トライアウト2023の結果を徹底解説|NPB復帰2人とJPFA進路85人の実態
「トライアウト2023の結果はどうなったのか」「戦力外通告を受けた選手のうち、何人が新しい契約を勝ち取ったのか」。2023年のトライアウトを調べると、プロ野球の12球団合同トライアウトと、サッカーのJPFAトライアウトで、参加人数も結果の意味も大きく異なることが分かる。
プロ野球では2023年11月15日に59人が参加し、NPB球団への復帰を果たしたのは吉田凌と井口和朋の2人。一方、サッカーでは12月12日・13日の2日間で92人が参加し、2024年6月21日時点の集計では85人の進路が判明している。さらに、トライアウト前日からの接触解禁や、参加しなくても他球団との契約が成立する仕組みも、結果を読み解くうえで欠かせないポイントだ。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- プロ野球:2023年11月15日の12球団合同トライアウトには59人が参加。NPB復帰は吉田凌と井口和朋の2人だった。
- サッカー:JPFAトライアウトは92人が参加し、85人の進路が判明。JFL、J3、地域リーグ、海外移籍、引退など多様な結果となった。
- 契約の実態:トライアウト前日から接触が解禁される仕組みがあり、不参加でも契約できる。「合格者」という数字だけでは選手の再出発を評価できない。
【まず結論】トライアウト2023の結果はプロ野球とサッカーで大きく違った
2023年のトライアウトは、同じ「再就職を目指す選手の公開テスト」であっても、プロ野球とサッカーでは、その後の進路に明確な違いが見られた。
プロ野球の12球団合同トライアウトは、NPB球団から戦力外通告を受けた選手などが、現役続行の可能性を求めて参加する場だ。59人が参加したものの、NPB球団との契約につながった選手は2人にとどまった。
対してJPFAトライアウトは、Jリーグクラブを退団する選手を中心に、Jリーグ以外のカテゴリーも含めた次の所属先を探す機会となっている。JFLや地域リーグ、海外クラブなど、選択肢がNPBの12球団に限定されないことが特徴だ。
両者の結果を簡潔に整理すると、次のようになる。
- 12球団合同トライアウト:参加59人、NPB復帰2人。
- JPFAトライアウト:参加92人、進路判明85人(2024年6月21日時点の集計)。
- NPBでは独立リーグやファーム新規参入球団への移籍も重要な進路となった。
- JPFAではJFL・J3・地域リーグなどへの移籍が多く、引退も進路の一つとして記録されている。
ここで注意したいのは、NPBの2人とJPFAの85人を単純に比較できないことだ。NPB側はNPB球団への復帰人数、JPFA側は移籍や引退などを含めた進路判明者数であり、集計対象が異なる。
【プロ野球編】12球団合同トライアウト2023の結果とNPB復帰選手
11月15日に鎌ケ谷スタジアムで開催、参加者は59人
2023年のプロ野球12球団合同トライアウトは、11月15日に千葉県のファイターズ鎌ケ谷スタジアムで開催された。
参加者は投手・野手合わせて59人。各球団から戦力外通告を受けた選手を中心に、他球団への移籍や現役続行を目指す選手が集まった。
当日はカウント1ボール1ストライクから始まるシート打撃形式で実施。打者と投手が対戦し、球速、制球、打撃内容などを各球団の関係者にアピールした。
参加者には、次のような実績ある選手も含まれていた。
- 高山俊:阪神から戦力外通告を受けた元新人王の外野手。
- 福田秀平:ロッテから戦力外通告を受けた外野手。
- 薮田和樹:広島から戦力外通告を受けた投手。
- 高橋純平:ソフトバンクから戦力外通告を受けた元ドラフト1位投手。
- 吉田凌:オリックスから戦力外通告を受けた投手。
- 井口和朋:日本ハムから戦力外通告を受けた右腕。
当日のプレーでは、高山俊が5打数2安打2四球と複数の出塁を記録。園部佳太も3安打を放った。投手では井口和朋が打者3人を無安打、2奪三振に抑える投球を見せた。
しかし、シート打撃で好成績を残すことと、NPB球団との契約が成立することは別問題だった。
NPB復帰を果たしたのは吉田凌と井口和朋
2023年のトライアウト参加者のうち、NPB球団との契約を実現した代表的な2人が、吉田凌と井口和朋だ。
吉田凌はロッテと育成契約。11月15日のトライアウトに参加した後、11月23日に非公開の入団テストを受け、合格。11月28日に千葉ロッテマリーンズとの育成選手契約が発表された。
吉田はオリックスで2023年に19試合に登板し、防御率3.24を記録していた。トライアウトでは2者連続三振を奪うなど、投手としての能力をアピール。その後、別途実施された入団テストも経て新天地を獲得した。
さらに2024年5月31日には支配下登録を勝ち取っている。育成契約から再び支配下選手へ戻ったことは、トライアウト後のキャリアを考えるうえで象徴的な事例だ。
井口和朋はオリックスと育成契約。日本ハムから戦力外通告を受けた後、11月15日のトライアウトに参加。12月6日にオリックスが育成選手として獲得することを発表した。
井口は日本ハム時代に通算217試合へ登板し、2021年には43試合、防御率1.86という成績を残した実績を持つ。トライアウトでも打者3人を無安打、2奪三振に抑えた。
2024年3月26日にはオリックスで支配下登録され、NPBでのプレーを続ける道をつかんでいる。
NPB復帰以外の進路も重要だった
トライアウト参加者の全員がNPB復帰を果たせたわけではない。しかし、NPB復帰だけを基準にすると、選手たちのその後を正しく理解できない。
例えば、元日本ハムの立野和明は独立リーグの富山GRNサンダーバーズへ。元オリックスの園部佳太はオイシックス新潟アルビレックスBCへ進んだ。
また、独立リーグや社会人野球でプレーを続ける道を選んだ選手、現役引退を決断した選手もいた。
2023年12月8日のFull-Countの報道では、参加59人のうちNPB復帰は2人とされ、前年の4人という結果と比べても厳しい数字だった。
つまり、プロ野球のトライアウト2023は、NPB復帰という狭い意味では約3%台の厳しい結果だった一方、野球を続けるための別の選択肢を見つける機会にもなっていた。
【サッカー編】JPFAトライアウト2023の参加者92名と進路85名
12月12日・13日の2日間で開催
サッカーのJPFAトライアウト2023は、日本プロサッカー選手会が主催し、12月12日と13日に栃木県内で開催された。
会場はカンセキスタジアムとちぎ。Jリーグクラブを契約満了となった選手などが、新しい所属先を探すために参加した。
初日は63人、2日目は29人で、合計92人。GK、DF、MF、FWの各ポジションから選手が集まり、紅白戦などを通じてクラブの強化担当者にアピールした。
参加者には、Jリーグでの経験が豊富な選手も少なくなかった。
- 都倉賢:V・ファーレン長崎を契約満了となり、2日目に参加。
- 喜山康平:松本山雅FCに所属していた経験豊富なMF。
- 清武功暉:FC琉球から参加したMF。
- 秋野央樹:V・ファーレン長崎から参加したMF。
- 田平起也:いわてグルージャ盛岡から参加したDF。
- 相澤ピーターコアミ:ヴァンラーレ八戸から参加したGK。
日刊スポーツの当日報道では、12日午前の紅白戦や午後のゲームの参加選手が紹介され、13日には都倉賢ら29人が参加したことが伝えられている。
「合格者85名」の意味は契約成立だけではない
JPFAトライアウト2023の検索で特に目を引くのが、「参加者92名・合格者85名」という数字だ。
この85人という数字は、参加者の進路を追跡した個人集計記事に記載された数字で、2024年6月21日時点のものだ。JPFAが一斉に発表した公式の合格通知人数と同じ意味ではない。
集計にはJリーグへの移籍だけでなく、JFL、地域リーグ、都道府県リーグ、海外クラブへの移籍、現役引退など、さまざまな進路が含まれている。
したがって、85人全員がJリーグクラブとの契約を獲得したわけではない。92人のうち85人について、何らかの次の進路が確認できたという理解が適切だ。
JFL移籍やJ3移籍など、具体的な進路
JPFAトライアウト2023の特徴は、NPBのトライアウトよりも幅広いカテゴリーへの移籍が見られる点にある。
特に注目されるのがJFLへの移籍だ。JFLはJリーグの下に位置する全国規模の社会人サッカーリーグで、プロ・アマチュアを問わず競技を続ける選手にとって重要な舞台となっている。
2023年の参加者では、次のような進路が記録されている。
- 笠原淳:FC大阪からレイラック滋賀へ移籍。
- 相澤ピーターコアミ:ヴァンラーレ八戸から栃木シティへ移籍。
- 篠原弘次郎:VONDS市原からヴィアティン三重へ移籍。
- 大迫暁:アスルクラロ沼津からカターレ富山へ移籍。
- 田平起也:いわてグルージャ盛岡から水戸ホーリーホックへ移籍。
- 都倉賢:V・ファーレン長崎からいわてグルージャ盛岡へ移籍。
- 瀬口拓弥:現役引退。
このように、JFLへの移籍だけでなく、J2・J3への移籍や地域リーグでの再出発、引退という結果まで幅広い。
都倉賢はトライアウトのゲームで2ゴール1アシストを記録し、存在感を示したことでも話題になった。最終的には新たな所属先を見つけ、現役続行につなげている。
JPFAのトライアウトは、単にJ1やJ2への復帰を目指す場ではない。選手が自身のキャリアを再構築するための機会として機能していた。
【結果を比較】NPBとJPFAの参加者・進路・合格者の関係
ここまでの情報を整理すると、両トライアウトの違いは参加者数だけではない。主催者、選手が求める契約、進路の幅、合格者という言葉の使われ方にも違いがある。
特に重要なのは、数字の背景にある契約の仕組みだ。次の比較表で整理する。
| 比較項目 | 12球団合同トライアウト2023 | JPFAトライアウト2023 |
|---|---|---|
| 主催・運営 | NPB・12球団による合同開催 | 日本プロサッカー選手会(JPFA) |
| 開催日 | 2023年11月15日 | 2023年12月12日・13日 |
| 参加人数 | 59人 | 92人(初日63人、2日目29人) |
| 注目される結果 | 吉田凌、井口和朋がNPB復帰 | 85人の進路判明(2024年6月21日時点) |
| 主な移籍先 | NPB、独立リーグ、ファーム新規参入球団、社会人野球など | Jリーグ、JFL、地域リーグ、都道府県リーグ、海外クラブなど |
| 引退という進路 | あり | あり |
| 合格者の考え方 | 一律の公式合格者発表ではなく、球団ごとの獲得・契約で判断 | 85人は進路集計上の数字で、JPFA公式の一律合格通知ではない |
| 契約の特徴 | トライアウト不参加でも他球団と契約できる | 事前交渉やトライアウト後の交渉を通じて新天地が決まる |
この比較から分かるのは、プロ野球では「NPBに戻れたか」が大きな注目点になる一方、サッカーでは「どのカテゴリーで競技を続けるか」が結果を評価する重要な基準になることだ。
トライアウト合格者の定義を間違えない
トライアウト合格者という表現は、検索結果やまとめ記事で頻繁に使われる。しかし、すべての競技で共通する公式の合格制度があるわけではない。
プロ野球の場合、試験終了後に全選手の合否が一斉発表されるわけではない。各球団が選手の能力やチーム事情を検討し、獲得の意思を示した場合に入団テストや契約交渉へ進む。
JPFAの場合も、85人という数字は参加者のその後を追った集計であり、全員に同じ基準の合格通知が出たという意味ではない。
検索結果で「合格率」という表現を見つけた場合は、次の3点を確認すると誤解しにくい。
- 何を合格と定義しているのか。
- 契約成立だけを数えているのか、引退や別カテゴリーへの移籍も含むのか。
- 集計時点はいつなのか。
トライアウトとスカウトの違い
トライアウトとスカウトは、選手の能力を評価するという点では共通しているが、出発点が違う。
スカウトは球団やクラブが有望な選手を探し、獲得候補として調査する活動だ。公式戦や練習試合、映像、選手データなどを通じて、チームに必要な人材を見つける。
一方、トライアウトは選手側が自分の能力を積極的にアピールする場だ。所属先を失った選手が、複数の球団やクラブ関係者にプレーを見てもらう機会として設けられている。
ただし、実際の契約判断では両者は切り離せない。スカウトが以前から選手を調査している場合、トライアウトは最終的な状態確認や獲得判断の材料になることもある。
トライアウト前日からの接触解禁とは?
12球団合同トライアウトの結果を理解するうえで、見逃せないのが他球団との接触・交渉のタイミングだ。
2023年当時の制度説明では、他球団による選手への接触はトライアウト前日から解禁されており、正式な契約はトライアウト実施日の翌日からと整理されていた。
2023年の日程に当てはめると、11月14日から接触が可能となり、11月15日にトライアウトを開催。翌16日が自由契約選手らの交渉解禁日だった。
つまり、トライアウト当日のプレーだけを見て、各球団が初めて獲得候補を決めるわけではない。以前から選手の実績や映像、能力を把握している場合もあり、開催前から動いている契約案件も存在する。
この仕組みを知っておけば、「なぜトライアウトを受けていない選手が先に契約できるのか」という疑問も理解できる。
【見落としやすい事例】トライアウト不参加でも契約できる理由と韮澤の年代違い
トライアウト不参加でNPB契約を勝ち取った選手たち
2023年オフには、12球団合同トライアウトに参加しなかった選手の中にも、新天地を見つけた選手が多数いた。
Full-Countの2023年11月27日の報道では、他球団による獲得が発表された選手として、次のような名前が挙げられている。
- 上林誠知:ソフトバンクを戦力外となり、中日へ移籍。
- 森唯斗:ソフトバンクを戦力外となり、DeNAへ移籍。
- 嘉弥真新也:ソフトバンクを戦力外となり、ヤクルトへ移籍。
- 中川颯:オリックスを戦力外となり、DeNAへ移籍。
- 炭谷銀仁朗:楽天を退団し、古巣の西武へ復帰。
- 鍵谷陽平:巨人を戦力外となり、日本ハムと育成契約。
また、巨人の鍬原拓也は参加予定者として名前が挙がっていたものの、当日は辞退。ソフトバンクによる育成契約での獲得が進んだ。
これらの事例が示しているのは、トライアウトへの参加が契約成立の必須条件ではないということだ。
球団は、過去の公式戦での成績、選手のコンディション、チームの補強ポイントなどを総合的に検討している。すでに獲得したい選手が決まっていれば、公開トライアウトを待つ必要はない。
反対に、トライアウトで良い結果を残したからといって、必ず契約できるわけでもない。チームが求めるポジションや年齢構成、予算、外国人枠など、選手個人の能力以外の事情も影響する。
韮澤のトライアウトは2023年ではなく2025年の出来事
「韮澤 トライアウト 2023」という検索キーワードにも注意が必要だ。
広島東洋カープでプレーしていた韮澤雄也のトライアウトに関する報道は、2023年の12球団合同トライアウトとは別の時期の出来事である。
高校野球ドットコムの2026年1月22日の記事によると、韮澤は2025年に広島から戦力外通告を受け、同年11月12日にマツダスタジアムで行われたトライアウトに参加した。
当日の成績は7打数2安打。左投手から2本の安打を放ち、自身の打撃能力をアピールした。
その後、トライアウトから4日後に社会人野球の強豪であるNTT東日本から連絡を受け、入社が決定。2026年からは社会人野球で新たなキャリアをスタートさせることになった。
この事例は、NPB復帰だけがトライアウトの成功ではないことを示している。プロ野球の舞台を離れても、社会人野球という新しい環境で競技を続ける道がある。
また、2023年と2025年の出来事を混同すると、参加人数や開催日、結果を誤って理解する原因になる。韮澤のケースは2025年のトライアウト後の進路として整理するのが正確だ。
【戦力外通告後の現実】トライアウト2023で選手たちが選んだ次の道
戦力外通告を受けた選手の進路は一つではない
戦力外通告を受けた選手が、その後どのような道を選ぶのか。2023年の事例を整理すると、大きく分けて次のような選択肢がある。
1. 他球団への移籍
NPB内での移籍やJリーグクラブへの再加入など、同じ競技のトップカテゴリーでプレーを続ける道だ。吉田凌や井口和朋のように育成契約から再出発する場合もある。
2. 独立リーグ・JFL・地域リーグへの移籍
NPBやJリーグの契約を獲得できなかった場合でも、独立リーグやJFL、地域リーグなどで競技を続けることができる。将来的に上位カテゴリーへの復帰を目指す選手にとって、実戦経験を積む重要な場所となる。
3. 社会人野球や海外クラブへの移籍
競技を継続する場所は国内プロリーグだけではない。韮澤雄也のように社会人野球へ進むケースや、JPFAトライアウト参加者のように海外クラブを新天地とするケースもある。
4. 現役引退と指導者・スタッフへの転身
現役生活に区切りをつけ、指導者や球団スタッフ、スカウトなど別の立場からスポーツに関わる道もある。競技経験や専門知識を次の仕事に生かす選択だ。
プロの結論:トライアウトの成功は契約先だけで決まらない
2023年の結果から見えてくるのは、トライアウトを単純な合否判定の場として捉えることの限界だ。
プロ野球のNPB復帰は59人中2人と厳しい結果だった。しかし、独立リーグや新設ファーム球団などへ進んだ選手もおり、野球を続ける道が完全に閉ざされたわけではない。
サッカーのJPFAトライアウトでは92人中85人の進路が判明したが、その数字にはJFLや地域リーグへの移籍、引退なども含まれる。数字の高さだけを見て、全員がJリーグに復帰できたと解釈するのは誤りだ。
トライアウトの結果を判断する際には、次の3つの基準を押さえておきたい。
- 契約のカテゴリー:NPB・Jリーグへの復帰なのか、独立リーグや地域リーグへの移籍なのか。
- 契約の形態:支配下契約、育成契約、期限付き移籍、社会人チームへの加入など、どのような形で競技を続けるのか。
- 進路の確定時期:トライアウト直後なのか、翌年のキャンプやシーズン開幕前なのか。後日発表される契約もある。
選手にとって大切なのは、目の前の契約だけでなく、競技を続けられる環境を見つけることだ。NPB復帰を目指す選手も、JリーグからJFLへ移る選手も、社会人野球に挑戦する選手も、それぞれ異なる条件の中で次のキャリアを選択している。
【トライアウト2023の結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:12球団合同トライアウト2023の参加人数とNPB復帰者は何人?
A1:2023年11月15日に開催され、59人が参加した。NPB球団との契約を実現したのは、吉田凌と井口和朋の2人。吉田はロッテ、井口はオリックスと育成契約を結んだ。
Q2:JPFAトライアウト2023の合格者85人は全員Jリーグに移籍した?
A2:全員がJリーグに移籍したわけではない。85人という数字は2024年6月21日時点の進路集計で、JFL、地域リーグ、都道府県リーグ、海外クラブへの移籍や現役引退なども含まれている。公式な一律の合格者数とは異なる。
Q3:トライアウトに参加しなくても他球団と契約できる?
A3:できる。2023年オフには上林誠知、森唯斗、嘉弥真新也、中川颯らがトライアウトに参加せず、他球団との契約を実現した。各球団は選手の過去の実績や能力を把握しており、トライアウトへの参加は契約の必須条件ではない。
まとめ:【プロの結論】2026年に読み解くトライアウト2023の本当の結果
トライアウト2023の結果を整理すると、プロ野球の12球団合同トライアウトでは59人中2人がNPB復帰を果たし、サッカーのJPFAトライアウトでは92人が参加して85人の進路が判明した。
プロ野球では吉田凌と井口和朋が育成契約を獲得し、その後、支配下登録への道も切り開いた。一方、サッカーでは笠原淳や相澤ピーターコアミらがJFLへ移籍し、都倉賢らは別のクラブで現役を続けた。現役引退という選択をした選手もいる。
また、トライアウト前日からの接触解禁や、不参加選手の契約事例を踏まえると、当日の成績だけで最終的な結果を判断することはできない。球団やクラブは選手の能力、実績、コンディション、チーム事情を総合的に見て獲得を決めている。
2026年に2023年の結果を振り返るなら、注目すべきなのは単なる合格者数ではない。NPBやJリーグへの復帰、JFL・独立リーグへの移籍、社会人野球、海外挑戦、引退など、選手がどのような次の舞台を見つけたのかという点だ。
トライアウトの本当の結果は、当日の成績表だけでは完結しない。その後にどのような契約を結び、どこで競技を続けることができたのかまで追うことで、選手たちの再出発の実態が見えてくる。
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