【入場料金を解説】有料ゾーンはいくら?無料エリアとの違い
営業終了前の入場料金一覧
ハローキティ ハッピーフライトの有料ゾーンは、家族連れでも利用しやすい料金設定でした。営業終了前に案内されていた入場料金は次のとおりです。
| 対象 | 入場料金 |
|---|---|
| 一般(中学生・高校生を含む) | 800円 |
| 小学生以下(3歳以上) | 400円 |
| 3歳未満 | 無料 |
障害者手帳などの対象となる証明書を持つ人と、付き添いの介護者1人は無料となる案内もありました。
これらは営業終了前の料金であり、現在販売されているチケットではありません。2026年11月現在、旧施設の入場券を購入することはできません。
料金体系については、新千歳空港の施設案内および営業終了を伝えたTRAICYの報道で確認できます。
有料ゾーンと無料ゾーンはどう違った?
施設を利用する際に知っておきたいのが、有料の展示・体験エリアと、ショップやカフェなどの一般利用スペースの違いです。
- 有料ゾーン: キティジェットによる世界旅行の演出、展示、キャラクターとの撮影スポットなどを楽しむエリア。
- 無料スペース: 小さな子どもが遊べるハッピーフライトパーク。
- ショップ: サンリオキャラクターグッズや施設限定商品を購入できる物販エリア。
- カフェ: タリーズコーヒーの通常メニューやキャラクターをモチーフにした商品を楽しめる飲食スペース。
つまり、施設全体を利用するために必ず800円を支払う仕組みではありませんでした。有料ゾーンに入らず、ショップやカフェを利用する楽しみ方もできたのです。
この仕組みは、飛行機の利用者だけでなく、空港に買い物や食事に来た人、子ども連れの家族にも施設を身近に感じてもらう役割を果たしていました。
【ショップ・カフェの現在】サンリオ商品とタリーズはどうなった?
施設の営業終了後に気になるのが、これまで利用されてきたショップとカフェの行方です。実は、2026年9月から10月にかけて、新千歳空港では関連店舗の新たな展開が始まっています。
ハッピーフライトショップの後にサンリオ POP UP STOREが登場
従来のハッピーフライトショップは、施設とともに2026年8月23日に営業を終了しました。
その後、2026年9月11日には、新千歳空港の連絡施設2階に「Sanrio POP UP STORE」がオープンしています。
株式会社サンリオの公式店舗案内によると、主にサンリオキャラクターのギフト商品を取り扱うショップで、営業時間は8時から20時まで。場所は新千歳空港ターミナルビルの連絡施設2階です。
従来のショップが扱っていたようなサンリオ関連商品を空港で探したい人にとって、こちらが新しい選択肢になります。
ただし、旧ハッピーフライトショップの単純な移転ではありません。キティジェットの展示や有料ゾーン、旧施設の世界旅行体験が復活したわけでもありません。物販店舗として区別する必要があります。
ハッピーフライトカフェのタリーズコーヒーは閉店した?
カフェについても変化がありました。
旧施設内にあった「ハッピーフライトカフェ タリーズコーヒー」は、サンリオキャラクターをあしらった限定メニューを提供していた店舗です。2024年4月23日のリニューアル時には59席を設け、キャラクターを選べるバニララテやココアラテなども展開していました。
しかし、ハッピーフライトの閉館に伴い、従来の3階店舗は営業を終了しています。
その後、2026年10月26日には、連絡施設2階に「タリーズコーヒー新千歳空港店」が移転・リニューアルオープンしました。
現在のタリーズコーヒー新千歳空港店
所在地
連絡施設2階
通常営業時間
7:30~19:30
リニューアル日
2026年10月26日
新千歳空港公式店舗案内に基づく情報
北海道エアポートの公式店舗案内でも、現在の店舗名、所在地、営業時間が掲載されています。
つまり、タリーズコーヒーというブランド自体が新千歳空港から撤退したわけではありません。旧店舗から2階の新店舗へ移転したというのが正確な経緯です。
一方、ハッピーフライト限定のキャラクタードリンクなど、旧施設ならではのサービスが新店舗でも継続されているとは限りません。通常のタリーズ店舗として利用するのが適切です。
閉館後もサンリオファンが新千歳空港を楽しめる場所
旧施設がなくなったからといって、新千歳空港でサンリオ関連の楽しみがすべて失われたわけではありません。
現在は2階のサンリオ POP UP STOREが、キャラクターグッズを探すための新しい立ち寄り先になっています。
ただし、以前のように世界旅行の展示を巡ったり、キティジェットに乗る演出を体験したりすることはできません。買い物と体験型アミューズメントを同じものとして考えないことが大切です。
【閉館後と再開予定】2027年夏の新施設はハッピーフライトの復活なのか?
旧ハッピーフライトの再開予定は発表されている?
2026年11月2日現在、ハローキティ ハッピーフライトという旧施設名での営業再開日や、同じ内容の施設を再び開く計画は公表されていません。
ここで注意したいのが、空港の改修工事が終了する時期と、ハッピーフライトが再開する時期は別の話だという点です。
北海道エアポートの2026年10月14日付の公式案内では、連絡施設3階の商業施設リニューアル工事は2027年6月末までの予定とされています。これは工事の期間であって、ハローキティ ハッピーフライトの再開を約束する日程ではありません。
したがって、「2027年夏にハッピーフライトが復活する」という情報が出回っている場合は、空港の新施設計画と混同していないか確認する必要があります。
2027年夏には道内最大級のアニメ関連施設が誕生する計画
閉館後の3階エリアについては、別の大きな計画が進んでいます。
北海道エアポートが進める新千歳空港の商業施設再編では、アニメやゲームなどのIPコンテンツを活用した施設や物販店舗の導入が計画されています。
2026年6月24日のUHB北海道文化放送の報道では、北海道エアポートの山崎雅生社長が、飛行機に乗らない人にも空港へ遊びに来てもらえる場所を目指す趣旨を説明しています。
同報道によると、計画されているのは道内最大級のアニメ関連施設や物販専門店など約20店舗で、完成目標は2027年夏です。
これは、従来の空港利用者だけを対象にするのではなく、空港そのものを観光・エンターテインメントの目的地として成長させる取り組みです。
新千歳空港の再開発とハッピーフライトの関係
今回の再編を理解するうえで重要なのは、旧施設の終了と空港全体の商業戦略を切り離さないことです。
新千歳空港では、国内線と国際線を結ぶ連絡施設を活用し、店舗やエンターテインメント施設を増やす方向に動いています。2026年度の事業計画でも、連絡施設に約20店舗を新規出店させる構想が示されました。
連絡施設2階では、すでにサンリオ POP UP STOREやクレヨンしんちゃん関連店舗などが展開され、タリーズも移転しています。一方、3階は大規模改修を経て、アニメ・ゲーム関連の新たな集客エリアへと再構築される予定です。
この流れを見ると、ハッピーフライトの閉館は、空港のエンターテインメント機能を縮小するだけの動きではありません。コンテンツの種類や店舗配置を見直し、新しい集客モデルに切り替える過程の一つと考えられます。
ただし、2027年夏の新施設にサンリオやハローキティが再登場するかどうかは、別途正式発表を待つ必要があります。
【よくある質問】ハローキティ ハッピーフライトに関するFAQ
Q1:ハローキティ ハッピーフライトの営業終了日はいつですか?
A1:2026年8月23日(日)です。2016年7月22日のオープンから約10年間営業し、新千歳空港の連絡施設3階の大規模改修工事に伴って閉館しました。
Q2:ハローキティ ハッピーフライトは2026年11月現在も営業していますか?
A2:営業していません。有料ゾーン、旧ショップ、ハッピーフライトカフェを含む従来の施設は営業を終了しています。現在は連絡施設3階の改修工事が進められています。
Q3:ハッピーフライトの入場料金はいくらでしたか?
A3:営業終了前の料金は一般800円、小学生以下400円、3歳未満無料でした。障害者手帳などの対象者と付き添い1人が無料になる制度もありました。
Q4:ハッピーフライトのショップはどこに移転しましたか?
A4:旧ショップと同一の店舗が移転したわけではありませんが、2026年9月11日に新千歳空港の連絡施設2階にSanrio POP UP STOREがオープンしました。営業時間は8時から20時です。
Q5:ハッピーフライトカフェのタリーズは現在も利用できますか?
A5:旧3階店舗は営業終了しましたが、2026年10月26日に連絡施設2階へタリーズコーヒー新千歳空港店として移転・リニューアルオープンしています。通常営業時間は7時30分から19時30分です。
Q6:ハローキティ ハッピーフライトは2027年に再開しますか?
A6:2026年11月現在、旧施設の再開予定は発表されていません。2027年夏には3階にアニメ関連の新施設など約20店舗が誕生する計画ですが、ハッピーフライトの復活が決まったわけではありません。
まとめ:ハローキティ ハッピーフライトの閉館後も新千歳空港は進化する
ハローキティ ハッピーフライトは、2016年7月22日に新千歳空港のスマイル・ロードで開業し、キティジェットによる世界旅行という独自の体験を提供してきました。
しかし、連絡施設3階の大規模改修工事に伴い、2026年8月23日に約10年間の営業を終了しました。閉店理由は空港の商業施設再編であり、人気低迷やサンリオとの契約終了が公式に示されたわけではありません。
現在の状況を整理すると、旧施設は閉館済みですが、サンリオ POP UP STOREは連絡施設2階で営業中。タリーズコーヒーも同じく2階に移転し、営業を再開しています。一方、キティジェットや有料の世界旅行体験を楽しめる旧施設の再開予定はありません。
そして2027年夏には、アニメ関連施設や物販店舗など約20店舗を含む新たな商業エリアの誕生が計画されています。
【プロの結論】閉店情報と再開情報は「施設単位」で見極める
今回のハッピーフライト閉館から読み取れるのは、空港のエンターテインメント施設が、単なるキャラクター展示の場から、複数のコンテンツを集める大型商業エリアへと変わりつつあることです。
旅行者にとっては、これまでのようなキティジェットの体験ができなくなったことは残念な変化です。一方で、サンリオ商品を購入できる場所や、タリーズで休憩できる場所は新しい配置で残っています。
今後、新千歳空港を訪れる際には、次の3点を判断基準にするとよいでしょう。
- サンリオグッズが目的:連絡施設2階のSanrio POP UP STOREを利用する。
- コーヒーや食事が目的:連絡施設2階のタリーズコーヒー新千歳空港店を利用する。
- キティジェットの体験が目的:旧施設は営業終了しているため、再開の公式発表がない限り訪問先として予定に組み込まない。
約10年間、多くの旅行者に親しまれたハローキティ ハッピーフライト。その歴史は2026年8月23日に一区切りを迎えました。今後は新千歳空港の再開発がどのようなエンターテインメント空間を生み出すのか、2027年夏の新施設計画にも注目が集まります。
主な参照資料:株式会社サンリオの2016年開業発表、新千歳空港・北海道エアポート公式施設案内および改修告知、TRAICY、チトセガイド、UHB北海道文化放送、航空専門メディアAviation Wire。 (出典: ハロー キティ ハッピー フライト(Yahoo!ニュース))