士別翔雲高校を2026年最新解説|偏差値・入試・進学実績と支援制度の全貌
北海道士別市にある北海道士別翔雲高等学校は、普通科と総合ビジネス科を設置する公立の共学校です。2007年に士別高校と士別商業高校の再編統合によって開校し、校訓「一歩前へ」のもと、大学進学から専門学校、公務員、民間企業への就職まで幅広い進路を支えています。
2026年現在、注目したいのは、普通科120人・総合ビジネス科40人という募集規模、国公立大学への合格実績、全国大会で活躍する部活動、そして士別市による通学費・下宿費の支援です。令和8年度学校案内では、地域と連携した探究学習や商品開発、国際交流なども紹介されています。進学先を検討する中学生や保護者にとって、偏差値だけでは判断できない特色を持つ学校です。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 学科構成:普通科と総合ビジネス科の2学科。進学志向から資格取得・就職志向まで対応。
- 2026年度の目安:普通科の偏差値は民間サイトで43。募集人員は普通科120人、総合ビジネス科40人。
- 進路実績:令和7年度卒業生では国公立大学延べ26人、私立大学延べ72人の合格実績。
- 部活動:加入率90%以上。ウエイトリフティング部の全国制覇など競技実績も豊富。
- 地域支援:士別市がバス通学費、下宿費、検定・模試費用、学習教材費などを支援。
【学校の基本情報】士別翔雲高校とは?2007年開校の地域密着型公立高校
北海道士別翔雲高等学校は、北海道士別市東6条北6丁目24番地に位置する道立高校です。士別高校と士別商業高校の統合によって2007年4月に開校しました。
普通科と総合ビジネス科を併設する全日制・男女共学の学校で、2学期制を採用しています。2026年5月1日現在、北海道教育委員会の学校情報では、1年生85人、2年生94人、3年生88人の計267人が在籍しています。
校訓は「一歩前へ」。単に高校卒業を目指すのではなく、学力や実践力を身につけ、地域社会や将来の進路に主体的に向き合う姿勢を教育の柱にしています。
士別翔雲高校が掲げる教育方針
学校のスクールポリシーでは、次のような生徒の育成を目指しています。
- 向上心を持って学び続ける生徒
- 部活動や生徒会活動に主体的に参加する生徒
- 地域や他者に貢献する意識を持つ生徒
- 他者と協力しながら課題解決に取り組める生徒
特徴的なのは、地域との協働を教育活動に組み込んでいる点です。士別市内の企業や大学、地域施設などと連携し、授業で学んだ知識を実際の社会活動につなげています。
例えば、地域企業との商品開発、観光体験学習、近隣小中学校での教職インターンシップなどが挙げられます。教室の中だけで完結しない学習環境は、地域に根ざした公立高校ならではの魅力です。
【学科・教育内容を比較】普通科と総合ビジネス科は何が違う?
士別翔雲高校への進学を考える際、最初に検討したいのが学科選択です。普通科と総合ビジネス科では、授業内容や資格取得、卒業後の進路に違いがあります。
普通科:大学・専門学校への進学を見据えた幅広い学習
普通科は、国語・数学・英語・理科・社会などの基礎学力を身につけながら、将来の進路に合わせて学びを深める学科です。
学校公式の普通科紹介では、進学に対応した教育課程と、多様な学びを実現する教育課程の両方を用意していることが説明されています。
主な特色は次のとおりです。
- 進路希望に応じた教育課程の編成
- 数学などの習熟度別授業による個別サポート
- 大学受験を見据えた進学講習
- 英検・漢検・数検などの資格取得支援
- ICTを活用した学習活動
- 地域課題をテーマにした探究学習
令和8年度入学者向けの教育課程では、数学や英語、国語などの普通教科を幅広く学びます。3年次には進路希望や学力に応じた学習内容を選択できる仕組みも紹介されています。
国公立大学や私立大学への進学だけでなく、看護系学校や専門学校などを視野に入れられる点も特徴です。
また、授業についていくことに不安がある生徒から、より高い進学目標を持つ生徒まで、それぞれの習熟度に合わせた指導を行っています。
総合ビジネス科:簿記・情報処理・マーケティングを実践的に学ぶ
総合ビジネス科は、商業分野の専門知識や実務能力を身につけ、地域社会や企業で活躍できる人材を育てる学科です。
一般教科に加え、ビジネス基礎、簿記、情報処理、マーケティング、ビジネス・マネジメントなど、社会に出てから役立つ専門科目を学びます。
特に注目したいのが、資格取得と地域連携を組み合わせた教育です。
- 日商簿記検定・全商簿記実務検定
- 全商情報処理検定
- ビジネス文書実務検定
- 商業経済検定
- 電卓実務検定
2年次には士別市内の企業でインターンシップを実施。実際の職場で仕事を体験し、働くことへの理解を深めます。
また、地域企業と連携した商品開発も特徴的です。「天サイダー」や「うんメェ~パイ」などのオリジナル商品の企画・開発に取り組み、販売実習などを通じてマーケティングや商品企画の考え方を学びます。
資格を取得するだけではなく、商品を考え、地域の人に届けるまでの経験を積めることが、総合ビジネス科の大きな強みです。
普通科と総合ビジネス科の選び方
大学進学を中心に考え、幅広い教科を学びたい場合は普通科が選択肢になります。一方、簿記や情報処理などの専門技能を身につけ、就職やビジネス分野への進学を考えるなら総合ビジネス科が候補になります。
ただし、総合ビジネス科から大学や専門学校に進学する道もあり、普通科から就職することも可能です。学科名だけで卒業後の進路が固定されるわけではありません。
【偏差値・入試情報】2026年度の募集人員と2027年度受験で確認したいこと
2026年度の偏差値は普通科43が目安
民間の高校情報サイト「みんなの高校情報」では、士別翔雲高校の2026年度版偏差値を43と掲載しています。
これは普通科の参考値です。総合ビジネス科については同サイトで偏差値が公表されていません。
この数値は模試などの集計データに基づく民間サイトの目安であり、北海道教育委員会が定めた合格基準ではありません。また、偏差値が43だからといって、特定の点数を取れば必ず合格できるという意味でもありません。
受験対策では、模試の偏差値だけでなく、中学校の通知表、定期テスト、学力検査への対応力、面接や推薦に向けた準備を総合的に考える必要があります。
2026年度の募集人員と志願倍率
2026年度(令和8年度)の募集人員は、進研ゼミの高校入試情報によると、次のとおりです。
- 普通科:120人(推薦枠は30%程度)
- 総合ビジネス科:40人(推薦枠は50%程度)
同サイトが掲載する2026年度の一般入試倍率は、普通科0.59倍、総合ビジネス科0.30倍です。推薦入試倍率はいずれも1.00倍とされています。
一般入試の倍率だけを見ると、募集人員に対する志願者数が比較的少ない状況だったことが分かります。ただし、倍率は年度ごとに変動します。2026年度の数字を2027年度の合格可能性にそのまま当てはめることはできません。
また、推薦入試と一般入試では選抜方法が異なります。推薦枠があるからといって、推薦を受ければ自動的に合格できるわけではありません。
2027年度入試で確認すべき選抜方針
2026年10月31日現在、北海道教育委員会は令和9年度(2027年度)の公立高校入学者選抜情報を公開しています。道立高校入学者選抜の手引は2026年9月30日に更新され、学校裁量についての実施予定や推薦入学者選抜の受入方針も公表されています。
士別翔雲高校の推薦入学者受入方針では、向上心を持って学び続けたい生徒、部活動や生徒会活動に主体的に参加する生徒、地域や他者への貢献意識を持つ生徒が求められています。
推薦を検討する場合は、成績だけでなく、自分が学校生活で何に取り組みたいのか、どのような経験を高校で積みたいのかを整理しておくことが大切です。
2027年度の募集人員については、北海道教育委員会が発表する最新の学校別募集定員を確認してください。前年の120人・40人という人数が次年度もそのまま維持されるとは限りません。
入試前に準備したいポイント
- 中学校の定期テストと通知表を継続的に確認する
- 北海道の公立高校入試に対応した5教科の学習を進める
- 推薦を希望する場合は自己推薦書や面接への準備を進める
- 普通科と総合ビジネス科の教育課程を比較する
- 学校説明会や体験入学で授業・部活動の様子を確認する
【進学・就職実績】小樽商科大学・北海道教育大学・名寄市立大学への合格も
士別翔雲高校の進路実績を見ると、大学進学だけに偏らず、専門学校、公務員、民間企業への就職まで幅広い選択肢があることが分かります。
令和7年度卒業生の大学合格実績
学校公式の進路実績によると、令和7年度卒業生の大学合格実績は、国公立大学が延べ26人、私立大学が延べ72人です。実際に大学へ進学した人数は53人と掲載されています。
ここで注意したいのは、合格者数と進学者数の違いです。合格実績は延べ人数であり、複数大学に合格した生徒が含まれる可能性があります。実際の大学進学者数と単純に足し合わせることはできません。
主な国公立大学の合格先は次のとおりです。
- 小樽商科大学:1人
- 北海道教育大学札幌校:1人
- 北海道教育大学函館校:1人
- 室蘭工業大学:4人
- 旭川市立大学:4人
- 名寄市立大学:7人
- 帯広畜産大学:1人
- 北見工業大学:1人
このほか、釧路公立大学、滋賀県立大学、神戸市外国語大学、琉球大学、青森県立保健大学、都留文科大学などにも合格者を出しています。
特に名寄市立大学への合格者は7人で、地域に近い高等教育機関への進学実績が目立ちます。北海道教育大学や小樽商科大学への合格者もおり、道内の国公立大学を目指す生徒にとって具体的な進路事例があります。
私立大学・専門学校への進学
私立大学では、北海道科学大学15人、札幌大学6人、北海学園大学5人、北海道医療大学5人、北星学園大学4人、藤女子大学4人、関西外国語大学5人などの合格実績が掲載されています。
医療・看護、情報、経済、教育、国際分野など、進路の選択肢は幅広くなっています。
学校では朝・昼・放課後の講習や夏期・冬期講習、模擬試験、小論文対策、面接指導などを実施しています。1年次の数学では習熟度別授業も取り入れ、個々の学力に応じた学習支援を行っています。
就職先には公務員や道内企業、大手企業も
大学進学だけでなく、就職を希望する生徒への支援も整っています。
北海道教育委員会の学校紹介に掲載されている主な就職先には、次のような組織・企業があります。
- 公務員(士別市など)
- トヨタ自動車株式会社
- 日本甜菜製糖株式会社
- 株式会社北海道銀行
- 株式会社北洋銀行
- 株式会社道北アークス
公務員志望者向けの講習や模擬試験、企業説明会、模擬面接、履歴書指導など、就職活動に直結する支援も用意されています。
総合ビジネス科では2年次のインターンシップも実施されます。実際の職場を経験することで、自分に向いている仕事や働き方を考える機会になります。
進学・就職実績から見える士別翔雲高校の特徴
学校の進路実績を整理すると、次のような関係が見えてきます。
| 関連する進路・活動 | 具体的な実績・取り組み | 進路との関係 |
|---|---|---|
| 普通科・大学進学 | 小樽商科大学、北海道教育大学など | 一般教科や進学講習を生かした大学受験 |
| 地域・医療系進学 | 名寄市立大学7人、旭川市立大学4人 | 地域に根ざした大学・専門分野への進学 |
| 総合ビジネス科 | 簿記・情報処理・マーケティング・商品開発 | 資格取得や企業実習を通じた職業能力の形成 |
| 公務員・民間就職 | 士別市などの公務員、トヨタ自動車、日本甜菜製糖など | 就職講習、面接指導、企業説明会による支援 |
| 部活動・生徒会 | 加入率90%以上、全国大会への出場 | 学校生活と学習・進路活動の両立 |
| 地域連携 | 地元企業との商品開発、名寄市立大学との連携 | 地域課題を学び、実践力や発信力を養う |
このように、士別翔雲高校は進学コースと就職コースを単純に分けるのではなく、それぞれの希望に応じた支援を行っています。
なお、掲載されている就職先は主な実績の例であり、各企業への2026年度の採用人数や内定人数を示すものではありません。特定の企業への就職を希望する場合は、学校の進路担当者に直近の求人状況を確認することが大切です。
【部活動・口コミ・学校生活】全国大会での実績と地域に根ざした高校生活
部活動加入率は90%以上
士別翔雲高校の大きな特色の一つが、活発な部活動です。令和8年度学校案内では、部活動加入率は90%以上と紹介されています。
運動部だけでなく、文化部や外局も活動しており、全道大会・全国大会に進出する団体もあります。
主な運動部は次のとおりです。
- ウエイトリフティング部
- 硬式野球部
- 陸上競技部
- バスケットボール部
- バレーボール部
- ソフトテニス部
- バドミントン部
- 卓球部
- 弓道部
- サッカー部
文化部・外局には、新聞局、国際局、吹奏楽局、放送局、美術部、図書局、ボランティア局などがあります。
ウエイトリフティング部は2025年に男子全国制覇
特に注目されるのがウエイトリフティング部です。令和8年度学校案内では、2025年に男子全国制覇を達成した実績が紹介されています。
また、野球部は2026年春の第98回選抜高校野球大会に向け、北海道地区の21世紀枠候補校に選ばれました。
ただし、候補校に選ばれたことと甲子園出場が決まったことは別です。2026年1月30日の選考では21世紀枠の出場校に選ばれず、補欠校となりました。それでも、地域の公立高校が全国大会への挑戦を続けたことは、学校の部活動を語るうえで印象的な出来事です。
文化系では新聞局の全国大会出場や、国際局の活動における2026年の文部科学大臣賞受賞も学校案内で紹介されています。
翔雲祭や地域探究活動も学校生活の見どころ
学校生活では、年間行事も充実しています。
- 4月:入学式、宿泊研修
- 7月:翔雲祭
- 9月:体育祭
- 10月:見学旅行
- 1月:スキー授業
- 3月:卒業式、クラスマッチ
翔雲祭は文化祭と体育祭を中心とする学校最大の行事です。縦割りチームで競い合う活動や、地域を盛り上げる灯行列などが行われます。
地域探究活動では、1年次から地域の課題に取り組み、外部のファシリテーターなどの協力を得ながら、情報収集や分析、発表を行います。
さらに、士別市の支援を受けたオーストラリア短期留学や、留学制度を活用した海外での活動も紹介されています。地方の高校に通いながら、国際交流に触れる機会がある点も見逃せません。
士別翔雲高校の口コミ・評判はどう見るべきか
口コミ情報を掲載する「みんなの高校情報」では、士別翔雲高校の総合評価は3.39/5.00(10件)となっています。
投稿内容には、部活動の充実や学校行事の盛り上がりを評価する意見が見られます。特にウエイトリフティング部など、競技に力を入れる環境を評価する声があります。
一方、過去の口コミには、校則や身だしなみの指導、生徒間の人間関係などについて意見が分かれる内容もあります。
ただし、掲載されている口コミには2016年、2018年、2019年などの古い投稿も含まれています。現在の校則や学校生活をそのまま反映しているとは限りません。
口コミを読む際は、次の3点を意識すると判断しやすくなります。
- 投稿された年度と在校生・卒業生の区別を確認する
- 個人の感想と学校が公式に公表する情報を分ける
- 校則や人間関係などは体験入学で実際の雰囲気を確かめる
口コミの評価点だけで学校を判断するより、部活動、授業、進路指導、学校行事など、自分が高校生活で重視する項目を具体的に確認することが大切です。
【通学・下宿・学費】士別市の高校生向け支援制度はどこまで利用できる?
士別翔雲高校を検討する家庭にとって、士別市独自の高校魅力化支援事業は重要な情報です。
士別市は2022年度から高校魅力化支援事業を開始し、通学や下宿、学習にかかる費用を軽減する制度を設けています。
下宿費助成は月額最大4万円
自宅からの通学が困難な生徒が、士別市内の下宿やアパートなどから士別翔雲高校に通う場合、下宿等費用助成金を利用できます。
2026年4月1日更新の士別市公式情報によると、助成額は次のうち少ない方です。
- 対象費用の2分の1
- 月額40,000円
対象となる費用には、家賃だけでなく、電気代、水道代、燃料代、食事代など、契約に基づく下宿・間借り・賃貸住宅の費用が含まれます。
例えば、対象費用が月額60,000円の場合、半額の30,000円が助成の目安になります。対象費用が月額100,000円の場合は、上限である40,000円が目安です。
対象となるのは、自宅からの通学が困難で、市内の下宿などを利用して通学する生徒です。申請は原則として4月末日までに在籍する高校へ提出し、年度途中に新たに対象となった場合は速やかに申請する必要があります。
士別市高等学校バス通学補助
士別市内に住所があり、士別軌道の路線バスを利用して士別翔雲高校に通う生徒には、通学定期券の費用を軽減する制度もあります。
2025年10月更新の市公式案内では、士別翔雲高校について、月額定期券代の往復21,870円、片道10,930円を超える部分が補助対象として示されています。
この制度は士別軌道の路線バスを利用する生徒が対象で、士別市に住所を有することが条件です。申請は毎年4月下旬に学校を通じて案内され、オンラインで行います。
通学距離や利用する交通手段によって負担額が変わるため、入学前に自宅から学校までの経路と定期券料金を確認しておきましょう。
検定・模試・学習教材への助成
士別市では、士別翔雲高校に在学する生徒の学力向上や進路実現を支援するため、学力向上助成金も設けています。
主な対象は次のとおりです。
- 簿記や情報処理など、学校が奨励する検定試験の受験料
- 大学受験模試、公務員模試、看護模試などの受験料
- スタディサプリやClassiなど、学校が指定する学習教材の使用料
検定試験や模擬試験については、費用の2分の1または1,000円のいずれか少ない額が助成されます。指定教材の使用料については2分の1が助成対象です。
金額だけを見ると大きな助成ではありませんが、資格取得や受験準備を継続する生徒にとっては、負担軽減につながる制度です。
2026年度からの高校授業料支援も確認
高校の学費については、国の高等学校等就学支援金制度も関係します。
2026年4月からは制度が改正され、所得制限が撤廃されました。公立高校の全日制課程では、授業料に対する支給上限額は年額11万8,800円です。
ただし、授業料の支援と高校生活にかかるすべての費用が無料になることは同じではありません。
制服、教科書や教材、修学旅行、通学、部活動などにかかる費用は別途確認が必要です。家計の状況によっては、高校生等奨学給付金など、授業料以外の教育費を支援する制度も検討できます。
国の就学支援金については入学後に学校から申請案内があるため、手続きの期限や必要書類を確認してください。
【学校説明会・アクセス】入学前に確認したい見学情報と所在地
令和8年度学校案内と説明会の日程
士別翔雲高校の公式サイトでは、2026年6月20日更新の令和8年度学校案内パンフレットが公開されています。
学校案内には、次のような情報が掲載されています。
- 普通科・総合ビジネス科の学習内容
- 制服と年間行事
- 部活動や外局の活動
- 生徒の学校生活と1日の流れ
- 進路実績と卒業生のメッセージ
- 士別市から受けられる支援制度
2026年度の学校案内に掲載された主な見学イベントは、8月28日の学校説明会、9月19日の部活動体験、10月3日の中学生体験入学です。
中学生体験入学では、学校説明会、授業見学、授業体験、部活動見学、部活動体験が予定されていました。参加対象は中学3年生、保護者、教育関係者です。
これらの日程は2026年10月31日時点ですでに終了しています。2027年度の受験を考える場合は、次回の学校説明会や体験入学の日程を学校公式の最新情報で確認しましょう。
士別翔雲高校の所在地・アクセス
所在地は次のとおりです。
〒095-0006 北海道士別市東6条北6丁目24番地
- 職員室:0165-23-2914
- 事務室:0165-23-2908
- FAX:0165-23-2911
学校案内では、JR士別駅から士別軌道のバスを利用するアクセスが紹介されています。北海道教育委員会の学校情報では、市内外廻り循環バスの東7条北7丁目停留所を利用する案内もあります。
実際の通学では、乗車する停留所や運行便、停留所から学校までの徒歩区間を事前に確認することが大切です。特に冬季は積雪や路面状況によって移動時間が変わるため、余裕を持った通学計画を立てましょう。
士別市外からの進学も検討できる
士別市外に住んでいる中学生でも、通学や下宿の条件を整えれば進学を検討できます。
士別市は高校生向けの下宿・住まい情報を公開しており、2026年5月11日にも情報を更新しています。下宿費助成と組み合わせることで、遠方から進学する家庭の住居費負担を抑えられる可能性があります。
ただし、住居の空き状況、契約条件、食事の提供内容、学校までの距離は施設ごとに異なります。下宿を検討する場合は、家賃だけでなく、光熱費、食費、交通費、冬季の生活環境まで含めて比較する必要があります。
【プロの結論】士別翔雲高校に向いている人・入学前に考えたい判断基準
士別翔雲高校の特色を整理すると、普通科と総合ビジネス科という異なる学びの選択肢に加え、部活動、地域探究、進路支援、自治体による経済的支援が組み合わさっている点にあります。
士別翔雲高校に向いている人
- 大学進学を目指しながら、部活動にも積極的に取り組みたい人
- 少人数規模の学校で先生のサポートを受けながら学びたい人
- 簿記や情報処理などの資格を取得したい人
- 商品開発やインターンシップなど、実践的な学習に興味がある人
- 地域社会や地元企業と関わりながら高校生活を送りたい人
- スポーツや文化活動で全国大会などを目指したい人
入学前に慎重に検討したい人
- 札幌など都市部の学校が持つ幅広い施設や交通環境を重視する人
- 希望する部活動が現在の活動状況や部員数と合わない人
- 希望する大学の受験科目と学校の教育課程が合っているか確認できていない人
- 下宿や通学にかかる費用、冬季の交通事情を十分に考慮していない人
- 総合ビジネス科の専門科目に興味がなく、普通科との違いを理解しないまま選ぼうとしている人
進学先を決める前に確認したい5つのポイント
受験生と保護者は、次の項目を学校見学や中学校の進路相談で確認しておくと、入学後のミスマッチを防ぎやすくなります。
- 学科の適性:普通科と総合ビジネス科の授業内容を比較し、自分の興味や将来像に合う方を選ぶ。
- 進路指導:志望大学や就職先に向けて、どのような講習や個別指導を受けられるか確認する。
- 部活動:希望する部の練習日、活動時間、実績、費用などを調べる。
- 経済的負担:就学支援金、通学補助、下宿費助成、学力向上助成金を組み合わせて考える。
- 通学環境:通学時間、バスの運行、冬季の交通事情、下宿の生活環境を確認する。
特に重要なのは、進学実績の数字だけで学校を選ばないことです。士別翔雲高校には国公立大学への合格実績がありますが、志望大学への合格には本人の学習状況や受験科目、継続的な努力が欠かせません。
また、総合ビジネス科の魅力は、資格取得や企業実習、商品開発を通じて実社会に近い経験を積めることです。将来の職業を具体的に考えたい中学生にとって、こうした学習環境は大きな判断材料になります。
【士別翔雲高校に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:士別翔雲高校の2026年度の偏差値はいくつですか?
A1:民間の高校情報サイトでは、普通科の偏差値は43と掲載されています。総合ビジネス科の偏差値は同サイトでは公表されていません。偏差値は参考値であり、合格基準そのものではありません。
Q2:士別翔雲高校の募集人員は何人ですか?
A2:2026年度は普通科120人、総合ビジネス科40人です。2027年度については北海道教育委員会が発表する最新の募集人員を確認してください。
Q3:普通科と総合ビジネス科ではどちらが大学進学に向いていますか?
A3:一般的な大学進学を中心に考える場合は普通科が選択肢になります。ただし、総合ビジネス科からも大学や専門学校への進学は可能です。学びたい内容と志望大学の受験科目を照らし合わせて選びましょう。
Q4:士別翔雲高校から小樽商科大学や北海道教育大学に進学できますか?
A4:できます。令和7年度の大学入試では、小樽商科大学に1人、北海道教育大学に札幌校・函館校それぞれ1人が合格しています。名寄市立大学には7人の合格実績があります。
Q5:士別翔雲高校の主な就職先はどこですか?
A5:公務員(士別市など)、トヨタ自動車、日本甜菜製糖、北海道銀行、北洋銀行、道北アークスなどが主な就職先として紹介されています。実際の求人や採用人数は年度によって異なります。
Q6:士別市外から入学する場合、下宿費の補助はありますか?
A6:あります。自宅からの通学が困難で、士別市内の下宿や賃貸住宅などから通学する対象生徒には、対象費用の2分の1または月額4万円のいずれか少ない額が助成されます。
Q7:部活動は盛んですか?
A7:学校案内によると部活動加入率は90%以上です。ウエイトリフティング部の2025年男子全国制覇や、野球部の2026年選抜大会21世紀枠北海道候補校選出などの実績があります。
Q8:2026年度の学校説明会や体験入学はいつ開催されましたか?
A8:学校案内では、8月28日に学校説明会、9月19日に部活動体験、10月3日に中学生体験入学が予定されていました。いずれも2026年10月31日時点では終了しているため、次回の開催日程は学校公式の発表を確認してください。
Q9:高校の授業料は無料になりますか?
A9:2026年4月から高等学校等就学支援金の所得制限が撤廃され、公立全日制高校では年額11万8,800円を上限に授業料が支援されます。ただし、制服や教材、修学旅行などの費用まで一律に無料になるわけではありません。
まとめ:士別翔雲高校は学び・進路・地域支援を総合的に比較して選びたい学校
士別翔雲高校は、普通科と総合ビジネス科を設置し、大学進学から専門学校、公務員、民間企業への就職まで幅広い進路を支える北海道士別市の公立高校です。
2026年度の学校案内では、国公立大学26人、私立大学72人という延べ合格実績に加え、ウエイトリフティング部の全国制覇、野球部の21世紀枠候補選出、新聞局や国際局の活動など、学習面・課外活動面の特色が紹介されています。
また、士別市による月額最大4万円の下宿費助成やバス通学補助、検定・模試費用の支援は、遠方からの進学や高校生活にかかる経済的負担を考える家庭にとって重要なメリットです。
一方、偏差値や過去の倍率、口コミだけで学校の実態を判断するのは適切ではありません。普通科と総合ビジネス科の違い、希望する部活動、志望大学や就職先への進路指導、通学・下宿環境まで確認する必要があります。
2027年度の受験を考える中学生と保護者は、令和8年度学校案内と最新の入試情報を確認し、実際の学校生活をイメージしながら進路を選んでください。「一歩前へ」という校訓のもと、自分の可能性を広げられる環境かどうかが、最終的な学校選びの判断基準になります。
主な確認資料: (出典: 士別 翔 雲 高校(Yahoo!ニュース))