【13泊・26泊の違い】タイムシェアリングシステムを理解する

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【13泊・26泊の違い】タイムシェアリングシステムを理解する
【13泊・26泊の違い】タイムシェアリングシステムを理解する
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エクシブ会員権の仕組みを理解するうえで欠かせないのが、タイムシェアリングシステムです。

エクシブは、一室を複数の会員で共同所有し、年間の利用日数をあらかじめ割り当てる方式を採用しています。

リゾートトラストの公式説明では、通常のエクシブは14名、13泊タイプは28名で一室を共有する仕組みです。

13泊タイプと26泊タイプの比較

エクシブ会員権
【画像】エクシブ 会員 権 関連ショット
比較項目13泊タイプ26泊タイプ
主な名称バージョンZ通常エクシブ
年間利用権13泊26泊
一室の共有人数28名14名
利用日指定カレンダー指定カレンダー
年会費比較的低い比較的高い
向いている人年数回の旅行が中心年間を通じて頻繁に利用

13泊タイプは、年間の旅行回数が少ない人や、維持費を抑えたい人に向いています。

一方、26泊タイプは、家族旅行に加えて親族や知人との利用、法人の福利厚生など、年間の宿泊機会が多い人に適しています。

ただし、26泊だからといって、好きな日に26泊できるわけではありません。

利用日を決めるタイムシェアカレンダー

エクシブ会員権
【写真】エクシブ 会員 権 近影・注目カット

エクシブでは、年間の占有日をカレンダー番号によって割り当てます。

公式の仕組みでは、繁忙期と閑散期を次の4シーズンに分けています。

- ゴールド:年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みなど。
- レッド:ゴールド以外の土曜日や祝日前後など。
- ホワイト:金曜日、日曜日、春休み・冬休みなど。
- ブルー:それ以外の平日。

ここで知っておきたいのが、占有日の交換には一定のルールがあることです。

基本的に、ゴールドの権利はレッド・ホワイト・ブルーに交換できます。レッドはホワイト・ブルーに、ホワイトはブルーに交換できますが、逆方向の交換はできません。

つまり、平日のブルーの権利を使って、自由にゴールドの繁忙期へ変更できる仕組みではないのです。

13泊なら必ず維持費が半額になる?

エクシブ会員権
【資料】エクシブ 会員 権 報道・メディア記録

年間の利用日数が半分だからといって、すべての費用が単純に半額になるとは限りません。

年会費や固定資産税は契約内容や共有持分に応じて異なり、客室の利用時には別途ルームチャージも必要です。

また、13泊タイプには、過去の契約形態によって追加の利用チケットが付くものもあります。

中古物件を探すときは、単に「13泊」と書かれているかだけでなく、バージョンZなのか、追加10泊の利用権があるタイプなのかも確認してください。

【購入総額を検証】名義変更料44万円・仲介手数料・諸費用はいくら?

中古エクシブ会員権で見落としやすいのが、購入時の諸費用です。

例えば、30万円で売り出されている会員権を見つけても、30万円だけで所有者になれるわけではありません。

特に大きいのが、リゾートトラストに支払う名義変更料です。

2025年12月から名義変更料が改定

リゾートトラストは2025年7月1日、第三者譲渡時の名義書換料改定を発表しました。

2025年12月1日以降の手続き申し出から適用されている金額は次のとおりです。

会員権の種類改定後(税込)改定前(税込)
通常のエクシブ44万円33万円
軽井沢パセオ・ムセオ66万円55万円
ベイコート倶楽部66万円55万円

通常のエクシブでは、従来の33万円から44万円へ11万円の値上げです。

軽井沢パセオ・ムセオについては66万円となっています。

この改定は、名義変更に伴う部材費、郵送費、人件費などの上昇を理由に実施されたものです。リゾートトラストの公式発表で確認できるため、中古購入時には必ず反映させたい費用です。

なお、相続や二親等以内の親族への譲渡、改姓・改名などは、この第三者譲渡の改定対象とは異なる取り扱いです。

中古購入で発生する主な諸費用

購入時には、次の費用が発生します。

費用項目金額の目安支払先・内容
名義変更料44万円リゾートトラスト
仲介手数料価格の3%+12万~15万円程度(税別)の例仲介会社
移転登記費用約4万~10万円司法書士
不動産取得税物件・持分等による都道府県
年会費の精算契約内容による売主との月割り精算
固定資産税の精算契約内容による売主との月割り精算

仲介手数料は会社によって異なります。上記は仲介会社が案内している費用例であり、すべての会社に共通する料金ではありません。

不動産取得税は、取得時に一度発生する税金です。移転登記後、2~3か月程度で納税通知書が届くケースがあります。

購入時点では支払いが終わっていなくても、後から納税が必要になるため、資金計画に含めておきましょう。

実際の中古物件で購入総額を計算

2026年11月2日に掲載されていたエクシブ淡路島の物件を例に考えます。


ケース1:スタンダード13泊


会員権売出価格
30万円


掲載元の諸費用概算
62万円


購入総額
92万円

掲載元が示す購入総額。個別の諸費用内訳や契約条件によって変動します。

ケース2:スイート13泊


会員権売出価格
250万円


掲載元の諸費用概算
71万円


購入総額
321万円

掲載元が示す購入総額。年会費などの将来の維持費は含みません。

この比較から分かるのは、30万円の会員権でも購入総額は100万円近くになる場合があることです。

中古価格が安い物件ほど、名義変更料や仲介手数料の負担割合が大きくなりやすい点も見逃せません。

購入判断では、売出価格ではなく、名義変更完了までに必要な総額を比較することが基本です。

【年会費・維持費】固定資産税とルームチャージまで計算する

エクシブ会員権は、購入して終わりではありません。

所有している間は、毎年の年会費や固定資産税が発生します。さらに宿泊するたびにルームチャージも必要です。

年間の利用回数が少ない人ほど、1泊あたりの実質負担が大きくなる可能性があります。

グレード別の年会費目安

仲介会社が案内している13泊タイプの年会費の目安は次のとおりです。

グレード13泊タイプの年会費目安
スタンダード約7万5,000円
CB約9万円
ラージ約9万5,000円
EC約12万円
スイート約12万円
SE約15万円
スーパースイート約16万円

26泊タイプは、おおむね13泊タイプの約2倍が目安として案内されています。ただし、実際の年会費は個別の契約内容によって異なります。

実際の中古物件情報を見ると、エクシブ箱根離宮のCBグレードで年会費9万2,400円、SEグレードで15万1,800円、Sグレードでは26万1,800円という掲載例もあります。

このように、単純なグレード別目安だけでは把握できない契約も存在します。

固定資産税は毎年発生する?

エクシブの不動産共有制会員権には、固定資産税が発生します。

仲介会社の案内では、年間1万円前後が目安として紹介されていますが、所有する不動産持分や評価額などによって異なります。

購入時には売主と月割りで精算するケースがあり、購入した年の負担額だけでなく、翌年以降の税額も確認する必要があります。

ルームチャージは別料金

見落としやすいのが、宿泊時のルームチャージです。

エクシブ会員権を所有していても、宿泊そのものが完全無料になるわけではありません。

基本的には、一室単位の宿泊料金を支払います。料金は施設やグレードによって異なり、別途入湯税・宿泊税が必要な施設もあります。

リゾートトラストグループの公式料金案内では、施設ごとに客室のルームチャージが設定されています。

つまり、実際の宿泊費は次のように考える必要があります。

1回の旅行でかかる費用=ルームチャージ+食事代+交通費+付帯施設利用料など

宿泊料金だけで一般ホテルと比較すると、費用対効果を誤って判断する可能性があります。

年間の実質負担を考える

例えば、年会費12万円の13泊タイプを購入した場合、年間10泊利用すれば年会費だけで1泊あたり1万2,000円です。

ここに固定資産税、ルームチャージ、食事代などが加算されます。

反対に、年間2~3泊しか利用しなければ、所有するメリットを感じにくくなるかもしれません。

エクシブは、利用回数が多く、宿泊するホテルやグレードを継続的に活用できる人ほど、所有する価値を見いだしやすい仕組みです。

【評判・口コミとデメリット】エクシブ会員権は本当にお得なのか

エクシブ会員権の評判を考えるときは、ホテルそのものの評価と、会員権制度の評価を分ける必要があります。

ホテルの設備や接客に満足していても、年間の維持費や予約制度には不満を感じる可能性があるからです。

エクシブ会員権のメリット

1.全国の施設を共通利用できる

一つの施設だけに利用が限定されず、所有グレードに応じて全国のエクシブを利用できます。

旅行先に合わせて施設を選べる点は、大きな魅力です。

2.会員制ならではのサービス

オーナーや紹介者を中心とした利用形態で、ホテル独自の設備やサービスを楽しめます。

リゾートトラストの公式案内でも、温泉、レストラン、ゴルフ、愛犬同伴客室など、多様な滞在スタイルが紹介されています。

3.別荘の管理負担を抑えられる

一般的な別荘とは違い、建物の清掃や設備の維持管理を自分で行う必要がありません。

別荘のようなリゾート体験をしながら、管理の手間を抑えられることは魅力です。

購入前に知っておきたいデメリット

一方で、次のような問題があります。

- 利用しなくても年会費や固定資産税が発生する。
- 宿泊するたびにルームチャージが必要。
- 占有日がカレンダーで決まっている。
- 希望する日程や施設、客室の条件によって予約調整が必要。
- 売却時に購入価格を回収できるとは限らない。
- 会員権によっては第三者への譲渡が制限される。

特に大きいのは、使わない年でも維持費が発生することです。

一般のホテルなら旅行しなければ宿泊代はかかりません。しかし、会員権は所有しているだけで一定の費用を負担します。

この違いを理解せずに購入すると、想定以上の負担につながります。

口コミを見るときに確認したい3つのポイント

ネット上の評判を参考にするときは、次の論点を切り分けて判断するとよいでしょう。

予約についての評価

予約の取りやすさは、占有日、交換利用、希望施設、時期によって変わります。「予約が取りにくい」という感想だけでは、制度そのものの問題なのか、希望条件の問題なのか判断できません。

維持費についての評価

購入価格が安くても、年会費と固定資産税は毎年発生します。購入者が不満を感じるかどうかは、年間利用回数と維持費のバランスによって変わります。

売却についての評価

中古会員権は一般的な不動産と同じように、いつでも希望価格で売れるわけではありません。売却可能な契約かどうか、買い手がいるかどうかも重要です。

エクシブは、投資収益を期待して買う商品というより、継続的にリゾートホテルを利用するための会員権として考える方が実態に合っています。

【中古購入・売却の注意点】入会審査から名義変更まで

中古のエクシブ会員権を購入する場合、仲介会社との売買契約だけでは手続きは完了しません。

リゾートトラストによる会員資格の審査と、不動産の移転登記が必要になります。

中古購入の基本的な流れ

一般的には次の順序で進みます。



希望する会員権を探す

施設、グレード、泊数、売出価格、年間維持費を比較します。


仲介会社へ問い合わせ・購入申し込み

物件価格と諸費用の見積もりを受け、購入条件を確認します。


売買契約と必要書類の提出

名義変更に必要な書類を準備します。


リゾートトラストの入会審査

書類審査と面談審査が実施されます。


不動産の移転登記と費用精算

司法書士を通じて共有持分の移転登記を進めます。


名義変更完了・会員カード発行

所定の手続きが完了すると、新しい所有者として利用できるようになります。

リゾートステーションが案内する取引の流れでも、リゾートトラストの書類審査・面談審査を経てから移転登記を行う仕組みが説明されています。

入会審査で準備する書類

仲介会社の購入案内では、個人の場合、次の書類が必要になる例が示されています。

- 印鑑証明書
- 住民票
- 本人確認書類
- 実印・認印
- 年会費引き落とし用の口座情報

法人契約では、履歴事項全部証明書などの追加書類が必要になる場合があります。

審査の具体的な条件や必要書類は契約形態によって異なるため、購入申し込み前に確認してください。

中古購入で確認したい重要事項

特に次の5点は、契約前に確認しておきたい項目です。

1. 会員権が第三者譲渡可能な契約か。
2. 年間13泊・26泊のどちらなのか。
3. 追加利用チケットなどの付帯権利があるか。
4. 年会費と固定資産税の未払い・精算状況。
5. 名義変更に必要な費用と購入後の予約条件。

また、名義変更によって前所有者の予約利用状況や利用権の取り扱いが変わる場合があります。未使用の権利がどのように扱われるのかも、契約前に確認するべきです。

エクシブ会員権は売却できる?

不動産共有制のエクシブ会員権は、契約条件を満たせば第三者への譲渡が可能です。

ただし、すべての会員権が売却できるわけではありません。

例えば、リゾートトラストの公式発表では、エクシブの利用権型会員権(ユース商品を除く)は第三者譲渡できないとされています。

また、仲介会社の案内では、期間が定められた会員権や、新しい施設の一部会員権について、一定期間売却できないケースが紹介されています。

売却を前提に購入するなら、次の点を確認してください。

- 不動産共有制か利用権型か。
- 第三者譲渡の可否。
- 譲渡制限期間の有無。
- 名義変更料の負担者。
- 売却時の仲介手数料。
- 現在の中古市場での売却希望価格。

中古価格が安いことと、将来売却しやすいことは別問題です。

【エクシブ会員権に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:エクシブ会員権の中古価格はいくらから購入できますか?

A1:2026年11月2日時点では、スタンダードの中古会員権に30万円前後の売出例があります。ただし、名義変更料44万円や仲介手数料、登記費用などが別途必要になるため、購入総額は売出価格を大きく上回る場合があります。

Q2:エクシブ会員権の名義変更料は44万円ですか?

A2:通常のエクシブの第三者譲渡では44万円(税込)です。軽井沢パセオ・ムセオは66万円(税込)です。2025年12月1日以降の手続き申し出に適用される料金です。

Q3:13泊タイプと26泊タイプはどちらがお得ですか?

A3:年間の利用回数によって異なります。年に数回の旅行が中心なら13泊タイプ、年間を通じて頻繁に利用するなら26泊タイプが候補になります。ただし、占有日のカレンダーや年会費、固定資産税も比較してください。

Q4:エクシブ会員権を購入すれば宿泊料金は無料になりますか?

A4:無料にはなりません。宿泊時には、施設や客室グレードに応じたルームチャージが必要です。食事代や付帯施設の利用料金なども別途発生します。

Q5:中古のエクシブ会員権は誰でも購入できますか?

A5:購入申し込み後にリゾートトラストの会員資格審査があります。一般的には書類審査と面談審査を経て、名義変更と移転登記を進めます。申し込みをすれば必ず取得できるわけではありません。

Q6:エクシブ会員権は将来売却できますか?

A6:不動産共有制で第三者譲渡が認められている会員権なら、所定の手続きを経て売却できます。ただし、利用権型や譲渡制限のある契約は売却できない場合があります。購入前に譲渡条件を確認してください。

まとめ:エクシブ会員権は購入価格より総額と利用頻度で選ぶ

2026年11月現在、エクシブ会員権の中古市場には、30万円前後の手頃な物件から数百万円以上の上位グレードまで、幅広い選択肢があります。

しかし、安い会員権を購入すれば必ず得をするわけではありません。

通常の第三者譲渡では名義変更料44万円が必要で、軽井沢パセオ・ムセオでは66万円です。さらに仲介手数料、登記費用、不動産取得税、年会費、固定資産税、宿泊時のルームチャージなどを考慮する必要があります。

【プロの結論】失敗しないための5つの判断基準

エクシブ会員権を選ぶなら、次の順番で検討するのがおすすめです。

1. 年間の利用回数を決める: 13泊か26泊かを先に判断する。
2. 利用したい客室グレードを決める: スタンダードからSまで、必要な客室条件を明確にする。
3. 購入総額を比較する: 名義変更料44万円・66万円、仲介手数料、登記費用、税金を含める。
4. 年間維持費を試算する: 年会費と固定資産税、宿泊時のルームチャージを計算する。
5. 売却条件を確認する: 第三者譲渡の可否と将来の流通性を把握する。

特に、次のような人は中古購入を検討する価値があります。

- 年間を通じてエクシブを複数回利用する人。
- 家族や親族とリゾート旅行を楽しみたい人。
- 特定のホテルだけでなく全国の施設を利用したい人。
- 別荘の維持管理を避けながら、上質な滞在を楽しみたい人。

反対に、年に1~2回しか旅行しない人、宿泊先を自由に変更したい人、毎年の固定費を負担したくない人には、一般ホテルの利用が合理的な場合もあります。

エクシブ会員権の本当の価値は、購入時の安さではなく、所有期間中にどれだけ満足できる旅行を実現できるかにあります。

中古価格の比較だけで決めず、利用日、グレード、年間維持費、譲渡条件まで確認したうえで、自分の旅行スタイルに合った会員権を選ぶことが、後悔しない購入につながります。

主な情報源:リゾートトラスト公式サイト・第三者譲渡時の名義書換料改定資料、リゾートステーションの中古価格表・名義変更案内、クラベールの費用案内、エースリゾートの購入諸費用案内、2026年11月2日確認の中古市場掲載情報。 (出典: エクシブ 会員 権(Yahoo!ニュース))