となりました。
このランキング上位12か国には、2027年大会への自動出場権が与えられています。
すでに出場が決定している12か国
| 順位 | 国・地域 | 出場決定の理由 |
|---|---|---|
| 1 | 日本 | 2025年末ランキング1位 |
| 2 | チャイニーズ・タイペイ | 同2位 |
| 3 | アメリカ | 同3位 |
| 4 | 韓国 | 同4位 |
| 5 | ベネズエラ | 同5位 |
| 6 | メキシコ | 同6位 |
| 7 | プエルトリコ | 同7位 |
| 8 | パナマ | 同8位 |
| 9 | オランダ | 同9位 |
| 10 | キューバ | 同10位 |
| 11 | オーストラリア | 同11位 |
| 12 | ドミニカ共和国 | 同12位 |
この12か国は、予選を戦わずに2027年の本大会へ進出できます。
ランキングは過去4年間の国際大会の成績などをポイント化したもので、単純に直近の一大会の順位だけで決まるものではありません。
日本が1位で出場権を獲得したことは、侍ジャパンの国際大会での安定した実績を示しています。
バルセロナ予選の結果:スペインとイタリアが突破
2026年10月9日から11日まで、スペインのバルセロナで2027年大会に向けた予選が行われました。
参加したのは次の4か国です。
- スペイン
- イタリア
- コロンビア
- ドイツ
この予選で1位になったのがスペイン、2位がイタリアでした。
両国は2027年のプレミア12本大会への出場権を獲得しています。
特に注目されるのがスペインです。スペイン代表にとって、プレミア12本大会への出場は初めてとなります。
一方のイタリアは、2015年の第1回大会以来の出場です。近年は国際大会でも存在感を高めており、2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での活躍も含め、欧州野球の競争力を示す存在になっています。
MLBの大会報道でも、スペインの初出場とイタリアの復帰が取り上げられました。
残る2枠は中国・中山予選で決定
2026年10月31日現在、残る2つの出場枠はまだ決まっていません。
2026年11月26日から28日にかけて、中国広東省の中山市で予選が開催されます。
参加するのは以下の4か国です。
- 中国
- チェコ
- ニカラグア
- イギリス
この4か国が総当たりで対戦し、上位2か国が2027年の本大会に進出します。
中国での予選は、開催国である中国にとっても大きなチャンスです。自国開催の利点を生かして本大会への出場権を獲得できるかが注目されます。
また、チェコやイギリスなど欧州勢にとっても、国際舞台での存在感を高める重要な機会です。
つまり、2026年10月31日時点の出場状況は次のようになります。
- 自動出場決定:12か国
- バルセロナ予選突破:スペイン、イタリア
- 中山予選で決定:2か国
現時点で16か国中14か国の出場が決定しており、残る2枠は11月の中国予選で確定する予定です。
【ロサンゼルス五輪】侍ジャパンが出場権を獲得するための条件
2027年プレミア12が特別な大会とされる理由は、2028年ロサンゼルス五輪の野球競技の出場権が懸かっていることです。
2024年のパリ五輪では野球が実施されませんでした。ロサンゼルス五輪では野球が復活するため、各国代表にとって2027年大会は五輪への重要な関門となります。
プレミア12から獲得できる五輪出場枠は2つ
2027年大会では、次の2つの地域枠が与えられます。
1. アジア地域で最も上位になったチーム
2. 欧州またはオセアニア地域で最も上位になったチーム
つまり、日本が優勝しなければ五輪に出場できないわけではありません。
重要なのは、アジアの参加国の中で最も高い順位に入ることです。
日本にとって主な競争相手となるのは、チャイニーズ・タイペイと韓国です。さらに中国が中山予選を突破すれば、中国もアジア枠を争う相手に加わります。
侍ジャパンが目指すべきなのは、単なる決勝進出ではなく、アジア勢の中で確実に最上位を確保することです。
すでに五輪出場権を獲得した3か国
2026年のWBCを経て、すでにロサンゼルス五輪の出場権を獲得している国もあります。
| 国・地域 | 出場権獲得の理由 |
|---|---|
| アメリカ | 開催国枠 |
| ベネズエラ | 2026年WBCの米州地域枠 |
| ドミニカ共和国 | 2026年WBCの米州地域枠 |
この3か国に加えて、2027年プレミア12から2か国、最終予選から1か国が加わり、合計6か国で五輪の野球競技が行われます。
日本がアジア最上位になれなかった場合は?
侍ジャパンがプレミア12でアジア最上位になれなかった場合でも、五輪出場への道が完全に閉ざされるわけではありません。
最後の1枠は、2028年3月までに開催される予定の6チーム参加の最終予選で決定します。
この最終予選には、各大陸の大会成績などを基準に選ばれた未出場国が参加する仕組みです。
したがって、プレミア12でアジア枠を獲得できなかった場合には、別のルートから五輪を目指す可能性が残されています。
ただし、最終予選は6チームで1枠を争う厳しい戦いです。侍ジャパンにとっては、プレミア12で直接出場権を確保することが最も明確な目標になります。
WBSCの五輪出場資格資料と大会関連発表でも、プレミア12からアジア枠と欧州・オセアニア枠の2つが与えられることが明示されています。
【歴代優勝国】2015年から2024年までの大会結果を振り返る
プレミア12は2015年に始まり、2027年大会で第4回を迎えます。
これまでの3大会では、韓国、日本、チャイニーズ・タイペイがそれぞれ優勝を経験しています。
歴代優勝国一覧
| 開催年 | 優勝国 | 決勝の対戦相手 | 大会の特徴 |
|---|---|---|---|
| 2015年 | 韓国 | アメリカ | 第1回大会。韓国が初代王者 |
| 2019年 | 日本 | 韓国 | 侍ジャパンが初優勝 |
| 2024年 | チャイニーズ・タイペイ | 日本 | 台湾が4対0で日本を破り初優勝 |
2015年大会では韓国がアメリカを8対0で破って初代王者となりました。
2019年大会では日本が韓国との決勝を5対3で制し、初優勝を達成しました。
そして2024年大会では、チャイニーズ・タイペイが東京ドームで日本を4対0で破り、初めてプレミア12の頂点に立っています。
この結果によって、日本は2027年大会で王座奪還を目指す立場になりました。過去の実績だけでなく、前回決勝で敗れた相手との再戦にも期待が集まります。
2027年大会で注目したいポイント
今回の大会では、これまで以上に幅広い国の代表が参加します。
特に注目したいのは次の3点です。
1. 日本とチャイニーズ・タイペイの再戦
2024年大会の決勝で日本を破ったチャイニーズ・タイペイは、2025年末の世界ランキングでも2位を維持しています。
2027年も上位進出が予想される強豪であり、アジア最上位を争う重要なライバルです。
2. スペインとイタリアの挑戦
スペインは初出場、イタリアは2015年以来の復帰です。
これまでランキング上位12か国が中心だった大会に、予選を勝ち抜いた欧州勢が加わることで、対戦の幅が広がります。
3. 東京ドームでのスーパーラウンド
大会終盤には、各グループを勝ち上がった4か国が東京ドームに集結します。
スーパーラウンドの順位がそのまま決勝・3位決定戦の組み合わせにつながるため、最後まで一試合ごとの意味が大きい大会方式です。
【プロの結論】2027年プレミア12は優勝争いと五輪予選の両方に注目
2027年のプレミア12を理解するうえで、押さえておきたいポイントは3つあります。
1. 16チーム制は国際野球の勢力図を変える可能性がある
12チームから16チームへの拡大は、単純に参加国が増えるという話ではありません。
ランキング上位国にとっては、これまで以上に多様な相手と対戦する機会が生まれます。一方、予選突破国にとっては、強豪国との対戦を通じて自国の実力を示す舞台になります。
スペインの初出場やイタリアの復帰は、その象徴的な出来事です。
2. 侍ジャパンは優勝だけでなくアジア最上位を意識する必要がある
通常の国際大会では、優勝することが最大の目標になります。
しかし、2027年大会では五輪出場権の地域別配分があるため、総合順位だけで評価することはできません。
仮に決勝で敗れたとしても、アジア勢の中で最上位なら日本は五輪出場権を獲得できます。
反対に、優勝争いに残っていても、別のアジア代表がより上位になれば、五輪への直接出場権は獲得できません。
この違いを理解しておくと、試合結果の意味がより明確になります。
3. 2026年11月の中国予選が16か国の顔ぶれを完成させる
現時点で残っている出場枠は2つです。
中国、チェコ、ニカラグア、イギリスの4か国が中山で競い、その結果によって2027年大会の全出場国が確定します。
また、中国が突破すればアジア枠の五輪争いにも影響します。
そのため、中山予選は単なる本大会出場権争いではなく、2027年のアジア野球の勢力図を占う大会としても注目されます。
【プレミア12の次回に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:プレミア12の次回大会はいつ開催されますか?
A1:次回大会は2027年11月に開催されます。東京ドームでのスーパーラウンドは11月18日~20日、決勝・3位決定戦は11月21日の予定です。
Q2:2027年プレミア12の出場国はすべて決まっていますか?
A2:2026年10月31日時点では、16か国中14か国が決定しています。ランキング上位12か国に加え、バルセロナ予選を突破したスペインとイタリアが出場します。残る2枠は11月26日~28日の中国・中山予選で決まります。
Q3:侍ジャパンが2028年ロサンゼルス五輪に出場する条件は何ですか?
A3:2027年プレミア12でアジア勢の最上位になることが、直接出場権を獲得する条件です。日本が大会全体で優勝する必要はありませんが、チャイニーズ・タイペイや韓国などのアジア勢を上回る必要があります。
まとめ:プレミア12の次回大会は2027年11月、侍ジャパンの五輪への戦いが始まる
次回のプレミア12は2027年11月に開催され、従来の12チーム制から16チーム制へと拡大します。
2026年10月31日時点で確定している情報を整理すると、次のとおりです。
- 開催年:2027年11月
- 出場チーム数:16か国
- 自動出場:2025年末ランキング上位12か国
- 予選突破:スペイン、イタリア
- 残る出場枠:2か国
- 中国予選:2026年11月26日~28日
- 台北開催:オープニングラウンドとセカンドラウンドの一部
- スーパーラウンド:2027年11月18日~20日、東京ドーム
- 決勝:2027年11月21日、東京ドーム
- 五輪出場権:アジア最上位と欧州・オセアニア最上位に各1枠
日本にとって2027年大会は、2019年以来となるプレミア12優勝を目指す舞台であると同時に、2028年ロサンゼルス五輪への直接出場権を懸けた重要な戦いです。
まずは2026年11月の中山予選で残る2か国が決まること、そして2027年大会の全開催地と対戦日程が正式発表されることに注目しましょう。
侍ジャパンが再び世界の頂点に立ち、東京ドームで五輪への切符をつかめるのか。2027年大会は日本野球にとって大きな節目となりそうです。 (出典: プレミア 12 次回(Yahoo!ニュース))