【オンライン申請】マイナポータルを使えば窓口訪問は原則1回に
2025年3月24日申請分から、パスポートの申請手続きは全面的にオンライン対応となりました。神奈川県パスポートセンター本所もオンライン申請を受け付けており、スマートフォンとマイナンバーカードを利用して、自宅から申請できます。
従来の紙による申請では、申請時と受取時の合計2回、窓口に出向く必要がありました。オンライン申請なら、原則として申請者が窓口へ行くのは受取時の1回だけです。
オンライン申請に必要なもの
- マイナンバーカード(申請者本人のもの)
- マイナポータルアプリに対応したスマートフォン
- マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)
- 署名用電子証明書の暗証番号(英大文字と数字を含む6~16桁)
- 申請者本人の顔写真データ
- 事前に用意した署名の画像
- 有効中のパスポートがある場合は、そのパスポート
15歳未満や成年被後見人の代理申請では、申請者と法定代理人双方のマイナンバーカードが必要です。15歳以上18歳未満の場合は、法定代理人の同意書も求められます。
オンライン申請ができないケース
便利なオンライン申請ですが、すべての申請に対応しているわけではありません。
- パスポートを損傷した場合
- 有効期間が1年以上残っている状態で切替申請する場合
- 法定代理人以外による代理申請
- 対象条件に該当しない居所申請
- 緊急・早期申請を希望する場合
こうしたケースでは、窓口での手続きが必要になる場合があります。自分の申請区分がオンライン対応かどうかを、事前に確認してください。
2026年に特に注意したい写真と署名の不備
神奈川県は2026年8月26日、オンライン申請で自署画像の不鮮明さによる補正依頼が多く発生していると案内しました。
細い油性ボールペンでは文字がかすれたり、線が途切れたりすることがあります。黒または紺の濃いインクを使い、はっきりとした大きな文字で署名することが推奨されています。
また、顔写真の不備や本籍地などの入力間違いも、審査が長引く原因になります。申請後はマイナポータルのお知らせを定期的に確認し、補正依頼が届いていれば速やかに対応しましょう。
なお、2026年11月3日時点で神奈川県が掲載しているオンライン申請のメンテナンス予定は、11月7日23時から11月8日8時まで、および11月20日18時から11月22日24時までです。該当時間帯はオンライン申請ができないため、申請予定日を調整する必要があります。
【窓口申請の準備】パスポート申請に必要な書類をチェック
紙の申請書を使って神奈川県パスポートセンター本所で手続きする場合は、申請内容に応じた書類をそろえます。初めてパスポートを取得する場合と、有効期間内のパスポートを切り替える場合では必要書類が異なります。
新規申請で準備する基本書類
初めて申請する場合や、以前のパスポートの有効期間が切れている場合は、基本的に次の書類が必要です。
- 一般旅券発給申請書:申請区分に応じた申請書1通。
- 戸籍謄本:戸籍全部事項証明書の原本1通。申請日前6か月以内に発行されたもの。
- パスポート用写真:縦45mm×横35mmの規格に合った写真1枚。撮影から6か月以内のもの。
- 本人確認書類:運転免許証やマイナンバーカードなど。所定の条件に応じて1点または2点。
- 以前のパスポート:有効期間が切れた旅券を持っている場合は、可能な限り持参。
住民票の写しは、すべての申請者に必要というわけではありません。住民基本台帳ネットワークの利用を希望しない場合や、住民登録のない都道府県で申請する場合など、該当する事情があるときに必要になります。
本人確認書類はコピーではなく原本を用意
本人確認書類は有効な原本が必要で、コピーでは受け付けてもらえません。1点で確認できるものと、2点の組み合わせが必要なものがあります。
代表的な1点確認の書類は、次のとおりです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 有効中の日本国旅券
- 写真付き住民基本台帳カード
- 写真付き身体障害者手帳など
1点確認の書類がない場合は、資格確認書や年金関係書類などのA欄から2点、またはA欄とB欄から1点ずつ用意する方法があります。B欄の書類だけを2点提示する組み合わせは認められません。
また、本人確認書類に記載された氏名・生年月日・住所などは、申請書や戸籍等の内容と一致している必要があります。引っ越しや氏名変更があった人は、事前に確認しておくと安心です。
【混雑状況】本所の窓口待ち時間を事前に確認する方法
神奈川県パスポートセンター本所では、受付窓口の待ち時間をリアルタイムで確認できる情報提供サービスを設けています。
県の公式案内では、この情報を窓口混雑状況の目安として利用するよう案内しています。申請を予定している人には、時間に余裕を持って来所することも呼びかけています。
混雑状況を確認するときのポイント
来所前に待ち時間を確認する
自宅や職場から出発する前に、本所の受付窓口の待ち時間を確認します。
申請と受取の区分を意識する
申請と交付では手続きが異なります。自分が利用する窓口業務の情報を確認してください。
受付終了間際の訪問を避ける
待ち時間に加えて書類の確認や手続きに必要な時間もあります。受付終了直前の到着は避けるのが無難です。
オンライン申請も検討する
窓口での申請が不要な条件に該当するなら、マイナポータルを利用することで来所回数を減らせます。
注意したいのは、リアルタイムの待ち時間は将来の待ち時間を保証するものではないことです。表示内容はあくまで目安として利用し、当日の状況に応じて時間に余裕を持たせましょう。
混雑状況の目安を確認できることは、窓口へ行く時間を調整したい人にとって実用的なメリットです。特に平日に仕事の合間を利用して申請する場合は、出発前の確認を習慣にすると手続きの予定を立てやすくなります。
【徹底比較】本所と横浜市センター南パスポートセンターはどちらが便利?
横浜市民がパスポートを申請する場合、神奈川県パスポートセンター本所と横浜市センター南パスポートセンターの2か所から選べます。
ただし、両施設は所在地や運営形態だけでなく、受付時間や標準的な交付日数も異なります。単純に自宅から近いという理由だけでなく、仕事の時間帯や受取までの日数も考慮して選ぶことが大切です。
2つの窓口の違い
本所とセンター南の比較
- 本所(横浜)
- 所在地:横浜市中区山下町2・産業貿易センタービル2階
- 最寄駅:日本大通り駅
- 運営:神奈川県と横浜市の共同運営
- 申請:平日9:00~16:45、火・水は19:00まで
- 受取:日曜日も対応、火・水は19:00まで
- 標準案内:申請日を1日目として9日目以降
- センター南
- 所在地:横浜市都筑区茅ケ崎中央1-1
- 最寄駅:市営地下鉄センター南駅
- 運営:横浜市の単独運営
- 申請:平日9:00~16:45
- 受取:日曜日も対応、火・水は18:30まで
- 標準案内:申請日を1日目として11日目以降
センター南は横浜市民限定という違い
重要なのは利用対象者です。横浜市センター南パスポートセンターは、原則として横浜市に住んでいる人が利用する窓口です。
一方、本所は神奈川県と横浜市の共同運営であり、横浜市民と神奈川県民が利用できます。ただし、相模原市、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町など、独自のパスポートセンターが設置されている地域では、原則としてそれぞれの窓口を利用する仕組みです。通勤・通学などの利便性によって県の窓口を利用できる場合もあります。
目的別に選ぶならどちら?
本所がおすすめなのは、次のような人です。
- 日本大通り駅や関内駅周辺からアクセスしたい人
- 火曜日・水曜日の19時までに手続きをしたい人
- 横浜市外に住んでいて県の窓口を利用する必要がある人
- 標準的な受取日数を短くしたい人
センター南がおすすめなのは、次のような人です。
- 横浜市内に住んでいる人
- 都筑区や港北区方面からアクセスしやすい人
- 市営地下鉄センター南駅周辺を日常的に利用する人
- 申請受付が平日16時45分まででも問題ない人
なお、受取場所は申請した窓口が原則です。本所で申請したパスポートをセンター南で受け取ることはできず、その逆も同様です。申請後に受取場所を変更できると考えて手続きを進めないよう注意してください。
【プロの結論】パスポート手続きで失敗しないための判断基準
神奈川県パスポートセンター本所を利用する際に、最も重視したいのは「申請できる日」と「受取できる日」を別々に考えることです。
日曜日に窓口が開いているからといって、申請もできるわけではありません。日曜日は受取専用であり、申請は平日のみです。この違いを理解していないと、せっかく現地へ行っても目的の手続きができない可能性があります。
もう一つのポイントは、オンライン申請と窓口申請を使い分けることです。マイナンバーカードと対応スマートフォンを持っていて、オンライン申請の対象となる人なら、窓口への訪問を受取時の1回に減らせます。反対に、損傷旅券や一部の特殊な申請では窓口手続きが必要です。
受取までの日数についても、単純な標準日数だけで旅行計画を立てるのは避けたいところです。2026年は手数料改定後の交付予定日について複数の案内が公表されているため、最新の交付予定表とパスけんを組み合わせて確認する方法が確実です。
パスポートは海外渡航に欠かせない公的書類です。窓口の受付時間、申請書類、本人受取のルールを押さえ、出発日に余裕を持って準備することが、手続きをスムーズに終えるための基本になります。
【神奈川県パスポートセンター本所】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:神奈川県パスポートセンター本所は日曜日も申請できますか?
A1:日曜日は受取のみです。新規申請や切替申請は受け付けていません。申請は月曜日から金曜日までの受付時間内に行ってください。
Q2:パスポートを受け取るとき、家族や代理人でも大丈夫ですか?
A2:受取は原則として申請者本人(旅券名義人)に限られます。代理人による受取はできません。乳幼児の場合も本人を連れて行く必要があります。
Q3:日本大通り駅から本所までは何分かかりますか?
A3:みなとみらい線日本大通り駅4番出口から徒歩約5分です。JR関内駅南口や市営地下鉄関内駅1番出口からは徒歩約15分です。
Q4:センター南パスポートセンターでも申請できますか?
A4:横浜市民であれば、本所とセンター南のどちらも利用できます。ただし、センター南は原則として横浜市民向けの窓口です。申請した場所で受け取る必要があります。
Q5:オンライン申請をすれば、パスポートを郵送してもらえますか?
A5:いいえ。オンライン申請を利用しても、パスポートの受取は申請者本人が指定した窓口へ出向く必要があります。郵送での受取には対応していません。
Q6:パスポートの受取まで何日かかりますか?
A6:本所の基本案内では申請日を1日目として9日目以降が目安です。ただし、申請時期によって交付予定日は変わる場合があります。最新の予定表と外務省のパスけんで実際の受取可能日を確認してください。
Q7:本所に専用駐車場はありますか?
A7:専用駐車場・駐輪場はありません。車で訪問する場合は周辺の有料駐車場を利用してください。パスポートセンターによる駐車料金の割引はありません。
まとめ:神奈川県パスポートセンター本所を利用する前に確認したいこと
神奈川県パスポートセンター本所は、横浜市中区山下町の産業貿易センタービル2階にある、神奈川県と横浜市の共同運営窓口です。日本大通り駅4番出口から徒歩5分で、関内駅からもアクセスできます。
2026年11月現在の主な利用ルールは、次のとおりです。
- 申請は月曜日から金曜日まで。
- 火曜日・水曜日は申請・受取ともに19時まで。
- 日曜日は受取のみで、申請は不可。
- 土曜日・祝休日・年末年始は休業。
- オンライン申請を利用すれば、原則として受取時の1回だけ来所すればよい。
- パスポートの受取は申請者本人が行う。
- 受取可能日は最新の交付予定表とパスけんで確認する。
横浜市民の場合はセンター南との比較も重要です。駅からの距離だけでなく、夜間受付の有無や交付予定日、利用対象地域を考慮して窓口を選ぶと、無駄な移動や手続きの遅れを防ぎやすくなります。
海外渡航の日程が決まっている人は、申請を先延ばしにせず、必要書類と受取可能日を早めに確認しておきましょう。
主な情報源:神奈川県パスポートセンター公式案内、横浜市パスポートセンター公式案内、外務省の旅券申請・受取情報。情報基準日:2026年11月3日。 (出典: 神奈川 県 パスポート センター 本 所(Yahoo!ニュース))