きのこの山とたけのこの里はどっちが人気?2026年の新商品・AI判定・海外展開を徹底解剖
2026年、「きのこの山」と「たけのこの里」をめぐる長年の論争に、新たな展開が生まれている。明治が発売したのは、AIの発想から誕生した合体商品「きたきたのこのこの山里」。さらに、両ブランドを一緒に楽しめる「きのこの山とたけのこの里みんなのブラック」も10月13日に登場し、台湾・韓国では「たけのこの里」の本格的な販売が始まった。
そもそも、両者は何が違うのか。1975年発売の「きのこの山」と1979年発売の「たけのこの里」では、クラッカーとクッキーという土台だけでなく、チョコレートとの組み合わせや口に入れたときの食感も異なる。過去の国民総選挙では勝者が入れ替わり、2026年には約50万人が参加したAI判定でも興味深い結果が出ている。
この記事では、明治の公式発表や商品情報、過去の投票結果をもとに、両商品の違い、人気の実態、AIによる派閥判定、2026年の新商品と海外展開までを整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 発売年:きのこの山は1975年、たけのこの里は1979年。4年の歴史の差がある。
- 食感の違い:きのこの山はクラッカーのカリッとした歯ごたえ、たけのこの里はクッキーのサクサク感が特徴。
- 2026年の最新動向:4月に合体商品「きたきたのこのこの山里」、10月に「みんなのブラック」が発売。台湾・韓国でも販売が拡大している。
【まずは違いを比較】きのこの山とたけのこの里は何が違う?食感・生地・チョコの秘密
「きのこの山」と「たけのこの里」の最大の違いは、チョコレートを支える焼き菓子の種類と、全体の構造にある。
見た目は似たチョコレート菓子でも、きのこの山はクラッカー、たけのこの里はクッキーを使用している。この違いが、食べたときの歯ごたえや口当たりを左右する。
きのこの山はクラッカーの軽快な食感が魅力
きのこの山は、きのこの傘にあたる部分にチョコレート、軸にあたる部分にクラッカーを組み合わせた商品だ。
特徴は、噛んだ瞬間のカリッとした歯ごたえ。クラッカーの軽快な食感とチョコレートの口どけを、それぞれ感じやすい構造になっている。
チョコレートとクラッカーの組み合わせにこだわり、発売前には何百もの試作が行われた。明治の公式ヒストリーによると、商品アイデアが生まれたのは1970年ごろ。発売までに約5年を費やしたという。
きのこの形にしたのも、単なる見た目の工夫ではない。チョコレートと焼き菓子を組み合わせた独特の構造を実現するための開発上の挑戦だった。
たけのこの里はクッキーのサクサク感と一体感
一方、たけのこの里は、チョコレートとクッキー生地を組み合わせた商品だ。
きのこの山と比べると、焼き菓子とチョコレートが一体になったような食べ心地が特徴。クッキーならではのサクサクした歯ごたえがあり、噛むほどに生地とチョコレートの風味が混ざり合う。
開発上の大きな課題は、立体的なたけのこの形をしたクッキーを焼くことだった。
菓子開発担当者へのインタビューでは、当時の製造技術では薄く平らではないクッキーを焼くことが難しく、型に入れて焼く方法を採用したと紹介されている。
つまり、たけのこの里の特徴的な形は、製造技術の工夫によって実現したものでもある。
クラッカーとクッキーの違いを整理
両者の違いを、食べるときの感覚に置き換えると次のようになる。
- クラッカー:軽快でカリッとした歯ごたえ。チョコレートとの食感の違いを楽しみやすい。
- クッキー:焼き菓子らしいサクサク感。チョコレートと一体になった味わいを楽しみやすい。
どちらが優れているかではなく、焼き菓子の存在感を楽しみたいか、チョコレートとの一体感を重視するかが好みの分かれ目になる。
チョコレートにも共通の進化がある
意外と知られていないのが、両商品のチョコレートが2003年に2層構造へ進化したことだ。
明治の公式ヒストリーでは、2003年に味わいがまろやかなチョコレートと香り豊かなチョコレートを組み合わせた商品が登場したと説明されている。
この改良によって、焼き菓子だけでなくチョコレートそのものにも味わいの奥行きを持たせる方向へ進化した。
【発売から50年以上】きのこの山1975年・たけのこの里1979年の歴史と国民総選挙
両ブランドの歴史を振り返ると、単なる姉妹商品の関係ではなく、それぞれが独自の存在感を育ててきたことが分かる。
きのこの山は1975年、たけのこの里は1979年に誕生
明治の公式FAQで確認できる発売年は次のとおり。
- 1975年:きのこの山が発売。
- 1979年:たけのこの里が発売。
きのこの山は2025年に発売50周年を迎え、2026年には51年目に入っている。たけのこの里も発売から47年目となる。
両商品の誕生には4年の差があるが、1980年ごろには、すでにどちらが好きかをめぐる論争が始まっていたという。
明治のブランドヒストリーでも、この対立は長年続くブランドコミュニケーションの一つとして紹介されている。
2001年から2019年までの国民総選挙
「きのこ派」と「たけのこ派」の対決を象徴する企画が、明治による国民総選挙だ。
2001年には最初の公式キャンペーンが実施され、たけのこ党が勝利。その後、2018年には約17年ぶりの大規模な国民総選挙が開催された。
2018年は、きのこ党、たけのこ党、どっちも党による三つ巴の戦いだった。
最終結果は、たけのこ党が6,931,220票、きのこ党が6,761,773票。どっちも党も2,238,204票を獲得した。
翌2019年には、きのこ党が新きのこ党として再戦を志願。新きのこ党と新たけのこ党の対決となり、今度はきのこ派が勝利した。
2019年の総投票数は10,587,785票。新きのこ党が6,021,986票、新たけのこ党が4,565,799票を獲得し、約145万票の差をつけた。
商品の歴史と人気対決を一覧で比較
| 項目・時期 | 出来事・結果 | 意味・特徴 |
|---|---|---|
| 1975年 | きのこの山発売 | クラッカーとチョコの組み合わせ |
| 1979年 | たけのこの里発売 | クッキーとチョコの組み合わせ |
| 2001年 | 第1回公式総選挙 | たけのこ党が勝利 |
| 2018年 | 第2回国民総選挙 | たけのこ党が勝利 |
| 2019年 | 第3回国民総選挙 | 新きのこ党が初勝利 |
| 2020年 | 国民大調査 | 好きかどうかから愛情の深さへ調査を拡大 |
| 2025年8月 | KINOTAKE MOTHER登場 | AIによる派閥判定が始まる |
| 2026年4月 | きたきたのこのこの山里発売 | 両商品の完全融合を実現 |
| 2026年9月以降 | 台湾・韓国で販売拡大 | たけのこの里の海外展開が本格化 |
この結果から分かるのは、過去の選挙で一方が勝ち続けているわけではないということだ。
2018年にはたけのこ党、2019年にはきのこ党が勝利している。どっちも党の存在も含め、単純な二者択一では説明できないファン心理が表れている。
なお、2020年の国民大調査は、それまでの勝敗を決める投票とは異なり、47都道府県ごとに両ブランドへの愛情の深さを調べる企画だった。総選挙とは調査の目的が異なる点にも注目したい。
【きのこ派とたけのこ派はどっちが人気?】国民総選挙とAI判定の結果を検証
検索する人が最も気になるのは、結局どちらが人気なのかという点だろう。
実は、この質問には調査方法によって異なる答えがある。
国民総選挙では勝者が入れ替わっている
2018年の総選挙では、たけのこ党が44%、きのこ党が42%、どっちも党が14%という結果だった。
ところが2019年には、新きのこ党が約57%、新たけのこ党が約43%を獲得。前回の結果を覆した。
この数字は、実際に投票に参加した人々によるキャンペーンの結果だ。
全国民を無作為に抽出した世論調査や、商品の販売数量そのものとは異なる。
そのため、「日本人全体の過半数が必ずこちらを支持している」と単純に読み替えることはできない。
KINOTAKE MOTHERが約50万人を判定
2025年8月、明治は「きのこの山」発売50周年を記念した企画として、どっち派判定AI「KINOTAKE MOTHER」を発表した。
このAIは、顔写真から潜在的な嗜好を判定するというユニークなサービスだ。
明治の2026年4月の発表によると、2026年3月時点で約50万人が判定を受けており、その結果は次のとおりだった。
KINOTAKE MOTHERの判定結果
2026年3月時点・約50万人の判定結果/明治発表
きのこ派
たけのこ派
どっちも派
この結果では、きのこ派がたけのこ派を9.3ポイント上回っている。
ただし、ここで重要なのは、これが一般的な世論調査ではないという点だ。
明治の説明によると、KINOTAKE MOTHERは社員数百人規模の調査・嗜好データをもとに構築した約167万パターン以上の「どっち派データ」を活用している。
したがって、約50万人という数字はAIサービスの判定人数であり、日本全国の消費者を無作為に抽出した調査人数ではない。
AIの結果は、ブランドを楽しむための興味深い指標として受け止めるのが適切だ。
AIがきのこ派を優勢と判定した理由は?
明治が公表した数字では、きのこ派が52.4%でトップだった。
ただし、これだけで、きのこの山の販売数量がたけのこの里より多いことや、実際の購入者の過半数がきのこ派であることまでは証明できない。
総選挙の投票結果、AIの判定結果、売上データは、それぞれ測定しているものが異なる。
この違いを理解すると、ネット上で見かける「きのこ派が完全勝利」「たけのこ派が圧倒的人気」といった断定的な情報も、より冷静に読み解ける。
【2026年の注目商品】きたきたのこのこの山里とみんなのブラックは何が違う?
2026年の大きな話題は、長年対立してきた両ブランドが、商品開発の面で新しい方向へ進んだことだ。
特に注目したいのが、4月発売の合体商品と10月発売のブラックシリーズである。
4月14日発売「きたきたのこのこの山里」はAI発案の合体商品
「AI発案 合体しちゃった!きたきたのこのこの山里」は、明治が2026年4月14日に発売した数量・期間限定商品だ。
発売場所は全国のコンビニエンスストアと駅売店。内容量は48gで、価格はオープンプライスとなっている。
開発のきっかけは、KINOTAKE MOTHERによる約50万人の判定結果だった。
約4.4%のどっちも派にも楽しんでもらうにはどうすればよいか。明治はAIとの対話を重ね、両方の魅力を一つの商品にまとめる方向へ進んだ。
商品の構造もユニークだ。
- きのこの山のクラッカーを砕いて使用。
- たけのこの里のクッキーも砕いて使用。
- ミルク風味のチョコレートと小麦パフを加える。
- バー状に成型し、最後にビターチョコレートでコーティング。
つまり、従来のきのこの形やたけのこの形をそのまま組み合わせた商品ではない。
それぞれの焼き菓子を砕いて混ぜ、ザクザクとした新しい食感を作り出したチョコスナックだ。
明治の開発担当者は、AIの発想から生まれたアイデアが200以上あったことも紹介している。
その中から、両ブランドの完全融合という発想が具体化された。
10月13日発売「きのこの山とたけのこの里みんなのブラック」
もう一つの注目商品が、「きのこの山とたけのこの里みんなのブラック」だ。
こちらは、きのこの山とたけのこの里を一つの袋で楽しめる商品で、合体した一種類のお菓子ではない。
明治の公式発表によると、内容量は92g、8袋入り。全国で販売されているが、コンビニエンスストアと駅売店は販売対象から除かれている。価格はオープンプライスだ。
特徴は、同じブラック系のチョコレートでも、それぞれ異なるカカオをブレンドしていること。
- きのこの山:ガーナ産カカオをベースに、フルーティーなドミニカ産カカオをブレンド。
- たけのこの里:ガーナ産カカオをベースに、ナッティーなベネズエラ産カカオをブレンド。
甘すぎず苦すぎない「ちょうどいいブラック」を目指した商品設計で、子どもから大人まで楽しめる味わいを打ち出している。
明治が市場データとして紹介したところでは、2025年のチョコレート市場におけるビターチョコレートのシェアは、2013年と比べて約2.4倍に拡大したという。
これはインテージの2013年のSRI食品データと2025年のSRI+データをもとに明治が算出した数値だ。
2つの2026年商品はどう選ぶ?
| 比較項目 | きたきたのこのこの山里 | みんなのブラック |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年4月14日 | 2026年10月13日 |
| 商品の形 | 合体型チョコスナック | 2商品の詰め合わせ |
| 内容量 | 48g | 92g・8袋 |
| チョコレート | ミルク風味+ビター | カカオ産地を変えたブラック |
| 焼き菓子 | クラッカーとクッキーを砕いて使用 | それぞれ従来の形状 |
| 販売形態 | 数量・期間限定 | 全国販売・コンビニ等を除く |
| おすすめの楽しみ方 | 両方の食感を一度に楽しむ | 2種類を食べ比べる |
どちらも「両方を楽しむ」という点では共通しているが、商品としての方向性は違う。
きたきたのこのこの山里は、両方の焼き菓子を混ぜた新しい味を楽しむ商品。みんなのブラックは、それぞれの個性を残したまま、同じパッケージで食べ比べられる商品だ。
派閥争いを続けたい人にも、どちらも好きな人にも、それぞれ違う楽しみ方を提案している。
【台湾・韓国にも進出】2026年は「きのたけ論争」が海外へ広がる
2026年のもう一つの大きなニュースが、台湾・韓国への販売拡大だ。
明治は2026年10月9日、「たけのこの里」の台湾・韓国への本格的な輸出開始を発表した。
販売は2026年9月から順次拡大している。
実は、この2市場では先に「きのこの山」が販売されていた。今回、たけのこの里も加わったことで、海外でも両ブランドを比較して楽しめる環境が整った。
台湾では「どっち派?」投票キャンペーンを開催
台湾では、たけのこの里の発売に合わせて、両商品の人気を競う投票キャンペーンが実施されている。
実施期間は、2026年10月12日から11月30日までの予定だ。
InstagramやYouTubeなどのSNSを中心に情報を発信し、ウェブ上で好きな商品に投票する仕組みとなっている。
さらに、11月7日には台北市信義区のATT 4 FUN屋外広場でリアルイベントを開催する予定だ。
イベントでは、きのこの山とたけのこの里の試食を行い、参加者が大型ボードに好きな商品を示すシールを貼る企画が予定されている。
台湾のファミリー層向けタレント、香蕉哥哥(バナナお兄さん)もアンバサダーとして参加する。
2026年10月31日時点では、11月7日のイベントは開催前であり、11月30日までの投票も継続中だ。
韓国でもたけのこの里の販売を拡大
韓国でも、現地の販売会社を通じて2026年9月からたけのこの里の販売を順次拡大している。
台湾と韓国を選んだ背景には、両地域で既にきのこの山が販売されていたことに加え、たけのこ自体が食文化になじみのある食材であることもある。
明治は、単純に商品を輸出するだけでなく、「どっち派?」という日本独自の楽しみ方も海外へ広げる方針を示している。
きのこの山は世界18の国と地域で販売
海外展開は台湾・韓国だけではない。
明治によると、きのこの山は英語名「Chocorooms」としても販売されており、2026年9月時点で世界18の国と地域に展開している。
今回のたけのこの里の輸出拡大は、これまで海外で先行していたきのこの山に、もう一つのブランドを加える動きでもある。
国内で長年親しまれてきた派閥論争が、アジアを中心とした海外市場でも新しいコミュニケーションの材料になり始めている。
【プロの結論】きのこ派・たけのこ派の対立はなぜ50年以上続くのか
両商品の人気を考えるうえで重要なのは、単に味の優劣を比較するだけでは説明できない点だ。
きのこの山とたけのこの里は、同じチョコレート菓子でありながら、食感、形、食べ方に明確な違いがある。
そして、その違いが消費者に自分の好みを語るきっかけを与えている。
きのこ派におすすめなのはこんな人
- クラッカーのカリッとした歯ごたえが好き。
- チョコレートと焼き菓子を別々に感じたい。
- 軽快な食感を重視する。
- きのこの形や軸の部分の食感に魅力を感じる。
たけのこ派におすすめなのはこんな人
- クッキーのサクサク感が好き。
- チョコレートと焼き菓子の一体感を楽しみたい。
- 噛みごたえのある焼き菓子が好み。
- クッキーならではの風味を重視する。
もちろん、どちらか一方に決める必要はない。
実際、2018年の国民総選挙では、どっちも党が約224万票を獲得している。さらに2026年のAI判定でも、どっちも派は4.4%存在した。
この数字は、両方の味を楽しみたい人が一定数いることを示す興味深い結果だ。
人気を判断するときに知っておきたい3つの基準
きのこの山とたけのこの里の人気を比較する際には、次の3点を区別したい。
1. 国民総選挙の結果
実際に投票した人の支持を反映する。ただし、キャンペーン参加者の投票結果であり、全国民の嗜好をそのまま示すものではない。
2. AI判定の結果
約50万人という大規模な判定実績は興味深いが、AIの判定割合と実際の購入者数や売上シェアは別の指標だ。
3. 商品そのものの特徴
クラッカーとクッキーという違いが、食感や味わいの好みを分ける。どちらを支持するかは、最終的には個人の味覚による。
この3つを混同しなければ、ネット上の人気ランキングや投票結果をより正確に理解できる。
【きのこの山とたけのこの里】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:きのこの山とたけのこの里は、結局どっちが人気ですか?
A1:調査によって結果が異なる。2018年の国民総選挙ではたけのこ党が勝利し、2019年には新きのこ党が勝利した。2026年3月時点のKINOTAKE MOTHERの判定では、きのこ派52.4%、たけのこ派43.1%だった。ただし、AI判定は一般的な世論調査や販売シェアとは異なる。
Q2:きのこの山とたけのこの里の食感の違いは何ですか?
A2:きのこの山はクラッカーを使用しており、カリッとした軽快な歯ごたえが特徴。たけのこの里はクッキー生地を使用しており、サクサクとした食感とチョコレートとの一体感が魅力だ。
Q3:きのこの山とたけのこの里の発売年はいつですか?
A3:きのこの山は1975年、たけのこの里は1979年に発売された。きのこの山が4年先輩にあたる。
Q4:きたきたのこのこの山里はどこで買えますか?
A4:2026年4月14日から全国のコンビニエンスストアと駅売店で数量・期間限定販売された商品だ。内容量は48g、価格はオープンプライス。販売期間が限定されているため、2026年10月末時点での店頭在庫や販売継続状況は店舗ごとに確認したい。
Q5:みんなのブラックは、きのこの山とたけのこの里が合体した商品ですか?
A5:合体商品ではない。2026年10月13日発売の8袋入り商品で、きのこの山とたけのこの里をそれぞれブラックチョコレート仕様で楽しめる。両方を混ぜて一つの形にした「きたきたのこのこの山里」とは別の商品だ。
Q6:きのこの山とたけのこの里は台湾・韓国でも買えますか?
A6:明治は2026年9月から、台湾と韓国でたけのこの里の販売を順次拡大している。両地域では先行してきのこの山が販売されていた。台湾では2026年10月12日から11月30日まで、どっち派投票キャンペーンも予定されている。
まとめ:【プロの結論】2026年は「どっち派」から「どっちも楽しむ」時代へ
きのこの山とたけのこの里は、1975年と1979年に誕生した、明治を代表するロングセラーチョコレート菓子だ。
両者の最大の違いは、クラッカーとクッキーという焼き菓子の構造にある。カリッと軽快なきのこの山と、サクサクした一体感のあるたけのこの里。それぞれの特徴が、長年にわたる派閥論争を生み出してきた。
2018年にはたけのこ党、2019年には新きのこ党が勝利。2026年のKINOTAKE MOTHERではきのこ派が52.4%と優勢になったものの、AI判定だけで日本全体の人気が決まるわけではない。
そして2026年には、両方の焼き菓子を融合した「きたきたのこのこの山里」と、2種類のブラックを楽しめる「みんなのブラック」が登場。台湾・韓国への販売拡大によって、国内の論争も海外へ広がり始めた。
注目したいのは、明治が単に一方のブランドを勝たせるのではなく、両方の個性を生かす商品展開へ進んでいることだ。
50年以上続く人気の理由は、どちらか一方が絶対的に優れているからではない。食感も形も異なる2つの商品が、それぞれに熱心なファンを持っていること自体にある。
次にお菓子売り場で手に取るときは、いつもの派閥にこだわらず、クラッカーとクッキーの違いを意識して食べ比べてみるのも面白い。
2026年の「きのたけ論争」は、勝敗を競うだけでなく、両方のおいしさを楽しむ新しい段階に入っている。 (出典: きのこ の 里 たけのこ の 山(Yahoo!ニュース))