プレミアリーグに「2部」はある?2026/27最新制度とPL2の違いを徹底解説

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プレミアリーグに「2部」はある?2026/27最新制度とPL2の違いを徹底解説
プレミアリーグに「2部」はある?2026/27最新制度とPL2の違いを徹底解説
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「プレミアリーグ2部」と検索すると、イングランドの2部リーグを指しているのか、それともプレミアリーグ2(PL2)という大会を指しているのか、迷う人は少なくない。実は、この2つはまったく異なる競技カテゴリーだ。イングランドの男子プロサッカーにおける2部はEFLチャンピオンシップであり、プレミアリーグ2(PL2)はU-21世代を対象とした育成リーグである。

2026/27シーズンは、PL2の参加クラブが31クラブに拡大したほか、チャンピオンシップの昇格プレーオフも従来の4クラブ方式から6クラブ方式へ変更された。検索時に押さえておきたいのは、名称の似た2大会の違いだけではない。イングランドのリーグ構成、昇格・降格の仕組み、PL2の順位表、参加クラブ、歴代優勝クラブまで理解すると、現地サッカーの仕組みがより明確になる。

【まず結論】プレミアリーグに「2部」はある?正式な名称と位置づけ

プレミアリーグ 2 部
【画像】プレミア リーグ 2 部 関連ショット

最初に答えを整理しよう。

プレミアリーグそのものに、公式な下部カテゴリーとしての「プレミアリーグ2部」は存在しない。

プレミアリーグはイングランドの男子プロサッカーにおける最上位リーグであり、その下に位置する2部リーグがEFLチャンピオンシップ(EFL Championship)だ。

一方、Premier League 2という名称の大会も実在する。こちらはプレミアリーグに加盟するクラブなどのアカデミーが参加するU-21カテゴリーの大会で、略称はPL2。トップチームの昇格・降格を争うプロリーグではない。

つまり、検索キーワードの「プレミアリーグ2部」には、次の2つの検索意図が混在している。

- イングランド2部リーグを知りたい人: EFLチャンピオンシップを調べる。
- Premier League 2を知りたい人: U-21リーグのPL2を調べる。

この区別ができれば、順位表や参加クラブ、昇格制度を調べる際にも情報を取り違えにくくなる。

【イングランドサッカーリーグ構成】プレミアリーグから5部までを整理

プレミアリーグ 2 部
【写真】プレミア リーグ 2 部 近影・注目カット

イングランドの男子サッカーは、複数のリーグによって階層構造が形成されている。

最上位がプレミアリーグ、その下にEFLが運営する3つのディビジョンが続く。

イングランドの主要リーグ階層

プレミアリーグ 2 部
【資料】プレミア リーグ 2 部 報道・メディア記録

1. 1部:プレミアリーグ(Premier League)
2. 2部:EFLチャンピオンシップ(Championship)
3. 3部:EFLリーグ・ワン(League One)
4. 4部:EFLリーグ・ツー(League Two)
5. 5部:ナショナルリーグ(National League)

EFLは1888年に設立された歴史あるリーグ組織で、チャンピオンシップ、リーグ・ワン、リーグ・ツーの3ディビジョンで構成される。

プレミアリーグの20クラブとEFLの72クラブを合わせると、上位4階層だけで92クラブが所属している。

2部EFLチャンピオンシップの特徴

チャンピオンシップは24クラブで構成される。各クラブはホームとアウェーで23クラブと対戦するため、レギュラーシーズンは合計46試合だ。

プレミアリーグへの昇格を目指すクラブと、リーグ・ワンへの降格を避けたいクラブが同じ順位表で争う。

単純に「プレミアリーグの下にあるリーグ」というだけではない。昇格によってクラブの収入や競争環境が大きく変化するため、シーズン終盤まで順位争いが続きやすいカテゴリーでもある。

また、プレミアリーグから降格したクラブと、下部リーグから昇格した勢いのあるクラブが同じ舞台で対戦する点も特徴だ。

【昇格・降格制度】チャンピオンシップからプレミアリーグへ上がる条件

イングランド2部リーグを理解するうえで欠かせないのが、プレミアリーグへの昇格制度だ。

2026/27シーズンは、従来の制度から大きな変更が加わっている。

自動昇格は1位と2位の2クラブ

チャンピオンシップのレギュラーシーズン終了時に、順位表の1位と2位になったクラブは、プレミアリーグへの自動昇格が決まる。

46試合を通じて獲得した勝ち点が順位を決める基本的な基準となり、勝利は3ポイント、引き分けは1ポイント、敗北は0ポイントだ。

3位以下には自動昇格の権利がないため、別の昇格ルートを争うことになる。

2026/27シーズンからプレーオフが6クラブ制に変更

2026年3月5日、EFLはチャンピオンシップの昇格プレーオフに参加するクラブを4クラブから6クラブに拡大すると発表した。

新制度では、レギュラーシーズンの3位から8位までがプレーオフに参加する。

具体的な流れは次のとおり。

- 5位と8位が一発勝負のエリミネーターで対戦。
- 6位と7位も一発勝負で対戦。
- エリミネーターの勝者2クラブが準決勝へ進出。
- 準決勝では3位と4位のクラブが待ち受け、ホーム&アウェーの2試合で決着をつける。
- 準決勝の勝者同士が決勝で対戦し、最後の昇格枠を争う。

エリミネーターは順位が上のクラブのホームで開催される。準決勝も順位が上のクラブが第2戦をホームで戦うため、レギュラーシーズンの順位には大きな意味が残されている。

EFLが公表した新制度の試合数は、エリミネーター2試合、準決勝4試合、決勝1試合の合計7試合だ。

なお、EFLの2026年3月の発表では、決勝の最終的な開催形式の詳細は2026年中に合意するとされている。

チャンピオンシップの降格制度

昇格争いと同時に、残留争いも存在する。

チャンピオンシップで最終順位が下位3クラブになると、翌シーズンは3部のリーグ・ワンへ降格する。

逆にリーグ・ワンでは上位2クラブが自動昇格し、さらにプレーオフの勝者1クラブがチャンピオンシップに昇格する。

プレミアリーグとチャンピオンシップの間でも、毎シーズン3クラブが入れ替わる。プレミアリーグの18位、19位、20位が降格し、チャンピオンシップから3クラブが昇格する仕組みだ。

【徹底比較】プレミアリーグと2部リーグ、PL2は何が違う?

ここで、名称が似ている3つのカテゴリーを比較する。

比較項目プレミアリーグEFLチャンピオンシッププレミアリーグ2(PL2)
位置づけイングランド1部イングランド2部U-21育成大会
主な参加対象トップチームトップチームアカデミーの若手選手
参加クラブ数202431(2026/27)
主な試合数38試合46試合20試合
勝ち点勝利3・引き分け1勝利3・引き分け1勝利3・引き分け1
優勝・順位の目的国内リーグ制覇1部昇格争い若手選手の育成と大会優勝
昇格・降格2部との入れ替え1部・3部との入れ替えトップチームの昇降格とは無関係

PL2はトップチームの2部リーグではない

特に注意したいのが、PL2の参加クラブとトップチームの所属カテゴリーは一致しないという点だ。

例えば、プレミアリーグに所属していないクラブでも、アカデミーが所定のカテゴリー認定を受けていればPL2に参加できる。

また、PL2で優勝しても、そのクラブのトップチームがプレミアリーグへ昇格するわけではない。

反対に、トップチームがチャンピオンシップへ降格したとしても、それだけでPL2の参加資格を失うわけではない。

PL2の制度は、トップチームの順位争いではなく、若手選手がプロの試合に近い環境で経験を積み、トップチームへ進むための育成機会を提供することを目的としている。

【2026/27最新情報】PL2参加クラブ一覧31クラブと順位表

2026/27シーズンのPL2では、参加クラブが31クラブに拡大した。

プレミアリーグ公式発表によると、2025/26シーズンの29クラブにAFCボーンマスとブレントフォードが加わった。

両クラブがアカデミーのカテゴリー1認定を獲得したことが、参加クラブ拡大の理由となっている。

PL2参加クラブ一覧31クラブ

2026/27シーズンの参加クラブは以下のとおり。

プレミアリーグ所属クラブなど

- アーセナル
- アストン・ヴィラ
- AFCボーンマス
- ブレントフォード
- ブライトン
- チェルシー
- クリスタル・パレス
- エヴァートン
- フラム
- リヴァプール
- マンチェスター・シティ
- マンチェスター・ユナイテッド
- ニューカッスル
- ノッティンガム・フォレスト
- サンダーランド
- トッテナム・ホットスパー

チャンピオンシップなどの所属クラブ

- バーミンガム・シティ
- ブラックバーン・ローヴァーズ
- バーンリー
- ダービー・カウンティ
- イプスウィッチ・タウン
- リーズ・ユナイテッド
- レスター・シティ
- ミドルズブラ
- ノリッジ・シティ
- レディング
- サウサンプトン
- ストーク・シティ
- ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン
- ウェストハム・ユナイテッド
- ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ

合計31クラブとなる。

この顔ぶれを見ると、PL2がプレミアリーグ所属クラブだけの大会ではないことが分かる。トップチームの所属カテゴリーが異なるクラブ同士でも、アカデミーの育成環境を通じて競い合っている。

2026/27シーズンのPL2順位表はどうなっている?

2026年11月3日時点で確認できる順位表では、トッテナムU-21が首位に立っている。

上位5クラブは次のとおり。

1. トッテナムU-21:16ポイント(6試合)
2. サウサンプトンU-21:13ポイント(5試合)
3. チェルシーU-21:13ポイント(6試合)
4. ノリッジ・シティU-21:13ポイント(6試合)
5. ノッティンガム・フォレストU-21:12ポイント(6試合)

サウサンプトン、チェルシー、ノリッジは13ポイントで並んでおり、得失点差や消化試合数も順位を見るうえで重要だ。

これはシーズン序盤の途中経過であり、最終順位ではない。特にクラブによって消化試合数が異なるため、勝ち点だけで単純比較するのは適切ではない。

2026/27シーズンのPL2大会形式

2026/27シーズンのPL2は、従来の2部制ではなく、31クラブが参加する単一リーグ方式だ。

主なルールは次のとおり。

- レギュラーシーズンは20節。
- 各クラブは20試合を戦う。
- ホーム10試合、アウェー10試合。
- 勝利は3ポイント、引き分けは1ポイント。
- 31クラブの総合順位表を作成。
- レギュラーシーズン上位16クラブが決勝トーナメントに進出。

対戦相手は過去3シーズンの成績に基づいて3つのグループに分けられる。

- 上位グループ:1位~10位
- 中位グループ:11位~21位
- 下位グループ:22位~31位

各クラブは、それぞれのグループから6~8クラブと対戦する組み合わせで、合計20試合を戦う。

上位16クラブによる決勝トーナメントは、ラウンド16、準々決勝、準決勝、決勝というノックアウト方式だ。各ラウンドは一発勝負で実施される。

さらに17位から24位までの8クラブは、カテゴリー2のアカデミーが参加するProfessional Development League(PDL)の上位8クラブと、別のクロスカテゴリー・プレーオフを戦う。

25位から31位のクラブは、レギュラーシーズン終了後に上位16クラブの優勝トーナメントへは進めない。

この制度では、従来のようなPL2内の昇格・降格は行われない。

【歴代優勝クラブ】マンチェスター・シティやブライトンの実績

PL2の歴史を調べる際には、現在の単一リーグ方式と、過去のディビジョン制を分けて理解する必要がある。

大会は2016/17シーズンに、それまでのU-21 Premier League形式からPremier League 2へ名称が変更された。

2016年から2023年まではカテゴリー1のアカデミーを持つクラブが2つのディビジョンに分かれ、昇格・降格制度も存在した。

2023/24シーズンからは単一リーグ方式へ移行している。

現行方式の歴代優勝クラブ

- 2025/26:ブライトン
- 2024/25:マンチェスター・シティ
- 2023/24:トッテナム・ホットスパー

ここで興味深いのが、2025/26シーズンのブライトンの優勝だ。

ブライトンU-21はレギュラーシーズンを12位で終えたものの、プレーオフで4連勝し、決勝ではマンチェスター・ユナイテッドU-21を1-0で破った。

レギュラーシーズンの順位だけでは優勝クラブが決まらない、PL2のノックアウト方式を象徴する結果だった。

なお、2025/26シーズンのレギュラーシーズン首位はチェルシーだった。リーグ順位の1位と、プレーオフを制した最終的な優勝クラブは異なるため、両者を区別する必要がある。

旧PL2ディビジョン1の歴代優勝クラブ

現在の単一リーグ方式に移行する前のディビジョン1では、次のクラブが優勝している。

- 2022/23:マンチェスター・シティ
- 2021/22:マンチェスター・シティ
- 2020/21:マンチェスター・シティ
- 2019/20:チェルシー
- 2018/19:エヴァートン
- 2017/18:アーセナル
- 2016/17:エヴァートン
- 2015/16:マンチェスター・ユナイテッド
- 2014/15:マンチェスター・ユナイテッド
- 2013/14:チェルシー
- 2012/13:マンチェスター・ユナイテッド

特にマンチェスター・シティは、2020/21から2022/23まで3シーズン連続でディビジョン1を制覇した。

一方、現行方式での優勝実績を見ると、ブライトンやトッテナムなどもタイトルを獲得しており、育成組織の競争力は一つのクラブに固定されていない。

PL2の優勝実績を見るときの注意点

歴代優勝クラブを調べる際には、以下の3点を意識したい。

1. 2023/24シーズン以降は単一リーグ方式。
2. それ以前はディビジョン1とディビジョン2が存在した。
3. 現行方式ではレギュラーシーズンの順位とプレーオフ優勝が別の結果になる。

この違いを理解せずに歴代優勝クラブを並べると、異なる大会形式の成績を同じ基準で比較してしまう。

【よくある質問】プレミアリーグ2部に関するFAQ

Q1:イングランドの2部リーグの正式名称は何ですか?

A1:EFLチャンピオンシップ(EFL Championship)です。プレミアリーグの直下に位置する男子プロサッカーの2部リーグで、24クラブが参加しています。

Q2:プレミアリーグ2とチャンピオンシップは同じ大会ですか?

A2:違います。チャンピオンシップはトップチームによるプロリーグですが、プレミアリーグ2(PL2)はU-21世代の選手を対象とする育成大会です。

Q3:2026/27シーズンのPL2参加クラブは何クラブですか?

A3:31クラブです。2025/26シーズンの29クラブに、AFCボーンマスとブレントフォードが新たに加わりました。

Q4:チャンピオンシップからプレミアリーグに昇格するには何位になればいいですか?

A4:1位と2位は自動昇格です。3位から8位は2026/27シーズンからの新しい6クラブ制プレーオフに参加し、その勝者が最後の昇格枠を獲得します。

Q5:PL2で優勝するとプレミアリーグに昇格できますか?

A5:できません。PL2はトップチームのリーグとは独立したU-21大会です。優勝してもトップチームの所属カテゴリーは変わりません。

Q6:2026/27シーズンのPL2は何試合ありますか?

A6:各クラブのレギュラーシーズンは20試合です。ホーム10試合、アウェー10試合を戦い、上位16クラブが決勝トーナメントへ進みます。

Q7:PL2には降格制度がありますか?

A7:2023/24シーズン以降の単一リーグ方式では、従来のようなPL2内の昇格・降格制度はありません。17位から24位のクラブにはPDLとのクロスカテゴリー・プレーオフが用意されています。

まとめ:プレミアリーグ2部とPL2を間違えないための判断基準

「プレミアリーグ2部」という検索キーワードで最も重要なのは、イングランド2部のEFLチャンピオンシップと、U-21大会のプレミアリーグ2(PL2)を区別することだ。

最後にポイントを整理する。

- イングランドの正式な2部リーグはEFLチャンピオンシップ。
- チャンピオンシップは24クラブで構成され、レギュラーシーズンは46試合。
- 2026/27シーズンから昇格プレーオフは3位から8位までの6クラブ制。
- プレミアリーグ2(PL2)はU-21カテゴリーの育成大会。
- 2026/27シーズンのPL2参加クラブは31クラブ。
- PL2は20試合のレギュラーシーズンと上位16クラブの決勝トーナメントで構成。
- 現行方式の2025/26シーズン優勝クラブはブライトン。

特に注目したいのは、2026/27シーズンの2つの制度変更だ。チャンピオンシップではプレーオフの参加枠が広がり、PL2では参加クラブが31クラブに増加した。

前者はトップチームのプレミアリーグ昇格をめぐる競争に影響し、後者はアカデミー世代の対戦機会と育成環境を広げる変更である。

同じイングランドサッカーでも、チャンピオンシップはクラブの昇格・降格を争うプロリーグ、PL2は将来のトップチーム選手を育てる大会という違いがある。順位表や優勝クラブを調べる際は、必ず大会名とカテゴリーを確認することが、情報を正しく読み解くための基本となる。

(出典: プレミア リーグ 2 部(Yahoo!ニュース))