名古屋のういろう老舗3選を徹底比較!創業年・味・値段・日持ちの違い
名古屋土産の定番として親しまれている「ういろう」。その歴史をたどると、江戸時代から続く餅文総本店、明治時代に創業した青柳総本家、戦後の1947年にういろ作りを始めた大須ういろという、個性の異なる老舗に行き着きます。2026年現在も、それぞれが伝統的な製法を守りながら、現代の食生活に合わせた商品を展開しています。
特に注目したいのは、1659年創業の餅文総本店、1879年創業の青柳総本家、1947年にういろ作りを始めた大須ういろの3社です。創業の背景だけでなく、食感、甘さ、看板商品、価格、賞味期限、購入できる店舗にも違いがあります。老舗の歴史を重視する人から、日持ちする名古屋土産を探している人まで、目的に合わせて選べるように整理しました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - 最も古い創業年を持つ老舗は餅文総本店。 万治2年(1659年)創業で、尾張徳川家との歴史を持つ「献上外良」が看板商品。 - 青柳総本家は1879年創業。 もっちりした食感と密封製法による常温30日の賞味期限が特徴。 - 大須ういろは1947年にういろ作りを開始。 独自の「ないろ」や、食べやすさを追求した「ウイロバー」が魅力。
【歴史と発祥】名古屋ういろうの元祖はどこ?600年以上の歴史をたどる
名古屋のういろうを理解するには、まず菓子そのものの起源と、名古屋で製造が広まった歴史を分けて考える必要があります。
ういろうの語源は、中国から日本に伝わった薬に由来するとされています。
ういろうの名前は中国の薬に由来する
青柳総本家の公式説明によると、約600年前の中国・元の時代に、陳宗敬という人物が日本へ伝えた薬「透頂香(とうちんこう)」が名前の由来に関係しています。
陳宗敬は元で礼部員外郎という官職に就いており、日本に帰化した後、陳外郎と称しました。
その後、薬とともに伝わったとされる菓子も、薬の色や形に似ていたことから「ういろう」と呼ばれるようになったという由来が伝えられています。
ただし、菓子としてのういろうの成立時期には諸説があります。青柳総本家の公式Q&Aでも、起源を明確に記した文献はないと説明されています。一方、寛永年間(1642年以降)には菓子のういろうが存在していたと考えられています。
江戸時代の書物『倭漢三才図絵』や、1718年刊行の『古今名物御前菓子秘伝抄』にも「ういろう餅」の名称が登場します。
つまり、名古屋だけで生まれた菓子ではなく、各地に広がった歴史ある和菓子なのです。
名古屋でういろうが作られるようになった背景
名古屋のういろうの歴史を語るうえで重要なのが、尾張藩二代藩主・徳川光友と、明から渡来した文人の陳元贇(ちんげんぴん)です。
餅文総本店の公式沿革によると、陳元贇からういろの製法を伝えられたのが、初代餅屋文蔵だったとされています。
餅屋文蔵は尾張藩の御用商人として知られ、伝えられた製法をもとに名古屋でういろ作りを始めたというのが、同店に伝わる由来です。
この歴史を背景に、餅文総本店は名古屋ういろの元祖として紹介されています。
一方、創業年と実際のういろ製造開始年を完全に同一視することには注意が必要です。
国立国会図書館のレファレンス協同データベースには、愛知でのういろ製造販売開始について、元治元年(1864年)とする記述や、万治年間(1658~1659年)とする説が紹介されています。
したがって、1659年は餅文総本店が掲げる創業年として理解し、名古屋での製造開始時期については歴史資料に複数の説があるという整理が適切です。
名古屋名物として全国に広まった転換点
名古屋のういろうが全国的な知名度を獲得した背景には、交通網の発達があります。
青柳総本家の沿革によると、1931年(昭和6年)、三代目の後藤為彦が国鉄名古屋駅構内で「青柳ういろう」の立ち売りを開始しました。
その後、1964年(昭和39年)の東海道新幹線開通が大きな転換点になります。
新幹線を利用する旅行者や出張客が名古屋土産を購入する機会が増え、ういろうは名古屋を代表する菓子として広く知られるようになりました。
青柳総本家の公式Q&Aでも、名古屋駅での販売と新幹線の車内販売が、名古屋名物として定着する重要な出来事だったと説明されています。
【老舗3社を徹底比較】餅文総本店・青柳総本家・大須ういろの違い
名古屋ういろうの老舗を比較すると、歴史の長さだけでは判断できない、それぞれの強みが見えてきます。
まずは創業年、代表商品、食感、価格、賞味期限を一覧にしました。
名古屋ういろう老舗3社の比較表
価格・賞味期限は2026年11月時点で確認できる公式販売情報および名古屋市観光情報の掲載例。商品・容量・販売時期によって異なります。
1. 餅文総本店|1659年創業、名古屋ういろの歴史を伝える老舗
餅文総本店は万治2年(1659年)創業。 3社の中で最も古い創業年を掲げる老舗です。
初代餅屋文蔵から受け継がれてきた製法を大切にし、名古屋ういろの歴史を今に伝えています。
看板商品は「献上外良(けんじょうういろ)」です。
この商品は、尾張二代藩主・徳川光友に献上したことに由来するとされています。
特徴は、もっちりした歯ごたえと、口の中で重たくなりすぎない歯切れのよさです。
一般的なういろうの柔らかさだけでなく、米粉を使った生地の弾力をしっかり感じられる点が魅力です。
主な味は次の4種類です。
- 白:米粉の風味を楽しめる定番。
- 黒:黒糖の風味を生かした味。
- 抹茶:お茶の香りを楽しめる味。
- 栗:栗の風味を加えた贅沢なタイプ。
名古屋市観光情報「名古屋コンシェルジュ」では、献上外良の白・黒・抹茶を各1,080円、栗を1,620円で紹介しています。
また、食べやすい個包装の「ひとくち生ういろ」も販売されており、5個入り594円、10個入り1,188円という価格設定です。
伝統的な棹タイプと、現代的な個包装タイプの両方を選べます。
こんな人におすすめ
- 名古屋ういろの歴史を感じたい人
- 老舗らしい伝統的な製法を重視する人
- 徳川家との由来を持つ和菓子を贈りたい人
- もっちり感と歯切れのよさを楽しみたい人
2. 青柳総本家|1879年創業、名古屋土産の定番ブランド
青柳総本家は、明治12年(1879年)に名古屋の大須で創業しました。
初代の後藤利兵衛が徳川慶勝から「青柳」の屋号を賜り、当初は蒸し羊羹の製造販売を行っていました。その数年後から、ういろうの製造も始めています。
青柳総本家の大きな特徴は、伝統を守りながら、ういろうを全国に届けるための製造技術を発展させてきたことです。
特に注目したいのが、1968年(昭和43年)に開発された密封製法です。
ういろうの生地を特殊なフィルムに密封して蒸し上げる技術により、常温での保存期間を延ばすことに成功しました。
現在の通常の青柳ういろうは、製造日から30日間の賞味期限が設定されています。
代表的な味は次のとおりです。
- しろ:昔ながらの素朴な味。
- くろ:黒糖の風味。
- 抹茶:抹茶の香りと上品な甘さ。
- 上がり:こしあん風味。
- さくら:桜の風味を楽しめる味。
昔のテレビCMで親しまれた「しろ・くろ・抹茶・上がり」という組み合わせは、青柳ういろうを象徴する存在です。
また、青柳総本家は昭和56年(1981年)に「四季づくし」、昭和61年(1986年)に「ひとくち」を発売しました。
長くて大きな棹タイプが一般的だったういろうを、切り分けずに食べられる形にした点も特徴です。
価格の目安は、オンラインショップ掲載の青柳ういろう・しろ(2本入り)が540円、ひとくち5個入りが519円です。
ひとくちタイプは製造日から20日間、通常の棹タイプは30日間の日持ちがあります。
2026年の最新情報としては、製造設備の故障により一時休売していた青柳ういろう(棹)が、2026年10月13日に通常販売を再開しました。公式発表では、全店舗とオンラインショップで販売を再開したと案内されています。ただし、一部の取扱店では入荷時期が異なる場合があります。
こんな人におすすめ
- 名古屋らしい定番土産を探している人
- しろ・くろ・抹茶など複数の味を楽しみたい人
- 賞味期限が比較的長い商品を選びたい人
- 駅や百貨店などで購入したい人
3. 大須ういろ|1947年開始、伝統と新しい食べ方を両立
大須ういろは、昭和22年(1947年)にういろ作りを始めたブランドです。
ここで押さえておきたいのは、1947年はういろ製造の開始年であり、会社設立は1949年2月15日という点です。
大須観音の門前町で生まれ、名古屋の食文化とともに成長してきました。
大須ういろを代表する特徴は、伝統的な「ういろ」と独自の「ないろ」です。
ないろは、ういろの生地に小豆のこしあんを練り込んで蒸し上げた菓子です。
大須ういろが1957年に登録商標を取得したオリジナル商品で、同社を象徴する存在になっています。
一般的なういろがもっちりした食感なのに対し、ないろはしっとり感が強く、さっくりとした歯切れも感じられます。
米粉だけでなく小麦でんぷんを使用した伝統的な製法も、食感の違いに関係しています。
さらに、現代的な商品として注目したいのが「ウイロバー」です。
白・黒・抹茶・桜・ないろの5種類を、アイスキャンディのように持って食べられる形にしています。
従来のういろうは、包丁で切り分けて食べる棹タイプが一般的でした。ウイロバーは、その食べ方を変え、手軽さとデザイン性を両立させた商品です。
公式オンラインショップでは、5本入り864円、賞味期限は3週間と案内されています。
また、ひと口ういろは5個入り648円、10個入り1,296円で販売されています。
こんな人におすすめ
- ないろという名古屋独自の商品を味わいたい人
- 従来のういろうとは違う食感を楽しみたい人
- 若い世代や子ども向けのお土産を探している人
- 見た目や食べやすさも重視したい人
【味の違いと選び方】名古屋ういろうは何が違う?食感・甘さを比較
名古屋のういろうは、基本的に米粉と砂糖を使って蒸し上げる和菓子です。
ただし、原料の配合や蒸し方、包装方法によって、食感や風味は変わります。
3社の違いを知るには、単に甘い・甘くないという評価ではなく、生地の弾力、歯切れ、米粉の風味に注目すると選びやすくなります。
餅文総本店はもっちり感と歯切れのよさ
餅文総本店の特徴は、手づくりの製法によって引き出された独特の食感です。
もっちりした歯ごたえがありながら、口の中に生地が残りすぎない歯切れのよさを備えています。
特に献上外良は、米粉の風味を生かした上品な味わいが特徴です。
濃厚な甘さよりも、素材の風味や伝統的な製法を楽しみたい人に向いています。
青柳総本家は米粉の風味とやさしい甘さ
青柳総本家のういろうは、うるち米の米粉を主原料にしています。
公式Q&Aでも、お米の上品な風味ともっちりしたやさしい食感へのこだわりが説明されています。
味のバリエーションが豊富な点も魅力です。
初めて名古屋ういろうを食べるなら、まずは「しろ」を試し、その後に「くろ」「抹茶」「上がり」と食べ比べると違いが分かりやすくなります。
大須ういろは「ういろ」と「ないろ」の違いが面白い
大須ういろを選ぶなら、ぜひ食べ比べたいのが「ういろ」と「ないろ」です。
| 種類 | 食感 | 味わい |
|---|---|---|
| ういろ | もっちり | 米粉の風味と控えめな甘さ |
| ないろ | しっとり、歯切れがよい | こしあんの風味 |
| ウイロバー | もっちり | 5種類の味を楽しめる |
ないろは、一般的なういろうとは異なる原料配合によって、独自の食感を実現しています。
ういろうの新しい魅力を発見したい人には、特におすすめです。
迷ったときのおすすめの選び方
- 伝統的な名古屋ういろを味わいたい: 餅文総本店の献上外良
- 定番の味を幅広く楽しみたい: 青柳総本家の青柳ういろう
- 違う食感を食べ比べたい: 大須ういろのういろ・ないろ
- 個包装で配りたい: 青柳総本家や餅文総本店のひとくちタイプ
- 見た目や食べやすさを重視したい: 大須ういろのウイロバー
【値段・賞味期限】2026年の価格と日持ちを比較!お土産に適しているのは?
名古屋ういろうをお土産にするとき、意外と見落としやすいのが賞味期限です。
ういろうは米粉を使った蒸し菓子であり、商品によって保存期間に違いがあります。
特に、手づくりの生ういろと密封包装された商品では、日持ちが大きく異なります。
3社の代表商品の価格目安
| 店舗・ブランド | 商品 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| 餅文総本店 | 献上外良(白・黒・抹茶) | 1,080円 |
| 餅文総本店 | 献上外良(栗) | 1,620円 |
| 餅文総本店 | ひとくち生ういろ5個入り | 594円 |
| 青柳総本家 | 青柳ういろう・しろ(2本入り) | 540円 |
| 青柳総本家 | ひとくち5個入り | 519円 |
| 大須ういろ | ウイロバー5本入り | 864円 |
| 大須ういろ | ひと口ういろ5個入り | 648円 |
価格だけを見ると、青柳総本家の棹ういろうは540円から購入でき、比較的手に取りやすい設定です。
餅文総本店は献上外良、大須ういろはウイロバーやないろなど、それぞれ看板商品に特徴があります。
なお、容量や本数が異なる商品同士の価格は単純比較できません。購入時は内容量も確認しましょう。
賞味期限は商品ごとに確認する
各社の公式情報をもとにした賞味期限の目安は次のとおりです。
| 商品 | 賞味期限 |
|---|---|
| 餅文総本店・献上外良 | 製造から14日 |
| 餅文総本店・ひとくち生ういろ | 製造から21日 |
| 餅文総本店・極上ういろ | 製造から7日 |
| 青柳総本家・通常の棹ういろう | 製造から30日 |
| 青柳総本家・ひとくち | 製造から20日 |
| 青柳総本家・生ういろう | 製造から10日 |
| 大須ういろ・ウイロバー | 3週間 |
ここで重要なのは、同じブランドでも商品によって保存期間が異なることです。
例えば、餅文総本店の極上ういろは製造から7日ですが、ひとくち生ういろは21日です。
青柳総本家も、通常の棹ういろうと生ういろうでは賞味期限に大きな違いがあります。
購入時には商品パッケージに記載された日付を確認してください。
ういろうは冷蔵庫に入れたほうがいい?
青柳総本家の公式Q&Aでは、ういろうは常温保存が基本と説明されています。
米粉を使ったういろうは、長時間冷蔵すると生地が硬くなりやすいためです。
夏場に少し冷やして食べたい場合は、1時間程度を目安に冷蔵庫で冷やす方法が紹介されています。
開封後は生菓子と同じように、早めに食べることが推奨されています。
お土産に選ぶならどれがいい?
用途によっておすすめは変わります。
職場や友人へのばらまき土産
個包装タイプが便利です。青柳総本家のひとくちや、餅文総本店のひとくち生ういろが候補になります。
目上の人への贈り物
歴史や由来を伝えられる餅文総本店の献上外良がおすすめです。
旅行帰りに渡すお土産
賞味期限30日の青柳総本家の通常の棹ういろうは、比較的渡す日を調整しやすい商品です。
若い世代や子ども向け
大須ういろのウイロバーは、食べ方も見た目も一般的なういろうとは異なり、気軽に楽しめます。
【店舗一覧・購入場所】名古屋駅や大須で買える?通販も紹介
名古屋ういろうは、各ブランドの直営店だけでなく、駅や百貨店、空港などでも購入できます。
ただし、店舗によって取り扱い商品が異なるため、特定の商品を購入したい場合は事前確認がおすすめです。
餅文総本店の店舗
餅文総本店は、名古屋市内に本店や直営店舗を展開しています。
| 店舗 | 所在地 |
|---|---|
| 本店 | 名古屋市南区豊2丁目36-24 |
| 桃山店 | 名古屋市緑区桃山1-4 |
| 餅屋文蔵の店 | 名古屋市熱田区池内町5-12 |
本店の営業時間は9時~18時です。
本店は名鉄常滑線・道徳駅から徒歩約10分の場所にあります。
公式サイトではオンライン注文にも対応しており、通常在庫のある商品は注文から2~3営業日で届けると案内されています。
青柳総本家の店舗
青柳総本家は、名古屋駅周辺でも購入しやすいことが魅力です。
主な直営店は次のとおりです。
- 大須本店: 名古屋市中区大須2-18-50
- 守山直営店: 名古屋市守山区瀬古1-628-1
- KITTE名古屋店: 名古屋市中村区名駅1-1-1 KITTE名古屋1階
- エスカ直営店: 名古屋市中村区椿町6-9 エスカ地下街
特にエスカ直営店は、名古屋駅の新幹線側に位置しており、旅行や出張の帰りに立ち寄りやすい店舗です。
KITTE名古屋店では、ういろうと抹茶のセットやパフェなどの甘味も楽しめます。
また、ジェイアール名古屋タカシマヤや中部国際空港などにも販売拠点があります。
大須ういろの店舗
大須ういろは、創業の地である大須に本店を構えています。
主な直営店は次のとおりです。
- 大須ういろ本店: 名古屋市中区大須2-18-42
- 大須ういろ大須北店: 名古屋市中区大須2-18-42
- 大須ういろ本部店: 名古屋市緑区清水山2-1619
本店は10時~18時で、定休日はありません。
本部店は大高工場の直売店として営業しており、9時~16時30分、日曜日が定休日です。
また、東海キヨスク、JR名古屋駅、中部国際空港、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアなどにも取扱店があります。
ただし、駅や空港では商品によって取り扱いが異なります。ウイロバーなど特定商品を探している場合は、事前に確認しておくと安心です。
公式通販で購入する方法
名古屋まで足を運べない人は、各社の公式オンラインショップを利用できます。
| ブランド | 通販の特徴 |
|---|---|
| 餅文総本店 | 献上外良、極上ういろ、季節商品など |
| 青柳総本家 | 定番の青柳ういろう、ひとくち、詰め合わせ |
| 大須ういろ | ないろ、ウイロバー、ひと口ういろ、限定商品 |
特に大須ういろは、オンラインショップ限定のういろモナカ詰め合わせなども展開しています。
餅文総本店と青柳総本家も、それぞれ公式通販で定番商品を購入できます。
通販の場合は送料や発送日数が加わるため、贈答用として利用するときは到着日と賞味期限の確認が大切です。
【プロの結論】名古屋ういろうの人気ランキングは?目的別おすすめ3選
名古屋ういろうの人気ランキングを探している人も多いでしょう。
ただし、3社を同じ条件で比較した統一的な販売数量や人気投票のデータは確認できません。
そのため、ここでは売上順位ではなく、歴史、商品独自性、購入のしやすさという観点からおすすめを整理します。
1位:歴史と伝統を重視するなら餅文総本店
1659年創業という長い歴史と、尾張徳川家に献上された由来を持つ献上外良が魅力です。
単に名古屋の名物菓子を贈るだけでなく、その背景にある歴史も一緒に伝えられます。
老舗の伝統を大切にする人や、和菓子好きへの贈り物に適しています。
2位:定番と日持ちを重視するなら青柳総本家
青柳総本家の魅力は、長年親しまれてきた定番の味と、常温30日という保存期間です。
名古屋駅周辺や百貨店などでも購入しやすく、旅行中にお土産を準備する際にも便利です。
初めて名古屋ういろうを購入する人にもおすすめできます。
3位:新しさと食べやすさなら大須ういろ
大須ういろは、伝統的なういろだけでなく、ないろやウイロバーなど独自性のある商品を展開しています。
見た目の楽しさや、食べやすさを重視するなら有力な選択肢です。
特に複数の味を少しずつ楽しみたい人に向いています。
老舗だからこそ知っておきたい3つの誤解
誤解1:名古屋のういろうはすべて同じ味
実際には、米粉の配合、蒸し方、こしあんの使用などによって食感が異なります。特に大須ういろのないろは、一般的なういろとは違う個性を持っています。
誤解2:一番古い店の商品が必ず一番おいしい
創業年は歴史を比較する指標ですが、味の好みとは別の問題です。弾力を重視する人、甘さを重視する人、日持ちを重視する人では最適な商品が異なります。
誤解3:ういろうは冷蔵保存が基本
青柳総本家では常温保存が案内されています。長時間冷蔵すると硬くなる場合があるため、商品の保存表示に従うことが大切です。
【よくある質問】名古屋のういろう老舗に関するFAQ
Q1:名古屋ういろうの元祖はどこですか?
A1:名古屋ういろの元祖として知られるのは、1659年創業の餅文総本店です。尾張徳川家二代藩主・徳川光友に仕えた陳元贇から、初代餅屋文蔵に製法が伝わったという由来があります。ただし、名古屋での製造開始時期には歴史資料上、複数の説があります。
Q2:名古屋ういろうの老舗で最も古いのはどこですか?
A2:今回紹介した3社では、餅文総本店が最も古く、万治2年(1659年)創業です。次いで青柳総本家が1879年創業、大須ういろが1947年にういろ作りを開始しています。
Q3:餅文総本店と青柳総本家はどちらがおすすめですか?
A3:伝統的な製法や歴史を重視するなら餅文総本店、定番の味や日持ち、購入のしやすさを重視するなら青柳総本家がおすすめです。
Q4:名古屋ういろうで日持ちする商品はどれですか?
A4:今回紹介した商品の中では、青柳総本家の通常の棹ういろうが製造日から30日間と比較的長くなっています。ひとくちタイプは20日間、生ういろうは10日間です。商品ごとの表示を確認してください。
Q5:大須ういろの「ないろ」と普通のういろは何が違いますか?
A5:ないろは、生地にこしあんを練り込んで蒸し上げた大須ういろ独自の商品です。一般的なういろがもっちりしているのに対し、ないろはしっとり感と歯切れのよさが特徴です。
Q6:名古屋駅で老舗のういろうを購入できますか?
A6:購入できます。青柳総本家はKITTE名古屋店やエスカ直営店などに店舗があります。餅文総本店や大須ういろも、駅周辺の販売店や取扱店を利用できます。ただし、商品や在庫は店舗によって異なります。
Q7:名古屋ういろうは通販でも購入できますか?
A7:餅文総本店、青柳総本家、大須ういろはいずれも公式オンラインショップを展開しています。定番商品や詰め合わせ、季節限定商品などを購入できます。
まとめ:名古屋ういろうは老舗ごとの個性で選ぶのが正解
名古屋のういろうは、単なる名物土産ではありません。江戸時代から続く和菓子文化と、明治・昭和を通じた製造技術の進化が詰まった、名古屋を代表する伝統菓子です。
今回紹介した3社には、それぞれ異なる魅力があります。
- 餅文総本店: 1659年創業。献上外良を中心に、歴史と伝統を味わえる老舗。
- 青柳総本家: 1879年創業。定番の味と保存性、購入のしやすさが魅力。
- 大須ういろ: 1947年に製造開始。ないろやウイロバーなど、独自の商品展開が特徴。
選び方に迷ったら、歴史を重視するなら餅文総本店、日持ちや定番の味なら青柳総本家、新しい食べ方や個性を楽しむなら大須ういろを選ぶとよいでしょう。
2026年現在も、3社はそれぞれの伝統を受け継ぎながら、商品や販売方法を進化させています。
名古屋を訪れた際には、ぜひ複数の老舗のういろうを食べ比べてみてください。同じ名古屋名物でも、店ごとに異なる食感や甘さ、歴史に出会えるはずです。 (出典: ういろう 名古屋 老舗(Yahoo!ニュース))