【誤解を検証】黄色いバラは嫉妬?108本の由来は本当?
花言葉を調べると、同じバラについて正反対の意味が紹介されていることがあります。特に誤解が生まれやすいのが、黄色いバラと108本のバラです。
黄色いバラは友情と嫉妬、どちらが正しい?
答えは、どちらか一方だけが正しいというわけではありません。
黄色いバラには、次のような意味が紹介されています。
| ポジティブな意味 | ネガティブな意味 |
|---|---|
| 友情 | 嫉妬 |
| 思いやり | 愛情の薄らぎ |
| 幸福 | 別れ |
| 温かさ | 誠意がない |
第一園芸の専門家による解説では、黄色いバラは友人への贈り物におすすめとされています。一方、別の花言葉資料では嫉妬や愛情の薄らぎも紹介されています。
こうした違いには、文化的な背景や黄色という色に対する印象の違いが関係しています。
日本では黄色は明るさ、太陽、幸福などを連想させます。一方、西洋由来の花言葉には嫉妬や裏切りと結び付けられるものもあります。
黄色いバラを贈るなら、次のように考えると安心です。
- 友人へのプレゼント:友情や思いやりを伝える花としておすすめ
- 卒業・送別祝い:明るい未来や新しい門出を祝う色として適している
- 恋人へのプレゼント:嫉妬という意味が気になるなら、ピンクや赤を組み合わせる
- 花言葉を気にする相手:メッセージカードで贈る意図を伝える
黄色いバラそのものが縁起の悪い花というわけではありません。大切なのは、相手がどう受け取るかを考えて選ぶことです。
108本のバラはなぜプロポーズを意味する?
108本のバラには「結婚してください」という意味があります。
由来として広く紹介されているのが、数字の語呂合わせです。
- 10を「と」
- 8を「わ」
- 「とわ」=「永遠」
このことから、永遠の愛を誓うプロポーズの花束として説明されることがあります。
また、仏教における108の煩悩と結び付ける説もあります。
ただし、これらは由来として紹介される説であり、108本の花束の慣習がいつ、誰によって始められたかまで裏付ける確かな歴史資料は明らかになっていません。
意味が広く知られていることと、由来が確定していることは別です。
12本と13本は間違えやすい!本数の落とし穴
もう一つ注意したいのが、12本と13本の違いです。
- 12本:「付き合ってください」
- 13本:「永遠の友情」
たった1本違うだけで、花言葉の意味が変わります。
また、99本は「永遠の愛」、100本は「100%の愛」、101本は「これ以上ないほど愛しています」という意味です。
代表的な本数を覚えておくと、告白や記念日の花束を選ぶときに役立ちます。
色と本数は組み合わせて考える
バラの花言葉を選ぶ際に見落としやすいのが、色と本数の両方に意味があることです。
例えば、黄色いバラを3本贈る場合、黄色には「友情」「ジェラシー」、3本には「愛しています」「告白」という意味が掲載されています。
このように、色と本数のメッセージが重なる可能性があります。
ただし、どちらの意味が優先されるかを決める共通ルールはありません。花言葉を大切にする相手に贈る場合は、色と本数を別々に確認し、メッセージカードで意図を補うと誤解を防ぎやすくなります。
【贈り方】相手と場面に合うバラの花束の選び方
バラの花束は、花言葉だけでなく、贈る相手の好みや渡す場面まで考えると、より満足度の高い贈り物になります。
恋人・パートナーには赤やピンク
恋人への誕生日や結婚記念日なら、赤いバラが定番です。
愛情をはっきり伝えたい場合は赤、優しさや感謝も伝えたい場合はピンクが適しています。
プロポーズでは、赤いバラ12本や108本など、意味を持たせた花束も選択肢になります。
ただし、108本は非常に大きな花束になるため、相手が持ち帰れるか、自宅に飾るスペースがあるかも考えておきましょう。
友人には黄色やピンク
友人の誕生日、卒業祝い、送別祝いには、黄色やピンクのバラがおすすめです。
黄色は友情、ピンクは感謝や温かい心を表すため、恋愛感情を強調せずに気持ちを届けられます。
黄色の花言葉が気になる場合は、ピンクをメインに黄色を差し色として使う方法もあります。
家族や目上の人には白や紫
母親や家族への感謝にはピンクや白、恩師や上司への敬意には白や紫が適しています。
特に紫は気品や尊敬を感じさせるため、落ち着いた雰囲気の花束を作りたいときに向いています。
合格祝い・開業祝いには青いバラ
新しい挑戦を始める人には、青いバラも魅力的です。
「夢かなう」という花言葉は、努力を続けてきた人や目標を達成した人への祝福にぴったりです。
一般的な赤やピンクの花束とは違った印象を与えられる点も魅力です。
花束を贈る前に確認したい5つのポイント
実際に注文するときは、次の5点を確認しましょう。
1. 相手の好みを確認する: 好きな色や花の種類が分かれば、花言葉以上に喜ばれる贈り物になる。
2. 贈る目的を明確にする: 誕生日、告白、結婚祝い、送別など、用途によって適切な色や本数を選ぶ。
3. 予算を決める: 本数を先に決めるのではなく、予算内で希望のボリュームになるか花屋に相談する。
4. 花束かアレンジメントかを選ぶ: 花瓶がある相手には花束、すぐ飾ってもらいたい場合にはアレンジメントが便利。
5. メッセージカードを添える: 花言葉だけでは伝わりにくい気持ちを、自分の言葉で補う。
日比谷花壇の花贈りガイドでも、相手の好みや持ち帰りやすさ、メッセージカードの重要性が紹介されています。職場で渡す場合は、特に大きさや重さへの配慮が必要です。
108本など特別な花束は早めの注文がおすすめ
本数を指定したバラの花束は、通常の花束より準備に時間がかかる場合があります。
特に108本は、花の仕入れ、色や品種の指定、ラッピング、配送方法などを事前に相談しておくと安心です。
結婚記念日やプロポーズの日程が決まっているなら、早めに花屋へ問い合わせましょう。
また、花束を手渡しする場合は、渡す場所や相手の移動手段も考慮してください。大きな花束を公共交通機関で持ち帰るのは、受け取る側にとって負担になることもあります。
【よくある質問】バラの花言葉に関するFAQ
Q1:バラ全体の花言葉は何ですか?
バラ全体の代表的な花言葉は「愛」「美」です。赤は情熱、白は尊敬、ピンクは感謝など、色によって細かな意味が変わります。
Q2:12本のバラと108本のバラの意味は違いますか?
はい。12本は「付き合ってください」、108本は「結婚してください」という意味です。12本はダズンローズとも呼ばれ、12の誓いを表現する花束としても知られています。
Q3:黄色いバラはプレゼントに向いていませんか?
いいえ。黄色いバラには「友情」「思いやり」「幸福」などのポジティブな意味があります。一方で「嫉妬」という意味もあるため、恋人に贈る場合はピンクや赤と組み合わせたり、カードを添えたりすると安心です。
Q4:青いバラの花言葉はなぜ「夢かなう」なのですか?
サントリーが長年の研究によって青いバラの開発を実現したことに由来します。2004年に開発成功が発表され、2009年に「アプローズ」として販売が始まりました。実現が難しいとされていた夢がかなったことを象徴しています。
Q5:13本のバラにはどんな意味がありますか?
13本のバラは「永遠の友情」という意味です。12本のダズンローズとは異なるメッセージになるため、贈る際には本数を確認しましょう。
Q6:花言葉は辞典によって違うことがありますか?
あります。花言葉には全国共通の公式認定制度がないため、資料によって表現や解釈が異なります。「はじめて花言葉辞典」や花屋の専門資料など、参照する資料を確認することが大切です。
まとめ:【プロの結論】バラの花言葉は相手に届けたい気持ちから選ぶ
バラの花言葉は、色と本数によって多彩なメッセージを表現できます。
2026年版として押さえておきたい代表的な意味は次のとおりです。
- 赤いバラ: 愛情・情熱・あなたを愛しています
- 白いバラ: 深い尊敬・純潔
- ピンクのバラ: 感謝・温かい心
- 黄色いバラ: 友情・ジェラシー
- 青いバラ: 夢かなう
- 紫のバラ: 気品・尊敬
- 1本: 一目惚れ
- 3本: 愛しています
- 12本: 付き合ってください
- 108本: 結婚してください
花言葉は、すべての資料で統一されているわけではありません。黄色いバラのように、ポジティブな意味とネガティブな意味が共存するものもあります。
また、108本のような華やかな花束が必ずしも最良の贈り物とは限りません。相手の好みや生活環境、受け取った後の扱いやすさも大切です。
プロの結論は、花言葉・色・本数・贈る場面の4つをセットで考えること。
高価な花束や珍しい色を選ぶこと以上に、相手にどんな気持ちを伝えたいのかを明確にすることが、心に残る花贈りにつながります。
大切な人への告白、家族への感謝、友人への友情、人生の新しい門出。贈る相手に合わせてバラを選び、自分の言葉を添えて届けてみてください。 (出典: バラ の 花 言葉(Yahoo!ニュース))